~趣味の世界~
DSG組み込みで落ちた初速をM130スプリングで80m/s台前半まで上げ、完成が近づいてきました。


でももうちょっと初速上がらないかな?とBIGDRAGONの150%スプリングをいれてみましょうか。


下がりました・・・これは数字を詐称しているとかいうわけではなく、あくまでも「150%」であって「M150」ではない事に留意いただきたい。ここのスプリングはまだ上に170%や210%なんてものがありますが、フルストロークで長バレルフルシリンダーの銃に組んだら初速が210m/s出るとか、そんなわけありませんし。数字を基準にするなら同じメーカーのスプリングで揃えた方が分かりやすいでしょう。この150%スプリングは大体SHSのM110~120くらいと同等のスプリングレートではないかと思います。


DSGのようにストロークが短いのなら他にもやりようがあります。本来ならスプリングガイドに装着する2cmくらいのスペーサーを利用するもののようなのですが売ってないので代わりに用意したものがこれ。アングスのもりもりドーナツです。


樹脂製の1.6mmのスペーサーが5枚入ったセットです。全部でも8mm分にしかなりませんが、とりあえずこれで様子見。同じところで戦民思想の5mm/10mmのも買ったらCA870用でやんの。


スペーサーはピストンボディの内側、スラストベアリングが付いているならそれとスプリングの間に入れて使用します。スプリングガイドには入りません。


とりあえず
全部


サイクルが0.5くらい下がり、初速もほんのちょっぴり上がった程度。


ずっとホップ最弱で計測してたのでホップを少しかけてみましょうか。


時々78くらいまで下がったりしますが、一方で最大はこれくらい。平均すると82~83m/sくらい。これ以上にするにはもっと大幅にスペーサーを仕込まないとダメでしょう。


とりあえず実用レベルにはなったのでずっと外していたストックパイプを付け直し、ストックを装着。QDメカボックスに元々付いている配線は少し硬めなので7.4V1400mAhのバッテリーでこれくらいのはみ出し量。一応ストックを一番縮めたところから1段伸ばした位置までなら普通に使えるので、それでも実用面では据え置かれています。


全備重量は2565g。上下レシーバーが樹脂製で元々軽く、持った印象も軽めなのですが、数字上では案外重いです。。



@@@




一応これで一旦完成としますが、いやしかしDSGは難しい・・・

それではいよいよDSGの組み込みです。


前回まででQDメカボックスへのパーツ組み込みやダメなパーツの洗い出しが済みました。


このままでも調子良く動いていますが、サイクルが低いのはともかくセミオートがもっさりしているのは物足りない・・・


ノーマルのセクターギヤの代わりにDSGを。


タペットプレートも専用にものに換えてOK。


まずはノーマルスプリングのままでチェックしてみましょうか。


セミオートがキレッキレで良いのですが、初速は58m/s前後と48m/s前後が交互に来ます。


スプリングをSHSのM110に換えてチェック。


70m/s台まで上がってきました。まだまだ。


スプリングをSHSのM130に変更。QDメカボックスのおかげでスプリング交換はめっちゃくちゃ楽です。


80m/s台前半まできました。が、ここでギャーーーとギヤが空回りして撃てなくなりました。


メカボックスを開けると、なぜかセクターギヤとタペットプレート、シリンダー一式が左側にへばりついています。


タペットプレートの羽根に抉られた跡が。このタペットプレートはもうダメかなぁ・・・


と、そんな事もあろうかと用意しておいたSHSのVer.2用タペットプレート。


このタペットプレートは普通のやつなので羽根の形が違いますが・・・


位置を合わせてちょん切ってやればホラDSG専用タペットプレートの出来上がり。


そのままだとシリンダーに触れている部分のバリが引っ掛かるので軽くヤスってやり、置き換えてOK。


タペットプレートの上面と羽根の角だけしかヤスリ掛けしていませんがノズルはスムーズに動いています。そして組み上げて初速チェック・・・と思ったらまたギャーーーと空回り。


一体どこがおかしいんだろう?とメカボックスをくまなく眺め、ギヤの歯などもチェックしてみますが何ともありません。


と、モーターのピニオンを見るとえらく削れています。ここか!


モーターのピニオンが触れているのはべベルギヤですが、よくチェックしてみると・・・


右側のシムが足りずべベルギヤが右側に逃げていました。また私の凡ミスです・・・


逃げている分のシムをべベルギヤの右側に一枚足しました。


が、他のギヤも置いてみると動かない・・・スパーギヤで少しべベルギヤが持ち上がっているのかも。


スパーとセクターを左に寄せてみます。軸が外側に張り出すものの、この程度ならセレクタープレートの動きには干渉しないようです。


ギヤ以外も置いて組みつけ。


ピニオンの削れかたを見るにもう1mmほどモーターを押し込んだ方が良さそう。グリップ下パネルのネジを1mm分ほど締めておきます。



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7.4V1400mAhリポバッテリーで秒23.6発、初速は82m/s前後になりました。モーターがEG1000でもマルイのハイサイクルと同等になってきています。
今回の教訓は「シム調整は手を抜くな、全部のギヤの左右ともグラグラせぬように!」



Noveske KFHフラッシュハイダーのレプリカです。


ここのハイダーレプリカは安いので何かのついでについつい買ってしまうのですが、何か常勤にならずにハイダーコレクションになってしまいがち。


形状としてはノベスケハイダーの前端にダイヤルが付いたような姿のハイダー。マルイの次世代AK102に標準で付いているハイダーと同形状のものです。パッケージにはMINI KX3とありますが白いプリントの通りKFHの方のレプリカです。


反対側にはファイアーピッグのプリント。


前面。銃口内部はラッパハイダーの形を成しており、発射音の拡声と指向性を持たせる効果があります。銀色なのでライトみたいですね。


後面。ネジはM14逆ネジですが別パーツになっていてここを外すともっと大きなネジにも対応する形になっています。


重量は90g。ハイダーの重さとしては標準的でしょうか。大きさを考えると軽い方かもしれません。


分解したところ。内部の円錐状のパーツは材質的にも形状的にもあまり音が響いたりするものではないので大体形状だけのものと思っても良いでしょう。銃口前方から聴けば大きく聞こえるかもしれませんが、前方以外からは音の変化は感じないでしょう。固定用の針金やOリングを除けば他は全てアルミ製のようす。叩いてもコッコッという音しかしません。


前端の一番太くなっている部分は37mm。


中間部分が35mm、後端の細くなっている部分が29mm。


全長は75mmとなっています。


Noveske KX3レプリカと。一回りほど大きく感じます。


装着。銃口に向けて太くなっているので好みがハッキリ出るでしょう。


後端の銀色パーツを外してマルイ次世代AKS74Uの標準ハイダー用ネジに挿してみようとすると入らない・・・


微妙~に1mmほど細いです。調べると銃側のネジは22mm正ネジらしいのですが、この銀色のパーツは実質21mmくらいでしょうか。


この銀色のパーツはマルイAKS74Uのハイダー側には全長方向に多少はみ出るものの取りつきます。キッチリ合っていればアダプターとして活用できたのですが・・・


後端の一番細い部分のみKeyModハンドガードに通るのでアウターバレルの長さを調整して挿してみたところ。好みによるところでしょうか。



@@@




銃口の太さ的にX3200弾速器の穴に入らないので常勤にはならないかなぁ・・・気分で付け替えるために種類持っておくには気軽に買いやすい値段ではあったし、まあこれはこれで。

ZC LEOPARDのQDメカボックスに新品パーツを全部載せしたら初速が全く出ず、どこがダメなのかわからないのでちゃんと動いていた構成を載せて初期化ができたG&G CM16。


何かもうちゃんと動いてるし初速も88m/s前後出るしいいんじゃね?って感じですがやはりノーマルなサイクルだとセミオートのレスポンスがダルい・・・スパンスパンがキュイッパンキュイッパンて感じですから。慣れって怖いですね。


とはいえ明らかにダメなパーツがあって、しかもどれがそうなのかわからない状態のままにはしておけません。まずは吸排気系パーツを前方から一つずつ換えては試射を繰り返して洗い出しを行いましょう。


まずはノズルから。現状では赤いノズル(SHSアルミシーリングノズル)が入っています。その下の黒い樹脂製のものがCM16のノーマル、その下の銀色のものがZC LEOPARDのエアシールノズルです。


3つとも後面を揃えて並べています。


中間の段差はSHSのものだけ少し後方にありますが、正常動作していました。


ノズルの全長はほぼ同じで、M4用の21mmちょっとの寸法で揃っているハズです。


後面。金属製のものは内側後端にOリングが入っています。


前面。ノーマルだけ穴の内側が複雑な形状をしていますが、穴の中よりも外側先端の角度がチャンバーパッキンと接した時に重要なのだろうと見受けられます。ZC LEOPARDのものの方がノーマルに近い角度。


ではZC LEOPARDのエアシールノズルを取り付けて組み上げ、初速を測ってみましょう。


初速は93m/s前後と上昇。段差位置の違いで相性が出ているのかSHSのものよりはこちらの方が合っているようです。


次はシリンダーヘッド。白い樹脂製のものがCM16ノーマル、銀色のものがZC LEOPARDのVer.2・Ver.3メカボックス共通アルミシリンダーヘッド。


ボディの後端で揃えています。ZCのアルミシリンダーヘッドはゴムのクッションが後面に突き出しています。Oリングが2本あるのは強力なシーリング能力が期待できますが、シリンダーに差し込む時に強い力が必要で、無理に押し込むとOリングが損傷するため気を遣いながら強い力で押し込む必要があり、少々抜き差しが面倒臭いです。また挿した後ではシリンダーの穴位置を調整したくてもシリンダーだけを回せないので一旦抜く必要があり、ここも不便。


ボディ部分の全長はどちらもほぼ同じ。上の切り欠きはタペットプレートが通る部分で、横の穴はメカボックスとの嵌合のためにあります。


前面に突き出たパイプはここにノズルが被さってタペットプレートによって前後に擦るように動きます。しかし、何か長さが違うような・・・


パイプ先端を接地して並べてみると、1ミリ半ほどボディ部分が低い。


クッション込みの全長は同じですが、ボディ部分が前方にずれている事になります。



シリンダーに挿してメカボックスへ置いてみると、前方へのパイプの突出量が短い。


後面へのクッションの突出はむしろピストンヘッドが接して最前にある位置ではノーマルよりも1ミリ半ほどピストンが後ろに下がる事になり、セクターギヤがピストンの後端のギヤに掛かる角度はノーマルだと斜め上に力が掛かるのに対してこちらでは真後ろへ力が掛かるようになるため伝達ロスが減らせる効果が期待できます。これをAOE(Angle Of Engagement)調整と言うのだそうです。


それではこのシリンダーヘッドを組んで初速をチェック。


こいつかァ~~


このシリンダーヘッドはVer.2・Ver.3共用とあるのでVer.3メカボックスだとちゃんと使えるのかもしれません、と弁護しておきます。少なくとも同社のM4用ノズルとは相性が悪い。


さて一番の原因が分かったので後は何かもう適当でいいや・・・ってなってきてしまいましたがちゃんとやります。奥の青いシリンダーがCM16ノーマル、手前がライラクスのステンレスハードシリンダータイプEです。加速穴の位置がノーマルより少し後ろにあるためシリンダーの有効容積はこのタイプEの方が大きくなります。タイプDだと更に後ろに穴が寄っていて、タイプFだとノーマルと同じくらいの位置にあります。ノーマルは穴が1か所ですがライラクスのシリンダーは4か所にあるのも特徴。ただ余程前進速度が速くない限りは1か所で不足する事もない気もします。他の特徴としてはノーマルがアルミ製に対しライラクスのものはその名の通りステンレス製で、重さはかなり差がありますが強度はステンレスの方が圧倒的に勝ります。


並べてシリンダー内をのぞいたところ。どちらもほぼ同じ内径です。計ってみると24mmほど。マルイノーマルシリンダーの内径が23.8mmなのでこれに準拠しているハズです。たまに「ボアアップシリンダー」というのがあってそちらは内径が24.7mmとなっており、シリンダーヘッドやピストンヘッドもそれに対応したサイズ違いのものがあるので注意が必要です。23.8mmのシリンダーでもスカスカだったピストンヘッドを持っているのですが、これ何なのだろう・・・Oリングのサイズを間違えた不良品だったんだろうか?


さてシリンダーを組む前にピストンヘッドも先にチェック。手前の銀色のピストンヘッドがZC LEOPARDの高耐久アルミピストンヘッド、奥の赤いものが同社の軽量ピストンヘッドです。


軽量ピストンヘッドを組んだピストンをシリンダー入口に軽く挿し、シリンダーヘッドのパイプの先を指で押さえて圧縮を行ってみると、ブシュッと前進しきってしまいました。ちゃんと動いていたピストンヘッドなのに・・・


高耐久アルミピストンヘッドを組んだピストンだと加速穴の先で強い抵抗が掛かり止まってしまいます。止まる方が高気密である事は分かるのですが、抵抗があれば止まらなくてもダメというわけではないものなのでしょうか?


と、何か違和感。軽量ピストンヘッドと組み合わせている方のピストンボディの、ギヤを押さえている部分がピストンヘッド側で割れてめくれてきています。


アルミピストンヘッドと組み合わせている方は私のミスで尾部片側がギヤで削り取れてしまっているので、無事なピストンボディが無い・・・このピストンボディは両方ともZC LEOPARDの強化ピストンフルスチールラックですが、ギヤはほとんど傷も入らないほど強力なのですが樹脂製のボディ部分はあまり強くないかもしれません。


まずはライラクスのシリンダーを入れ、ピストンは軽量ピストンヘッドの方を。ピストンヘッド直後から後ろへ裂けているのでフルストロークだとシリンダー尾部に引っ掛けそうで怖いです。DSGならシリンダー内から出ないので安心ですが、加速穴に引っ掛かる危険もあります。


ノーマルシリンダーと比して有効容積が増えているので当然の初速向上となりました。


次は高耐久アルミピストンヘッドを組んだピストンを。こちらはピストン尾部が削れているので強度低下によってギヤの付いた金属部分だけが樹脂部分を突き破って後退してしまう危険が出てしまっています。怖い!


@@@




上限ギリッギリの初速になりました。次は初速が大幅に下がるDSG組み込みですのでここの段階では高いほど安心できます。でもこの先はピストンボディの強度に不安を抱えている状態では非常に恐怖。残りはピストンボディを調達してからの方が良さそうですね。



うっかり凡ミスでピストンにダメージを入れてしまい、そのまま使ったら完全に破壊された感触のCM16に入れたQDメカボックス。


かー!やっちゃったわー!かー!


メカボックスを恐る恐るあけてみると、あれ?何ともない。


ギヤも擦り傷はあれど歯っ欠けも曲がりもなく、このまま組み直したら普通に動きそう。


確かにおぞましいギャラララ音で発射不能になったハズなのですが、本当に・・・何だったの?


しかしもはや原因の特定が不可能と判断し、ちゃんと動いていた構成をQDメカボックスに移して初期化をしましょう。それでダメならQDメカボックスそのものがダメという事になります。


ちゃんと動いていた構成は、シリンダーとシリンダーヘッド、べベルとスパーがノーマル。それにZCのピストンと軽量ヘッド。ノズルはノーマルが破損したのでSHSのもの、あとはノーマルのセクターギヤとタペットプレートが直近でちゃんと動いていた構成。


セクターギヤをDSGからノーマルに替えたのでシム調整をやり直し。といってもDSGの左右に入っていたシムをそのままノーマルにはめたら丁度良かったのでネジをしっかり締めた状態でもスルスル動くか確認。


セクターギヤとタペットプレートの触れている面は油気が元々無かったのですが・・・


もうかなり動作させてきているのにノーマルのタペットプレートの羽根は傷も摩耗も全くなく角もバシバシ立ったままです。侮れねぇなノーマル・・・


手でギヤを回して動作させてみると、本当にロングストローク。


タペットスプリングはSHSのセットに入っていたものがイマイチ曲がりやすくて良くなかったのでノーマルを、逆転防止ラッチもノーマルを移してきています。メカボックスを閉める前にピストンがちゃんとレールに乗っているかしつこいくらい確認。安いピストンボディとはいえ1000円ほどをドブに捨てたのは自分のミスとはいえ気分が悪いし二度とやらかすものか!という気持ちで。


メカボックスを閉じ、ノズルが軽くヒコヒコ動くのを確認。


スプリングはノーマルを使用。こんなヤワいスプリングならQDである必要すらないのですが・・・


さあどうだ。QDメカボックスの進退やいかに。



@@@




ノーマル!ノーマルです!
8.4Vでサイクルが秒15発、初速が88m/s前後とマルイのM4ドノーマルと同等。

ここから一つずつパーツを換えていって理想に近づけてゆきます。そうすればつけてあったパーツのうちどれがダメだったかが分かるハズです。(本音ではもうこれでいいんじゃね?って気分・・・)









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