~趣味の世界~
GYFのAK47パラトルーパーです。
1980円。買ったところの写真だと何かやけに不恰好ですが実際に目の前で見るとそんなに変でもありません。確かに大味な感じはしますが、3次元的に見るとまあこれはこれで。
メーカーはGYF。あまり聞き慣れない所ですが、中国製。
付属品。マガジン、スコープ風の何か、ライトとフォアグリップが一体化したレイルアクセサリー、LR44電池3個(もう3個はスコープ風の何かに組み込み済み、殻だけが入っていました)、そしてゴミBB弾。
ライトの電池ボックスのフタはいつもの形ではなく独自のもので、ネジ不要。でもちょっと開けづらい・・・スイッチは下面にある単純なスライドスイッチ。
ライトON。輝度は十分、色も白。そうそうこういうのでいいんだよ・・・
もう一つはスコープ風の何か。お約束のダミースコープかと思いきや覗きこんでも中は塞がっており、本体内は電池ボックス。スイッチはON/OFFが逆らしくつけっ放しになって電池死んでるんじゃないかとビクッとしました・・・OFF位置で点灯します。
点灯といってもドットサイトなんかじゃございません。スイッチを入れると本体の下にある2個のLEDがピカピカと色とりどりに点灯します。輝度もあり結構明るいですが、何なのコレ・・・
マガジンはワッフルタイプのAKらしい曲率のマガジンですが、何か細い。左からマルイAK47HC用多弾ショートマグ、マグプルAK-Pマグ、GYF AK47パラ用、マルイ次世代AK74系多弾マグ。
上側から。前後にかなり細く、サイズ的にはStg44とかのマガジンみたいな前後長。
本体。コッキングレバーは左側に出ています。AKといえば右側ですが、MAGPULのAKカスタムには両側にコッキングレバーが出ているものがあるので左側に出てたっていいじゃないかと思います。惜しいのはMAGPULカスタムだとレバー位置がもう少し後ろで、トップカバーの中間くらいに可動位置が来ます。まあこれはこれですよAKバリエなんて山ほどあるのでこれでいいんです。グリップはAKタクティカルピストルグリップ?風でフィンガーチャンネルがあり握り心地がとても良いです。あとは・・・スリングスイベルがモールドでダミー。マガジンキャッチが短くてちょっと操作しづらい、マガジンを挿す方向が垂直でちょっと差し込みにくい、等。
レシーバー右側。セレクターレバーはダミーで、こちら側にコッキングレバーはありません。注意シールが左右両側に貼られていますが、剥がすとAK47レシーバー特有の溝があるだけなので好みで貼ったままというのもアリかも。
ハンドガードは上下左右にレイルがある特徴的なタイプで、G&PのGP468AKグリップ&ハンドガードセットと似た形状。ハンドガードより前はショートバレルらしく短くなっていますが、元のAK47のフロント部をそのまま詰めたような形。ガスパイプの横穴もちゃんと抜けています。タンジェントサイトは付け根だけの可動で、上写真だと
起き上がっていますが、倒した状態で更に押し込むとロックされます。というかロックしないと発射の度にピョコピョコ跳ねるので・・・上面レイルは中央が切り欠かれていてリヤサイト越しにギリギリですがフロントサイトもちゃんと見えます。
ストックはいわゆるタクティカル系AKに多いM4タイプ伸縮ストック。ストックチューブに装着されているのはLMTタイプと呼ばれるヤツで、マルイのSOPMODなどについているクレーンストックと似た形状。ストックチューブの左右が膨らんでいるのが特徴です。箱出しでは付け根から外されています。
ちゃんとレバー操作で伸縮するのですがレバーの動きがイマイチ悪く、伸縮する長さも短め。4ポジションで一番伸ばしたところのロックのかかりが悪いです。かなりグラついてもいます。
レシーバー後端に上から差し込んでカチンとロックされるまで押し込むと装着完了。
マガジンの差込みは垂直にただ差し込むだけですが、マガジンキャッチ側にちょっと押し付けながら差し込まないとスムーズに差し込めず、差してロックされても前側がややグラつき気味。給弾不良を起こすほどでは無いのですが、なるべくマガジンの前を持って構えたりしないように注意が要ります。
オプション全部載せ。フォアグリップはレイルに当たる面にクリックは設けられていますがロックをする固さが無く、ズルズルに滑って使い物になりません。上に載せるスコープ風イルミネーションも実用パーツとはいえず、これがあるとフロントサイトが見えないのでやはり役立たず。ハンドガードが比較的握りやすいのが救い。
装着した姿も酷く前寄りにゴチャゴチャした感じで美しくありません・・・
マルイのショートフォアグリップは普通に取り付きました。レイルの横溝がやや小さめですが一応実用レベル。プラ製なので不足なら削ればOK。
さあいざ実射だ!とマガジンのフォロワーを押し下げたらスプリングがリザーブへの穴に入り込んでしまいました。そういやLS時代のAK74のマガジンもコレに悩まされたっけなぁ・・・というわけで分解。
リザーブへの穴を塞ぎ、ウェイトを気持ち増量して元通り組みます。リザーブを使わないマガジン装弾数は17発ほど。
初速チェック。0.4Jと昔の自主規制値みたいな程よいパワー。コッキングは左側でやり易く重くも軽くも無いのですが、トリガーが引き始めにカキッと引っ掛かりがありやや長くグニャグニャしたトリガープルであまり気持ちが良くありません。発射音はスプリングがやかましくパギャーンという感じ。
何発か撃ってたらポロリと何かが落下。コッキングレバーのネジが1個無くなってしまいました。あまり実用上は問題無いですが、この銃ところどころネジの締め付けが足りなかったり、ダボが抜けてモナカが開いたりしている部分が多数あります。
さて片付けて次・・・と思ったらストックのレバーが動かなくなりました。ナットを外してレバーを外すと破片がポロリ。ここも分解かー?
レバーを引っ張ってもストックチューブから抜けてこないのでストック右側にあるネジを全部抜いてモナカを開きますが、突っ込みどころ満載。
ストックチューブには抜け止めの突起があったり、下の溝が途中までしかなかったり、マルイのクレーンストックだとSOPMODバッテリーが入るほど大きなスペースがある左右のふくらみには仕切り板だらけでウェイトを入れる隙間も無し・・・
ストックチューブも何か上に隙間が開いてるので開くと、中には錆鉄棒。しかも何か靴みたいな臭いを発しています・・・今回は内側のリブを削るだけにして閉めますが、臭いが出ないようにはしておきたいところ。
ストックチューブは細く、マルイスタンダード電動M4のブッシュマスタータイプストックを差し込むとガバガバでした。互換性は無し。ガッカリ・・・
さてレバー基部の修理をしましょう。まずストックチューブへ掛かるボタンと中のネジがガバガバなのでアルミテープを巻いて太さを合わせ、ネジだけが上下しないよう瞬着で固めます。
プラ板で裏打ちして折れた破片を接着。
スプリングの長さが不足気味でボタンをしっかり押し上げていないのでプラ板でワッシャーを作って下側に入れて底上げしておきます。これでストックチューブへの掛かりの悪さが改善され、一番伸ばした位置でもちゃんとロックできるようになりました。
が、どうやって最後のナットを締めればいいんじゃ・・・
レバー側のナットの受けを切り飛ばしてちゃんと動作する位置までナットを調節し、ネジロック代わりに瞬着で固定。動作はあまりスムーズでなく動作範囲も小さいのであまり気持ちの良い操作感ではありませんが、ちゃんと使えるようにできました。
ちょっと手のかかるアホの子という感じのGYF AK47パラトルーパー。腕の見せ所でもあり、ちょっとは楽しませてくれそうですグフフ。さてどう料理しようか・・・
1980円。買ったところの写真だと何かやけに不恰好ですが実際に目の前で見るとそんなに変でもありません。確かに大味な感じはしますが、3次元的に見るとまあこれはこれで。
メーカーはGYF。あまり聞き慣れない所ですが、中国製。
付属品。マガジン、スコープ風の何か、ライトとフォアグリップが一体化したレイルアクセサリー、LR44電池3個(もう3個はスコープ風の何かに組み込み済み、殻だけが入っていました)、そしてゴミBB弾。
ライトの電池ボックスのフタはいつもの形ではなく独自のもので、ネジ不要。でもちょっと開けづらい・・・スイッチは下面にある単純なスライドスイッチ。
ライトON。輝度は十分、色も白。そうそうこういうのでいいんだよ・・・
もう一つはスコープ風の何か。お約束のダミースコープかと思いきや覗きこんでも中は塞がっており、本体内は電池ボックス。スイッチはON/OFFが逆らしくつけっ放しになって電池死んでるんじゃないかとビクッとしました・・・OFF位置で点灯します。
点灯といってもドットサイトなんかじゃございません。スイッチを入れると本体の下にある2個のLEDがピカピカと色とりどりに点灯します。輝度もあり結構明るいですが、何なのコレ・・・
マガジンはワッフルタイプのAKらしい曲率のマガジンですが、何か細い。左からマルイAK47HC用多弾ショートマグ、マグプルAK-Pマグ、GYF AK47パラ用、マルイ次世代AK74系多弾マグ。
上側から。前後にかなり細く、サイズ的にはStg44とかのマガジンみたいな前後長。
本体。コッキングレバーは左側に出ています。AKといえば右側ですが、MAGPULのAKカスタムには両側にコッキングレバーが出ているものがあるので左側に出てたっていいじゃないかと思います。惜しいのはMAGPULカスタムだとレバー位置がもう少し後ろで、トップカバーの中間くらいに可動位置が来ます。まあこれはこれですよAKバリエなんて山ほどあるのでこれでいいんです。グリップはAKタクティカルピストルグリップ?風でフィンガーチャンネルがあり握り心地がとても良いです。あとは・・・スリングスイベルがモールドでダミー。マガジンキャッチが短くてちょっと操作しづらい、マガジンを挿す方向が垂直でちょっと差し込みにくい、等。
レシーバー右側。セレクターレバーはダミーで、こちら側にコッキングレバーはありません。注意シールが左右両側に貼られていますが、剥がすとAK47レシーバー特有の溝があるだけなので好みで貼ったままというのもアリかも。
ハンドガードは上下左右にレイルがある特徴的なタイプで、G&PのGP468AKグリップ&ハンドガードセットと似た形状。ハンドガードより前はショートバレルらしく短くなっていますが、元のAK47のフロント部をそのまま詰めたような形。ガスパイプの横穴もちゃんと抜けています。タンジェントサイトは付け根だけの可動で、上写真だと
起き上がっていますが、倒した状態で更に押し込むとロックされます。というかロックしないと発射の度にピョコピョコ跳ねるので・・・上面レイルは中央が切り欠かれていてリヤサイト越しにギリギリですがフロントサイトもちゃんと見えます。
ストックはいわゆるタクティカル系AKに多いM4タイプ伸縮ストック。ストックチューブに装着されているのはLMTタイプと呼ばれるヤツで、マルイのSOPMODなどについているクレーンストックと似た形状。ストックチューブの左右が膨らんでいるのが特徴です。箱出しでは付け根から外されています。
ちゃんとレバー操作で伸縮するのですがレバーの動きがイマイチ悪く、伸縮する長さも短め。4ポジションで一番伸ばしたところのロックのかかりが悪いです。かなりグラついてもいます。
レシーバー後端に上から差し込んでカチンとロックされるまで押し込むと装着完了。
マガジンの差込みは垂直にただ差し込むだけですが、マガジンキャッチ側にちょっと押し付けながら差し込まないとスムーズに差し込めず、差してロックされても前側がややグラつき気味。給弾不良を起こすほどでは無いのですが、なるべくマガジンの前を持って構えたりしないように注意が要ります。
オプション全部載せ。フォアグリップはレイルに当たる面にクリックは設けられていますがロックをする固さが無く、ズルズルに滑って使い物になりません。上に載せるスコープ風イルミネーションも実用パーツとはいえず、これがあるとフロントサイトが見えないのでやはり役立たず。ハンドガードが比較的握りやすいのが救い。
装着した姿も酷く前寄りにゴチャゴチャした感じで美しくありません・・・
マルイのショートフォアグリップは普通に取り付きました。レイルの横溝がやや小さめですが一応実用レベル。プラ製なので不足なら削ればOK。
さあいざ実射だ!とマガジンのフォロワーを押し下げたらスプリングがリザーブへの穴に入り込んでしまいました。そういやLS時代のAK74のマガジンもコレに悩まされたっけなぁ・・・というわけで分解。
リザーブへの穴を塞ぎ、ウェイトを気持ち増量して元通り組みます。リザーブを使わないマガジン装弾数は17発ほど。
初速チェック。0.4Jと昔の自主規制値みたいな程よいパワー。コッキングは左側でやり易く重くも軽くも無いのですが、トリガーが引き始めにカキッと引っ掛かりがありやや長くグニャグニャしたトリガープルであまり気持ちが良くありません。発射音はスプリングがやかましくパギャーンという感じ。
何発か撃ってたらポロリと何かが落下。コッキングレバーのネジが1個無くなってしまいました。あまり実用上は問題無いですが、この銃ところどころネジの締め付けが足りなかったり、ダボが抜けてモナカが開いたりしている部分が多数あります。
さて片付けて次・・・と思ったらストックのレバーが動かなくなりました。ナットを外してレバーを外すと破片がポロリ。ここも分解かー?
レバーを引っ張ってもストックチューブから抜けてこないのでストック右側にあるネジを全部抜いてモナカを開きますが、突っ込みどころ満載。
ストックチューブには抜け止めの突起があったり、下の溝が途中までしかなかったり、マルイのクレーンストックだとSOPMODバッテリーが入るほど大きなスペースがある左右のふくらみには仕切り板だらけでウェイトを入れる隙間も無し・・・
ストックチューブも何か上に隙間が開いてるので開くと、中には錆鉄棒。しかも何か靴みたいな臭いを発しています・・・今回は内側のリブを削るだけにして閉めますが、臭いが出ないようにはしておきたいところ。
ストックチューブは細く、マルイスタンダード電動M4のブッシュマスタータイプストックを差し込むとガバガバでした。互換性は無し。ガッカリ・・・
さてレバー基部の修理をしましょう。まずストックチューブへ掛かるボタンと中のネジがガバガバなのでアルミテープを巻いて太さを合わせ、ネジだけが上下しないよう瞬着で固めます。
プラ板で裏打ちして折れた破片を接着。
スプリングの長さが不足気味でボタンをしっかり押し上げていないのでプラ板でワッシャーを作って下側に入れて底上げしておきます。これでストックチューブへの掛かりの悪さが改善され、一番伸ばした位置でもちゃんとロックできるようになりました。
が、どうやって最後のナットを締めればいいんじゃ・・・
レバー側のナットの受けを切り飛ばしてちゃんと動作する位置までナットを調節し、ネジロック代わりに瞬着で固定。動作はあまりスムーズでなく動作範囲も小さいのであまり気持ちの良い操作感ではありませんが、ちゃんと使えるようにできました。
ちょっと手のかかるアホの子という感じのGYF AK47パラトルーパー。腕の見せ所でもあり、ちょっとは楽しませてくれそうですグフフ。さてどう料理しようか・・・