~趣味の世界~
エスツーエスのベレッタM9(固定スライドガスガン)です。

S2S ベレッタM9
透明な箱の中のブリスターに布が掛かっていてちょっと他とは違う凝った梱包。

S2S ベレッタM9
箱裏。粘着ソフトターゲットが付属。台湾製です。

S2S ベレッタM9
中身および付属品。銃本体、マガジン、説明書、粘着ターゲット、BB弾、巾着袋、あと画像内に見えませんが六角レンチ1本。BB弾の質の良さで定評のあるS2Sだけあって合わせ目一つ無い良質なBB弾です。箱内を覆ってた布は巾着袋ですが、生地が薄く何を入れたものだろう・・・

S2S ベレッタM9
S2S ベレッタM9
外観的には特に可も無く不可も無い見慣れたM92F。固定スライドガスガンなのでスライドは動きませんが、パーツ合わせをよく見ると左右モナカなのはフレームだけで、スライドはアウターバレルと一体化していますがこちらは一体成形。ただフレームとの結合位置はスライドとフレームの間のラインを前後に一直線に通っており、スライド前面やハンマーの左右にちょっとスリットが入っています。刻印はフチが凸モールド状になっていてやや懲りすぎて失敗しているような・・・版権にやかましいベレッタなのでBERETTAの文字は本体はおろか箱説にも無く、それゆえにM92Fではなく米軍制式拳銃としてのU.S.9mmM9MILITARYになっているのはマルイのベレッタM9と事情は同じ。私はリアル刻印!とか割とどうでもいいのですが、HFCのエアコキP8みたく何も無しだと寂しいので嘘でもいいから入ってさえいればOKかな・・・

S2S ベレッタM9
マズルフェイスというか銃口。ライフリング表現などは無く、銃口ギリギリまでインナーバレルが出ています。機構上はオーソドックスな固定スライドガスガンなのでトリガーを引くとインナーバレルが後退し、インナーバレルの後端にあるチャンバーパッキンがマガジン上の弾を噛みこみつつガス噴射口へ密着する構造。トリガー上右側にあるテイクダウンボタンがスライドスイッチ風にアレンジされており、ここはセーフティスイッチとして機能します。ただしセーフティONできるのはハンマーが倒れている時だけで、コックアンドロックは一応はできるのですがハンマーコック時はセーフティスイッチが半分ほどしか動きません。それでも一応はトリガーロックされるのですが、やや不確実かも。

S2S ベレッタM9
スライド上のエジェクションポートすぐ後ろの位置にイモネジがあり、ここを付属のレンチで回す事でホップアップの調整が出来ます。時計周りに回すとホップの掛かりが強まりますが、ネジロックでも塗ってありそうなくらい固い・・・その分勝手に掛かりが変わったりはしないようになっています。

S2S ベレッタM9
スライド上のパーツは全てスライドと一体のモールドなので可動部分は少なく面白いものは特にありません・・・固定スライドガスガンなら当たり前ですがハンマーはライブ動作します。ハンマーの倒れる先にはファイアリングピンがあり、その奥にマガジン背面のガスバルブがあるのでハンマーが倒れるとガスバルブを押し、反動でハンマーはハーフコック位置で保持されるので倒れたハンマーを後ろから押してもガスが出たりする事はありません(ただしマガジンを挿して発射後トリガーを引いたままハンマーを後ろから押すと大量の生ガスを発射するので注意)。ハンマーとトリガー、そしてトリガーの上右側にあるトリガーバーは金属製。ハンマーはシングルアクションもダブルアクションもできますがダブルアクションだとややフリクションがあるのか引ききる少し前当たりにグクク・・・という感触の粘り感があり、パチャヒンという金属音と共にややバウンドするようにしてハンマーが倒れます。正直なところあまり良好なトリガーフィールではありませんが、固定スライドガスガンだとこれが平均的なタッチだろうと思います。といっても固定スライドガスガンは昔のMGCやマルシン、マルイくらいしか触った事が無いので平均、といっても個人的な感覚ですが・・・

S2S ベレッタM9
マガジンは金属製で、ガスタンクを兼ねています。ガスブローバック用とは違いガスの噴射までをマガジンで行い、長さ的にもグリップ下からスライド内の天井までを使うためにかなり大きいです。茶色味掛かった亜鉛マガジンを見慣れているとこのマガジンの黒いパッキリした塗装は新鮮味があります。

S2S ベレッタM9
マガジン底部は内部パーツが下から刺さって入っている構造上ちょっとゴチャゴチャしています。ガスは底部のバルブから入れますがマガジンが長いのでガス容量はかなりあるように感じます。

S2S ベレッタM9
フォロワーを引き下げて押さえながらBB弾を流し込むのですが、入り口にあるガス噴射口へ引っ掛かりがちでスムーズな給弾にはちょっと慣れが要ります。装弾数は説明書によると23発。ダブルカーラムなのできちんとジグザグにしないと所定の数が入りません。

S2S ベレッタM9
初速はまあ普通。ただかなり暑い日(外気温は35度くらいありました)だったのでこれがピークパワーでしょう。ガスはマルイのガンパワーHFC134a。

マルイエアコキベレッタM9とS2S固定ガスベレッタM9
マルイのエアコキM9と。見た目にはあまり差がありません。どちらも十分M9の雰囲気は出ており、握った感じも重さ以外はほぼ同じ。重さは695gですが、重量バランスが良いせいか数字ほど重く感じません。リアルな重さを求めるならもっと重量が欲しいところでしょうが、固定スライドガスガンはどちらかといえば実用寄りの銃なのでこのぐらいが丁度良いでしょうし、グリップ部だけやヤケクソに重いよりはこの重量バランスの良さが実用面で効いてくるハズです。

マルイエアコキM9とS2S固定ガスM9とマルシンモデルガンM92FS
更にマルシンのモデルガンM92FSも加えてみました。どれも見た目はそっくりでも機構は全く違います。あと電動とガスブローバックがあれば完璧・・・電動は昔持ってました(いじり壊しました・・・)。ガスブローバック、今度マルイの新しいのが出ますね。旧版にKSCやWA、その他にもあるかな?ベレッタM92Fはいくつあっても良いものです・・・

マルイエアコキM9とS2S固定ガスM9とマルシンモデルガンM92FS
マガジン。こればかりは全然違いますが目指すのは右、その左2つも頑張ってるかと思います。





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