~趣味の世界~
ノーブランド品のEOTech 551タイプホロサイトレプリカです。(4100円)
全然表記が無い外箱。横に「551」と書かれた小さなシールがある他は販売店の黄色いシールがあるだけ。ホロサイトのレプリカは551の他にもたくさん種類があって箱が共通だったりするようなので売る方も見分けづらくて難儀しそう。
開封。ウレタンスポンジの緩衝材は長さのある552と共通で、短い分をスペーサーで埋めてあります。
EOTechのホロサイトは短い551と長い552、レイルへの固定がQDレバーになっている553と555、操作ボタンが左にある短い556と長い557、NV(ナイトビジョン対応)モードが省略された511・512、551より更に短くなった新しいXPS2や3などがあり多種多様。長さの違いは収める電池のサイズの違いによるもので、長いものは単三電池x2、短いものは単5x2、更に短いものは横向きにCR123を1本。
説明書は英語ですがほとんど図によるものなので分からない事はないでしょう。後面のボタン操作は踏まえておかないとちょっと戸惑うかもしれません。
裏面は552タイプの説明。収まる電池の違いがわかるでしょうか。付属品はドットサイト本体と説明書とレンズ拭きの3点。
本体。外装は金属と樹脂で構成されており雰囲気はバッチリです。後面のボタンは右のボタンを押してドットON、左右同時押しでドットOFF。ON状態で右が輝度アップ、左が輝度ダウン。真ん中のNVと書かれたボタンはドットの色の切り替え。ボタンの押しは軽いもののクリック感等はなく、操作感はダイヤル式になっている普通のドットサイトよりはちょっと慣れがいる印象ですがダイヤル式のものはやたら操作が固いものがあるのでそれに較べたら遥かにこっちの方が良いです。ただし何かに当たって勝手に点灯、という事があると思うのでそのあたりは気にしておきましょう。
下面。レイルへの固定は左側にあるネジ1本による固定で、QDレバー式ほどではありませんが着脱がやりやすく便利。
ボタンを押しても反応しないので電池は入っていないようす。電池ボックスは本体の前半部分です。まず固定のレバーを引き上げます。ちょっと固いですが、激烈に固いわけではないのでちょっと頑張ればOK。レバー先端は尖っているので怪我をしないように注意。付け根に見える白いのはグリス。そうそう、このドットサイトは開封時所々に油が付着しており、また臭いも強い・・・
電池ボックスが分離。実物551は単5電池ですがこれはレプリカなのでLR44ボタン電池を4個要求します。
他のドットサイトに付いてきた予備電池や中華チープガンのライトに入っていた電池を持ってきました。
電池ボックスの下に+-指示は書いてありますがボタン電池の+は平らな面。片側に2個づつ入れて本体へセット。電池がこぼれやすいので注意しながらセット。電池は2個だと端子に届かず、6個だと閉らないので増減はできません。セットしたらレバーを下ろして固定。
点灯してのぞきこんだところ。発光部は下から後ろ側へ向いており、やや上から覗き込むと発光部の方が先に見えてしまうので咄嗟の際にはここをドットと誤認してしまうかもしれません。投影されるドットはグラフィカルなもので、上写真はピントが合っていないのでただの赤点になっていますが肉眼ではくっきりしています。
離れて見ると巨大なドットが投影されて見えます。これはホログラムだからでは当然無くて、レンズの投影の仕方によるもの。10万円近くする実物ホロサイトが4千円なわけありません。ただこのように離れても大きなドットが見えるのでM4やAKのハンドガード上のレイルに載せても見やすいかと思います。
ウチのマルイM4に載せたところ。MBUS2と並べてもレシーバー上にきれいに収まる長さ。
未調整なので少しズレていますが、MBUS2の照準とほぼ同じ高さにドットがきます。
MBUS2を畳んだ見晴らし。写真だとピントが合わせにくくてぼやけていますが、目で見る場合はちゃんとくっきりとドットが見えます・・・
レンズは写真の通り茶色いスモーク掛かった見晴らし。レンズ越しに全てを見晴らそうとすると夜はほとんど何も見えなくなりますが、ドットサイトですので片目でドットを、もう片目で周りを見渡すようにするとあまり暗さを意識しない印象ではあります。レンズが四角いので四隅ではドットが薄まるのは当然として、覗き込む向きを下から上へ流してみると上から覗き込む側へかけてドットが薄まってゆきます。レンズの仕様です。
よく晴れていたので外へ向けてみました。最低輝度だとかなり厳しい。
輝度最大。多少マシになりますがやや心もとない輝度。
緑の輝度最大。赤より明るいものの日差しが強い中での草木の生い茂る場面では似た色にまぎれてしまうので動きながらだと見辛いかも。
マルイBOYS G36Cに載せたところ。やや締めが甘いもののネジを目いっぱい締めれば何とか。かなり不恰好ですけども・・・
マルゼンイングラムM11に装着。照準が随分上に行ってしまいますが使えなくは無いです。
S&Tタボールに載せたところ。中々好印象ですが色は黒いタボールの方が合いそう。リヤサイトが邪魔でややボタンが押しにくい。
中華エアコキトンプソンに載せたところ。超今風。このトンプソンのレイルは横方向の溝が無く幅も19mmほどですがちゃんと取り付きました。
中華エアコキM4Sシステムのハンドガードの上面レイルに載せたところ。この位置って実際どうなんだろう・・・と試しに。
普通に使えそうです。このドットサイトは目から遠くても使いやすいように感じます。
マルゼンCA870チャージャーに載せたところ。レイル位置が悪く短くて前後に障害物がある困った銃ですが使えなくは無いです。ストックが縮めきれなくなるのと目に超近いですがなんとか。
ドットの上下左右調整は右側面にあるネジをコインで回して調整します。調整幅はまあ、普通の安いドットサイトの普通の調整範囲。普通に使えます。
重量は226g。チューブタイプのドットサイトとしてはやや重め。
NITRO.Vo.(ニトロボイス)の552タイプバッテリーボックスと。バッテリーボックスなのでドットサイトとしてはクソ以下ですがガワはまあ雰囲気出てる一品。値段はまあ、前時代の遺物ですので・・・
@@@
安いドットサイトとしては及第点ではないでしょうか。7~8千円くらいでも許せるレベル。ガワがこの形である事に意義があり、コスプレアイテムとしては中々のものです。ただ同じ価格帯でもチューブタイプのドットサイトがあったら実用面ではそっちに分があります。キャップが無いので立てて保管している銃に付けっぱなしにするとホコリがレンズに付きます。重量面でもあまりメリットがありません。この形がイイんだ!という方、安くて失敗であっても痛くなく、ドットサイトのバリエーションが欲しい人に。
いやそんな悪いモノでは決して無いのであしからず。
いいんだけど、いいんだけど「551ゆえ」の欠点が惜しい。
全然表記が無い外箱。横に「551」と書かれた小さなシールがある他は販売店の黄色いシールがあるだけ。ホロサイトのレプリカは551の他にもたくさん種類があって箱が共通だったりするようなので売る方も見分けづらくて難儀しそう。
開封。ウレタンスポンジの緩衝材は長さのある552と共通で、短い分をスペーサーで埋めてあります。
EOTechのホロサイトは短い551と長い552、レイルへの固定がQDレバーになっている553と555、操作ボタンが左にある短い556と長い557、NV(ナイトビジョン対応)モードが省略された511・512、551より更に短くなった新しいXPS2や3などがあり多種多様。長さの違いは収める電池のサイズの違いによるもので、長いものは単三電池x2、短いものは単5x2、更に短いものは横向きにCR123を1本。
説明書は英語ですがほとんど図によるものなので分からない事はないでしょう。後面のボタン操作は踏まえておかないとちょっと戸惑うかもしれません。
裏面は552タイプの説明。収まる電池の違いがわかるでしょうか。付属品はドットサイト本体と説明書とレンズ拭きの3点。
本体。外装は金属と樹脂で構成されており雰囲気はバッチリです。後面のボタンは右のボタンを押してドットON、左右同時押しでドットOFF。ON状態で右が輝度アップ、左が輝度ダウン。真ん中のNVと書かれたボタンはドットの色の切り替え。ボタンの押しは軽いもののクリック感等はなく、操作感はダイヤル式になっている普通のドットサイトよりはちょっと慣れがいる印象ですがダイヤル式のものはやたら操作が固いものがあるのでそれに較べたら遥かにこっちの方が良いです。ただし何かに当たって勝手に点灯、という事があると思うのでそのあたりは気にしておきましょう。
下面。レイルへの固定は左側にあるネジ1本による固定で、QDレバー式ほどではありませんが着脱がやりやすく便利。
ボタンを押しても反応しないので電池は入っていないようす。電池ボックスは本体の前半部分です。まず固定のレバーを引き上げます。ちょっと固いですが、激烈に固いわけではないのでちょっと頑張ればOK。レバー先端は尖っているので怪我をしないように注意。付け根に見える白いのはグリス。そうそう、このドットサイトは開封時所々に油が付着しており、また臭いも強い・・・
電池ボックスが分離。実物551は単5電池ですがこれはレプリカなのでLR44ボタン電池を4個要求します。
他のドットサイトに付いてきた予備電池や中華チープガンのライトに入っていた電池を持ってきました。
電池ボックスの下に+-指示は書いてありますがボタン電池の+は平らな面。片側に2個づつ入れて本体へセット。電池がこぼれやすいので注意しながらセット。電池は2個だと端子に届かず、6個だと閉らないので増減はできません。セットしたらレバーを下ろして固定。
点灯してのぞきこんだところ。発光部は下から後ろ側へ向いており、やや上から覗き込むと発光部の方が先に見えてしまうので咄嗟の際にはここをドットと誤認してしまうかもしれません。投影されるドットはグラフィカルなもので、上写真はピントが合っていないのでただの赤点になっていますが肉眼ではくっきりしています。
離れて見ると巨大なドットが投影されて見えます。これはホログラムだからでは当然無くて、レンズの投影の仕方によるもの。10万円近くする実物ホロサイトが4千円なわけありません。ただこのように離れても大きなドットが見えるのでM4やAKのハンドガード上のレイルに載せても見やすいかと思います。
ウチのマルイM4に載せたところ。MBUS2と並べてもレシーバー上にきれいに収まる長さ。
未調整なので少しズレていますが、MBUS2の照準とほぼ同じ高さにドットがきます。
MBUS2を畳んだ見晴らし。写真だとピントが合わせにくくてぼやけていますが、目で見る場合はちゃんとくっきりとドットが見えます・・・
レンズは写真の通り茶色いスモーク掛かった見晴らし。レンズ越しに全てを見晴らそうとすると夜はほとんど何も見えなくなりますが、ドットサイトですので片目でドットを、もう片目で周りを見渡すようにするとあまり暗さを意識しない印象ではあります。レンズが四角いので四隅ではドットが薄まるのは当然として、覗き込む向きを下から上へ流してみると上から覗き込む側へかけてドットが薄まってゆきます。レンズの仕様です。
よく晴れていたので外へ向けてみました。最低輝度だとかなり厳しい。
輝度最大。多少マシになりますがやや心もとない輝度。
緑の輝度最大。赤より明るいものの日差しが強い中での草木の生い茂る場面では似た色にまぎれてしまうので動きながらだと見辛いかも。
マルイBOYS G36Cに載せたところ。やや締めが甘いもののネジを目いっぱい締めれば何とか。かなり不恰好ですけども・・・
マルゼンイングラムM11に装着。照準が随分上に行ってしまいますが使えなくは無いです。
S&Tタボールに載せたところ。中々好印象ですが色は黒いタボールの方が合いそう。リヤサイトが邪魔でややボタンが押しにくい。
中華エアコキトンプソンに載せたところ。超今風。このトンプソンのレイルは横方向の溝が無く幅も19mmほどですがちゃんと取り付きました。
中華エアコキM4Sシステムのハンドガードの上面レイルに載せたところ。この位置って実際どうなんだろう・・・と試しに。
普通に使えそうです。このドットサイトは目から遠くても使いやすいように感じます。
マルゼンCA870チャージャーに載せたところ。レイル位置が悪く短くて前後に障害物がある困った銃ですが使えなくは無いです。ストックが縮めきれなくなるのと目に超近いですがなんとか。
ドットの上下左右調整は右側面にあるネジをコインで回して調整します。調整幅はまあ、普通の安いドットサイトの普通の調整範囲。普通に使えます。
重量は226g。チューブタイプのドットサイトとしてはやや重め。
NITRO.Vo.(ニトロボイス)の552タイプバッテリーボックスと。バッテリーボックスなのでドットサイトとしてはクソ以下ですがガワはまあ雰囲気出てる一品。値段はまあ、前時代の遺物ですので・・・
@@@
安いドットサイトとしては及第点ではないでしょうか。7~8千円くらいでも許せるレベル。ガワがこの形である事に意義があり、コスプレアイテムとしては中々のものです。ただ同じ価格帯でもチューブタイプのドットサイトがあったら実用面ではそっちに分があります。キャップが無いので立てて保管している銃に付けっぱなしにするとホコリがレンズに付きます。重量面でもあまりメリットがありません。この形がイイんだ!という方、安くて失敗であっても痛くなく、ドットサイトのバリエーションが欲しい人に。
いやそんな悪いモノでは決して無いのであしからず。
いいんだけど、いいんだけど「551ゆえ」の欠点が惜しい。