~趣味の世界~
HYUGAのドットサイトTRDです。
6980円。ドットサイトの値段としては中の下~下の上といったあたり?
日本語の説明書が付属。HYUGA製品は中華パチモノっぽさが漂いますがこういったあたりでまだいくらか安心感があります。
いわゆるACOGレプリカですが肝心の外形はちょっとコレジャナイ感じ・・・ACOGの特徴はマウントベースに対しチューブが後ろ側に寄って取り付いているのですが、これはあまり後ろへ寄っておらず格好があまり良くありません。2つに束ねられたLR44電池と、形の違うレイルへの取り付けネジが付属。
もっとも、銃に取り付けてしまえばまあACOGっぽく見えるハズ。大体ACOGっぽい形してりゃOKという人向き。
本来のACOGはドットサイトではなく4倍固定のライフルスコープで、十字のレティクルに目盛りなどがふってあり中央が十字型に発光するもの。軍用のM16やM4のために開発されたものでタイプも色々あり、ポピュラーなものはTA31というタイプでチューブ後半の上面の小さなドットサイトやチューブ前半上面に這うピンク色の集光チューブから光を取り入れてレティクルを発光させる機能などが盛り込まれてるほか、発光物質であるトリチウムを使い暗闇でもレティクルが発光するなど機能性の高い光学機器です。ACOGは一般に「エイコッグ」と読みますが、明確に決まっているわけではなく別にエーコグでもアコグでもエーシーオージーでも好きに呼べって感じらしいです。
視界は標準的な30mm径チューブタイプドットサイトとあまり変わりません。安物らしく見晴らしが青いのも好み次第。
対物側のレンズは真っ赤なコーティング。安いドットサイトは大体こうですが、これも好み次第。
下側。大半の部分が金属製(多分アルミ合金)なので剛性は十分。レイルへの取り付けネジは標準では手回ししやすい蝶ネジのような形のものが付いていますが、六角のものも付属しています。標準で付いているものの方が使いやすいですが銃によっては干渉する場合もあるのでその場合は六角のものに付け替えましょう。
電池はチューブ下のベース部分の後端にあるダイヤルを回して外した中に入ります。本来ACOGのこの部分は前後に抜けていて幅が細くなっておりM16のキャリハンの上に取り付けられるのですが、これは幅が大きく後端にダイヤルがあるためキャリハン上に取り付ける事はできません。
チューブ中央の上と右にあるダイヤルはドットの上下調整ネジのフタ。Oリングはあり防水性が持たされています。
ドットは輝度が0~7の8段階切り替えのレッドドットで、形状は+型。上写真は輝度1。
輝度7。3か4あたりが丁度良い明るさ。写真だと割りときれいに+型をしていますが、肉眼だと3つか4つくらいにブレたでかいドットに見え、かなり大雑把なサイティングになります・・・(12/24追記・ブレてたのは俺の目の方でした・・・メガネかけたらちゃんとブレずに見えました)
マルイスタンダード電動M4に載せたところ。MBUS2があるので前寄りですが、単体ならもっと後ろ寄りの方が良いでしょう。倍率のあるACOGのレプリカはアイレリーフ(接眼レンズと目の最適距離)がかなり近いものが多く、かなり後ろ寄りに載せた上でゴーグルがぶつかるくらいでないと覗けなくて正直普通のスコープより使いにくい・・・という声をよく聞きます。
もっともこの製品はドットサイトなので目から遠くても良いのですが、逆に近いと視界が狭くてよろしくないかも。上写真は距離1.5mほどでキャッチターゲットに狙いをつけているところ。
MBUS2を立てたところ。MBUS2はレイルの最後端に取り付けていますが、接眼レンズのフチゴムに当たってしまいます。当たるといってもギリギリなので強くフチゴムを叩いたりするわけではありません。
MBUS2越しにフロントサイトを見たところ。ちょうどチューブの中央を視線が通るので高さはバッチリです。
下面にある2本のマイナスネジを外すとサイト本体とマウントベースに分離できます。前述の通り、本来はこの状態でM16のキャリハン上に載せられるのですが、この製品は幅が違うので取り付けられません。
ただ、前後を入れ替える事でレイルへの取り付けネジを右側に移す事ができます。こっち側の方が右手でネジを回しやすいので操作性が良く感じます。慣れにもよるのでここはお好みで。
タボールに載せていたオープンタイプのドットサイトがイマイチ使いにくかったので載せかえました。このオープンドットもHYUGAのもの。KONIEだっけか。オープンドットもタボール標準の前後サイトも高さが低くて覗きにくかったのですが、このTRDだと覗きやすい高さになります。ベースに対し前寄りにチューブが付いててイマイチACOGらしくないこのTRDが今度はL85に載せたSUSATみたいになる瞬間。
バトラーキャップが付かないので銃を立てて保管する人はレンズにホコリが積もらないように注意しましょう。ウチでは幸いこのタボールはこのようにスリングで吊って横に向いてるのでOK。バトラーキャップが無いサイトを載せたまま立てて保管している銃はサイトに袋を被せているのですが、そうすると気の向いた時に手に取る気にならずおのずと触らなくなってしまうのです・・・
HYUGAのドットサイトTRD、ACOGレプリカとしてもドットサイトとしてもちょっと物足りない一品ではありますが、どこ製か判るACOGレプリカとしては最廉価クラスですのでこんなもんだと思うべきでしょう。ACOGレプリカは最低でも1万円以上は出さないと満足のいく品は無いかもしれません。
6980円。ドットサイトの値段としては中の下~下の上といったあたり?
日本語の説明書が付属。HYUGA製品は中華パチモノっぽさが漂いますがこういったあたりでまだいくらか安心感があります。
いわゆるACOGレプリカですが肝心の外形はちょっとコレジャナイ感じ・・・ACOGの特徴はマウントベースに対しチューブが後ろ側に寄って取り付いているのですが、これはあまり後ろへ寄っておらず格好があまり良くありません。2つに束ねられたLR44電池と、形の違うレイルへの取り付けネジが付属。
もっとも、銃に取り付けてしまえばまあACOGっぽく見えるハズ。大体ACOGっぽい形してりゃOKという人向き。
本来のACOGはドットサイトではなく4倍固定のライフルスコープで、十字のレティクルに目盛りなどがふってあり中央が十字型に発光するもの。軍用のM16やM4のために開発されたものでタイプも色々あり、ポピュラーなものはTA31というタイプでチューブ後半の上面の小さなドットサイトやチューブ前半上面に這うピンク色の集光チューブから光を取り入れてレティクルを発光させる機能などが盛り込まれてるほか、発光物質であるトリチウムを使い暗闇でもレティクルが発光するなど機能性の高い光学機器です。ACOGは一般に「エイコッグ」と読みますが、明確に決まっているわけではなく別にエーコグでもアコグでもエーシーオージーでも好きに呼べって感じらしいです。
視界は標準的な30mm径チューブタイプドットサイトとあまり変わりません。安物らしく見晴らしが青いのも好み次第。
対物側のレンズは真っ赤なコーティング。安いドットサイトは大体こうですが、これも好み次第。
下側。大半の部分が金属製(多分アルミ合金)なので剛性は十分。レイルへの取り付けネジは標準では手回ししやすい蝶ネジのような形のものが付いていますが、六角のものも付属しています。標準で付いているものの方が使いやすいですが銃によっては干渉する場合もあるのでその場合は六角のものに付け替えましょう。
電池はチューブ下のベース部分の後端にあるダイヤルを回して外した中に入ります。本来ACOGのこの部分は前後に抜けていて幅が細くなっておりM16のキャリハンの上に取り付けられるのですが、これは幅が大きく後端にダイヤルがあるためキャリハン上に取り付ける事はできません。
チューブ中央の上と右にあるダイヤルはドットの上下調整ネジのフタ。Oリングはあり防水性が持たされています。
ドットは輝度が0~7の8段階切り替えのレッドドットで、形状は+型。上写真は輝度1。
輝度7。3か4あたりが丁度良い明るさ。写真だと割りときれいに+型をしていますが、肉眼だと3つか4つくらいにブレたでかいドットに見え、かなり大雑把なサイティングになります・・・(12/24追記・ブレてたのは俺の目の方でした・・・メガネかけたらちゃんとブレずに見えました)
マルイスタンダード電動M4に載せたところ。MBUS2があるので前寄りですが、単体ならもっと後ろ寄りの方が良いでしょう。倍率のあるACOGのレプリカはアイレリーフ(接眼レンズと目の最適距離)がかなり近いものが多く、かなり後ろ寄りに載せた上でゴーグルがぶつかるくらいでないと覗けなくて正直普通のスコープより使いにくい・・・という声をよく聞きます。
もっともこの製品はドットサイトなので目から遠くても良いのですが、逆に近いと視界が狭くてよろしくないかも。上写真は距離1.5mほどでキャッチターゲットに狙いをつけているところ。
MBUS2を立てたところ。MBUS2はレイルの最後端に取り付けていますが、接眼レンズのフチゴムに当たってしまいます。当たるといってもギリギリなので強くフチゴムを叩いたりするわけではありません。
MBUS2越しにフロントサイトを見たところ。ちょうどチューブの中央を視線が通るので高さはバッチリです。
下面にある2本のマイナスネジを外すとサイト本体とマウントベースに分離できます。前述の通り、本来はこの状態でM16のキャリハン上に載せられるのですが、この製品は幅が違うので取り付けられません。
ただ、前後を入れ替える事でレイルへの取り付けネジを右側に移す事ができます。こっち側の方が右手でネジを回しやすいので操作性が良く感じます。慣れにもよるのでここはお好みで。
タボールに載せていたオープンタイプのドットサイトがイマイチ使いにくかったので載せかえました。このオープンドットもHYUGAのもの。KONIEだっけか。オープンドットもタボール標準の前後サイトも高さが低くて覗きにくかったのですが、このTRDだと覗きやすい高さになります。ベースに対し前寄りにチューブが付いててイマイチACOGらしくないこのTRDが今度はL85に載せたSUSATみたいになる瞬間。
バトラーキャップが付かないので銃を立てて保管する人はレンズにホコリが積もらないように注意しましょう。ウチでは幸いこのタボールはこのようにスリングで吊って横に向いてるのでOK。バトラーキャップが無いサイトを載せたまま立てて保管している銃はサイトに袋を被せているのですが、そうすると気の向いた時に手に取る気にならずおのずと触らなくなってしまうのです・・・
HYUGAのドットサイトTRD、ACOGレプリカとしてもドットサイトとしてもちょっと物足りない一品ではありますが、どこ製か判るACOGレプリカとしては最廉価クラスですのでこんなもんだと思うべきでしょう。ACOGレプリカは最低でも1万円以上は出さないと満足のいく品は無いかもしれません。