~趣味の世界~
去年の6月に買ったFei tengの1943Cスナイパーというエアーコッキング式のライフル。見てくれこそ第二次大戦期にソ連が作ったトカレフSVT自動小銃に似ていますが細長いだけで非常に軽いどうにも安っぽくちゃっちいトイガンです。

初速も40mps程度と10禁に毛が生えた程度で、それでもプリンキングガンとしてはまあそこそこ遊べるのですが、どうも曲銃床というものがあまり性に合わず構えていると手首が痛くなってしまいます。


そこで余っているマルイスタンダード電動M4A1のグリップを装着できるように、銃本体とストックの結合部に挟む形になるアダプターを作成しましょう。0.5mmプラ板をひたすら切った貼ったします。タミヤセメント流し込みタイプをふんだんに使い、積層構造で強度を十分に持たせます。


とりあえずグリップが取り付きました。M14EBRみたいですが、更にこのアダプターの後ろに元々付いていた曲銃床を装着できるようにします。曲銃床はグリップを兼ねているので付け根が下へ曲がっており、グリップからはそこそこ距離を置かないとグリップを握る手の甲に曲銃床が当たって握りにくくなるので付け根までを元々の位置から6cm後方に伸ばす事にしました。銃床自体が短めだったのでバットプレートからグリップまでの距離を適正にする意味もあります。


銃本体直後に付くグリップ基部(左)と銃床前端に付くパーツ(右)は差込みで結合し、最終的に上からネジ一本で固定する事になります。元々の銃本体と銃床の結合は下からはめ込んでストッパーで固定するのでこの機能も生かし、銃の側には一切加工をしないコンセプト。


おおよその形が出来上がりました。グリップとトリガーガードの間を埋めてグリップの剛性を高めます。


グリップはマルイスタンダード電動M4A1のグリップに合わせていますがギリギリの噛み合わせにしてしまったので互換グリップが取り付きません・・・グリップ底部から覗いた奥の穴を利用しての2点留め。ネジはタミヤのRC(ブーメラン2008)の余りネジ。


トリガーガードへは後面と接しつつ左右からも挟んでガッチリ保持する形。


銃本体への装着はまずグリップ基部を銃本体後面の嵌合部へ下から差込み、


銃床基部パーツをグリップ基部の後ろへ差し込みます。銃床基部パーツの先端にはグリップ基部パーツを貫通して突起が刺さるようになっており、銃本体後面にある銃床固定用のストッパーがはまり込む窪みに差し込まれる事でグリップ基部が下へ抜けないようロックします。銃床基部パーツが刺さったら上からネジ止めで銃床基部パーツを固定。


最後に銃床を銃床基部パーツ後面の嵌合部へ下から差込み、銃床側にあるロックポイントで固定。ちゃんと元の形に戻せるようになっています。


仕上げ。銃床とツライチになるように外側にプラ板を重ねてゆき、サンドペーパーで削って外形を整えます。


クレオスのMr.カラー92セミグロスブラックで塗装し、組み上げて完成。イマイチ黒すぎた印象で、つや消し黒の方が良かったかも。


最終的に重量は600gほど、全長は1m。ちょっと長いですが構え心地が飛躍的に向上しました。チープガンはこうやって楽しむのも一つの方向性なのでしょう。あーまたこんな手軽で変わったヤツ入荷しないかなー(チラッチラッ




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