~趣味の世界~
今年最初の更新になります皆様明けましておめでとうございます。
さて東京にも雪が降りかの地では交通がマヒしたりしている一方で雪ひとつ残ってなくてニヤニヤしてたらこっちにも降ってきやがったッって感じの北陸の朝に届けられた1本の筒。
PDI製のパーツが4点詰め合わされていました。AKアウターバレルロング、AKクリーニングロッドロング、逆正変換アダプター、AMD65タイプハイダー。
PDIのカタログも同梱されていました。うへへこういうの好き。
では早速組み付けだ!まずはAKアウターバレルロング。
表面はザラッとしたつや消し黒でジュラルミン製。長いですが非常に軽量です。
内径がインナーバレル外径に対し詰められているので厚みがかなりあり、細身なAK47のバレルといえど剛性はしっかり確保されている印象。そりゃもちろんフロントサイトを持ってゴルフスイングして壁にぶつけたりとか、曲げ方向にデブが全体重掛けたりしたら曲がったり折れたりするでしょうが、常識外の話をしたらきりがありません。ただ、立てかけてある銃を手に取ろうと銃身を掴んだ時、重量があるのに銃身に剛性が無い銃などはその時にちょっと不安になるもの。
上画像はフロントサイトが取り付く側で、先端すぐの位置にネジ穴がありここが下側になります。
こちらはチャンバー側。AK47のアウターバレルは途中で段が付いてそこから後ろが太くなっています。後端から少し前へ行った左側面に1つ穴があり、更にそのずっと先の下面にネジ穴がある構成。これがマルイAK47互換アウターバレルの特徴であるハズです。
ウチのAK47はマルイコピーであるCYMAのAK47タクティカル(CM.039C)です。はたしてすんなり取り付くのか?まずは銃前半部と後半部をサッと分離しておきます。分解手順もマルイAK47と同じハズ。
アウターバレルを外すだけならばこのネジが山盛りな部分をバラす必要は無く、左側面にある銀色の留め具を外せばアウターバレルのロックが解除されます。
引っ張ったけど固かったのでどうせ外すフロントサイトを下のネジを緩めて外します。インナーバレルがちょっと突き出ているのでアウターバレルを掴んだ手の親指でここを押すとズルッとアウターバレルが抜けてきます。
摘出したアウターバレルとロングアウターを並べたところ。元々付いていたアウターバレルは内径が広く肉薄ですが重量は1.5倍くらいあるように感じます。磁石につかないので少なくともスチールではなく多分アルミですが、スチールアウターってどんだけ重いんでしょうね。
ロングアウターを差込みます。表面が粗いつや消しなので金属製のバレル付け根への差込みはジョリジョリとしたちょっと嫌な感触ですがどうにか入ってゆきます。インナーバレルとのフリクション感は適度な感じで、インナーバレルをテープ巻きにしたりしなくてもブレたりはしなさそう。そして一杯に差し込みますが、左側の固定穴が1mmほど前側にズレています・・・
チャンバー側はキッチリ付け根の突起に当たるまで行っています。うーむ・・・
銀色の留め具を削るのが簡単そうですが、元に戻した時抜け側にズレてガタガタになってしまうのでロングアウターの穴を後ろ側へ長穴にする方が良いでしょうか。スチールアウターだったら悲惨だった・・・
リューターでジョリジョリ削ります。ジュラルミンはさすがに亜鉛合金よりは削りにくいですがまだ全然どうにかなるレベル。ズレ幅は1mm弱程度ですが肉厚があるので斜めになると止め具とカッチリ合わないので垂直になるように注意して削ります。割と現物合わせ。
止め具が斜めになったりせずきちんとはまるようになるまで削ります。ここがきちんとしてないと長いアウターがグラついてダサいので・・・
止め具がきちんと取り付きました。まだ安心はできません。遠足だって家に帰るまでが遠足です。
ハンドガードとガスパイプ周りのパーツを前側から差し込んで取り付けます。ガスパイプ固定ネジは銃に付属のものがピッタリ使えました。目立ったガタもなし。
フロントサイトも取り付け。こちらもネジ穴径・ネジピッチ共に問題なし。
ここで参上PDI AKダミークリーニングロッドロング。
AKの銃身下に這うクリーニングロッドもアウターバレルに合わせて長いものに換える必要があります。電動ガンの場合ただの飾りであり無くても実用上問題ありませんが、AKの外観的には問題があります。これが無いと姿がしまらないのがAK。
クリーニングロッドは本来はハンドガードを貫通してレシーバー前端まである長さなのですが、マルイ電動AK47とそのコピーの場合ではハンドガード下半分前端の金具までの長さしかありません。おまけに結構アバウトな取り付け方になっています。ガスパイプ付け根の下にある穴へロッドを差込み、ハンドガード前端の金具へ差し込みますがその時フロントサイト下でロッドの前端が引っかかるので下側へ曲げるように引っ張りつつ差込み、フロントサイト下のくぼみへロッド前端の太くなっている部分を落とし込みます。抜く時は下側へロッド前端を引っ張りながら引っこ抜くだけ。
差し込んでみたらあと1mmくらいってところでフロントサイト下のくぼみにはまらず、僅かに差込みきれないので干渉している上写真のハンドガード前端の矢印で示した位置を削ってやります。この前の金具の穴も少しきついですがここを緩くするとロッドが抜けやすくなってしまうので避けた方が良いでしょう。ロッドを少し曲げておけばフロントサイト下のくぼみへ押し付けるようにも出来るし、抜くときはロッドを回せばくぼみから離れるので抜きやすくなります。ただし曲げる量はほんの少しに留めないとアウターバレルに対してロッドが湾曲していてカッコ悪くなります。
最後はフラッシュハイダー。標準でついているAKMタイプもシンプルで小型軽量かつ個性的で実用的ですがロングバレルにはイマイチ似合わない気がするのでちょっと大きめなタイプとしてAMD65(ハンガリー製AK47のバリエーションモデル)タイプのハイダーをチョイス。まあたまたま安い品があったのでなんとなく選んじゃったんですけど・・・
逆ネジタイプのハイダーで下側にイモネジ、上側にマルイAK47のハイダー取り付け部上にある位置固定用のスプリングを利用するためのくぼみがあります。表面仕上げは粗いつや消しで、大きさの割りには軽量です。ただ、ネジ山の噛み合い最初一発目がうまくいかず、ちょっと押し込みながら締める必要がありました。ネジ山にはオイルを吹いてから少し磨いてやった方が良いでしょう。ライラクスのファット&スリムサプレッサーなどと同様、ネジ山にまで粗いつや消し処理がされているからです。
そして装着完了。
長ぇ・・・マジ長ぇ
ストックを縮めた状態で1080mm、伸ばした状態で1150mmに達します。インナーバレルは標準のままなので性能的には普通のままなのですが、この銃はセミオートがロックしやすいのでフルオートでバリバリ撃つ方が似合う感じですからAK47の軽機関銃モデルであるRPK風の姿こそふさわしい・・・というのが今回の趣旨。バイポッドまでは手が回らなかったけど概ね満足。
さて東京にも雪が降りかの地では交通がマヒしたりしている一方で雪ひとつ残ってなくてニヤニヤしてたらこっちにも降ってきやがったッって感じの北陸の朝に届けられた1本の筒。
PDI製のパーツが4点詰め合わされていました。AKアウターバレルロング、AKクリーニングロッドロング、逆正変換アダプター、AMD65タイプハイダー。
PDIのカタログも同梱されていました。うへへこういうの好き。
では早速組み付けだ!まずはAKアウターバレルロング。
表面はザラッとしたつや消し黒でジュラルミン製。長いですが非常に軽量です。
内径がインナーバレル外径に対し詰められているので厚みがかなりあり、細身なAK47のバレルといえど剛性はしっかり確保されている印象。そりゃもちろんフロントサイトを持ってゴルフスイングして壁にぶつけたりとか、曲げ方向にデブが全体重掛けたりしたら曲がったり折れたりするでしょうが、常識外の話をしたらきりがありません。ただ、立てかけてある銃を手に取ろうと銃身を掴んだ時、重量があるのに銃身に剛性が無い銃などはその時にちょっと不安になるもの。
上画像はフロントサイトが取り付く側で、先端すぐの位置にネジ穴がありここが下側になります。
こちらはチャンバー側。AK47のアウターバレルは途中で段が付いてそこから後ろが太くなっています。後端から少し前へ行った左側面に1つ穴があり、更にそのずっと先の下面にネジ穴がある構成。これがマルイAK47互換アウターバレルの特徴であるハズです。
ウチのAK47はマルイコピーであるCYMAのAK47タクティカル(CM.039C)です。はたしてすんなり取り付くのか?まずは銃前半部と後半部をサッと分離しておきます。分解手順もマルイAK47と同じハズ。
アウターバレルを外すだけならばこのネジが山盛りな部分をバラす必要は無く、左側面にある銀色の留め具を外せばアウターバレルのロックが解除されます。
引っ張ったけど固かったのでどうせ外すフロントサイトを下のネジを緩めて外します。インナーバレルがちょっと突き出ているのでアウターバレルを掴んだ手の親指でここを押すとズルッとアウターバレルが抜けてきます。
摘出したアウターバレルとロングアウターを並べたところ。元々付いていたアウターバレルは内径が広く肉薄ですが重量は1.5倍くらいあるように感じます。磁石につかないので少なくともスチールではなく多分アルミですが、スチールアウターってどんだけ重いんでしょうね。
ロングアウターを差込みます。表面が粗いつや消しなので金属製のバレル付け根への差込みはジョリジョリとしたちょっと嫌な感触ですがどうにか入ってゆきます。インナーバレルとのフリクション感は適度な感じで、インナーバレルをテープ巻きにしたりしなくてもブレたりはしなさそう。そして一杯に差し込みますが、左側の固定穴が1mmほど前側にズレています・・・
チャンバー側はキッチリ付け根の突起に当たるまで行っています。うーむ・・・
銀色の留め具を削るのが簡単そうですが、元に戻した時抜け側にズレてガタガタになってしまうのでロングアウターの穴を後ろ側へ長穴にする方が良いでしょうか。スチールアウターだったら悲惨だった・・・
リューターでジョリジョリ削ります。ジュラルミンはさすがに亜鉛合金よりは削りにくいですがまだ全然どうにかなるレベル。ズレ幅は1mm弱程度ですが肉厚があるので斜めになると止め具とカッチリ合わないので垂直になるように注意して削ります。割と現物合わせ。
止め具が斜めになったりせずきちんとはまるようになるまで削ります。ここがきちんとしてないと長いアウターがグラついてダサいので・・・
止め具がきちんと取り付きました。まだ安心はできません。遠足だって家に帰るまでが遠足です。
ハンドガードとガスパイプ周りのパーツを前側から差し込んで取り付けます。ガスパイプ固定ネジは銃に付属のものがピッタリ使えました。目立ったガタもなし。
フロントサイトも取り付け。こちらもネジ穴径・ネジピッチ共に問題なし。
ここで参上PDI AKダミークリーニングロッドロング。
AKの銃身下に這うクリーニングロッドもアウターバレルに合わせて長いものに換える必要があります。電動ガンの場合ただの飾りであり無くても実用上問題ありませんが、AKの外観的には問題があります。これが無いと姿がしまらないのがAK。
クリーニングロッドは本来はハンドガードを貫通してレシーバー前端まである長さなのですが、マルイ電動AK47とそのコピーの場合ではハンドガード下半分前端の金具までの長さしかありません。おまけに結構アバウトな取り付け方になっています。ガスパイプ付け根の下にある穴へロッドを差込み、ハンドガード前端の金具へ差し込みますがその時フロントサイト下でロッドの前端が引っかかるので下側へ曲げるように引っ張りつつ差込み、フロントサイト下のくぼみへロッド前端の太くなっている部分を落とし込みます。抜く時は下側へロッド前端を引っ張りながら引っこ抜くだけ。
差し込んでみたらあと1mmくらいってところでフロントサイト下のくぼみにはまらず、僅かに差込みきれないので干渉している上写真のハンドガード前端の矢印で示した位置を削ってやります。この前の金具の穴も少しきついですがここを緩くするとロッドが抜けやすくなってしまうので避けた方が良いでしょう。ロッドを少し曲げておけばフロントサイト下のくぼみへ押し付けるようにも出来るし、抜くときはロッドを回せばくぼみから離れるので抜きやすくなります。ただし曲げる量はほんの少しに留めないとアウターバレルに対してロッドが湾曲していてカッコ悪くなります。
最後はフラッシュハイダー。標準でついているAKMタイプもシンプルで小型軽量かつ個性的で実用的ですがロングバレルにはイマイチ似合わない気がするのでちょっと大きめなタイプとしてAMD65(ハンガリー製AK47のバリエーションモデル)タイプのハイダーをチョイス。まあたまたま安い品があったのでなんとなく選んじゃったんですけど・・・
逆ネジタイプのハイダーで下側にイモネジ、上側にマルイAK47のハイダー取り付け部上にある位置固定用のスプリングを利用するためのくぼみがあります。表面仕上げは粗いつや消しで、大きさの割りには軽量です。ただ、ネジ山の噛み合い最初一発目がうまくいかず、ちょっと押し込みながら締める必要がありました。ネジ山にはオイルを吹いてから少し磨いてやった方が良いでしょう。ライラクスのファット&スリムサプレッサーなどと同様、ネジ山にまで粗いつや消し処理がされているからです。
そして装着完了。
長ぇ・・・マジ長ぇ
ストックを縮めた状態で1080mm、伸ばした状態で1150mmに達します。インナーバレルは標準のままなので性能的には普通のままなのですが、この銃はセミオートがロックしやすいのでフルオートでバリバリ撃つ方が似合う感じですからAK47の軽機関銃モデルであるRPK風の姿こそふさわしい・・・というのが今回の趣旨。バイポッドまでは手が回らなかったけど概ね満足。