~趣味の世界~
オートマグⅢのスライド側面以外の部分やフレームなどのグレーのシボの部分の表現をドーシヨッカナーと思いつつもう20年近く経ってしまいました。こういう憧れ的なものはあると思います。しかし、どうにか実現できないものだろうか・・・
この本は20年ほど前から大事に・・・大分黄ばんでヤレてますが、持っている「最新ピストル図鑑(著:床井雅美)」の中の1ページ。このスライド側面がポリッシュでそれ以外がザラザラしているツートーンの表面仕上げ。
20年近く前から持っているホップ無し時代のマルイオートマグⅢ。
すでに90年代中頃の時点で塗装とアルミテープによっておおよその色とスライド側面のポリッシュ部分は雰囲気だけそれっぽくしてあります。しかしシボ加工というのはそもそもサンドブラストや化学処理によって掛けられるもので素人がお手軽に出来るわけもなく・・・
なんて思いつつ適当にググっていたらこんなものがいつのまにか発売されていました。アサヒペンのストーン調スプレーです。本来の目的は例えばプラ製の植木鉢の外側を石やレンガのような見た目にするべく表面をゴツゴツしたコンクリートのような表面にしてしまうというもの。ホームセンターには売ってなかったので通販使って買ってみました。色はグレーグラナイト、1本1300円くらい。
まずは分解。といっても全バラにする必要はないのでグリップパネルを外し、スライドを左右に分け、バレルを外します。
シボにする部分以外をマスキング。塗膜が分厚くデコボコになるので摺動部もマスキングしますが、まあ不都合な部分は後で落とせばいいやくらいのノリ。当然スライド側面のポリッシュ面はキチンとマスキングします。スライド側面後半の滑り止め部分は山がポリッシュで谷がシボなので細切りマスキングテープで丁寧に。
軽く1回吹いてみたところ。思ったより目が粗い・・・この塗料、サフェーサーに砂を混ぜたようなもののようで、小屋の中で吹いたらプシュッ・・・サラサラ・・・と床に砂を撒いている音が聞こえます・・・
吹き重ねてゆくとシボがそれっぽくなってきます。ただ砂を付着させている分塗膜も強烈に分厚くなるので覚悟がいります。乾燥速度や表面の硬さは正に粗めのサフェーサーそのもの。指触乾燥は1時間も掛かりませんが、強く触ると指紋が付くくらいにはまだ柔らかいので出来れば2~3時間は待ちたいところ。
完全乾燥する前にマスキングを剥がします。完全乾燥後にマスキングを剥がしたのでは境目が割れたりザクザクになったりするのである程度乾いた段階で剥がします。色がやや明るかったかな・・・クレオスのビン入りサフェーサー500番と似たような色です。
せっかちな性分ですので乾燥3時間くらいでさっさと組んでしまいます。塗装面の砂は触っているとバラバラ取れてくるのである程度は撫でて落としておくと良いですが、残したいし後からバラバラ落ちるのは不快だ、という人は触らないようにして1日ほど置いて完全乾燥後にクリアパーカーなどでコートすると良いでしょう。
マガジンキャッチの押し心地やマガジンの抜き差し、スライドの引きなどでジャリジャリしていますが不快という程ではなく、操作しているウチに慣れてきます。表面の触感もマグプルなどのデュポンポリマーに「そんな遠くない」という感じなので滑り止め用途でも使えそうです。
フレーム左側面の「iAi」のマークは割りと雰囲気なのですがそれ以外の文字などの刻印はほとんど潰れてしまいます。がシボ加工を素人がお手軽に行う、という点ではほぼ目的を達せたかと思います。
色はあまり選べませんが、使えるものもあるかと思います。(メーカーページへ)
ブラックストーン、ブラックグラナイトは黒のシボに使えそうだし、サンドストーン、マッドストーンあたりはDE(ダークアース)と相性が良さそう。もちろん本来の用途である石やセメント、レンガっぽい感じにしたい向きにも。
この本は20年ほど前から大事に・・・大分黄ばんでヤレてますが、持っている「最新ピストル図鑑(著:床井雅美)」の中の1ページ。このスライド側面がポリッシュでそれ以外がザラザラしているツートーンの表面仕上げ。
20年近く前から持っているホップ無し時代のマルイオートマグⅢ。
すでに90年代中頃の時点で塗装とアルミテープによっておおよその色とスライド側面のポリッシュ部分は雰囲気だけそれっぽくしてあります。しかしシボ加工というのはそもそもサンドブラストや化学処理によって掛けられるもので素人がお手軽に出来るわけもなく・・・
なんて思いつつ適当にググっていたらこんなものがいつのまにか発売されていました。アサヒペンのストーン調スプレーです。本来の目的は例えばプラ製の植木鉢の外側を石やレンガのような見た目にするべく表面をゴツゴツしたコンクリートのような表面にしてしまうというもの。ホームセンターには売ってなかったので通販使って買ってみました。色はグレーグラナイト、1本1300円くらい。
まずは分解。といっても全バラにする必要はないのでグリップパネルを外し、スライドを左右に分け、バレルを外します。
シボにする部分以外をマスキング。塗膜が分厚くデコボコになるので摺動部もマスキングしますが、まあ不都合な部分は後で落とせばいいやくらいのノリ。当然スライド側面のポリッシュ面はキチンとマスキングします。スライド側面後半の滑り止め部分は山がポリッシュで谷がシボなので細切りマスキングテープで丁寧に。
軽く1回吹いてみたところ。思ったより目が粗い・・・この塗料、サフェーサーに砂を混ぜたようなもののようで、小屋の中で吹いたらプシュッ・・・サラサラ・・・と床に砂を撒いている音が聞こえます・・・
吹き重ねてゆくとシボがそれっぽくなってきます。ただ砂を付着させている分塗膜も強烈に分厚くなるので覚悟がいります。乾燥速度や表面の硬さは正に粗めのサフェーサーそのもの。指触乾燥は1時間も掛かりませんが、強く触ると指紋が付くくらいにはまだ柔らかいので出来れば2~3時間は待ちたいところ。
完全乾燥する前にマスキングを剥がします。完全乾燥後にマスキングを剥がしたのでは境目が割れたりザクザクになったりするのである程度乾いた段階で剥がします。色がやや明るかったかな・・・クレオスのビン入りサフェーサー500番と似たような色です。
せっかちな性分ですので乾燥3時間くらいでさっさと組んでしまいます。塗装面の砂は触っているとバラバラ取れてくるのである程度は撫でて落としておくと良いですが、残したいし後からバラバラ落ちるのは不快だ、という人は触らないようにして1日ほど置いて完全乾燥後にクリアパーカーなどでコートすると良いでしょう。
マガジンキャッチの押し心地やマガジンの抜き差し、スライドの引きなどでジャリジャリしていますが不快という程ではなく、操作しているウチに慣れてきます。表面の触感もマグプルなどのデュポンポリマーに「そんな遠くない」という感じなので滑り止め用途でも使えそうです。
フレーム左側面の「iAi」のマークは割りと雰囲気なのですがそれ以外の文字などの刻印はほとんど潰れてしまいます。がシボ加工を素人がお手軽に行う、という点ではほぼ目的を達せたかと思います。
色はあまり選べませんが、使えるものもあるかと思います。(メーカーページへ)
ブラックストーン、ブラックグラナイトは黒のシボに使えそうだし、サンドストーン、マッドストーンあたりはDE(ダークアース)と相性が良さそう。もちろん本来の用途である石やセメント、レンガっぽい感じにしたい向きにも。