~趣味の世界~
コッキング時にノズルとシリンダーがピストンごと一番後ろまで後退する構造のために弾が機関部に転がり込む酷い悪癖をもつためかつてボロッカスにこきおろした中華エアコキAS50。長らく部屋の片隅でホコリを被っていたものの最近ふと撃ってみると初速は60mpsとそこそこあるし、銃口を下に向けてゆっくりコッキングすればプリンキングガンくらいにはなる気がしてきました。
しかしサイズは1/2ほどしかないだけにバットプレートを肩に当てるとグリップが近すぎてどうにも窮屈。そこで大量に余しているブッシュマスタータイプストックをバットプレートの後ろにつけたら丁度良い長さになるかも!

中華エアコキAS50
という事で分解。しかしストック部は左右接着されているので引っぺがします。丁寧にバキッベキッと接着をはがし、ストック部を左右に分けました。中には錆鉄棒が2本。

さてブッシュマスタータイプストックを銃に後付けするならばストックチューブが必要です。

中華エアコキAS50ストックチューブの元
何か使えそうなものは無いかとジャンクを漁るものの丁度いいものがありません。そこで大量に余ってる武装神姫の簡易スタンドの軸を10セット束ねて芯にします。

中華エアコキAS50ストックチューブ
0.5mmプラ板を巻き、ブッシュマスタータイプストックに合うようにプラ板を貼り付けてゆきます。棒状の下に回転止めの角ブロックを作り、ストックのレバーで上下するストッパーが刺さる穴を角ブロックの後端に開ければ理論上はOK。

中華エアコキAS50ストックチューブ
ストックチューブが出来ました。このブッシュマスタータイプストックはトイスターのエアコキM4A1のもの。ストックチューブはちょっとタイトめに作ったので他のストックの適合性はイマイチ。マルイスタンダード電動M4用も取り付きますがG&G CM16用は角ブロック横幅が合わず、中華エアコキM4Sシステム用は非常にキツキツです。

中華エアコキAS50ストックチューブ
AS50のバットプレートにストックチューブを刺す穴を丁寧に切り抜きます。位置は左右に抜けている穴の後ろ側の壁にストックチューブを固定する事ができる位置。上や下に寄せると格好や使い勝手で有利ですがピンやウェイトが邪魔で加工が大変。この位置が一番加工する上では楽。

中華エアコキAS50ストックチューブ
ストック部のモナカの片側へストックチューブをガッチリと固定します。

中華エアコキAS50ストックチューブ
プラ板でチマチマと補強し強度を高めます。力のかかる部分なのでしっかりと。錆鉄棒もアルミテープを巻いて再利用。

中華エアコキAS50ストックチューブ
銃本体を収め、ストック部のモナカを閉じます。今回は接着しなおさずにはめ込むだけにしておきます。上側前半はレイルにサイトを装着して固定、ストック下のモノポッドを付け直せば下側は固定されます。ただ、コッキングするとストック上面後半が開くのでここはテープを貼るなどして対策するか、さっさと接着するか。

中華エアコキAS50ストックチューブ
組みなおし完了。小さいけどカッコウは良いんだカッコウは。

中華エアコキAS50ストックチューブ
ブッシュマスタータイプストック装着!実用優先で格好二の次ですが、確かに変な形だわ。

中華エアコキAS50ストックチューブ
実用面では大きく前進したものの、カッコウは微妙なところ。銃前半分もいじってバランスをとらねば・・・ウヘヘ面白くなってきやがった!



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