~趣味の世界~
HYUGAのオープンドットサイトです。

HYUGA KONIE OPEN DOT SIGHT R
オープンタイプがどんなものなのか試してみたくなり買ってみました。最近になってあちらこちらで3~4千円のものが多く出回ってきたので買い易くなりました。これは2980円。もう数百円出せばドットが赤緑になったりドットパターンが4種類切り替えのが買えますが、まあついでに買える方でいいや。

HYUGA KONIE OPEN DOT SIGHT R
内容は本体と六角レンチ、説明書。説明書はペラ紙一枚ですが日本語表記。

HYUGA KONIE OPEN DOT SIGHT R
ドット輝度調整ダイヤル(中央の低い円筒)の天面のフタを回して外すと中にCR2032電池が入っています。付属のレンチで銃のレイルに取り付ければ即使えるようになっていました。

HYUGA KONIE OPEN DOT SIGHT R
ダイヤルをひねって1に合わせ、サイトを覗き込んでみます。真後ろから覗かないと四角のレンズにドットが現れないので最初ちょっと戸惑いました。ドットの上に薄赤い映り込みが常時見えており、最初これがドットなのかと思ってしまいました。

HYUGA KONIE OPEN DOT SIGHT R
輝度を上げてゆくとドットがはっきり見えてきます。ダイヤルが固くてOFF位置の左右1か11で使いがちになりそうですが、1だと薄すぎて11だとにじみすぎ。4~8あたりが実用域でしょうが、固いダイヤルをそこまで回すのがちょっとダルい・・・

HYUGA KONIE OPEN DOT SIGHT R
構造的にはダイヤルより後半部分にLEDがあって前方に向けて照射されており、一見すると中華エアコキにオマケで付いてくる光るだけのダミードットと似ていますが、レンズはちゃんとドットサイトとして機能するよう構成されています。

HYUGA KONIE OPEN DOT SIGHT R
レンズの下の突起とLED収納部の上にある白く塗られた溝を使って固定サイトとして使う事もできます。同じ形をしたプレデターチャージャー付属のダミードットもこれさえあったらまだ使えたのに・・・

HYUGA KONIE OPEN DOT SIGHT R
固定サイトは位置が低く取り付ける銃によっては覗き込むのがツライのであくまで非常用。その位置からドットを点灯させると低すぎてドットが見えません。覗く高さを上げていくと日が昇るようにドットが現れます。LED収納部の後ろと右にイモネジが刺さっており、ここでドットの上下左右調整ができます。

S&TタボールとHYUGA KONIEオープンドットサイトR
S&Tタボールの上に装着してみました。一旦レールへの固定パーツを外し、本体をレイルに載せて固定パーツを再度取り付けるという手順。手で回せるネジを緩めるだけで着脱ができれば最良ですが、これはこういうものだと割り切りましょう。後ろ側の固定パーツは前後に調整しろがあるのでレイル横溝の間隔がヘンテコなレイルでも取り付くはずです。

S&TタボールとHYUGA KONIEオープンドットサイトR
タボールの場合銃側に標準で付いているフリップアップサイトとほぼ同じ高さなので同じ感覚で覗き込む事ができますが、元々サイトの高さが低めなのでフェイスガードを付けてると覗き込めないかも・・・ドットサイト側の固定サイトは位置が低すぎて覗き込めません。

S&TタボールとHYUGA KONIEオープンドットサイトR
フリップアップサイトを前後とも上げて覗き込んだところ。無調整のままでも割と合っていました。実射するとやや左寄りでしたが、補正可能なレベル。十分使い物になります。

HYUGA KONIE OPEN DOT SIGHT R
あとはダイヤルがもうちょっと軽く動いてくれれば・・・と分解してみるもダイヤル周辺はブラックボックス状態。ここまでしかバラせませんでした。本体は混ぜ物をした強化樹脂っぽい材質で、ダイヤルとその上のフタ、マウント金具は金属製。レンズはガラスのハーフミラーで、それを囲う枠もプラ製ですがかなり強度のあるプラスチックなので重い銃の上に載せた状態で逆さまに落とすとか、論外な事をしなければそうそう壊れたりはしないでしょう。レンズに至近距離から被弾するのもありがちとはいえ本来論外な話。金属レシーバーだって至近弾食らったらベコベコになります・・・

HYUGA KONIE OPEN DOT SIGHT R
ダイヤルの下の隙間にマイナスの精密ドライバーを差し込んでグリグリしてみたらちょっと浮いたのか軽く動くようになりましたが、ダイヤル自体がちょっとグラつく感じになってしまいました。水が入るのが心配なら隙間にグリスを塗ればある程度は安心でしょうが、そもそもLED部分が露出してるので濡らすのはダメです。

軽いしドットサイトとしてはきちんと機能するので十分実用的ですが、チューブタイプと比較して覗きやすいか?と言えば咄嗟にサイティングしてもドットがちゃんと見えるように練習して慣れる必要はあります。視界の広さがオープンタイプの特徴ですが、反面レンズは明るい場面では映り込みでレンズ越しの先が見えない時もあります。ドットサイトはそもそもレンズを片目で覗きながらもう一方の目ではレンズの外を見るのが正しい使い方。スコープのように片目を閉じて覗き込むクセがある人はそのクセを治さないとドットサイトを正しく使う事ができません。重くても堅牢でバカでも使えるチューブタイプか、やや慣れが要るしヤワだが周りが見やすく羽のように軽いオープンタイプか。スキルと好みで自分に合ったものを見つけてください。



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