~趣味の世界~
タミヤの1/72ウォーバードコレクションNo.35 Ju-87 G-2 スツーカです。
いつ頃買って積んだままだったんだっけ・・・と思いおこすとストライクウィッチーズの1期目がやってた頃だっただろうか?飛行機プラモは戦後ジェット戦闘機が主で大戦中の兵器には疎いのでレシプロ戦闘機はどれも同じに見えます・・・そんな中でひときわというほどでもないちょっと異彩を放っているこの機体。無骨な風態の主翼の下に吊り下げられた2挺の大砲!動画ではまるで戦車砲のように2挺を同時発射し目標へ着弾すると漫画のようにドカーン!チュドーン!と粉砕する様は圧巻です。戦後ジェット機でいうならA-10サンダーボルト2に近いですが、ガトリング砲もいいけど男の子はやっぱ大砲ですよ大砲。
キットは袋にMADE IN ITALYとあることからわかるようにイタレリ製、通称タミレリ。価格は700~800円くらい。
変なクセなどは特に無く、サクサクと組み進められます。袋を開けて上画像の状態まで2時間程度。胴体はレシプロ機なので小さめですが主翼が大きく幅が結構あります。20cmくらい。
迷彩塗装はカッチリやろうとはせず気楽に説明書通りにやりました。ただ指定はタミヤカラーなのでMr.カラーに変換しています。XF-27(濃い緑)を18RLM70ブラックグリーン、XF-26:1+XF-52:2(薄い緑)を17RLM71ダークグリーン、XF-23(下面のライトブルー)を117RLM76ライトブルー。まあMr.カラーだと専用色があるのでそれ選んで買っておけば混色の必要もありません。内装色のXF-22RLMグレイは116RLM66ブラックグレーに変換しますが、中華エアコキのMC51やG3に使ってギリギリしか残ってなかったのでちょっとアセりました。
小パーツを取り付け、尾翼の前の黄帯(113RLM04イエロー)を塗ってラッカー塗料での塗装は完了。迷彩塗装がこんななので上から見るとA-10のチャコールリザード迷彩みたいですが、黄色が入ると良いアクセントになります。
デカールを貼り終えたところ。主翼の黄帯は上面と下面に貼るものがV字に繋がっていてちょっとやりづらい・・・他のデカールは大きいものも小さいものも比較的貼り易いです。モールドへの馴染みも良く、薄い割りに強いしテカテカしてたりも無し。良いデカールです。
スミ入れというかウォッシングをして完成。タミヤエナメルのXF-63ジャーマングレーを薄めて雑に筆塗りし薄め液を染み込ませたティッシュで拭くズボラな表面仕上げ。表面が薄くスモークが掛かり均一なつや消しになるので汚くしていい機体にはこれをよくやります・・・
パーツ数が少なくシンプルに組みあがりヘタクソが組んでもこれくらいにはなります。ちょっとバリがそこそこあったのはアレですがハセガワの古いキットに較べたら可愛いレベル。初心者にも安心して組めるかと思います。
ユンカースJu-87G-2スツーカは第二次大戦で活躍した急降下爆撃機Ju-87の対戦車攻撃機型で、主翼下に37mm高射機関砲18型をガンポッド状にして吊り下げているのが大きな特徴。この37mm砲は機関砲というよりは速射砲といった感じのもので、発射は各門1発づつのセミオート。ガンポッドの側面の箱型マガジンから給弾され装弾数は12発づつ。これを敵戦車の装甲の薄い上面へ撃ち込み撃破するという豪快な機体です。
エースパイロットのハンス・ウルリッヒ・ルーデルはこの機体を駆り数百輌の戦車や装甲車を撃破する伝説的な戦果を残しています。ただこの機体自体は37mm砲を無理して装備しているために機体バランスが悪く非常に操縦が難しかったようで、お世辞にも優れた機体というわけでは無かったようです。
主脚は格納せず出したまま飛行する固定式で、本来空気抵抗を低減するカバーが装着されていますがこのG-2型ではガンポッドと干渉するためか、ガンポッドの空気抵抗の方が過大であるためかはわかりませんが外されています。最高速度は375km/hと低速ですが、地上の動目標を機関砲でも難しいのに1~2射で仕留めろというのですからこの速度でも大変だった事は想像できましょう。
私もフライトシミュレーター的ゲームは結構ハマってプレイしたものですが、ミサイル無し、機関砲も単射でたった12射しか出来ないとか心細すぎます・・・
一応武装としては37mm砲2門の他に後方機銃として7.92mm連装機銃を装備していますが、これは後方から迫る戦闘機への牽制防御用。とはいえ当時はこうした後部機銃での撃墜例も多く、決して豆鉄砲などでは無い事がうかがえます。
たまにはちょっと専門外なプラモに手を出してみるのも良いものです。大戦中の機体は小さくて値段もお手ごろ。あとは興味を持つかどうか。
いつ頃買って積んだままだったんだっけ・・・と思いおこすとストライクウィッチーズの1期目がやってた頃だっただろうか?飛行機プラモは戦後ジェット戦闘機が主で大戦中の兵器には疎いのでレシプロ戦闘機はどれも同じに見えます・・・そんな中でひときわというほどでもないちょっと異彩を放っているこの機体。無骨な風態の主翼の下に吊り下げられた2挺の大砲!動画ではまるで戦車砲のように2挺を同時発射し目標へ着弾すると漫画のようにドカーン!チュドーン!と粉砕する様は圧巻です。戦後ジェット機でいうならA-10サンダーボルト2に近いですが、ガトリング砲もいいけど男の子はやっぱ大砲ですよ大砲。
キットは袋にMADE IN ITALYとあることからわかるようにイタレリ製、通称タミレリ。価格は700~800円くらい。
変なクセなどは特に無く、サクサクと組み進められます。袋を開けて上画像の状態まで2時間程度。胴体はレシプロ機なので小さめですが主翼が大きく幅が結構あります。20cmくらい。
迷彩塗装はカッチリやろうとはせず気楽に説明書通りにやりました。ただ指定はタミヤカラーなのでMr.カラーに変換しています。XF-27(濃い緑)を18RLM70ブラックグリーン、XF-26:1+XF-52:2(薄い緑)を17RLM71ダークグリーン、XF-23(下面のライトブルー)を117RLM76ライトブルー。まあMr.カラーだと専用色があるのでそれ選んで買っておけば混色の必要もありません。内装色のXF-22RLMグレイは116RLM66ブラックグレーに変換しますが、中華エアコキのMC51やG3に使ってギリギリしか残ってなかったのでちょっとアセりました。
小パーツを取り付け、尾翼の前の黄帯(113RLM04イエロー)を塗ってラッカー塗料での塗装は完了。迷彩塗装がこんななので上から見るとA-10のチャコールリザード迷彩みたいですが、黄色が入ると良いアクセントになります。
デカールを貼り終えたところ。主翼の黄帯は上面と下面に貼るものがV字に繋がっていてちょっとやりづらい・・・他のデカールは大きいものも小さいものも比較的貼り易いです。モールドへの馴染みも良く、薄い割りに強いしテカテカしてたりも無し。良いデカールです。
スミ入れというかウォッシングをして完成。タミヤエナメルのXF-63ジャーマングレーを薄めて雑に筆塗りし薄め液を染み込ませたティッシュで拭くズボラな表面仕上げ。表面が薄くスモークが掛かり均一なつや消しになるので汚くしていい機体にはこれをよくやります・・・
パーツ数が少なくシンプルに組みあがりヘタクソが組んでもこれくらいにはなります。ちょっとバリがそこそこあったのはアレですがハセガワの古いキットに較べたら可愛いレベル。初心者にも安心して組めるかと思います。
ユンカースJu-87G-2スツーカは第二次大戦で活躍した急降下爆撃機Ju-87の対戦車攻撃機型で、主翼下に37mm高射機関砲18型をガンポッド状にして吊り下げているのが大きな特徴。この37mm砲は機関砲というよりは速射砲といった感じのもので、発射は各門1発づつのセミオート。ガンポッドの側面の箱型マガジンから給弾され装弾数は12発づつ。これを敵戦車の装甲の薄い上面へ撃ち込み撃破するという豪快な機体です。
エースパイロットのハンス・ウルリッヒ・ルーデルはこの機体を駆り数百輌の戦車や装甲車を撃破する伝説的な戦果を残しています。ただこの機体自体は37mm砲を無理して装備しているために機体バランスが悪く非常に操縦が難しかったようで、お世辞にも優れた機体というわけでは無かったようです。
主脚は格納せず出したまま飛行する固定式で、本来空気抵抗を低減するカバーが装着されていますがこのG-2型ではガンポッドと干渉するためか、ガンポッドの空気抵抗の方が過大であるためかはわかりませんが外されています。最高速度は375km/hと低速ですが、地上の動目標を機関砲でも難しいのに1~2射で仕留めろというのですからこの速度でも大変だった事は想像できましょう。
私もフライトシミュレーター的ゲームは結構ハマってプレイしたものですが、ミサイル無し、機関砲も単射でたった12射しか出来ないとか心細すぎます・・・
一応武装としては37mm砲2門の他に後方機銃として7.92mm連装機銃を装備していますが、これは後方から迫る戦闘機への牽制防御用。とはいえ当時はこうした後部機銃での撃墜例も多く、決して豆鉄砲などでは無い事がうかがえます。
たまにはちょっと専門外なプラモに手を出してみるのも良いものです。大戦中の機体は小さくて値段もお手ごろ。あとは興味を持つかどうか。