~趣味の世界~
引き続きコトブキヤのフレームアームズ・ガール マテリアです。


いよいよ塗装です。極力成型色を生かす方向で、部分塗装に留めます。塗装しやすいように軽くバラします。


黒いところを14ネービーブルーで塗り、グレーの部分は13ニュートラルグレーで塗ったら灰色すぎたので白や青を混ぜてみましたがちょっと失敗気味。足などの水色の部分は57青竹色と62つや消し白を混ぜて作りました。


髪が少しのっぺりして見えたのでコバルトブルー・パープル・白を混ぜて薄めたものでスミ入れしてみました。ラッカー塗料でスミ入れは少し汚くなりがち。エナメル塗料はあまり色を持っていないので・・・


タミヤのウェザリングマスターHのピーチを頬に擦りつけます。顔3つとも。


割り箸に両面テープで顔パーツを固定してつや消しクリアーを吹きます。ウェザリングマスターは触ると落ちてしまうのでクリアーでトップコートしてしまいます。


全身にもつや消しクリアーを。黒い部分はツヤがあった方が好みというならやらなくてもよいでしょう。肌は元々適度なつや消しにされており、つや消しを吹くとその適度なツヤがなくなってしまうのでここは好みによります。尻と太もも前面は少し磨いて気持ちつや消しを落としておきました。



グレー部分のみエナメルジャーマングレーでスミ入れをして完成。


FAGスティレット、FAG轟雷と。


さあ撮影大会だ!













@@@




パチ組みして動かして遊ぶのも良いですがやはりプラモデルなのですから手をかければかけるほど満足度は高まります。仕上がりの良し悪しではなく、「手をかけた」事に価値があります。

聞くところによるとFAG轟雷の時に需要に対して生産数が少なすぎたのでFAGスティレットの時には増やし、このFAGマテリアでは更に増やしたそうです。それでも店頭からは急速に刈り尽されているといい、ちょっとしたムーブメント。良い時代が来ました。


引き続きコトブキヤのフレームアームズ・ガール マテリアです。


ランナーを中性洗剤で洗って乾かしたらいよいよ組み立て。説明書通りやればストレスなく組む事ができるはずです。



サクッと組みあがってしまいました。


FAG轟雷の時点では正直思ったほど動かない・・・と思っていたのですが、シリーズが進むごとに細かく改良されていっておりほぼ素体状態であるマテリアになるとかなりの可動範囲があります。


ただ厳しい目で見れば気になるところもあります。一番気になったのは脇があまり閉じられず、肩はどの角度でも腕をハの字にひらいたポーズになってしまう点。もう一つは手首がfigmaのような関節でfigma慣れしていないと思うように動かせず、またポロリしやすい点。


腰の下側は大きくスイングするため反るのも丸まるのもそこそこ可動範囲が広いです。ただ少し抜けやすいのでどこまで動かせるかを覚えるとよいでしょう。


もっとも可動フィギュアというものは可動範囲がどうついているかも個性なので動く範囲でお気に入りのポーズを模索するのも面白いのでは。


とりあえず尻。


股関節はFAGマテリア独自のもので非常に可動範囲が広く、またどう動かしても抜けにくくなりました。


股割りもできるほど可動します。靴とつま先は動かしている間にバラけやすいので左右合わせを接着してしまった方がストレスが無いでしょうか。


次は塗装を・・・塗膜で動きが悪くなるのも何なので最小限にしたいところ。

(更に続く)

コトブキヤのフレームアームズ・ガール マテリア(ノーマルバージョン)です。


このカラーリングがノーマルバージョン。他に2016年2月発売のホワイトバージョンがあります。


FAGマテリアは他のFAGシリーズと違いほぼ素体のみなのでパーツ数が少なく、箱は厚みだけが少し薄くなっています。


開封。前述のようにFAG轟雷やFAGスティレットと違い装備パーツが無いのでパーツは少なめ。




説明書は冊子ではなく一枚が畳まれたもの。






パーツA、B。下段がパーツC、D。
パーツAは轟雷と共通でスティレットに入っていたものとも同じ。不要パーツが多いですが取りつかないわけではないので換装したり塗装の練習台にしたりできます。パーツAとCはABS樹脂製。


パーツE、F。手前がPCパーツ、更に手前が手首パーツ。
パーツFはABS樹脂製、PCパーツはポリエチレン製のポリキャップです。
手首はPVC製で他のFAGシリーズとは下腕との接続方法が違います。


その他のパーツ。左上は首回りのフリルパーツでFAG轟雷などではパーツLに含まれていたものに相当します。中上は腰前側、右上は腰後ろ側。下段3つは顔パーツ。

この他にデカールがありますが目のデカールだけなので今回は使わなくても良さそう。



早速中性洗剤で洗いました。塗装する箇所が少ないしあまり油っこくもなかったので洗わなくても十分だったかもしれませんが、まあ儀式的なもので。



(続く)

1回置いて再びコトブキヤのフレームアームズ・ガール スティレットです。


どうも成型色の青色が水色すぎて青だけでも好みの色に塗装しなくては、と説明書通りに塗料を用意しようとストックから探してくるも、見つかったのは80コバルトブルー2つと14ネービーブルーのみ。しかもコバルトブルーの片方は混色されていて紫色になっているし、ネービーブルーはグンゼ産業時代のブツ。全部溶剤分が飛んでガチガチに干からびています。


コバルトブルーはMGのSガンダムを組んだ時に買った記憶なので2002~3年くらい、ネービーブルーは90年前後が購入時期かと思います。うすめ液を入れてかき混ぜますが非常に固い!


ダメな気がしたので諦めて通販で注文しましたが、2日ほどで溶剤が滲みて柔らかくなって使える状態になりました。折角だからこちらを消費してしまいましょうか。


スティレットの青は
80コバルトブルー65%
1ホワイト20%
14ネービーブルー10%
67パープル5%
というレシピ。再生したコバルトブルーの瓶におおよその量を爪楊枝でポトポト滴を垂らすようにして投入し、よ~くかき混ぜます。




塗ります。もうちょっと気前よく投入した方が良かったかな・・・もう少し明るく、紫分強い方がイメージだったけど、まあ塗っちゃったしコレでいいか。
このキットはダボとダボ穴が非常にタイトなのでダボと穴に塗料を付けないようにした方が良いです。塗ってしまったら穴をリューターで軽く拡げておかないとギチギチに固くて閉じなかったり、接続ピンがねじ切れたりします。


他の色は特に混色はせず、瓶のまま塗ってしまいます。白い部分は1ホワイト、グレーの部分は13ニュートラルグレー、黒い部分は14ネービーブルー。青以外は成型色のままの部分が多いです。


次はデカール。前回FAG轟雷の時につや消しを吹いてその上にデカールを貼るという愚を犯したので今回はちゃんとパンツには光沢色の1ホワイトを塗ってからデカールを貼ります。デカールというやつはつや消しの表面に貼るとつや消し表面とデカールの間に細かい気泡が残って「シルバリング」が起こり、見栄えが悪い上貼り付きが弱くなってすぐ剥がれてしまうようになります。また成型色のプラ地肌の上に貼っても定着が悪く、光沢塗料の平滑面が最もデカールが強固に貼り付く環境です。仕上がりをつや消しにしたければデカールを貼った上からつや消しクリヤーを吹けば良いし、またクリアー層によってデカールが保護されて一石二鳥。今回はマークソフターをタミヤのものに替えてみました。2種類ありますが「STRONG」と書かれている方がデカールを柔らかくする効果が強いタイプ。貼る位置に普通のをチョンチョンと水滴を置くようにして塗布し、デカールを貼って水分を取ったらハードタイプをスッと塗って数秒置き、また水分を取る・・・という使い方をしてみました。普通のはクレオスのマークソフターと使い勝手はほぼ同じですが、ハードタイプは数秒でもみるみるデカールが縮んでシワが寄り始めるので見極めが必要。デカールのメーカーや状態によってデカールがバラバラに砕けるとも聞くので注意が必要です。


頬紅をタミヤのウェザリングマスターHのピーチを擦りつけて付着させます。


クレオスのスーパークリアーUVカットつや消しを吹きます。いっぺんにテカテカになるまで吹かず、軽く砂吹きを繰り返してテカり気味になったら乾燥、また吹いてテカり気味になったら乾燥を繰り返します。


全身につや消しを吹きます。乾燥は自室にあるセラミックヒーターの温風に当てていたので部屋と庭を行ったり来たり。冬場は仕方ありません。


エナメルフラットブラックでスミ入れをして完成。


青はちょっと惜しい感じですが、やはり混色してちゃんと色を作った方がイメージに近づきます。


FAG轟雷と。



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プラモデルという形態のため気合いを入れて組んじゃうとガシガシ動かして遊べなくなりますが、組む最中か組んだ後かどちらに楽しさの比重を置くかも買った人の自由です。買って組まずに積んどくのも所有欲を満たせるしそれはそれでいいのですが、やはり勿体ないじゃないですか。



コトブキヤのキューポッシュ 響(艦隊これくしょん-艦これ-)です。


FAGスティレットの塗装をしようとしたら塗料が全然足りなかったので通販で買い足すついでに何となく衝動買い。


響は特型駆逐艦の22番艦、暁型(特-Ⅲ型)の2番艦が元ネタとなっている「艦隊これくしょん-艦これ-」のキャラクターです。キューポッシュの響(ひびき)は2015年の12月に発売されたもの。同型のグループ第6駆逐隊のうち他に雷(いかづち)と電(いなづま)が発売されおり、暁(あかつき)は2016年3月の発売予定。


開封。ブリスターは凸面同士のダボで留まっています。パーツはフィルムで念入りに留めてあるのでブリスターボムの心配はありません。


パーツ全部。小袋などに収まっており全部を出すのはちょっとした手間があります。


説明書。片面のみの印刷。


響本体。


つま先に磁石が、台座には鉄板が嵌められています。鉄板表面にはフィルムが貼られていますが、剥がすかどうかはお好みで。


磁力はそこそこ強く、逆さにしても自重に耐えます。頭が重いので台座を縦にするとさすがに関節が曲がって垂れ下がったり磁力が尽きてコケます。


帽子の裏にも磁石があります。


頭頂部にも磁石が内蔵されており、帽子は磁力で保持されます。ただし磁石は範囲が狭く帽子を横にずらしてかぶらせたりはできません。


艤装はジョイントを介して背中の穴に装着されます。ジョイントに挿すスペーサーが長くやや背中から離れ気味。髪が長いので艤装を装着すると頭がほとんど動かなくなります。


何か工夫をすればもう少し背中に近づける方法があるかもしれません。


艤装は可動範囲がそこそこあります。連装砲の俯仰は左右が繋がっていて個別には動かせません。


連装砲は手に持つ事もできます。


響本体の可動はfigmaと似ていて大きくは動きませんがクセの無い可動。好みを申すならもう少し脇を閉められると良いのですが。


尻。


顔パーツを交換するにはまず首を抜いてから前髪を外して顔パーツを取ります。


顔パーツ3種。違いは口と頬紅くらいで、クールな響らしいジト目が標準。


あとは、そう・・・想像力次第。



@@@




ねんどろいどと似たSDキャラ商品ですが、可動ではこちらが勝る分値段はちょっと張ります。首から下は汎用ボディも発売されており差し替えてお楽しみいただけます。

近頃の可動フィギュアは発売後すぐになくなるものが多いので欲しかったら通販で予約して買うのが確実なのですが、たまにこういう遭遇戦も良いです。



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