~趣味の世界~
東京マルイの電動ハンドガン、M9A1です。
MP7A1のバッテリー格納に煮詰まり、もう小さいリポ買っちまおうか・・・となるとそれを使う電動ハンドガンも欲しくなるというもの。マルイの電動ハンドガンはグロックG18C、ベレッタM93R、H&K USP、M9A1、ハイキャパEがありますがさてどれがいいだろうか?
古いけど一番安くて無難なG18C、電ブロ持ってるし無難すぎるんじゃ…
大柄だけど操作系にアレンジ無しのM93R、KSCの3バーストするやつ持ってるし…
小さくて軽く操作もシンプルなUSP、マガジンキャッチで中指の皮挟むし…
一番新しいハイキャパE、ハイキャパ5.1買って間もないしあれは良いものだし…


大分迷いましたが結局一番慣れてるM9、ただしA1は持ってないのでこれに。ハイキャパEだけちょっと高いけどどれも1万円くらいだし、軽い気持ちで。


こちらはコンパクト電動ガンと違いバッテリーと充電器は付属しないので別に用意する必要があります。もっとも最近はコン電の方もバッテリーと充電器は別売になったらしいですけれど。


開封。


付属品は説明書一式袋詰めとマズルキャップ、BB弾少々。説明書袋詰めにはクリーニングロッドも同梱されています。






説明書。最初の2ページはいつもの取り扱い注意書きなんで割愛。



銃本体。まあ普通のマルイクオリティと申しますか、少々安っぽさはありますがダメって事はありません。表面仕上げはつや消し黒ですが少しつや消しの砂っぽさが全体的にジャリジャリしてて多少気になりました。M9A1はミリタリーモデルなので少し無骨なくらいで良いのでしょう。


マズル部分。インナーバレルは少し奥まった位置に見えます。


フレーム前端下にあるレイル。M9からM9A1にモデルチェンジした際のおそらく最も目立つ変更点がここでしょう。20mmのピカティニーレイルの規格に沿ったレイルですがここに付ける事を想定しているアクセサリーしか取り付きません。汎用のフォアグリップなどはレイルが微妙に合わないので取り付ける事ができません。


前後サイトにはホワイトドットが入っています。ちょっとカメラ位置が近かったのかフロントサイトが小さく見えますが、構えた時のサイトピクチャーはもっとフロントサイトが大きく見えます。


スライド後端左のデコッキングレバーは可動しますが左右連動しておらず、機能もセーフティスイッチとなっています。下へ下げる事でトリガーの操作が無効になり通電せず、という動作でトリガーはロックされません。マルイの旧ガスブロM9に慣れている人には良いですが、それ以外のM92系に慣れている人にはここがセーフティなのはちょっと違和感を感じるかもしれません。


右側レバーは単独で動作するものの、下がりきらず明確なクリックもありません。こちら側はただのダミーのようです。


スライドストップレバーも可動しますが、当然スライドが動かないモデルなので用途は別に振ってあり、セミ・フルオートのセレクターとして機能します。


ただ操作はちょっと特殊で、まず上へ持ち上げ・・・


上げ切ったところで前方へ押し込むとカチッと手応えがあり、


指を離すと少し前進した位置のまま下がってフルオートポジションとなります。セミオートポジションに戻す時は持ち上げて後ろへ引く必要があり、押し/引きが固いので操作はかなりしづらいものになっています。握った親指だけで操作するのは無理だろうと思います。


トリガーのストロークはこのくらい。ダブルアクションの位置からちょっと下がった位置までなので、マルイの旧エアコキM92Fと似たトリガー位置になっています。これもM92系のシングルアクションのトリガー位置に慣れていると引き足りなくて違和感があります。トリガータッチはただのスイッチなので軽いのですが、小さいコイルスプリングが擦れながら伸縮しているようなジョリジョリ感があり、あまり気持ちが良くありません。


マガジンキャッチを押すとマガジンは自重で落下してきます。マガジンはグリップ内にメカボックスがあるため細いいわゆる割り箸マガジンですが、金属製で幅広なので昔のエアコキの割り箸マガジンなんかに較べたら余程マシなものです。


電動ガンなのでバッテリーを収める必要がありますが、バッテリーを収めるにはスライドを外す必要があります。スライドを外すにはまずハンマーを上へつまみ上げてから起こすとスライドのロックが解除されます。グリップを握った手の親指でハンマーを起こす事は出来ないので、この操作は専用の操作を要求します。


スライドはそのまま上へ外れます。


バレルとフレームの間のスペースが大きく取られており、ここにバッテリーが収まります。スペースの後端には斜めに端子が付いています。


スペースは限られていますが、案外広く感じます。本来はここに専用のマイクロバッテリー500(コンパクト電動ガン用のマイクロバッテリーEXより若干小さく、互換がありません)を斜めに差し込みます。


ただしマイクロバッテリーEXのへなちょこぶりに辟易してもう何年も経つし、とっくにリポバッテリーに移行した身としてはこちらは最初からリポバッテリーで行きたいもの。
ET-1のレッドライン7.4V520mAhリポバッテリーと電動ハンドガン用の変換コネクターを同時に用意しました。定番のセットです。


変換コネクターは銃本体のバッテリー端子に差し込む形状のものからBECコネクターと呼ばれる小型の端子の付いたコードが生えているもの。


バッテリ―は非常にコンパクトで全長は75mm。全長以外の寸法は他のスティックタイプより多少細い程度です。


端子はタミヤコネクタミニタイプよりも全長・全幅が2/3程度、厚さが半分ほどのBECコネクター。BECコネクターはラジコンの受信機の電源に使われる端子・・・だったかな?昔のラジコンバギーなどでスピコン(スピードコントローラー)が付いていた時代のものをいじった事がある人は見覚えがあるかもしれません。


銃側の端子は斜めになったオーバル型で、どちら向きにも挿せてしまうのが怖いですが説明書通りだと配線の生えている側を斜め上に向けて差し込みます。外す時は銃側の端子のある左側にバッテリーを押し出すレバーがあるのでこれを操作すると簡単です。


バッテリ―をスペースに配置しますが、配線がかなり余ります。これでいいのかな?


スライドが取り付きませんでした。スライドの左内側にはリブがあるのでバレルの左側へバッテリーやその配線を突出させてはいけません。元のマイクロバッテリーが収まるように、突出させるなら右上側にしないといけません。


こんな感じ。配線は下に敷いちゃっても良いでしょう。あとはBECコネクターとバランス端子(バッテリーから生えている白い端子)をうまく収めます。


スライドを被せる事ができたら完了。


マガジンには30発入ります。マガジン上のリップから軽い力でBB弾を込める事ができるし、画像のようにBBローダーを使うと簡単です。ただし込めた弾を取り出すのは少し難しいです。


初速とサイクルチェック。初速は68m/s前後、サイクルは秒15.5発ほど。バッテリーが買いっぱで充電していないので満充電だともう少しサイクルが上がるでしょうが、これでも結構軽快に撃つ事が出来ます。発射音はコン電と似ていてウィポウィポという感じ。


バッテリ―と変換込みの重量は660g。この初速とサイクルのBB弾発射機としては非常に軽量といえるでしょう。


ウチにあるベレッタ92系共と。左からマルシンのモデルガンM92FS、SⅡSの固定スライドガスM9、マルイエアコキM9、電ハンM9A1。ガスブロがありませんが20年ほど前にウェスタンアームズのM92FSセンチュリオンというやつを持っていました。


@@@



この小ささ、軽さでガスブロ並みの初速、スタンダード電動ガン並みのフルオート。しかも季節に左右される事もなく、値段も比較的お安い。専用バッテリーの性能の低さが足を引っ張っていましたが、リポ化すればほぼ解消します。リポ使うとマルイが修理してくれないって?壊れたら買い換えればいいんだよ!って、まあギリギリ言える程度のお値段だし、気楽に構えると中々良いものだと思います。


そうそう上2つの定番セットの他に充電器も必要なのを付け加えておきます。ウチの充電器はBECコネクターのアダプターが元々付いていました。詳しくないのであればET-1のこれに対応した充電器を素直に買えば良いのですが、「ET-1は情弱用」と言う層も居るのでそういう連中にバカにされるのをいちいち気にしてしまうような人はググるなりなんなりして好きなのを買えや。


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