~趣味の世界~
昨日予告した通り、ヤケクソ買い第二弾。そのトリガーとなったのがこのT-1用タクティカルマウントです。(2100円)

T-1用タクティカルマウント
ノーブランド品で何も書いてありません。

T-1用タクティカルマウント
タクティカルマウント、といってもぶっちゃけてしまうとQDレバーの付いたT-1ドットサイト専用のハイマウント。ウチにはこれと同じところで買った安いT-1ドットサイトのレプリカがあるのですが、ローマウントなので案外使いどころが無く着脱も六角レンチが必須で面倒臭い・・・しかしT-1用のハイマウントというのはそれだけで5千円~8千円と結構な値段がします。T-1本体の方が3500円くらいのものなので本体より高い・・・と問題を先送りにしていたところへ見つけたこのマウント。多少質が悪くてもこの値段なら買いやすい、つーか買おう!となったわけです。しかもこれスペーサーで高さを変えられるという便利なもの。

T-1用タクティカルマウント
QDレバーの付いたレイルと接するベース部分と、T-1と接するマウント部分は出荷状態でネジにより結合されています。上画像はレイルと接する面が上になっている、ひっくり返した状態。

T-1用タクティカルマウント
QDマウントの付いたレイルアクセサリは初めてなのですが、レバーの付け根近くを貫通している鉤状のストッパーを動かして解除しながらレバーを手前に引くと、レバーの取り付いてる部分が引き出されてきます。引き出された部分は銃側のレイルに掛かる部分の片側で、レバーを起こすと引き出され、レバーを倒すと引っ込んでゆきます。動きはちょっと渋く、ストッパーも手の爪が欠ける勢いで固いので最初は動かすのがツライと感じるかも。

T-1用タクティカルマウント
レバーを起こしてレイルに掛かる部分を引き出した状態で銃のレイルにガチャガチャッと掛けます。銃はトイスターのエアコキM4A1。マルイの電動M4と同じでレイル幅が微妙に大きい(約22mm)のでやや窮屈めですが、ちゃんと掛けられます。

T-1用タクティカルマウント
レバーを倒してロック。倒しきるまではちょっと渋いのですが、どうしても倒しきらない時は無理をせずに。レバーの付いた側のレイルに掛かる部分はやや斜めになりがちなので真っ直ぐレイルに掛かっているかを確認してレバーを倒しましょう。貫通しているネジで調整できるので、これが縮まった調整になっている場合、どんなに頑張っても倒しきれないハズです。

T-1タクティカルマウント
取り付いたらマウントを揺すってガタが無いかチェック。締めきらずガタついてる時は横から貫通しているネジを六角レンチで締めるか、レバーを起こした状態でクルクル時計回りに回すと締まります。取り付いた状態を見ると、T-1本体が載る部分が左に大きくオフセットしています。レバーの付いているベースとその上になるマウントは前後逆にする事でこのようになる構造をしています。もちろん、この状態からバラしてマウントの向きを前後逆にすればレイルと同軸になります。オフセットマウント状態は前後のアイアンサイトがフリップアップなどではなく固定のものを使用している場合に、両方いつでもすぐ使いたい!という場合に利用します。ドットサイトの場合はドットサイトのチューブを通して前後のアイアンサイトが利用できる場合が多いですが、アイアンサイトとドットサイトがそれぞれ高さが違う場合、大抵はアイアンサイトが利用できないのでそんな場合に。ただし銃の軸からズレたサイトは慣れないと中々うまく狙えなかったりします。そこは「練習」で。

T-1タクティカルマウント
レイルと接する部分は3本の突起がレイルの横溝に掛かる事になります。そのため、キッチリとピカティニーレイルの体裁をとったレイルでないとちゃんと固定できない事になります。ウィーバーレールなど、横溝の間隔が違うものには掛ける事すらできないので注意。

T-1用タクティカルマウント
さて取り出したるはT-1レプリカ本体。

T-1用タクティカルマウント
T-1の下に付いているローマウントを外し、タクティカルマウントもベースとマウントを分離します。T-1のレプリカにも色々あってマウントとの間が接着されている場合もあるそうですが、そういうものの場合は頑張って引っぺがしてやる必要があります。

T-1タクティカルマウント
ベース部分は45g。このパーツはややズッシリしているように感じます。

T-1用タクティカルマウント
マウント部分は20g。多分アルミ合金だと思います。これだけだとかなり軽く感じます。

T-1用タクティカルマウント
スペーサーは1枚3g。樹脂製で2枚あります。

T-1用タクティカルマウント
タクティカルマウント一式で73g。

T-1用タクティカルマウント
T-1レプリカ本体(ローマウント除く、レンズキャップ込み)は95g。
合計168g。T-1は小さいですが金属製でそれほど軽いわけではないのでこんなもんでしょう。

T-1用タクティカルマウント
使いたい向きを考慮してパーツを仮組みます。レイルと同軸でレバーを左に出したい場合はこのように。QDレバーはT-1の輝度調整ダイヤルや銃のコッキングレバーと同じ向きにあると邪魔になる場合があります。

T-1タクティカルマウント
レイルの左へオフセット、レバーを右に出したい場合はこう。というかオフセットした側にレバーは出せない構成。レバーを右に出してレイルと同軸にしたい場合は上写真の状態からマウントを前後逆にしてT-1本体へ取り付けます。

T-1用タクティカルマウント
配置が決まったらまずT-1本体とマウントをT-1の方に付属していたネジで結合します。ウチの個体ではネジが前後方向にズレていましたが、T-1の方がズレてるのかマウントの穴がズレてるのかはわかりません。どっちも安モンだし・・・

T-1用タクティカルマウント
ネジは締めきれないものの取り付け自体はできました。無理してネジ込もうとするとT-1の側のねじ山がナメます(1箇所ナメました・・・)。揺すってみてガタが無い程度に締まっていればOK。もちろん、傾いていない事前提で。

T-1用タクティカルマウント
次にスペーサーを何枚挟むか調整。スペーサーを入れない場合、T-1のレンズの中央からレイル面までの高さは約32mm。

T-1用タクティカルマウント
スペーサーは3mm程で、1枚挟むとえーと何で36mm指してんだよ!計算上35mmのハズです。

T-1用タクティカルマウント
2枚挟むと38mm。数字は参考程度に、あくまでも現物合わせでやってみて頂きたい。

T-1用タクティカルマウント
挟む枚数が決まったらマウントとベースをネジで結合します。スペーサーを1枚でも挟むと元々刺さっていたネジは長さが足りなくなるので、付属の長い方のネジを使用します。斜めにネジ切りがされていてネジが斜めに刺さっていくのが気になりましたが、ちゃんと固定できてれば問題なし。

T-1用タクティカルマウント
組みあがったら早速銃へ載せてみます。スペーサーは2枚とも挟んでちょうどMBUSと同じサイト軸になりました。マウントは横方向に穴が抜けており、T-1のハイマウントというと単純な箱型をしているものが多いので、人によってはイメージと違う・・・というのはあるかもしれません。

T-1用タクティカルマウント
ドットを光らせ、立てたMBUS越しに覗いたところ。

T-1用タクティカルマウント
もうこのまま軽くゼロイン調整したら使えそうな雰囲気。

T-1用タクティカルマウント
外で撃ちしながらゼロイン調整してみましたが、ローマウント状態だとT-1て、そんな引っ張りダコになるほど使いやすく無い・・・という印象だったのが、ハイマウントだと非常にしっくりくるようになりました。ところで、上写真のM4は首から先が下に下がっているように見えますが、コレ実際下がってます・・・トイスターのM4A1は首からハイダーまでフロントサイトとインナーバレル以外全部プラ製なのでかなりグニャグニャなのですが、面白い事にフロントサイトも一緒に下に下がっているせいかコレでも案外狙ったところに飛ぶもんなんです。ただしドットサイト装着の場合はその補正が効かないため弾着はやや下めになりますが、困った事にハンドガードを持つと上に弾着が移動してしまうのでフォアグリップこそつけていますがマガジンポートの前面を持った方が安定します。また、立て掛けて保管しているとこれもクセがついてマズイです。銃身だけでなく、首から前は壁などから浮かせた状態で保管する事をオススメします。

T-1用タクティカルマウント
マルゼンイングラムM11のCQBマウントはレイルがウィーバーレールに近いため装着できませんでした。ローマウントだと問題なく付くんですけどね。

T-1用タクティカルマウント
締め幅が縮められそうなので電動ガンBOYSの18mmレイルにもいけるかも!と思ったら横溝の間隔が違うためレイル面と合わず無理でした。ただしレイルを削れば幅方向はいけるような気がします・・・(未確認)

結局銃から外した状態で保管し、使いたい時に銃に載せて使う方向にしていますが、高さ云々もともかく、付けたり外したりが少しでもやりやすくなったのは大きいです。T-1は小さいですが、大きいんです。ええ。



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