~趣味の世界~
引き続き押し入れから発掘した古いトイガンのマニュアル。

今回は今は亡きLS(エルエス)のエアーコッキングガン、AK74のマニュアルです。
これはキットのもので、内部機構がどうなっているかも詳細に窺えるものです。廉価なエアーコッキング式の長物はどちらかといえばマルイのように前から後ろまで一体モナカにして強度を持たせ、発射機構もその内側にシンプルに配置するのが一般的。しかしLSのものは電動ガンのメカボックスのような発射機構が内部にユニット化されています。これは元々がプラモデル式のモデルガンをベースに発射機構を組み込んでエアガン化した製品であるからでしょうか。LSのAK74はエアコキの他にBV式のガスガンもラインナップされていました。ハンドガードやストック、アウターバレル等は分割されていて全部一体化されている製品に較べオモチャっぽさは軽減されているものの、如何せん構成パーツの大半がABS樹脂製なため分割部分で剛性が低下しやすい傾向にあり、この製品も格好は良いけど長い本体が全体的にグニャグニャした印象は否めませんでした。その一方で改造などは比較的しやすく、ハンドガードとアウターバレルの締結に実銃にはないレールを介した構造があらかじめ取られていて、簡単にポンプアクション化できるようにもなっていました。コッキングが比較的軽いのでポンプアクション化するとマルゼンのCA870くらいのコッキングの軽さに仕上がります。私はストックの基部を切り飛ばして蝶番をネジ留めしAK74Mのように左にストックを畳めるように改造していました。
LSが倒産後はアリイが金型を引き取ったといい、アリイブランドで再販されましたがその後海を渡って韓国のトイスターがHOP機構搭載やマガジンリップの変更などのアップデートをして生産していました。
銃自体は90年代後半に友人に譲渡。




















サイズはA4版の16ページ構成。紙質はノートの紙みたいなやつです。
実射性能は良好でしたがコッキングレバーが折れやすかったのと、マガジンがクソ(弾上がりが悪い、リザーブタンクから弾が流れにくい、フォロワースプリングがクシャりやすい等)だったのが思い出にあります。



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