~趣味の世界~
BOYIのM4A1CQB-Rです。

BOYI M4A1CQB
BOYIはググってみると大抵中華電動ガンのメーカーで有名なD-BOYSと一緒に出てくるので別ブランドでしょうか?動画なども検索してみると全く同じ外箱の製品がいくつか出てきますが、D-BOYSのもっと高いやつにもCQB-Rがあるので間違わないように。

BOYI M4A1CQB
外箱の一部に日本語表記がありますが、ただ上から貼ってあるだけでした。対象年齢18歳以上とありますが、youtubeの動画などをみるとどうもそんな歳に達してない子がレビューしてるんですが・・・

BOYI M4A1CQB
さてこのブツは電動ガンにもかかわらず4980円という安さでバッテリー充電器その他オマケ付きというものです。ウチにあるM4系が全部カービンサイズ(普通のM4A1と同じ長さの14.5インチバレル)なので短いM4が欲しくなり買ってみました。果たして値段以上なのか値段相応ガッカリ銃なのか。

BOYI M4A1CQB
BOYI M4A1CQB
説明書は英語と中国語表記。スリングの組み方が詳細なのが印象的。一応必要な事は大体書いてあるし、英語中国語わからなくてもほとんどがイラストなので問題無いでしょう。

BOYI M4A1CQB
日本語での補足も入っていましたが一部のみ。バッテリーの扱いはもうちょっと詳細だと良かったのですが・・・

BOYI M4A1CQB
開封。ストックはチューブごと根元から外されています。本体の重量は1kg程度かな?電池を入れたマルイのBOYSのG36Cあたりと同じくらいの重さ。

BOYI M4A1CQB
右側面はさすがにネジが多く露出しています。表面はつや消し黒というかブラックパーカーといった感じで、パッと見はさほど安っぽく見えないようにされています。ただグリップやストックも同じ仕上げなのでここはつや消しを少し落としてやるといいかも。上下レシーバーとグリップは一体で左右モナカ構造のプラ製。キャリングハンドルは一応外せるようになっています。ポートカバーは閉じた状態のモールド、ボルトフォワードアシストノブやボルトリリーススイッチはダミーモールド。トリガーガードも一体になっています。この辺はまあ値段なり。

BOYI M4A1CQB
マガジンキャッチボタンを押すとマガジンが抜けてきますが、給弾位置が中央やや後ろ寄りで、マルイの電動M4とは互換がありません。マガジンポート奥にはチャンバーや透明なメカボックスなどが見えます。マガジンには重りが入っており本体重量の1/3くらいはマガジンの重さです。装弾数は48発ほど。リザーブタイプではなく普通の単列U字型とみられるスプリング給弾、いわゆるノマグ。撃ち切った後は2発ほどチャンバーまでの通路に残ります。

BOYI M4A1CQB
ストックチューブはレシーバーの後端に上から差し込みます。チューブの付け根にスイッチがあり、外す時はここを後ろ側へスライドさせながら上へずらします。ウチにある中では中華エアコキM4Sシステムと同じ構造ですが、微妙に取り付け部分の形状が違うので相互利用はできませんでした。チューブに差し込まれているストックはLMTタイプと呼ばれる幅のあるもの。マルイのソップモッドM4に標準のクレーンストックと同形状ですが、バッテリー収納などの機能はありません。左右一体成形でバットプレートはゴム製。バットプレートもストック自体もガタが多いのはご愛嬌。

BOYI M4A1CQB
付属品群。クリーニングロッド、ゴーグル、スリングスイベル、BB弾袋詰め、BBローダー、バッテリー、バッテリーボックス、スリング、フォアグリップ、充電器。BB弾は多分0.2gくらいのもので見た感じでは使えなくはなさそうですがやや表面の汚いものも混じっているので適当に使い捨てる用にでもするとよいでしょう。

BOYI M4A1CQB
付属のバッテリーと充電器。バッテリーは8.4Vと書かれているのですがNi-CdなのかNi-MHなのか表記がありません。まあNi-Cdでしょうね。容量は300mAhとあります。サイズはマルイのマイクロバッテリーEXより少し大きい程度。8.4Vミニバッテリーよりは少し小さいです。充電器は中華電動ガン付属充電器のお約束では200V仕様なので使えません、というのがありますがコレは意外にも100V仕様。ただパイロットランプも何も無いので充電中は度々バッテリーが熱くなってないか触ったりして警戒する必要があります。
付属のヘッポコ充電器なんて使う事ねーじゃん!と思うところですが、このバッテリーは端子がラージでもミニでもディーンズでも無い小さなヘンテコ端子なのでこの充電器を使わざるを得ないのです。配線も細いので出来れば銃本体側の配線共々ミニバッテリー端子に付け替えた方が都合が良いでしょう。

BOYI M4A1CQB
フォアグリップ。付け根にあるスイッチを下へスライドさせるとレイル面にある突起が引っ込む簡易ながら必要十分な仕様。安いトイガンにとりあえず付けるのに便利。

BOYI M4A1CQB
BBローダーは例によってマルイ製のコピーですがこれは口にちゃんとOリングが入っておりマルイ製と同様に使えそうです。なぜかBB弾が1発だけ入ったままになっていました。

BOYI M4A1CQB
RISハンドガードなのでバッテリーは銃本体に内蔵できないためAN/PEQタイプのバッテリーボックスが付属します。アフターパーツとして売られているPEQタイプのバッテリーボックスに比べ左右が細くコンパクトなので汎用性が高そうです。付属のバッテリーだとちょっと隙間が多く振るとカタカタ音がします。

BOYI M4A1CQB
マルイの8.4Vニッケル水素ミニSバッテリーも入ります。というかピッタリ・・・

BOYI M4A1CQB
9.6Vミニバッテリーはさすがに長すぎて収まりませんでした。

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フタを閉めて配線を外に出したところ。レイルへの固定具はプラ製ですが十分でしょう。ネジはM4のキャリハンのネジにに似た形状と大きさで操作性は悪くありません。

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スリングは材質こそ貧相ですがここまで凝らんでも・・・という構成。ナイロン製で比較的柔らかめ。長ーいものが1本と短いものが2本、あとは簡易なバックルと金属製のナスカンが1個。

BOYI M4A1CQB
キャリングハンドルは一応は外せて下にはトップレイルがありますが、マルイやトイスターのM4のものに比べ簡素化されており取り外しはネジを抜いてから後ろへスライドさせて抜くようになっています。後ろへ抜こうとするとチャージハンドルに当たるのでチャージハンドルを外さなければなりません。チャージハンドルはアッパーレシーバー後端に先っぽだけが差し込まれているだけ。エイヤッと引っ張れば抜けます。

BOYI M4A1CQB
RISハンドガードにはレイルカバーが3枚(長いものが2枚、短いものが1枚)差し込まれています。片側端っこにあるスプリングを表側からグイッと押し込みながらカバーをずらして外します。あんまりこのタイプのレイルカバーは好きじゃないなぁ・・・握り心地も操作性も。

BOYI M4A1CQB
レイルは、というかRISハンドガード全部がプラ製。左右と下は3点でネジ/ナット止めされていますが上は2点だけなので上面レイルの中央付近はグラつきが大きくあまり使わないようにしたいところ。付属のフォアグリップを装着すると前後方向は割りとしっかりしてますが左右方向へはかなりグラグラです。

BOYI M4A1CQB
デルタリング(バレル付け根に付いている輪っか)を後ろ側へ引くとRISハンドガードが上下に分かれて外せます。デルタリングへの噛み込みはマルイのスタンダード電動M4と似た構成。つまりリアルサイズハンドガードへの換装は不可。

BOYI M4A1CQB
かといってマルイ準拠というわけではなく、余っていたマルイM4のハンドガードはデルタリング周辺のバレル基部が干渉して取り付かず。

BOYI M4A1CQB
同じく余っているトイスターM4のハンドガードも長さが合いません。写真を撮り損ねましたがマグプルのMOEハンドガードもアッパーの前側は刺さるものの他が全然ダメ。バッテリーの内蔵は諦めて素直に付属のRISハンドガードを使うしかないか・・・

BOYI M4A1CQB
ストックチューブは規格サイズ準拠?マルイM4のブッシュマスタータイプは取り付きますがレバーを握っても前後せず。ストックチューブ下面のロック穴の噛み合わせが微妙に合う合わないがある模様。

BOYI M4A1CQB
マグプルMOEカービンストックレプリカは気味悪いくらいピッタリ取り付きました。作動も完璧。
右に転がっている針金はマグプルACSカービンストックに付属する取り付け工具をマネて作ったもの。ストックチューブへの着脱がもっと簡単ならこのストックも完璧といえるのですが。

BOYI M4A1CQB
M4キャリハンなんて基本余るものなので余ってるマルイのを取り付けてみたらうまくレイルを噛んでくれません・・・

BOYI M4A1CQB
RISのレイルには取り付きます。

BOYI M4A1CQB
フリップアップサイトも取り付きません・・・何がいけないのかと良く観察するとレイルの横方向に走る溝の幅がRISのレイルより狭いのに気づきます。つまり削れと。ここはプラ製なので楽勝でしょう。

BOYI M4A1CQB
レシーバー上のレイルにはそのままでは相性が出ますが取り付く物もあります。取り付かなければ削りましょう。あらかじめ全部削っておいても良いでしょう。EO552タイプのバッテリーボックスを載せてバッテリーを収めてみましたが、標準のバッテリーボックスの方がいいや。これのドット点灯は照準器としては役に立たないので・・・

BOYI M4A1CQB
結局、標準の組み合わせで十分という事になります。

BOYI M4A1CQB
アイアンサイトを覗き込んだところ。バッテリーボックスのフタの固定部分が上面に突き出ていてここがちょっとだけ邪魔臭いですが十分覗く事ができます。キャリハンにはスコープ取り付け用の穴が開いていないため古いM16系用のマウントがそのままでは付けられないので注意。
あ、そうそう。キャリハンのリヤサイトはL型のピープサイト(穴径はどちらも同じ)が前後に可倒するだけで調整部分はただのモールドです。

いざバッテリーを接続してセレクターをSEMIに合わせトリガーを引きます。
「ウィ」


バッテリーを付属の充電器で1時間ほど充電します。説明書にはフル充電12時間とありますが、端子がヘンテコなため放電器も使えませんので継ぎ足し充電になってしまいます。Ni-Cdだし、メモリー効果が・・・(泣)

1時間後、バッテリーを改めてセットしマガジンに弾を込め、いざ発射!ヒュパ!ヒュパ!と小気味良い、FULLにして発射!ヒュパパパパパパ中々軽快だ良いぞ!でも何か違和感。そう発射されるBB弾の速度が何かおかしい・・・何かこう、やけに遅いような。

BOYI M4A1CQB
ググったり動画見たりしても一向に情報が無いこの銃の「初速」。唯一得られたのは「10歳以上用より少し速い程度」というもので、大体40mpsくらいだろうと思っていたのですが、測ってみれば18~24の間を激しくバラつく鈍足。これがどのくらい遅いかというと、マルイの電動ガンBOYSや電動ブローバックハンドガンが30前後、電動ガンMINIが25前後、銀ダンが20弱。完全に10歳以上用の初速です・・・
外でも撃ってみましたが固定ホップがあるので飛距離は20mほど飛びます。しかし弾は非常にゆっくりと、紙飛行機が滑空するが如く。いや、これはこれで独特なんじゃね。

BOYI M4A1CQBと愉快な仲間たち
これまた個性的な奴が加わったぜ!
完全に見掛け倒しな実射性能ですが、お座敷シューティングなら環境負荷(ハイパワー銃はキャッチターゲットを破壊するので・・・)も最小限だし弾道も非常に見やすいし、連射サイクルは電動ガンBOYSくらいにはあるので。あとは価値観次第かなぁ・・・成人してる人で軽く電動ガン欲しいけど小さいBOYSじゃやだー!って人「のみ」にオススメ。飾っとくだけならエアコキでいいでしょ・・・




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