~趣味の世界~
ACROのデザートイーグル357のフレーム側を分解します。
まずスライドとバレルを外しておきます。手順は前回の記事参照。上下に分割したら次はフレーム側です。マガジンポート内から銀色に見える部分を押すとパコッとグリップパネルが浮き上がるので引っぺがします。グリップ裏面には板状のウェイトが両面テープで貼り付いています。ウェイトの増量はグリップ後面の内側にちょっとだけ入りそうですが大した量は入りそうにありません。370gほどと軽い銃なのですが・・・
マガジンキャッチは右側にネジが見えているのでネジを抜けば単純に外れる簡単な構造。ただし組み付けるときはネジ側のパーツの向きを間違えないように。スライドストップは摘んでちょっと持ち上げながら上側へずらすと抜けます。軸はトリガーピンを兼ねているのでトリガーも外れます。テイクダウンピンが刺さっていた穴の下にある突起は摘んで外すと中にネジが隠れていました。
ハンマーの軸のあたりにピンが1本刺さっており、これを抜くとハンマー一式が上へ抜けます。ピンはハンマーの軸の中心の穴を通っているのでピンを抜いてもハンマーがバラけたりはしません。上画像ではネジを3本浮かせた状態にしていますがネジを抜いてもハンマー付近からグリップ後ろ面上半分にかけての部分は接着されていて左右分割する事が出来ませんでした。フレームは接着してしまっても問題無いのですでに接着されている部分以外をこじ開いて接着剤をつけて貼り合せてしまって、合わせ目処理をしてしまっても良いでしょう。その場合フレーム前端の合わせがイマイチ良くないのでヤスリを入れてピッタリさせておくとなお良いかと思います。
右側のトリガーバーが元々入っていなかったので左側を左右対称にして複製します。プラ板積層で比較的簡単に作れました。
厚みが足りなくてちょっと左右方向に遊びがありますがキチンと動作できるように作れました。材質上強度が不安ですが応力が集中するところではないのでまあ大丈夫かな?スライド右側のセーフティレバーを下げるとちゃんとトリガーロックできるようになります。組み付けは組む時の逆なので簡単ですが、ハンマー一式にトリガーバー左右を組んでフレームに軽く差し込み、その状態でトリガーを組み付けないとうまくトリガーが収まりません。難しいところや力の居る部分などは無く、分解組み付けが非常に楽な銃です。
最後に、スライドを引く手でつい押してズレてしまいがちなリヤサイト。とりあえず周辺ににじんだ油分を拭きとって・・・
割り切って瞬着で固定してしまいました。スライドを引いてコッキングし、サッとターゲットへ向けてサイティングしたらサイトがズレてた・・・なんて興醒めもいいところなので。
良い銃は使い込んで愛着を持たせ、イマイチな銃は手を入れて愛着を持たせるが良し。
買ったけどイマイチなんで触ってないそのトイガン、ちょっと手を入れてみませんか?
煮ても焼いても食えないカス銃は仕方無いとして、案外簡単に何とかなる場合もあります。
まずスライドとバレルを外しておきます。手順は前回の記事参照。上下に分割したら次はフレーム側です。マガジンポート内から銀色に見える部分を押すとパコッとグリップパネルが浮き上がるので引っぺがします。グリップ裏面には板状のウェイトが両面テープで貼り付いています。ウェイトの増量はグリップ後面の内側にちょっとだけ入りそうですが大した量は入りそうにありません。370gほどと軽い銃なのですが・・・
マガジンキャッチは右側にネジが見えているのでネジを抜けば単純に外れる簡単な構造。ただし組み付けるときはネジ側のパーツの向きを間違えないように。スライドストップは摘んでちょっと持ち上げながら上側へずらすと抜けます。軸はトリガーピンを兼ねているのでトリガーも外れます。テイクダウンピンが刺さっていた穴の下にある突起は摘んで外すと中にネジが隠れていました。
ハンマーの軸のあたりにピンが1本刺さっており、これを抜くとハンマー一式が上へ抜けます。ピンはハンマーの軸の中心の穴を通っているのでピンを抜いてもハンマーがバラけたりはしません。上画像ではネジを3本浮かせた状態にしていますがネジを抜いてもハンマー付近からグリップ後ろ面上半分にかけての部分は接着されていて左右分割する事が出来ませんでした。フレームは接着してしまっても問題無いのですでに接着されている部分以外をこじ開いて接着剤をつけて貼り合せてしまって、合わせ目処理をしてしまっても良いでしょう。その場合フレーム前端の合わせがイマイチ良くないのでヤスリを入れてピッタリさせておくとなお良いかと思います。
右側のトリガーバーが元々入っていなかったので左側を左右対称にして複製します。プラ板積層で比較的簡単に作れました。
厚みが足りなくてちょっと左右方向に遊びがありますがキチンと動作できるように作れました。材質上強度が不安ですが応力が集中するところではないのでまあ大丈夫かな?スライド右側のセーフティレバーを下げるとちゃんとトリガーロックできるようになります。組み付けは組む時の逆なので簡単ですが、ハンマー一式にトリガーバー左右を組んでフレームに軽く差し込み、その状態でトリガーを組み付けないとうまくトリガーが収まりません。難しいところや力の居る部分などは無く、分解組み付けが非常に楽な銃です。
最後に、スライドを引く手でつい押してズレてしまいがちなリヤサイト。とりあえず周辺ににじんだ油分を拭きとって・・・
割り切って瞬着で固定してしまいました。スライドを引いてコッキングし、サッとターゲットへ向けてサイティングしたらサイトがズレてた・・・なんて興醒めもいいところなので。
良い銃は使い込んで愛着を持たせ、イマイチな銃は手を入れて愛着を持たせるが良し。
買ったけどイマイチなんで触ってないそのトイガン、ちょっと手を入れてみませんか?
煮ても焼いても食えないカス銃は仕方無いとして、案外簡単に何とかなる場合もあります。