~趣味の世界~
JBRのM.168Dという製品です。(980円)
M249ミニミの中国製トイガンです。
開封。付属品はクソBB弾ちょっととドラムマガジン、キャリングハンドル。
でかいキーボードだな!そうフルサイズのミニミが980円なわけありません。全長62cmと現物を目の当たりにするとカワイラシーサイズ。
勿論承知の上で買ったのですが、思ってたより形は立派。前後のアイアンサイトはフリップアップ可動します。
バイポッドも可動。畳んだ状態はハンドガード下面の溝に格納され、ハンドガードを握る邪魔にはなりません。左右の足を束ねるようにして起こし、手を離すとスプリングによって左右に開きます。全プラ製でそれなりにグニャグニャしてますが銃本体が軽いのでこれでも十分に感じます。
キャリハンはレシーバーの上面にあるレイルにハメるだけの簡易なもの。何か幅広だしリヤサイトも無く不恰好な上、キャリハンが必要なほど銃が重くないのでいらないかも。
ミニミといえばマガジンはベルトリンクを収めた大きなボックスマガジンかM4用マガジン斜め差しですが、この銃はドラムマガジンを真下に装着する形式。で、そのドラムマガジンはといえば、これが中華エアコキお馴染みリザーブタイプ。しかもリザーブが30発くらいしか入りません。フタは取れやすいので失くさないように注意。
前面にはフォロワーがあります。リップ形状はマルイのエアコキMP5と似たストッパーのある、中華エアコキではよくある形状。単列で11発がレールに収まります。
マガジンを銃へ装着。ここは割りとカチッと小気味良く装着できます。ただ、やっぱ無駄でもボックス形状だったらな・・・
マガジンキャッチはレシーバー右側にある、このボタン。
マガジンキャッチを押すとレシーバーを貫通している左側が飛び出します。仕組みはM16/M4のマガジンキャッチと同じ。ロックが解除されるとマガジンが少し下へ射出されます。落下はせず、1cmほど射出したところで止まります。操作性は良好。
重量はフル装備で470g。
初速は70mps前後。ただコッキングレバーの引きが重く、ストックが短いために力を入れにくいのでコッキングは結構苦労します。引ききりのあたりが特に固く、引ききれずにリリースしちゃう事もしばしば。
ホップアップは無く、初速がそこそこあるので15mくらいは一気に真っ直ぐ飛びますがそれ以上だとドロップが顕著になります。集弾性能はプラ製バレル2本繋ぎにしてはそこそこかな?ただノズルのストロークが適当なのか2発ロードするのでコッキングしたら一旦銃口を下へ向けて余分な弾を転がり落とす必要があります。2発発射すると飛距離10mほどの小便弾になります。
ウチにあるちっちゃくディフォルメされた銃といえばAS50。でも並べると大きい・・・
こないだ買ったレプリカACOGを装着。昔の暗視装置がこんなんだったな・・・
銃がちっちゃいくせにレイル幅は22mmもあります。20mmレイル対応の光学サイトは一応装着できますがかなり窮屈な取り付け。
格好は良いんだけど、ちっちゃい、そのくせ過剰パワー。フルオートオンリーのミニミのくせにエアコキ単発(2発?)。2発ロード・・・惜しい銃です。値段なりといえばそれまでですが。
とりあえずコッキングがクッソ重いのを何とかしたいのでバラしてみます。バレル先端は差し込まれてるだけなので引っこ抜き、バイポッドは基部のプラ製ピンを抜くと外れます。工具無しで外れるのは、後はバレル下の先端にあるキャップくらい。
グリップはネジ1本を抜くとあとは左右からハメ込まれてるだけ。
バレル下のキャップとマガジンキャッチ、コッキングレバーを外すと残りは前から後ろまで左右モナカ。右側に見えるネジをひたすら抜きます。
ご開帳。非常にオーソドックスなメカニズム。すごく見慣れた内容です。
特にマズい部分などもなく、シンプルかつオーソドックスなエアコキメカニズム。ただパーツ一つ一つがランナーから手モギで切り離したようになっているので削ってきれいに処理してやりたいところ。
ストック内の物体は激安中華エアコキによくあるモルタルウェイト。これは嫌いなので捨てます。砂漏れてて最悪。
モルタルウェイトの重さは74g。鉛ウェイトに置き換えるとちょっとの量で済みそう。
インナーバレルはプラ製のものが2本繋いであります。ハンドガード付近には重りを入れるスペースがありますが、一つも入っていません。
発射機構の主立ったパーツ。インナーバレルをホップ付きの金属バレルに置き換えるのは先日CX4ストームでやった方法で同様にいけそうですが、材料が無い・・・
マガジンもバラしてみましょう。見えてるネジを全部外して開けてみると、何コレ・・・丸いドラム部分まんまダミー。
全バラ状態。サブマシンガンのようなマガジンをドラムが覆ってるような構造。リザーブスペースもハンドガンのマガジンみたいな狭さっぷり。ただリザーブスペースに横穴を開けてドラム内を利用するとしても、弾がスムーズに転がっていかなくて実用的でないかも。
ドラムとマガジン本体を別々に組み、最後にフォロワーとスプリングと一緒に差し込んで組み付けるようになっているようです。ドラムが無いとマガジンの用を成しませんが、フォロワーとスプリングの囲いはプラ板で作れそうな感じなのでマガジンをSTANAGっぽい形にしたり、更にレシーバー側も加工してSTANAG斜め差しにする事も気合次第で可能かもしれません。
スプリングのレートが高すぎてコッキングがツラいのでスプリングを置き換えたいのですが、電動ガン用(画像はCYMAのAK47タクティカルに元々入っていたもの)は若干径が太くピストン内に干渉するので使えませんでした。
電動ガンBOYS用のスプリングは若干細くてスプリングガイドに入りませんでした。スプリングガイドを削れば入りますが、コッキング位置で止まらなくなる危険があります。そもそも長さが全然足りません。マルイエアコキハンドガンのスプリングもBOYS用スプリングとほぼ同径だし、短いものばかりなので使えるものがありません・・・
苦し紛れにスプリングをライターで炙ってみました。赤熱するまで熱して自然冷却させると柔らかくなる、と聞いた事があるのでやってみたのですが、ライターだと効率悪い・・・コンロだと一気にいけますがウチはIHなので・・・とりあえず全体が茶色だったのがまばらに銀色になる程度にやってみました。油分が飛んで滑らなくなるのでシリコンオイルをまぶしておきます。
組み付け。シリンダー内以外は油分が足りないので摺動部に注油。今回はそんくらいしかできる事がありません。
初速は65mps前後に落ちましたが、コッキングは割りと柔らかくなりました。
BOYSですらダメといわれるのですからここまで小さいと受け付けない人も多いかもしれません。でも格好は悪くないしちょっと手を入れればチープガンとしては並レベルになります。初軽機がコレってのは悲しいものがありますがまるっきりダメでもありません。ただ、やはりオブジェ向きか。
M249ミニミの中国製トイガンです。
開封。付属品はクソBB弾ちょっととドラムマガジン、キャリングハンドル。
でかいキーボードだな!そうフルサイズのミニミが980円なわけありません。全長62cmと現物を目の当たりにするとカワイラシーサイズ。
勿論承知の上で買ったのですが、思ってたより形は立派。前後のアイアンサイトはフリップアップ可動します。
バイポッドも可動。畳んだ状態はハンドガード下面の溝に格納され、ハンドガードを握る邪魔にはなりません。左右の足を束ねるようにして起こし、手を離すとスプリングによって左右に開きます。全プラ製でそれなりにグニャグニャしてますが銃本体が軽いのでこれでも十分に感じます。
キャリハンはレシーバーの上面にあるレイルにハメるだけの簡易なもの。何か幅広だしリヤサイトも無く不恰好な上、キャリハンが必要なほど銃が重くないのでいらないかも。
ミニミといえばマガジンはベルトリンクを収めた大きなボックスマガジンかM4用マガジン斜め差しですが、この銃はドラムマガジンを真下に装着する形式。で、そのドラムマガジンはといえば、これが中華エアコキお馴染みリザーブタイプ。しかもリザーブが30発くらいしか入りません。フタは取れやすいので失くさないように注意。
前面にはフォロワーがあります。リップ形状はマルイのエアコキMP5と似たストッパーのある、中華エアコキではよくある形状。単列で11発がレールに収まります。
マガジンを銃へ装着。ここは割りとカチッと小気味良く装着できます。ただ、やっぱ無駄でもボックス形状だったらな・・・
マガジンキャッチはレシーバー右側にある、このボタン。
マガジンキャッチを押すとレシーバーを貫通している左側が飛び出します。仕組みはM16/M4のマガジンキャッチと同じ。ロックが解除されるとマガジンが少し下へ射出されます。落下はせず、1cmほど射出したところで止まります。操作性は良好。
重量はフル装備で470g。
初速は70mps前後。ただコッキングレバーの引きが重く、ストックが短いために力を入れにくいのでコッキングは結構苦労します。引ききりのあたりが特に固く、引ききれずにリリースしちゃう事もしばしば。
ホップアップは無く、初速がそこそこあるので15mくらいは一気に真っ直ぐ飛びますがそれ以上だとドロップが顕著になります。集弾性能はプラ製バレル2本繋ぎにしてはそこそこかな?ただノズルのストロークが適当なのか2発ロードするのでコッキングしたら一旦銃口を下へ向けて余分な弾を転がり落とす必要があります。2発発射すると飛距離10mほどの小便弾になります。
ウチにあるちっちゃくディフォルメされた銃といえばAS50。でも並べると大きい・・・
こないだ買ったレプリカACOGを装着。昔の暗視装置がこんなんだったな・・・
銃がちっちゃいくせにレイル幅は22mmもあります。20mmレイル対応の光学サイトは一応装着できますがかなり窮屈な取り付け。
格好は良いんだけど、ちっちゃい、そのくせ過剰パワー。フルオートオンリーのミニミのくせにエアコキ単発(2発?)。2発ロード・・・惜しい銃です。値段なりといえばそれまでですが。
とりあえずコッキングがクッソ重いのを何とかしたいのでバラしてみます。バレル先端は差し込まれてるだけなので引っこ抜き、バイポッドは基部のプラ製ピンを抜くと外れます。工具無しで外れるのは、後はバレル下の先端にあるキャップくらい。
グリップはネジ1本を抜くとあとは左右からハメ込まれてるだけ。
バレル下のキャップとマガジンキャッチ、コッキングレバーを外すと残りは前から後ろまで左右モナカ。右側に見えるネジをひたすら抜きます。
ご開帳。非常にオーソドックスなメカニズム。すごく見慣れた内容です。
特にマズい部分などもなく、シンプルかつオーソドックスなエアコキメカニズム。ただパーツ一つ一つがランナーから手モギで切り離したようになっているので削ってきれいに処理してやりたいところ。
ストック内の物体は激安中華エアコキによくあるモルタルウェイト。これは嫌いなので捨てます。砂漏れてて最悪。
モルタルウェイトの重さは74g。鉛ウェイトに置き換えるとちょっとの量で済みそう。
インナーバレルはプラ製のものが2本繋いであります。ハンドガード付近には重りを入れるスペースがありますが、一つも入っていません。
発射機構の主立ったパーツ。インナーバレルをホップ付きの金属バレルに置き換えるのは先日CX4ストームでやった方法で同様にいけそうですが、材料が無い・・・
マガジンもバラしてみましょう。見えてるネジを全部外して開けてみると、何コレ・・・丸いドラム部分まんまダミー。
全バラ状態。サブマシンガンのようなマガジンをドラムが覆ってるような構造。リザーブスペースもハンドガンのマガジンみたいな狭さっぷり。ただリザーブスペースに横穴を開けてドラム内を利用するとしても、弾がスムーズに転がっていかなくて実用的でないかも。
ドラムとマガジン本体を別々に組み、最後にフォロワーとスプリングと一緒に差し込んで組み付けるようになっているようです。ドラムが無いとマガジンの用を成しませんが、フォロワーとスプリングの囲いはプラ板で作れそうな感じなのでマガジンをSTANAGっぽい形にしたり、更にレシーバー側も加工してSTANAG斜め差しにする事も気合次第で可能かもしれません。
スプリングのレートが高すぎてコッキングがツラいのでスプリングを置き換えたいのですが、電動ガン用(画像はCYMAのAK47タクティカルに元々入っていたもの)は若干径が太くピストン内に干渉するので使えませんでした。
電動ガンBOYS用のスプリングは若干細くてスプリングガイドに入りませんでした。スプリングガイドを削れば入りますが、コッキング位置で止まらなくなる危険があります。そもそも長さが全然足りません。マルイエアコキハンドガンのスプリングもBOYS用スプリングとほぼ同径だし、短いものばかりなので使えるものがありません・・・
苦し紛れにスプリングをライターで炙ってみました。赤熱するまで熱して自然冷却させると柔らかくなる、と聞いた事があるのでやってみたのですが、ライターだと効率悪い・・・コンロだと一気にいけますがウチはIHなので・・・とりあえず全体が茶色だったのがまばらに銀色になる程度にやってみました。油分が飛んで滑らなくなるのでシリコンオイルをまぶしておきます。
組み付け。シリンダー内以外は油分が足りないので摺動部に注油。今回はそんくらいしかできる事がありません。
初速は65mps前後に落ちましたが、コッキングは割りと柔らかくなりました。
BOYSですらダメといわれるのですからここまで小さいと受け付けない人も多いかもしれません。でも格好は悪くないしちょっと手を入れればチープガンとしては並レベルになります。初軽機がコレってのは悲しいものがありますがまるっきりダメでもありません。ただ、やはりオブジェ向きか。