~趣味の世界~
トイスターのコンバットコマンダーです。
いつものタイプの箱。
開封。銃本体とBB弾袋詰め、日本語訳の説明書1枚。
コンバットコマンダーはコルト・ガバメントのスライド短縮モデルで、元のガバメントMkⅣシリーズ80の全長216mm/銃身長127mmに対し全長197mm/銃身長108mmとなっています。サイズ的にはP226やUSPと同じ。
色はパーカライジング。これ以前にあったミリガバにも黒とパーカライジングがあるのでフレームはそのまま流用されています。そのため右側面の刻印にU.S.ARMYとあったりするのはご愛嬌。パーカライジングは成形色ではなく塗装のようで、グリップ底面など目立たないところに地の黒が微妙に見え隠れします。パーティングラインやヒケ、バリなどが若干あるので処理をすると地の黒が出ると思うので注意。
ミリガバからMkⅣにした場合当然セレーションがチェッカーからグルーブに変わっている点も見逃してはいけません。トリガー、セーフティ、グリップ後面のハンマースプリングハウジングがグルーブに変わっていますが、マガジンキャッチはチェッカーのまま。惜しい。コンバットコマンダーはハンマーがリングタイプに変わっているのでここも再現されています。
マガジンはリザーブタイプで、重りが無く非常に軽いもの。形状も段がありちょっとリアルさはありませんが、羽のように軽いマガジンにもかかわらずマガジンキャッチを押すとスルリと落ちてくるのは好印象。
ハンマーやセーフティはライブ可動します。ただハンマーはちょっと緩い印象で倒した時がちょっと物足りない・・・また緩いゆえにハーフコックのような中途半端に止まる位置がフルコックまでの間に2箇所ありもうちょっとスプリングのテンションは高い方が良かったかな・・・
スライドストップ機能は無いのですが、スライドストップは一応可動するのでスライドのスライドストップ位置に掛けて引いた状態で止める事はできます。ただ意図的に持たされた機能では無いと思われるので噛み合いが悪くあまりガッチリ止まらないのでこの状態で振り回したりいじったりしていると突然スライドが前進する危険があるので注意。テイクダウン用のラッチ(スライド左側のスライドストップが掛かる切り欠きの後ろ側に本来ある丸い切り欠き)が無く、テイクダウンは出来なくは無いですが実銃通りではないのでここはまあ、こんなもんだと思う事にしましょうか。
トイスターの銃はみんなそうですがスライドの引きはやや重めでスプリングその他の金属音が少々あります。この個体はアタリが出ていないのか時々ハンマーが中途半端な位置になってトリガー操作に対し反応が無くなる事がありました。スライドを中途半端な位置までしか引けなかった場合などにスライドが途中で引っ掛かって前進しなかったりもします。スライド前面のマズル下に指を掛けて引く、というアクションがこの銃では出来ないので素直にスライドを掴んで引くのですが、引ききりまでが結構重いのでしっかり引ききるまで気を抜かず一気にやるように心がけが必要。
初速は平凡。ただ平凡な初速とホップアップの組み合わせは飛んで行く弾を目視しやすく、高初速だから良し、というわけではありません。0.2gのBB弾だとフラットにすいーっと飛んで行きます。
コッキング状態でマガジンポートから光を照射し、銃口から撮影したバレル内部。インナーバレルは金色の真鍮製で、チャンバー付近の上面には上写真のようにホップアップを掛ける突起が出ています。
マルイのHGミリガバと。傑作の誉れ高いマルイのHGミリガバと較べてしまうとやや弱いですが、だからこそのコンバットコマンダーなんです。折角の金属パーツも仕上げがちょっとダルいのが惜しいですが、雰囲気は悪く無いです。
サイズが近いトイスタートカレフと。同じメーカーでも新しいトカレフの方が性能的に凌駕しますが、スライドの引き以外の操作性はコンバットコマンダーの方が良好。この辺は実銃のデザインの差。
テイクダウンを試みてみます。まずはスライドを引いてコッキングし、スライドストップを引っこ抜きます。本来ならここでスライドアセンブリが前へ引き抜けますが、これは前半が持ち上がるだけで後ろ側が外れません・・・
スライド後端を左右に拡げてレールから外してみるもシリンダーが外れず、試しにスライドを引いてみたら途中で引っ掛かって進退窮まってしまいました。
色々ガチャガチャとやっていく内になんとか外れました。スプリングガイドがフレーム側から出ており、ここがスライドの前進を止めアセンブリを上に持ち上げる事も拒んでいます。
スライド内の収まっているパーツを抜き出そうとしてみますが、ピストンとシリンダーとスプリングは簡単ですがチャンバーより前のパーツは面倒臭くなってしまいました。また今度。
アタリが悪いのを注油して改善だけしておき、とっとと組み戻してしまいます。外すより組む方が全然簡単でした。マルイのHGミリガバもスライド側とフレームに分けるのは簡単ですがバレルと取り出すのは結構面倒だったのでここはこんなもんだと思う事にします。
ダメって事は全然無いのですが、やや平凡なトイスターコンバットコマンダー。左右一体成形なのに処理がおざなりなスライド/フレームを処理し直してもよし、ダルい金属パーツを塗装してもよし。手を加えて自分好みにする人にはいじりどころが多くうってつけかもしれません。
いつものタイプの箱。
開封。銃本体とBB弾袋詰め、日本語訳の説明書1枚。
コンバットコマンダーはコルト・ガバメントのスライド短縮モデルで、元のガバメントMkⅣシリーズ80の全長216mm/銃身長127mmに対し全長197mm/銃身長108mmとなっています。サイズ的にはP226やUSPと同じ。
色はパーカライジング。これ以前にあったミリガバにも黒とパーカライジングがあるのでフレームはそのまま流用されています。そのため右側面の刻印にU.S.ARMYとあったりするのはご愛嬌。パーカライジングは成形色ではなく塗装のようで、グリップ底面など目立たないところに地の黒が微妙に見え隠れします。パーティングラインやヒケ、バリなどが若干あるので処理をすると地の黒が出ると思うので注意。
ミリガバからMkⅣにした場合当然セレーションがチェッカーからグルーブに変わっている点も見逃してはいけません。トリガー、セーフティ、グリップ後面のハンマースプリングハウジングがグルーブに変わっていますが、マガジンキャッチはチェッカーのまま。惜しい。コンバットコマンダーはハンマーがリングタイプに変わっているのでここも再現されています。
マガジンはリザーブタイプで、重りが無く非常に軽いもの。形状も段がありちょっとリアルさはありませんが、羽のように軽いマガジンにもかかわらずマガジンキャッチを押すとスルリと落ちてくるのは好印象。
ハンマーやセーフティはライブ可動します。ただハンマーはちょっと緩い印象で倒した時がちょっと物足りない・・・また緩いゆえにハーフコックのような中途半端に止まる位置がフルコックまでの間に2箇所ありもうちょっとスプリングのテンションは高い方が良かったかな・・・
スライドストップ機能は無いのですが、スライドストップは一応可動するのでスライドのスライドストップ位置に掛けて引いた状態で止める事はできます。ただ意図的に持たされた機能では無いと思われるので噛み合いが悪くあまりガッチリ止まらないのでこの状態で振り回したりいじったりしていると突然スライドが前進する危険があるので注意。テイクダウン用のラッチ(スライド左側のスライドストップが掛かる切り欠きの後ろ側に本来ある丸い切り欠き)が無く、テイクダウンは出来なくは無いですが実銃通りではないのでここはまあ、こんなもんだと思う事にしましょうか。
トイスターの銃はみんなそうですがスライドの引きはやや重めでスプリングその他の金属音が少々あります。この個体はアタリが出ていないのか時々ハンマーが中途半端な位置になってトリガー操作に対し反応が無くなる事がありました。スライドを中途半端な位置までしか引けなかった場合などにスライドが途中で引っ掛かって前進しなかったりもします。スライド前面のマズル下に指を掛けて引く、というアクションがこの銃では出来ないので素直にスライドを掴んで引くのですが、引ききりまでが結構重いのでしっかり引ききるまで気を抜かず一気にやるように心がけが必要。
初速は平凡。ただ平凡な初速とホップアップの組み合わせは飛んで行く弾を目視しやすく、高初速だから良し、というわけではありません。0.2gのBB弾だとフラットにすいーっと飛んで行きます。
コッキング状態でマガジンポートから光を照射し、銃口から撮影したバレル内部。インナーバレルは金色の真鍮製で、チャンバー付近の上面には上写真のようにホップアップを掛ける突起が出ています。
マルイのHGミリガバと。傑作の誉れ高いマルイのHGミリガバと較べてしまうとやや弱いですが、だからこそのコンバットコマンダーなんです。折角の金属パーツも仕上げがちょっとダルいのが惜しいですが、雰囲気は悪く無いです。
サイズが近いトイスタートカレフと。同じメーカーでも新しいトカレフの方が性能的に凌駕しますが、スライドの引き以外の操作性はコンバットコマンダーの方が良好。この辺は実銃のデザインの差。
テイクダウンを試みてみます。まずはスライドを引いてコッキングし、スライドストップを引っこ抜きます。本来ならここでスライドアセンブリが前へ引き抜けますが、これは前半が持ち上がるだけで後ろ側が外れません・・・
スライド後端を左右に拡げてレールから外してみるもシリンダーが外れず、試しにスライドを引いてみたら途中で引っ掛かって進退窮まってしまいました。
色々ガチャガチャとやっていく内になんとか外れました。スプリングガイドがフレーム側から出ており、ここがスライドの前進を止めアセンブリを上に持ち上げる事も拒んでいます。
スライド内の収まっているパーツを抜き出そうとしてみますが、ピストンとシリンダーとスプリングは簡単ですがチャンバーより前のパーツは面倒臭くなってしまいました。また今度。
アタリが悪いのを注油して改善だけしておき、とっとと組み戻してしまいます。外すより組む方が全然簡単でした。マルイのHGミリガバもスライド側とフレームに分けるのは簡単ですがバレルと取り出すのは結構面倒だったのでここはこんなもんだと思う事にします。
ダメって事は全然無いのですが、やや平凡なトイスターコンバットコマンダー。左右一体成形なのに処理がおざなりなスライド/フレームを処理し直してもよし、ダルい金属パーツを塗装してもよし。手を加えて自分好みにする人にはいじりどころが多くうってつけかもしれません。