~趣味の世界~
S&Tの電動ガン、BABY M4(M231ストック仕様)です。

ウチには古参のコンパクト銃としてマルイのコン電MP7A1があるのですが、老体なのでトラブルが多く現在バッテリー蓋を半開きにすると撃てるが閉めると撃てなくなる、というトラブルに見舞われていて、もういい加減面倒臭いので代わりになるものを入手しようという事になりました。
といってもMP7A1に匹敵する利便性とコンパクトさを持った銃といっても中々ありません。コンパクトさであればマルイのMP5Kがありますが、今更MP5か・・・というのもあり、またストック無しは割り切りすぎに感じます。それにMP7A1もMP5もマガジンが細いのでここもトラブルが多く、MP7A1では多弾マグのゼンマイが撃ってるうちにリリースされてしまう事がしばしば。そもそもジャラジャラうるさい多弾マグはあまり好きではありません。
ではどうするか。アフターパーツいっぱいすでに持ってるパーツもいっぱいなM4系。アサルトライフルがPDWの代わりになるか?というとM4系でもMP5Kほどではないものの非常に短いモデルがあります。それにM4系のマガジンはスプリング式でも100発以上の装弾数があります。早速ネットで見繕ってみるとSTUBBY KILLERやBABY M4なるモデルが見つかります。香港や台湾のメーカーからいくつか出ているのですが、短い固定ストックのものは好みでないので除外すると大分絞り込まれ、最終的に選んだのがS&TのBABY M4のうちM231ストックのこのモデル。小さい割にちょっと重量があるようなので迷ったのですが、決めてしまいます。


ていうか、またS&T(うちにはタボールやG36CVもあります)・・


値段は2万2千円ほど。S&Tの電動ガンは品質面ではネットでの評判があまり冴えませんが、価格設定が低めで買いやすく、失敗しても笑って済ませられるのが良いところ。


箱の左面には初速証明書が貼られています。測定日時が去年の12月で半年経っていますが、大体90m/s前後に調整されています。


開封。説明書は無く、UFCの保障書が1枚だけ入っていました。この保証書に添付されたユーザー登録ハガキを送って登録しないと保障が受けられないようです。


中身は銃本体とマガジン、バッテリーボックスの3点。


バッテリーボックスを使用する方式になっており、短いRASハンドガードの穴から配線が出ています。端子は一般的なミニバッテリー端子。


本体の塗装はつや消しの黒。また樹脂パーツはグリップくらいで他はフルメタルです。私はM4のメタルレシーバーはこれが初めて。


マガジンハウジングの左側面には米海兵隊を示すプリントがあります。


グリップはレシーバー後端まで伸びたやや前後に大きいタイプ。電動ガン用のM16A2タイプグリップは丸い断面を感じさせる握り心地ですが、こちらはグロックに似た、前後に長く側面が平たい印象の握り心地です。
ストックはM231タイプと呼ばれる伸縮式の簡易な形状のストックが装備されています。これはG&Pが出していた「Tank Extended Stock」と同形状のもので、その名の通り戦車の車内での取り回しを考慮して作られたものとされています。M3グリースガンのストックも同様のワイヤーを曲げた伸縮ストックですね。


レシーバー上のレイルにはフリップアップ式の「ナイツタイプ」と呼ばれるリヤサイトが装備されています。前後左右の調整が可能。ピープサイトの下の軸を回すとピープが上下に昇降し、右にあるダイヤルを回すとピープが軸ごと左右に移動します。


マガジンハウジングの右側面には米海軍を示すプリントがあります。左側には米海兵隊なのでこのチグハグさが許せない人もいるかも知れませんね。ただしメーカーを示す刻印が銃のどこにもないので、この部分で「S&Tのやつ」と分かるのでは。


レシーバー前端に固定されたRASハンドガードの上側のレイル上にはリヤ同様にナイツタイプのフリップアップ式フロントサイトが装備されており、こちらは上下にのみ微調整ができるようになっています。


前後サイトは立てたところと畳んだところでクリックはありますがロックはされません。チャージハンドルを引くとポートカバーがパシャッと開き、ボルトパーツが後退してホップダイヤルが現れます。この辺りはマルイのスタンダードM4と同様。


ストックは基部右側に出ているボタンを押しながら引っ張ると伸縮できます。


レシーバー後端から突き出ているバッファチューブと同じ長さと、更に伸ばしたところとで固定できます。一番伸ばした状態でもやや短く感じますが、簡易ストックとしては十分実用に耐えるでしょう。


バッファチューブは基部にねじ込まれているので外す事もでき、この状態で使用する事もできます。


バッファチューブはただの筒なのでここに小さめのリポバッテリーを収める事もできます。ただし配線は前から出ているのでここをバッテリースペースにするにはメカボックスを開けて後方配線に引き直す必要があるためやや敷居が高いです。


銃口。1~2cmほどのところまでインナーバレルが来ているのが見えます。


サプレッサーはアウターバレル前端にあるM14逆ネジにねじ込まれており、インナーバレルはアウターバレル前端から6cmほど突き出ています。サプレッサー内部には消音構造などはありませんが、短いインナーバレルに換えてサプレッサー内に消音材を入れれば消音効果が出せるでしょう。アウターバレルにはガスブロックやガスチューブは付いていません。


マガジンは本体と同じつや消し黒に塗られた金属外装のゼンマイ式多弾マガジンが付属します。


基本的にマルイやその他メーカーのスタンダード電動M4系互換タイプです。左側面に六角レンチでゼンマイを巻けるようにするため穴が開いています。


マガジンを銃に装着したところ。ややマガジンキャッチの掛かりが悪く、普通にスッと差し込んでもロックされず、差し込みきったところで少しグリグリっとしてやる感じで差し込むと良いでしょう。マルイやG&Gのマガジンはやや前後がきつく、マグプルPマグはスムーズなので少し相性があります。(タボールに付いてきたマガジンは刺さりませんでした)


付属のPEQタイプ?のバッテリーボックス。


レイルへの固定金具以外はプラ製で、あまり剛性感はありません。


バッテリーはセルが3列になっているものをバッテリーボックスを分解して収める必要があり、汎用性がありません。持ってる小さいリポバッテリ―も斜めにしてギリギリ入らないような寸法。


なりは小さいですが持ってみるとズシリと重い印象があり、計ってみると2.7kgほどもあります。MP7A1がバッテリーやドットサイト含む全備重量で1.5kgほどなのでちょっと厳しい重さ。


ウチのマルイMP7A1と。大きさ的には許容範囲。重さは・・使う方の鍛錬が必要ですね。


初速は94~98m/s、サイクルは7.4V800mAのリポバッテリーで約12発/秒。サイクルは標準的ですが初速はちょっと元気なのでフィールドによっては調整しないとNGされちゃうかもしれません。
作動面では非常に調子良く、ホップも過不足なく効いていて変なノイズもなくこのまま問題無く使えそうな印象。ゲーム派の方が振り回してバリバリ数撃っていくとどうなるか分かりませんが、十分使い物になるかと思います。



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いやぁ油断してると増えてゆきますねM4・・・
今回のS&T BABY M4はまだバッテリーをどう収めるかが課題として残っていますが概ね満足のゆく品でした。


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