~趣味の世界~
ベータプロジェクトの16インチアウターバレルとMagpul PTS MOEハンドガード(Mid Length)です。

ベータプロジェクト16インチアウターバレルとMagpul PTS MOEハンドガードMid Length
MOEハンドガードには長さが3種類あり、M4A1のハンドガードと同じ長さのカービンレングスとM16A2と同じ長さのライフルレングス、そしてそれらの中間サイズとなるミッドレングスがあります。

ベータプロジェクト16インチアウターバレル
このベータプロジェクトの16インチアウターバレルはそのミッドレングスを装着するためのほぼ専用といってよいパーツ。アウターバレル本体と専用サイズのガスチューブのセット。

マルイスタンダード電動M4アウターバレル交換
今回はこれをマルイスタンダード電動M4へ取り付けます。まずはハンドガードとハイダーを取り外し。

マルイスタンダード電動M4アウターバレル交換
フロントサイトポストのネジを外しガスチューブごと前方へ抜いた後、バレルロックを回して外すとアウターバレルが前方へ抜け、インナーバレルと配線のみが残ります。素のマルイスタンダード電動M4へリアルサイズハンドガードを装着する場合は最低でもハンドガードリングとデルタリングセット、フロントサイトポストとガスチューブが別途必要。フロントサイトポストが挟んで締めるだけのタイプの場合はアウターバレルとハイダーはそのまま利用できるかと思います。

マルイスタンダード電動M4アウターバレル16インチ化
アウターバレルの長さ比較。上がG&P GP966アルミアウターバレル(14.5インチ)、下がベータプロジェクト16インチアウターバレル。付け根(右端)からフロントサイトポストの取り付く位置までが長くなっており、M4A1特有のバレル前方のくびれもありません。マッドブルのDaniel Defense16インチアウターバレルはこれと同じミッドレングス用とフロントサイトポストより前が長いカービンレングス用があるのでそちらを買う場合は間違えないよう注意。

G&P GP966とベータプロジェクト16インチアウターバレル
付け根の形状を比較してみると横方向へ出ているピンがありませんが、ここは別に気にしなくてもいい様子。

マルイスタンダード電動M4にベータプロジェクト16インチアウターバレル
試しに差し込んでみると普通にスポッと収まり、回ったりもしません。

マルイスタンダード電動M4アウターバレル交換
素のマルイスタンダード電動M4のリアルサイズハンドガード装着の多分一番しんどいところがこのアッパーレシーバー前面への穴開け。フロントサイトポストから伸びるガスチューブを差し込む受け部分ですが、標準状態ではデルタリングとの間にダミーの短い筒が挟まっていてアッパーレシーバー側には2mmほどの突起が出ているのでそれを切り落とし、ドリルやリューターで穴を掘ってやる作業が必須となります。上画像のように樹脂部分の奥にある金属部分も更に2~3mm掘り抜かなければなりません。ガスチューブは鉄製でこちらを短く切るのは非常に厳しいためレシーバー側を掘った方が多少楽です。亜鉛合金かアルミだと思うので頑張れば何とかなります。

マルイスタンダード電動M4とベータプロジェクト16インチアウターバレル
バレルロック(デルタリングと一緒になっているギザギザ)を締めてアウターバレルを固定してみますが、ガタガタです・・・

G&P GP966とベータプロジェクト16インチアウターバレル
付け根を並べて比較しなおしてみると、この傘部分の厚みがほんの僅かに薄いので、ここのせいでガタガタする模様。

マルイスタンダード電動M4とベータプロジェクト16インチアウターバレル
0.5mmプラ板を切ってスペーサーを作ります。

ベータプロジェクト16インチアウターバレル
このように。

マルイスタンダード電動M4とベータプロジェクト16インチアウターバレル
バレルロックはハンドガードをはめ込んで回します。専用工具を使うのが一番良いですが、とりあえずはこれでも十分。ただ金属レシーバーへガッチリ締めたい向きならば素直に専用工具の方が力を入れやすいハズ。

マルイスタンダード電動M4とベータプロジェクト16インチアウターバレル
まだ若干横方向へグラつく気がしますが、このくらいで良しとします。0.5mmプラ板なら2枚くらい挟んだ方がガッチリするかも。ただしバレルロックの受けが樹脂レシーバーの場合はガッチリさせるにも限度があるので無理はしないように。特にバレルロックの締めすぎはかなり危険。締めすぎてバレルの受け部分にヒビでも入ったら全く固定させられなくなり取り返しがつかなくなります。

G&P GP167ガスチューブとベータプロジェクト16インチアウターバレル付属のガスチューブ
フロントサイトポストからガスチューブを外し、16インチバレル付属のガスチューブに付け替えるのですが、横穴の位置が微妙に違うのでちょっと不安。上がG&P GP167ガスチューブ(M4A1用)、下がベータプロジェクト16インチアウターバレルに付属のガスチューブ。ピンは付属しないのでGP167のものを流用します。

ベータプロジェクト16インチアウターバレル付属のガスチューブとG&P GP167ガスチューブ
フロントサイトポストへの取り付けは難なく出来ました。

マルイスタンダード電動M4とベータプロジェクト16インチアウターバレル
ハンドガードリングをアウターバレルへ通し、ガスチューブを取り付けたフロントサイトポストを差し込みます。デルタリングへガスチューブを通す前にスプリングの位置を動かしてガスチューブが通れるようにしておくのを忘れずに。いっぱいに差し込んでもハンドガードリングとフロントサイトポストの間に隙間が3mmくらい開いていてハンドガードリングがカチャカチャ云いますが、ハンドガードを取り付ければ多分前へ押されて丁度よくなるかと思います。5mmとか大幅に開く場合はレシーバー前面にあけた穴が浅い事になりますので深く掘りなおして対応します。GP966アウターバレルへはこのフロントサイトポストはキツめでしたがこの16インチバレルにはすんなり差し込まりましたが、ネジを締めても手で力いっぱい動かすとズレる程度にしか締まらないのでガッチリさせたい場合はフロントサイトポストで隠れる部分にアルミテープを貼るなどして太らせると良いでしょう。

Magpul PTS MOEハンドガードMid Length
アウターバレルが取り付いたら次はハンドガード。Magpul PTS MOEハンドガード(Mid Length)の黒。ミッドレングスの旧型はあるのかどうか知りませんがこれは新型の形状です。

Magpul PTS MOEハンドガードMid Lengthとカービンレングスレプリカ
カービンレングスとの比較。20%ほど長くなっています。

Magpul PTS MOEハンドガードMid Lengthとカービンレングスレプリカ
旧型のレプリカ(手前)と新型とではハンドガード下半分の斜め下に開いている穴が旧型では横方向、新型では縦方向に抜けています。ハンドガード内にバッテリーを収めた時に横からバッテリーがチラリしないようにするためだとか。

Magpul PTS MOEハンドガードMid Lengthとカービンレングスレプリカ
上面形状も新型が山形、旧型は平らになっています。ここの形状については理由は不明。旧型は上面に無理やりポリマーレイルを取り付ける事もできましたが、新型では出来なくなっています。

Magpul PTS MOEハンドガードMid Lengthとカービンレングスレプリカ
内側。このあたりはあまり差がありません。

Magpul PTS MOEハンドガードMid Lengthへのバッテリー適合
ハンドガード内にはバッテリーが収納可能です。カービンレングスより前後に長くなっていますがAKバッテリーはさすがに無理でした。全長的には12Vのミニバッテリーが入るかも?

マルイスタンダード電動M4とベータプロジェクト16インチアウターバレルとMagpul PTS MOEハンドガードMid Length
ハンドガードを銃へ取り付け。すんなり取り付きました。アウターバレルはアルミ製でGP966との重量差はほとんどありません。まあたかだか1.5インチ伸びただけですので・・・

マルイスタンダード電動M4の16インチバレル仕様とトイスターM4
左が16インチバレル仕様となったマルイスタンダード電動M4、右が14.5インチ仕様のトイスターM4。並べると確かに長いのですが、やや間延びしてるかな?くらいの差。

標準インナーバレルと16インチアウターバレル
インナーバレルは標準のままで長さは364mm。少し奥まっています。アウターバレルの先端内側にはゴム製のOリングがグリス付きで取り付いており、準備万端なのにインナーバレルケチってすいません・・・て感じ。16インチアウターの場合インナーバレルは407mmのものが適合します。ただしインナーバレル長はシリンダー容量とでバランスを取らないと効率が落ちるのでロングバレル化したら相応の性能も欲しい!という人はシリンダーも標準より若干増量するもの(マルイ電動の場合はシリンダー側面に開いている穴の位置で容量が増減されています)に換えるとよいでしょう。もちろん過剰パワーにならないように弾速チェックも忘れずに。

Magpul PTS MSA
ついでにスリングスイベルもパラコードじゃなくちゃんとしたものにしておきます。マグプルMSA。レプリカじゃなくMagpul PTSのもの。レプリカもモノの大きさの割りに2千円くらいして高いですがこちらは更に高いです。

Magpul PTS MSA
MSAはMOEハンドガードへ直接装着する専用パーツ。レイルを介して装着するRSAというものもあり、そちらの方が安い(2500円位、レプリカは1200円位)ですがリングの方向が上か下になってしまいます。

Magpul PTS MSA
Magpul PTS MSA
さすがに造形はシャッキリしています。材質はスチール製で重いといえば重いですがレプリカよりは軽いです。

マグプルMSAレプリカとMagpul PTS MSA
上がMSAレプリカ。較べるとリングの太さも造形も結構差があります。

Magpul PTS MSA
取り付けは簡単。MOEハンドガード側面の穴の内側にネジ受けを当てて表側からネジで挟んで締めるだけ。

マグプルMSAレプリカとMagpul PTS MSA
レプリカ同様にスリングを取り付けたところ。使用感はレプリカとあまり変わらないか。

MOEハンドガードMid Lengthとバッテリー
バッテリーをハンドガードへ収めると何故か接触不良になって撃てず、下半分を開けてバッテリーをぶら下げると撃てるという症状になりました。ハンドガード内のアウターバレルが太くてハンドガード下半分を閉めるとバッテリーが圧迫されているようす。安心して使用するにはセパレートタイプ(バッテリーのセルが2本V字型に分かれているタイプ、マルイ純正には無し)のバッテリーを使った方が良いでしょう。9.6Vミニバッテリーは位置を前後に動かせば撃てる位置がありますが、セルが1個横向きになる8.4Vはやや強めに圧迫する収納になってしまいます。はぁーリポですが何か?という人は勝手にしろ。




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