~趣味の世界~
中華エアコキバレットM82A1にオマケで付いてたハンドガンを分解してみました。
まずこの銃なんやねん、と調べてみると元ネタはS&WのM&P(ミリタリー&ポリス)という銃。2005年くらいにスミス&ウェッソンが作ったポリマーフレームの今風な拳銃で大きさはUSPくらいで大型拳銃の若干小さめなやつ、と思っていただきたい。
更に調べてゆくと「SKYMA SM.0605」というトイガンに行き当たります。中華トイガンで有名なCYMAの系列らしいSKYMAの安トイガンですが、今回のブツと特徴がほぼ一致しています。
素性も分かったところで早速分解。まずはリヤサイト右にあるネジを抜いてスライド後半を左右に開き、中身をよけるようにして前方へ抜き出します。中身はマルイのHGになったばかりくらいの時期のエアコキハンドガン(コルト・ダブルイーグルとかオートマグⅢあたり)と似た雰囲気。バレルはプラ製のインナーバレルがそのままアウターを兼ねており、リコイルスプリングはバレルの外周に被さるように位置します。
シリンダーは上へ引っ張りながら後ろへスライドさせてゆくとチャンバーから離れてピストンとメインスプリングごと取り外せます。スライドはリヤサイト右と前方右のネジで左右を留めているので前方にあるネジも抜くとスライドを左右に分割できます。左右非対称分割などにはなっていないので非常にシンプル。リアルか?っていうとダメダメですが・・・
フレーム側の右に見えるネジを全て抜くとフレームを左右に分割できます。非常に作業性が良いです。
トリガーメカはトリガーからトリガーバーを介して後方にあるシアを昇降させるシンプルな構成。グリップ後半の内部にはウェイトを入れられそうなスペースがあります。
フレームにはめ込まれているチャンバーを取り外し、右側のネジを抜くと左右に分割され、バレルとチャンバーパッキンが取り出せます。チャンバーパッキンは凸型でホップアップ機構はありません。
ついでにマガジンも分解。右側にあるネジ2本を抜くと左右に分割できます。中身はフォロワーとスプリングのみという超シンプル設計。こちらもウェイトが入りそうな雰囲気。これで全バラになりましたがネジは全て同じもの。間違う心配はありません。
マガジンはパーツ4点で重量わずか11g。この軽さにも関わらずマガジンキャッチを押すとスルリと落ちてくるマガジン。この銃は全般的に手モギで切り離したようなゲート跡が汚く残っているのできれいに処理しつつ、ウェイトを詰めて少し重量アップさせておきましょうか。
まだまだありますホイールウェイト。30g増量して41g。
インナーバレル剥き出しのバレルにはアルミテープを貼ってギラリ銀色に。
シンプルで素性の良くみえるこの銃ですがやはり安さは隠せないのか、スライドのネジ受け部分がヒビ割れていました。
ヒビはネジ受けだけではなくダボが刺さる受けの部分にもあり、スライドは力が掛かる部分だけに強度的にはやや不安ありかもしれません。とりあえずABS接着剤を塗って補修しておきます。
フレームの素の重量は41g。
ホイールウェイトを細切れにして詰めまくって90g増量し131g。グリップ後半のスペースの他、フレーム上方後端やシアースプリングの下、フレーム前方のバレル付け根下などにもちょっとだけですがウェイトを貼れる位置があります。
今回はゲート跡の処理と重量増だけにしておき、組み立てます。単純にバラす時の逆の手順でOK。
組み付け完了。子供でもできるレベル。
最終的な重量は196g。元は76gだったので120g増。ホイールウェイト1本60gを2本使ったので計算は合いますが、せいぜいがマルイの10歳以上用のエアコキハンドガンと同程度の重量。銃が小さいので仕方ありませんが、やや物足りなさはあります・・・
ウェイトはグリップ内に集中しているのでこのようにグリップ底だけで自立します。塗装をするとしたらポリマーフレームなのでスライドくらいですが、元々つや消し処理されているので別にこのままでも良い気はします。
マルイのリアルフィニッシュ銀ダンポリスピストルSSとマルゼンPPK/Sと。グリップは細いものの大きさは近いです。子供の手に足る大きさですが、大人の手にも割りと合う範囲。所詮チープガンですが、侮れない懐の深さを感じます。
まずこの銃なんやねん、と調べてみると元ネタはS&WのM&P(ミリタリー&ポリス)という銃。2005年くらいにスミス&ウェッソンが作ったポリマーフレームの今風な拳銃で大きさはUSPくらいで大型拳銃の若干小さめなやつ、と思っていただきたい。
更に調べてゆくと「SKYMA SM.0605」というトイガンに行き当たります。中華トイガンで有名なCYMAの系列らしいSKYMAの安トイガンですが、今回のブツと特徴がほぼ一致しています。
素性も分かったところで早速分解。まずはリヤサイト右にあるネジを抜いてスライド後半を左右に開き、中身をよけるようにして前方へ抜き出します。中身はマルイのHGになったばかりくらいの時期のエアコキハンドガン(コルト・ダブルイーグルとかオートマグⅢあたり)と似た雰囲気。バレルはプラ製のインナーバレルがそのままアウターを兼ねており、リコイルスプリングはバレルの外周に被さるように位置します。
シリンダーは上へ引っ張りながら後ろへスライドさせてゆくとチャンバーから離れてピストンとメインスプリングごと取り外せます。スライドはリヤサイト右と前方右のネジで左右を留めているので前方にあるネジも抜くとスライドを左右に分割できます。左右非対称分割などにはなっていないので非常にシンプル。リアルか?っていうとダメダメですが・・・
フレーム側の右に見えるネジを全て抜くとフレームを左右に分割できます。非常に作業性が良いです。
トリガーメカはトリガーからトリガーバーを介して後方にあるシアを昇降させるシンプルな構成。グリップ後半の内部にはウェイトを入れられそうなスペースがあります。
フレームにはめ込まれているチャンバーを取り外し、右側のネジを抜くと左右に分割され、バレルとチャンバーパッキンが取り出せます。チャンバーパッキンは凸型でホップアップ機構はありません。
ついでにマガジンも分解。右側にあるネジ2本を抜くと左右に分割できます。中身はフォロワーとスプリングのみという超シンプル設計。こちらもウェイトが入りそうな雰囲気。これで全バラになりましたがネジは全て同じもの。間違う心配はありません。
マガジンはパーツ4点で重量わずか11g。この軽さにも関わらずマガジンキャッチを押すとスルリと落ちてくるマガジン。この銃は全般的に手モギで切り離したようなゲート跡が汚く残っているのできれいに処理しつつ、ウェイトを詰めて少し重量アップさせておきましょうか。
まだまだありますホイールウェイト。30g増量して41g。
インナーバレル剥き出しのバレルにはアルミテープを貼ってギラリ銀色に。
シンプルで素性の良くみえるこの銃ですがやはり安さは隠せないのか、スライドのネジ受け部分がヒビ割れていました。
ヒビはネジ受けだけではなくダボが刺さる受けの部分にもあり、スライドは力が掛かる部分だけに強度的にはやや不安ありかもしれません。とりあえずABS接着剤を塗って補修しておきます。
フレームの素の重量は41g。
ホイールウェイトを細切れにして詰めまくって90g増量し131g。グリップ後半のスペースの他、フレーム上方後端やシアースプリングの下、フレーム前方のバレル付け根下などにもちょっとだけですがウェイトを貼れる位置があります。
今回はゲート跡の処理と重量増だけにしておき、組み立てます。単純にバラす時の逆の手順でOK。
組み付け完了。子供でもできるレベル。
最終的な重量は196g。元は76gだったので120g増。ホイールウェイト1本60gを2本使ったので計算は合いますが、せいぜいがマルイの10歳以上用のエアコキハンドガンと同程度の重量。銃が小さいので仕方ありませんが、やや物足りなさはあります・・・
ウェイトはグリップ内に集中しているのでこのようにグリップ底だけで自立します。塗装をするとしたらポリマーフレームなのでスライドくらいですが、元々つや消し処理されているので別にこのままでも良い気はします。
マルイのリアルフィニッシュ銀ダンポリスピストルSSとマルゼンPPK/Sと。グリップは細いものの大きさは近いです。子供の手に足る大きさですが、大人の手にも割りと合う範囲。所詮チープガンですが、侮れない懐の深さを感じます。