~趣味の世界~
マグプルMIADグリップのレプリカです。(1260円)
ELEMENT製。貼ってあるシールにはMAGPUL MAID GRIPとありますが間違いというより商標避けかも。レプリカにはこういう事がよくあります。正しくはMIAD(MIssion ADaptable)。間違えたまま憶えて「メイドグリップ」と言っている銃オタがいたらちょっとクスリと笑ってやると良いです。
内容はグリップ本体と底のプレートを留めるネジが長短1個ずつ。
底のプレートはプラ製で分割は両サイドをグリップ側に残していてMagpul PTSのものとはちょっと異なっています。ヒートシンクも横桟形状。
MIADグリップキットというとグリップの前後が分割されていて形状を選べるようになっているものなのですがこれは一番大きい形にした時のMIADグリップキットの形状を模しているだけで分割はされていません。ガッカリ?いやいや。安いレプリカがそんなところを完全再現していたところで分割部分がギチギチ動いちゃうだけです。前後に細いのが欲しいならマグプルMOE-Kグリップでいいしフィンガーチャンネル要らないならMOEグリップでいいでしょう。前後に大きくてフィンガーチャンネルも欲しいならコレか6千円くらい出してMagpul PTSのMIADグリップキット。
それでは取り付け。まずはマルイスタンダード電動M4のグリップ底のネジ長短1本ずつを抜き、グリップ底のプレートを外します。モーターとの間に小さい丸い金属プレートがあるので失くさないように。外した時にモーターの横とかに転がり込んで磁力でくっついてる場合が多いです。
モーターに繋がっているコネクターを抜きます。
モーターは差し込まれているだけなので引っこ抜きます。モーターはEG1000のロングタイプ。
グリップ内奥にある2本のネジを抜くとグリップが抜けます。ネジ頭はナメないように注意して丁寧に緩めましょう。
MIADグリップを差し込みます。マルイ電動M4用となっているグリップなら余程の粗悪品でない限りすんなり差し込めるはずです。
ただメカボックス外側に露出している突起物に根元でちょっと干渉するものがあります。グリグリ押し込めば取り付くレベルですがちょっとスマートではありません。
干渉する部分をちょっと削ってやります。カッターでちょいちょいと上画像のように。このぐらいで十分。Magpul PTSのMOEグリップなどは元々ここが窪んでいるので加工の必要はありません。
あらためて差し込みなおします。今度はピッタリ取り付き、削った部分も外からは見えません。
グリップを差し込む時は配線を先にグリップの穴に通しておくのを忘れずに、って忘れてたらそもそも差し込めもしませんが・・・
ピッタリ奥まで差し込んだら内側奥の穴へネジを差し込んで締め込みます。上画像は前側の1本を軽く締めたところ。マルイのM4だと2箇所留めになります。マルイスタンダード電動M4とグリップの互換性のある他社製電動ガンだと4箇所留めできるものもあります。
とりあえずマルイスタンダード電動M4の場合は2箇所ネジを締めてグリップを固定します。メカボックスのネジ山はバカになりやすいのであまりギチギチに締めこまず、グリップを揺すってグラつかない程度で十分です。
モーターを差し込みます。プラス端子のある方を前方(上画像だと下側)にします。マルイのモーターならプラス端子のそばにある丸い部分が赤マジックのようなインクで塗られているので分かり易いですが、塗られていないモーターでもモーターの軸を覆うプラパーツに「+」と書いてあったりします。
配線は上画像の向きだと左上の辺りへ沿わせて出しておくと元の状態に近いです。
配線を端子に元通りに差し込みます。先に黒を差したほうが取り回しが良いですが、銃によって都合の良い取り回しが違う場合があるのでケースバイケースで。
配線を繋いだらグリップ底のプレートを被せますが、モーター後端の形状にキッチリ合うように被せます。配線が邪魔をする場合はかき分けるようにしてグリグリと合うまでしっかり噛み合わせます。グリグリしすぎると配線の端子が抜けるのでやりすぎないように。元のグリップの底に挟まっていた丸い金属プレートは取り付けるグリップによって要る場合と要らない場合がありますが、グリップ底に付くプレートの中心にあるモーター位置調整ネジのモーター側の面が平らな場合は要らず、イモネジなどがむき出しで尖っている場合(マルイM4標準グリップなど)は必要。
グリップ底のプレートを被せたところ。モーターに付いているスプリングでモーターごと持ち上がっているのでまだ浮いています。
グイッと押し込んで前後のネジを締めます。標準のグリップは前が短いネジ/後ろが長いネジでしたが、このMIADグリップは前が長いネジ/後ろが短いネジでした。前側に短いネジを差してもネジの長さが底プレートの厚さ分くらいしか無いので長いネジでしか留まらないようになっています。底プレートがグリップの底面とツライチになるまでしっかり締めておきます。当然締めすぎは厳禁。
底プレートをネジ留めしたらバッテリーを繋いで軽く空撃ちして異音がしないか確認します。グリップ底の金色の真鍮ネジをマイナスドライバーでちょっと回して撃ちちょっと回しては撃ちを繰り返して異音の出ない位置を探ります。異音とはいわゆるギヤ鳴きで、ギャーとかキャーとかいう感じの音。どんな音かわからない場合は金色ネジをいっぱいに締めたり外れる直前まで緩めたりするとどこからかで鳴り出します。が、大抵買ってきた状態のままポン付けしても大体丁度良い位置になっている事が多いです。
異音が出ない位置で調整できたら装着完了。ちょっとバリが出ていたので軽くカッターで撫でて完璧。
外した標準グリップとグリップ底は付いていたネジで軽く留め、丸い金属プレートは小袋に入れて保管しておきました。M4地獄に於いてはパーツから銃が生える事があると言われています。またいつか要り用になる日まで大事に取っておきます。
G&G CM16に取り付けたMagpul PTS MOEグリップとのツーショット。握った時の形状的な差はほとんど無いのですが、触った感触には若干の差異がみられます。Magpul PTSのMOEグリップは硬質でザラッとした手触りの中にひんやりとした冷たさがあるのですが、MIADグリップキットレプリカの方はこのひんやり感が無く、硬さもほんの僅かに柔らかい印象。材質に若干の違いがあるのかどうなのかはわかりませんが、さすがに値段なりの高級感の差はあります。とはいっても銃を持つ時常に触れる部分であるグリップですから、ダメなものはすぐにダメだとわかるパーツでもあります。その点においては「必要十分」という評価を下せるでしょう。また、グリップは人によって好みが全く違うパーツでもあるので誰かが良いと言っても自分にとっても良いとは限りません。
FGカラーのパーツを全オミットして再出発のウチのマルイスタンダード電動M4。まだまだほんの序の口。
ELEMENT製。貼ってあるシールにはMAGPUL MAID GRIPとありますが間違いというより商標避けかも。レプリカにはこういう事がよくあります。正しくはMIAD(MIssion ADaptable)。間違えたまま憶えて「メイドグリップ」と言っている銃オタがいたらちょっとクスリと笑ってやると良いです。
内容はグリップ本体と底のプレートを留めるネジが長短1個ずつ。
底のプレートはプラ製で分割は両サイドをグリップ側に残していてMagpul PTSのものとはちょっと異なっています。ヒートシンクも横桟形状。
MIADグリップキットというとグリップの前後が分割されていて形状を選べるようになっているものなのですがこれは一番大きい形にした時のMIADグリップキットの形状を模しているだけで分割はされていません。ガッカリ?いやいや。安いレプリカがそんなところを完全再現していたところで分割部分がギチギチ動いちゃうだけです。前後に細いのが欲しいならマグプルMOE-Kグリップでいいしフィンガーチャンネル要らないならMOEグリップでいいでしょう。前後に大きくてフィンガーチャンネルも欲しいならコレか6千円くらい出してMagpul PTSのMIADグリップキット。
それでは取り付け。まずはマルイスタンダード電動M4のグリップ底のネジ長短1本ずつを抜き、グリップ底のプレートを外します。モーターとの間に小さい丸い金属プレートがあるので失くさないように。外した時にモーターの横とかに転がり込んで磁力でくっついてる場合が多いです。
モーターに繋がっているコネクターを抜きます。
モーターは差し込まれているだけなので引っこ抜きます。モーターはEG1000のロングタイプ。
グリップ内奥にある2本のネジを抜くとグリップが抜けます。ネジ頭はナメないように注意して丁寧に緩めましょう。
MIADグリップを差し込みます。マルイ電動M4用となっているグリップなら余程の粗悪品でない限りすんなり差し込めるはずです。
ただメカボックス外側に露出している突起物に根元でちょっと干渉するものがあります。グリグリ押し込めば取り付くレベルですがちょっとスマートではありません。
干渉する部分をちょっと削ってやります。カッターでちょいちょいと上画像のように。このぐらいで十分。Magpul PTSのMOEグリップなどは元々ここが窪んでいるので加工の必要はありません。
あらためて差し込みなおします。今度はピッタリ取り付き、削った部分も外からは見えません。
グリップを差し込む時は配線を先にグリップの穴に通しておくのを忘れずに、って忘れてたらそもそも差し込めもしませんが・・・
ピッタリ奥まで差し込んだら内側奥の穴へネジを差し込んで締め込みます。上画像は前側の1本を軽く締めたところ。マルイのM4だと2箇所留めになります。マルイスタンダード電動M4とグリップの互換性のある他社製電動ガンだと4箇所留めできるものもあります。
とりあえずマルイスタンダード電動M4の場合は2箇所ネジを締めてグリップを固定します。メカボックスのネジ山はバカになりやすいのであまりギチギチに締めこまず、グリップを揺すってグラつかない程度で十分です。
モーターを差し込みます。プラス端子のある方を前方(上画像だと下側)にします。マルイのモーターならプラス端子のそばにある丸い部分が赤マジックのようなインクで塗られているので分かり易いですが、塗られていないモーターでもモーターの軸を覆うプラパーツに「+」と書いてあったりします。
配線は上画像の向きだと左上の辺りへ沿わせて出しておくと元の状態に近いです。
配線を端子に元通りに差し込みます。先に黒を差したほうが取り回しが良いですが、銃によって都合の良い取り回しが違う場合があるのでケースバイケースで。
配線を繋いだらグリップ底のプレートを被せますが、モーター後端の形状にキッチリ合うように被せます。配線が邪魔をする場合はかき分けるようにしてグリグリと合うまでしっかり噛み合わせます。グリグリしすぎると配線の端子が抜けるのでやりすぎないように。元のグリップの底に挟まっていた丸い金属プレートは取り付けるグリップによって要る場合と要らない場合がありますが、グリップ底に付くプレートの中心にあるモーター位置調整ネジのモーター側の面が平らな場合は要らず、イモネジなどがむき出しで尖っている場合(マルイM4標準グリップなど)は必要。
グリップ底のプレートを被せたところ。モーターに付いているスプリングでモーターごと持ち上がっているのでまだ浮いています。
グイッと押し込んで前後のネジを締めます。標準のグリップは前が短いネジ/後ろが長いネジでしたが、このMIADグリップは前が長いネジ/後ろが短いネジでした。前側に短いネジを差してもネジの長さが底プレートの厚さ分くらいしか無いので長いネジでしか留まらないようになっています。底プレートがグリップの底面とツライチになるまでしっかり締めておきます。当然締めすぎは厳禁。
底プレートをネジ留めしたらバッテリーを繋いで軽く空撃ちして異音がしないか確認します。グリップ底の金色の真鍮ネジをマイナスドライバーでちょっと回して撃ちちょっと回しては撃ちを繰り返して異音の出ない位置を探ります。異音とはいわゆるギヤ鳴きで、ギャーとかキャーとかいう感じの音。どんな音かわからない場合は金色ネジをいっぱいに締めたり外れる直前まで緩めたりするとどこからかで鳴り出します。が、大抵買ってきた状態のままポン付けしても大体丁度良い位置になっている事が多いです。
異音が出ない位置で調整できたら装着完了。ちょっとバリが出ていたので軽くカッターで撫でて完璧。
外した標準グリップとグリップ底は付いていたネジで軽く留め、丸い金属プレートは小袋に入れて保管しておきました。M4地獄に於いてはパーツから銃が生える事があると言われています。またいつか要り用になる日まで大事に取っておきます。
G&G CM16に取り付けたMagpul PTS MOEグリップとのツーショット。握った時の形状的な差はほとんど無いのですが、触った感触には若干の差異がみられます。Magpul PTSのMOEグリップは硬質でザラッとした手触りの中にひんやりとした冷たさがあるのですが、MIADグリップキットレプリカの方はこのひんやり感が無く、硬さもほんの僅かに柔らかい印象。材質に若干の違いがあるのかどうなのかはわかりませんが、さすがに値段なりの高級感の差はあります。とはいっても銃を持つ時常に触れる部分であるグリップですから、ダメなものはすぐにダメだとわかるパーツでもあります。その点においては「必要十分」という評価を下せるでしょう。また、グリップは人によって好みが全く違うパーツでもあるので誰かが良いと言っても自分にとっても良いとは限りません。
FGカラーのパーツを全オミットして再出発のウチのマルイスタンダード電動M4。まだまだほんの序の口。