~趣味の世界~
東京マルイのミニ電動ガン、SG550miniです。
ミニ電動ガンはUZIやステアーAUGのような変種ベースのものしか持ってないのでもっとコンベンショナルな形状のものが欲しくなり買ってみました。
開封。赤いキャップを銃口に差し込まれた銃本体と、0.12gBB弾。本体の下にはクリーニングロッドがあります。
説明書。
SIG SG550はスイスの5.56mm口径アサルトライフル。その独特な渋いスタイルにはファンも多いようす。ただ、マルイのスタンダード電動SG550は90年代前半からカタログに発売予定として載っていたものの中々発売されず、興味が引けた頃にいつの間にか発売されていつの間にか絶版になってしまったのが悲しい・・・可変バーストメカを搭載したちょっと変り種だったらしいのですが、現在はバーストメカが省かれた短小モデルのSG552シールズのみが流通しています。フルサイズのSG550のトイガンは海外のG&GやJGなどが出しています。(G&Gのは4万円くらい、JGのは1.5万円くらい)
このSG550ミニはそのフルサイズSG550を前後に思いっきり縮めたディフォルメ形状をしていますが、やはりシリーズの中では渋い印象を受けます。
可動ギミックとしてハンドガードに沿う形で畳まれるバイポッドを立てる事ができます。ただし長さが全然足りず、また角度は真下を向くという、コミカルで役に立たないというのがミニ電動ガンらしいところ。
グリップ底部のスライドスイッチを前方へカチッとスライドさせるとフタが開き、中は電池ボックスになっています。グリップ形状は小さいですが、小指が余るUZIミニや小指が入らないステアーミニに較べると大分握りやすくなっています。ただストック下面が手首とぶつかりがちで、手や腕が太い人は窮屈かもしれません。
電池は単三が4本。推奨されていませんがエネループなどのニッケル水素充電池も一応は使えます。電池の入れる向きはグリップ内にステッカーで示されています。グリップ内に電池を入れる時、やや斜めに入りやすく端子にきちんと接しない事があるので、電池を入れたけど反応しない!という時はフタを開けて閉め直してみたり、電池を挿しなおしたりしてみると接触が戻る傾向にあります。当然、電池が切れてると何をしても無駄ですが。フタは閉める時ちょっと固いですがこんなもんです。ギューッと押さえてスライドスイッチを後方へスライドさせてロックさせます。
撃つ時はグリップの上左側面にあるセレクターを右手の親指で手前から下を通って前の方へ時計回りに回した状態で押さえながらトリガーを引きます。右側にもセレクターがありますがそっちはダミー。
150度くらい回転しますが、ここまで回さなくても赤い「20」が全部見える程度に30度程度回せばトリガーを引く事ができます。
知らないで渡されたら絶対戸惑うところですが、弾はマガジンではなくリヤサイトのドラムから流し込みます。
リヤサイトのドラムの後ろにマイナスネジ状の突起があるので、ここに爪などをかけて後方へ引っ張ると給弾口が開口します。
弾はアリイのBBボトルなどから流し込むとやりやすいでしょう。装弾数は約80発。ギチギチに入れすぎるとフタが閉まらなかったり、中で弾が動かず給弾不良を起こしたりするのである程度余裕を持たせておいた方が良いでしょう。
初速は28~30mps程度、サイクルは秒間6発弱。初速は10歳以上用なのでこんなもんですが、サイクルはやけに元気がない印象を受けます。無闇にばら撒かず低サイクルがコントローラブル!という人はこれでも十分発射は出来るので十分でしょう。
電池を新品のアルカリ乾電池に換えてみます。ニッケル水素充電池は一本1.2Vで4本だと4.8V、アルカリ乾電池は一本1.5Vなので4本で6Vの電圧を発生します。当然電圧が高いほどサイクルは速くなります。初速は変わりません。
初速は上がっていますが誤差範囲。サイクルは秒間8.5発強ほどになり、音も元気な感じになります。コストかサイクルか、使う人が好みで使い分けると良いかと思います。ただ、ニッケル水素充電池は買うと結構するし、乾電池は案外安く売ってたりするので(大体充電池1個分の金額で乾電池10本くらい買えるな感じ)、コストよりは面倒臭いゴミがそれだけ出る事の方を気にして充電池にする人もそれはそれで間違いではありません。
さて外で撃ってみると、ミニ電動ガンはホップアップが0.12gに合わせたセッティングがされているので10歳以上用のエアコキハンドガンのように0.12g弾が上へすっ飛んでいくような弾道は示しませんが、0.2gだとホップがあまり効いていないような重々しい弾道になります。15mほどでも曲射気味に撃つ必要があるので、この銃は0.12gの方が楽しく撃てるように感じます。もちろん曲射でも楽しいものは楽しいので、そこは好みで。
特にこのSG550ミニは前後サイトが狙いをつけやすく、比較的マシなグリップ形状なので操作性も良好。
今回はオプションパーツも買っておきました。スコープ型270連射マガジンです。MP5ミニ、G3ミニ、AK47ミニ、SG550ミニに適合。
形状はG3/MP5系用のマウントにチューブ径30mmのスコープを載せたような形。一方が給弾のためスライド開閉するようになっており、もう一方の下に銃側の給弾口へ差し込むノズルが出ています。付属のパーツは給弾側のパーツと差し替えるエクステンション。このパーツは格好だけで弾数は増えません。
説明書。MP5ミニへの取り付け方法が書かれており、G3ミニとSG550ミニも取り付け方法は同じ。
説明書裏面。こちらにはAK47ミニへの取り付け方が示されており、MP5ミニなどとは前後逆に取り付けるようになっています。装弾数は銃本体内と合わせて270発くらい、とされています。MP5ミニ・G3ミニ・SG550が約80発、AK47ミニが約90発なので180~190発ほど増加する事になります。
装着したところ。中々様になっています。
対物側を差し替えたところ。スコープの形としてはこっちのが好みですが、装着したところのバランスは元の方が好きかな・・・
多弾数マガジンといっても所詮自由落下式なので継続して射撃し続けられるものではなく、給弾が途切れたら一旦射撃を止めて銃を振ってやる必要があります。特にこの形態の場合はスコープの給弾口が前なので前→後→下→前と前後を往復するので、銃口を上へ向けたままだと最初の数発で弾が出なくなり、下を向けたままだと銃内部とスコープの後端の分しか弾がチャンバーへ流れて行きません。
まあ、そういった制約があるのもミニ電動ガンの面白いところ。こんな面白いもの、子供にだけ使わせとくには勿体無ぇって!
ミニ電動ガンはUZIやステアーAUGのような変種ベースのものしか持ってないのでもっとコンベンショナルな形状のものが欲しくなり買ってみました。
開封。赤いキャップを銃口に差し込まれた銃本体と、0.12gBB弾。本体の下にはクリーニングロッドがあります。
説明書。
SIG SG550はスイスの5.56mm口径アサルトライフル。その独特な渋いスタイルにはファンも多いようす。ただ、マルイのスタンダード電動SG550は90年代前半からカタログに発売予定として載っていたものの中々発売されず、興味が引けた頃にいつの間にか発売されていつの間にか絶版になってしまったのが悲しい・・・可変バーストメカを搭載したちょっと変り種だったらしいのですが、現在はバーストメカが省かれた短小モデルのSG552シールズのみが流通しています。フルサイズのSG550のトイガンは海外のG&GやJGなどが出しています。(G&Gのは4万円くらい、JGのは1.5万円くらい)
このSG550ミニはそのフルサイズSG550を前後に思いっきり縮めたディフォルメ形状をしていますが、やはりシリーズの中では渋い印象を受けます。
可動ギミックとしてハンドガードに沿う形で畳まれるバイポッドを立てる事ができます。ただし長さが全然足りず、また角度は真下を向くという、コミカルで役に立たないというのがミニ電動ガンらしいところ。
グリップ底部のスライドスイッチを前方へカチッとスライドさせるとフタが開き、中は電池ボックスになっています。グリップ形状は小さいですが、小指が余るUZIミニや小指が入らないステアーミニに較べると大分握りやすくなっています。ただストック下面が手首とぶつかりがちで、手や腕が太い人は窮屈かもしれません。
電池は単三が4本。推奨されていませんがエネループなどのニッケル水素充電池も一応は使えます。電池の入れる向きはグリップ内にステッカーで示されています。グリップ内に電池を入れる時、やや斜めに入りやすく端子にきちんと接しない事があるので、電池を入れたけど反応しない!という時はフタを開けて閉め直してみたり、電池を挿しなおしたりしてみると接触が戻る傾向にあります。当然、電池が切れてると何をしても無駄ですが。フタは閉める時ちょっと固いですがこんなもんです。ギューッと押さえてスライドスイッチを後方へスライドさせてロックさせます。
撃つ時はグリップの上左側面にあるセレクターを右手の親指で手前から下を通って前の方へ時計回りに回した状態で押さえながらトリガーを引きます。右側にもセレクターがありますがそっちはダミー。
150度くらい回転しますが、ここまで回さなくても赤い「20」が全部見える程度に30度程度回せばトリガーを引く事ができます。
知らないで渡されたら絶対戸惑うところですが、弾はマガジンではなくリヤサイトのドラムから流し込みます。
リヤサイトのドラムの後ろにマイナスネジ状の突起があるので、ここに爪などをかけて後方へ引っ張ると給弾口が開口します。
弾はアリイのBBボトルなどから流し込むとやりやすいでしょう。装弾数は約80発。ギチギチに入れすぎるとフタが閉まらなかったり、中で弾が動かず給弾不良を起こしたりするのである程度余裕を持たせておいた方が良いでしょう。
初速は28~30mps程度、サイクルは秒間6発弱。初速は10歳以上用なのでこんなもんですが、サイクルはやけに元気がない印象を受けます。無闇にばら撒かず低サイクルがコントローラブル!という人はこれでも十分発射は出来るので十分でしょう。
電池を新品のアルカリ乾電池に換えてみます。ニッケル水素充電池は一本1.2Vで4本だと4.8V、アルカリ乾電池は一本1.5Vなので4本で6Vの電圧を発生します。当然電圧が高いほどサイクルは速くなります。初速は変わりません。
初速は上がっていますが誤差範囲。サイクルは秒間8.5発強ほどになり、音も元気な感じになります。コストかサイクルか、使う人が好みで使い分けると良いかと思います。ただ、ニッケル水素充電池は買うと結構するし、乾電池は案外安く売ってたりするので(大体充電池1個分の金額で乾電池10本くらい買えるな感じ)、コストよりは面倒臭いゴミがそれだけ出る事の方を気にして充電池にする人もそれはそれで間違いではありません。
さて外で撃ってみると、ミニ電動ガンはホップアップが0.12gに合わせたセッティングがされているので10歳以上用のエアコキハンドガンのように0.12g弾が上へすっ飛んでいくような弾道は示しませんが、0.2gだとホップがあまり効いていないような重々しい弾道になります。15mほどでも曲射気味に撃つ必要があるので、この銃は0.12gの方が楽しく撃てるように感じます。もちろん曲射でも楽しいものは楽しいので、そこは好みで。
特にこのSG550ミニは前後サイトが狙いをつけやすく、比較的マシなグリップ形状なので操作性も良好。
今回はオプションパーツも買っておきました。スコープ型270連射マガジンです。MP5ミニ、G3ミニ、AK47ミニ、SG550ミニに適合。
形状はG3/MP5系用のマウントにチューブ径30mmのスコープを載せたような形。一方が給弾のためスライド開閉するようになっており、もう一方の下に銃側の給弾口へ差し込むノズルが出ています。付属のパーツは給弾側のパーツと差し替えるエクステンション。このパーツは格好だけで弾数は増えません。
説明書。MP5ミニへの取り付け方法が書かれており、G3ミニとSG550ミニも取り付け方法は同じ。
説明書裏面。こちらにはAK47ミニへの取り付け方が示されており、MP5ミニなどとは前後逆に取り付けるようになっています。装弾数は銃本体内と合わせて270発くらい、とされています。MP5ミニ・G3ミニ・SG550が約80発、AK47ミニが約90発なので180~190発ほど増加する事になります。
装着したところ。中々様になっています。
対物側を差し替えたところ。スコープの形としてはこっちのが好みですが、装着したところのバランスは元の方が好きかな・・・
多弾数マガジンといっても所詮自由落下式なので継続して射撃し続けられるものではなく、給弾が途切れたら一旦射撃を止めて銃を振ってやる必要があります。特にこの形態の場合はスコープの給弾口が前なので前→後→下→前と前後を往復するので、銃口を上へ向けたままだと最初の数発で弾が出なくなり、下を向けたままだと銃内部とスコープの後端の分しか弾がチャンバーへ流れて行きません。
まあ、そういった制約があるのもミニ電動ガンの面白いところ。こんな面白いもの、子供にだけ使わせとくには勿体無ぇって!