~趣味の世界~
G&GのCM16 Carbine Light(CQB)です。
台湾はG&G ARMAMENTの廉価版シリーズであるCM16(Combat Machine)のうち、基本的なM4A1の14.5インチバレルを10.5インチに短縮したモデル。1万円台前半と大変お安くなっております。
開封。発泡スチロールではなくブリスターに収められています。ただ14.5インチバレルや固定ストックのモデルと共通なので銃本体の長さより大分無駄に箱が大きいです。ハイダーが赤いですがこれはマズルキャップがハメてあるだけです。
初速証明書。大体90mps前後。スタンダード電動ガンの標準初速といえます。この証明書も説明書も全て英語表記なので書いてある事はチンプンカンプンですが、まああまり気にするところではないか。大体わかりゃ十分。
マルイのラインナップでいうとコルトM933コマンドに相当。アウターバレルは金属製でフロントサイトポストも金属なのですが、アウターバレルとフロントサイトポストは一体化しておりそのまま別のフロントサイトに交換とはいかないようです。フラッシュハイダーはプラ製。ハンドガードの前側を保持するハンドガードキャップは金属製で、アルミっぽいガスチューブが貫通してフロントサイトポストの後ろに刺さっています。
レシーバー付近。アッパー/ロワレシーバー、キャリングハンドル共に基本はプラ製。他グリップやハンドガード、ストックもプラ製ですがそれ以外は金属製。安っぽさはあまり感じられず、中々良い雰囲気。あ、ボルトフォワードアシストノブもプラ製ですね。色はつや消し黒ですがプラ部分と較べると微妙~に青っぽい気がする風合い。ロワレシーバー左側面には白い印刷があります。表記はトイガン丸出しですが、これは好み次第。アッパー/ロワレシーバーを繋ぐようにステッカーが貼られていますがこれは封印でしょうか?マルイ製の電動ガン同様に素人が安易にバラさないようにする意図があるものでしょう。
レシーバー左側。こちら側は刻印も無くあっさりしています。ポートカバーはスプリングで閉じる方へテンションが掛けられており、チャージハンドルとは連動していません。ホップ調整のためここを開ける時は爪を立てて自分で開けてやる必要があります。あまり不便という程の事はありませんが、射撃中はポートカバー開いてないとやだー!って人は一旦外してスプリングの向きを逆にすればいいでしょう。ポートカバー内側に金具が無いのでその場合は開きっぱなしになりますが・・・どうしても気にいらないって人はもうアッパーレシーバーごと社外品にでも換えてしまえ。
ストックはブッシュマスタータイプの伸縮ストックが標準装着されています。表面仕上げはシボ加工されており、G&Gの表記もあるのでどれがどの銃のストックかわからなくなる事はありません(ウチにはこのタイプのストックが多すぎて正直どの銃のものか見分けが付かないものもあります・・・)。ストックチューブ付け根にはスリングスイベルが左側に出ているタイプのプレートがすでに装着されており、1点式スリング愛好家の方にもすぐにご利用いただけます。いや2点3点でもこの位置にスイベルがあるとめっちゃ便利です、大変すばらしい。
付属のマガジンはマルイスタンダードM4互換450連のゼンマイ式多弾マガジン。色は明るめな反光沢のパーカライジング。刻印もしっかり入っています。
左からG&G CM16マガジン(450連)/S&Tタボールマガジン(300連)/マルイスタンダード電動M4マガジン(ノーマル)。マルイ製の多弾マガジンは300連でタボールのものもこれに準じますが、G&G・CM16標準のものは長さが伸ばされて容量が増えています。外装はスチールプレス製でタボールのもののように雑な造りだったりもなく、このマガジンを他のマルイスタンダード電動M4互換マガジン仕様の銃に使う事もできそうです。
付属の0.20gBB弾。噂によるとG&GのBB弾は最近の台湾製になったマルイのBB弾と同じ工場で作られているという話も聞きます。ウチではそのマルイの0.2gベアリング研磨(台湾製)に統一しているのでこれはひょっとするとまったく同じものかもしれません。そのクオリティのBB弾が完全密封された袋に1000発入りという気前の良さ。
説明書。全部英語ですがフルカラーの写真と解説図付きでわかり易いもの。
カタログ。見てるだけでワクワクしてきます。付属品は以上です。
重量はバッテリー無し・マガジン込みで2.3kgほど。短くて軽めなのが欲しかったので大体要求を満たしています。近頃はマルイのスタンダード電動M4ですら重くて・・・実際持ってみるとS&Tタボールと同程度の軽さです。軽すぎるという事もありません。
ハイダーはM14逆ネジ仕様。締め込みの微調整はゴムパッキンでされています。ハイダー下側が欠けていますがこういうデザインのようです。
デルタリングを後ろ側へ引っ張りながらハンドガードを上下に分割して取り外すと中はこうなっています。ガスチューブがアッパーレシーバーからフロントサイトポストまでつながっているのはいいのですが、ハンドガード内のアウターバレルは細く、一体化していません。アウターバレルの付け根下側から配線が伸びており、ヒューズとミニバッテリー端子が付いています。
ハンドガードは上写真の上側のマルイスタンダード電動M4のものより少し長く、リアルサイズ。
リアルサイズという事はこのようにマグプルMOEハンドガードがポン付けできてしまいます。取り付けは前側をハンドガードキャップにハメてから後ろ側をアウターバレル付け根のギザギザにハメ込み、デルタリングのスプリングテンションでロックします。デルタリングのスプリングがちょっとヤワすぎる感じがありますが、G&PのGP123デルタリングセットのスプリングはテンションが強くて着脱がしんどいのでちゃんとロックできさえすればヤワい方が楽。
フロントサイトポスト後ろの左右にあるイモネジを緩めるとフロントピース?が抜けます。このあたりはマルイの電動M16A1やXM177E2、M16A2あたりと似ています。
フロントピースを外すとハンドガードキャップ、ガスチューブ、デルタリングが抜けます。ギザギザ(名称不明)はハメたままハンドガードをハメて時計回りに回すとギザギザ周辺が緩んで外れてきます。アウターバレルの見た目と構成こそ違いますがこの辺の操作はマルイスタンダード電動M4に社外アウターバレルを装着した時と同じ。
ギザギザを外すとアウターバレル一式がアッパーレシーバーから抜けてきます。今回はちょっと面倒なのでここまでにしますが、付け根の形状はマルイスタンダード電動M4と同じなので互換する社外アウターバレルが普通に取り付けられると思います。
マグプルP-MAG、CTRカービンストックも取り付きました。ただCTRカービンストックはマルイM4に取り付ける際内側を結構削り込んだのにもかかわらずやや渋めなので加工は必要。MOEカービンストックならポン付け可能かも。グリップ、トリガーガードはまたそのうちにでも。
付属のストックはマルイスタンダード電動M4には下側の角ばっている部分の寸法が若干合わず入りませんでした。
リアルサイズ化さえしてあればハンドガードは利用可能。マガジンもすんなり装着できました。
キャリングハンドル左側のネジを緩めるとレシーバーから分離できます。その下にあるレイルはプラ製。レシーバーと一体なのでたわんだりもなく、これはこれで十分なのでは。
ポートカバーを開けると中にはメカボックスとホップ調整ダイヤルが現れます。ダミーボルトカバーは無いので開けっ放しで使うのはちょっと。ポートカバーは一応上画像のように半端な位置でフリクションによって止められはするのですがこの状態で射撃すると振動で閉まっちゃう程度でしかありません。
それではいよいよ実射のための準備を。ハンドガード下側にマルイ8.4Vニッケル水素ミニSバッテリーを乗せ、コネクターを繋いだところ。このままハンドガード下側を装着すれば収まりますがスペース的には結構余裕があります。銃をひっくり返してハンドガード上側の内側とアウターバレルの間の隙間に入れてみましたが僅かに閉まらないので素直にハンドガード下側に載せつつ閉めた方が確実。セパレートバッテリーなら上側の両脇に収めて下側を閉めるだけでいいかも。
9.6Vも問題無く収まります。10.8Vは微妙なところですが、持ってないので試せません。
初速チェック。8.4vNi-MHで12rps程度、初速は87~92mps程度。発射音はマルイのM4と似ていますがややバイン、バインと響く印象。
9.6vでは15rps程度になります。8.4vも9.6vも満充電では無いので充電したてならもうちょっとサイクルは速いでしょう。セミオートで速射してみましたがトリガーロックなんて起こりもせず、バシバシ撃つ事が出来ました。外でも撃ってみましたがホップもしっかり掛かっているし、弾道もバラけたりもせず精度も出ています。非の打ちどころがありません。
元々ゲームウェポンとしての位置付けがなされているので軽いしプラスチッキーですが安っぽくは無く、予想以上にしっかりした出来ばえの銃です。久しぶりに良い買い物をしたわ・・・
台湾はG&G ARMAMENTの廉価版シリーズであるCM16(Combat Machine)のうち、基本的なM4A1の14.5インチバレルを10.5インチに短縮したモデル。1万円台前半と大変お安くなっております。
開封。発泡スチロールではなくブリスターに収められています。ただ14.5インチバレルや固定ストックのモデルと共通なので銃本体の長さより大分無駄に箱が大きいです。ハイダーが赤いですがこれはマズルキャップがハメてあるだけです。
初速証明書。大体90mps前後。スタンダード電動ガンの標準初速といえます。この証明書も説明書も全て英語表記なので書いてある事はチンプンカンプンですが、まああまり気にするところではないか。大体わかりゃ十分。
マルイのラインナップでいうとコルトM933コマンドに相当。アウターバレルは金属製でフロントサイトポストも金属なのですが、アウターバレルとフロントサイトポストは一体化しておりそのまま別のフロントサイトに交換とはいかないようです。フラッシュハイダーはプラ製。ハンドガードの前側を保持するハンドガードキャップは金属製で、アルミっぽいガスチューブが貫通してフロントサイトポストの後ろに刺さっています。
レシーバー付近。アッパー/ロワレシーバー、キャリングハンドル共に基本はプラ製。他グリップやハンドガード、ストックもプラ製ですがそれ以外は金属製。安っぽさはあまり感じられず、中々良い雰囲気。あ、ボルトフォワードアシストノブもプラ製ですね。色はつや消し黒ですがプラ部分と較べると微妙~に青っぽい気がする風合い。ロワレシーバー左側面には白い印刷があります。表記はトイガン丸出しですが、これは好み次第。アッパー/ロワレシーバーを繋ぐようにステッカーが貼られていますがこれは封印でしょうか?マルイ製の電動ガン同様に素人が安易にバラさないようにする意図があるものでしょう。
レシーバー左側。こちら側は刻印も無くあっさりしています。ポートカバーはスプリングで閉じる方へテンションが掛けられており、チャージハンドルとは連動していません。ホップ調整のためここを開ける時は爪を立てて自分で開けてやる必要があります。あまり不便という程の事はありませんが、射撃中はポートカバー開いてないとやだー!って人は一旦外してスプリングの向きを逆にすればいいでしょう。ポートカバー内側に金具が無いのでその場合は開きっぱなしになりますが・・・どうしても気にいらないって人はもうアッパーレシーバーごと社外品にでも換えてしまえ。
ストックはブッシュマスタータイプの伸縮ストックが標準装着されています。表面仕上げはシボ加工されており、G&Gの表記もあるのでどれがどの銃のストックかわからなくなる事はありません(ウチにはこのタイプのストックが多すぎて正直どの銃のものか見分けが付かないものもあります・・・)。ストックチューブ付け根にはスリングスイベルが左側に出ているタイプのプレートがすでに装着されており、1点式スリング愛好家の方にもすぐにご利用いただけます。いや2点3点でもこの位置にスイベルがあるとめっちゃ便利です、大変すばらしい。
付属のマガジンはマルイスタンダードM4互換450連のゼンマイ式多弾マガジン。色は明るめな反光沢のパーカライジング。刻印もしっかり入っています。
左からG&G CM16マガジン(450連)/S&Tタボールマガジン(300連)/マルイスタンダード電動M4マガジン(ノーマル)。マルイ製の多弾マガジンは300連でタボールのものもこれに準じますが、G&G・CM16標準のものは長さが伸ばされて容量が増えています。外装はスチールプレス製でタボールのもののように雑な造りだったりもなく、このマガジンを他のマルイスタンダード電動M4互換マガジン仕様の銃に使う事もできそうです。
付属の0.20gBB弾。噂によるとG&GのBB弾は最近の台湾製になったマルイのBB弾と同じ工場で作られているという話も聞きます。ウチではそのマルイの0.2gベアリング研磨(台湾製)に統一しているのでこれはひょっとするとまったく同じものかもしれません。そのクオリティのBB弾が完全密封された袋に1000発入りという気前の良さ。
説明書。全部英語ですがフルカラーの写真と解説図付きでわかり易いもの。
カタログ。見てるだけでワクワクしてきます。付属品は以上です。
重量はバッテリー無し・マガジン込みで2.3kgほど。短くて軽めなのが欲しかったので大体要求を満たしています。近頃はマルイのスタンダード電動M4ですら重くて・・・実際持ってみるとS&Tタボールと同程度の軽さです。軽すぎるという事もありません。
ハイダーはM14逆ネジ仕様。締め込みの微調整はゴムパッキンでされています。ハイダー下側が欠けていますがこういうデザインのようです。
デルタリングを後ろ側へ引っ張りながらハンドガードを上下に分割して取り外すと中はこうなっています。ガスチューブがアッパーレシーバーからフロントサイトポストまでつながっているのはいいのですが、ハンドガード内のアウターバレルは細く、一体化していません。アウターバレルの付け根下側から配線が伸びており、ヒューズとミニバッテリー端子が付いています。
ハンドガードは上写真の上側のマルイスタンダード電動M4のものより少し長く、リアルサイズ。
リアルサイズという事はこのようにマグプルMOEハンドガードがポン付けできてしまいます。取り付けは前側をハンドガードキャップにハメてから後ろ側をアウターバレル付け根のギザギザにハメ込み、デルタリングのスプリングテンションでロックします。デルタリングのスプリングがちょっとヤワすぎる感じがありますが、G&PのGP123デルタリングセットのスプリングはテンションが強くて着脱がしんどいのでちゃんとロックできさえすればヤワい方が楽。
フロントサイトポスト後ろの左右にあるイモネジを緩めるとフロントピース?が抜けます。このあたりはマルイの電動M16A1やXM177E2、M16A2あたりと似ています。
フロントピースを外すとハンドガードキャップ、ガスチューブ、デルタリングが抜けます。ギザギザ(名称不明)はハメたままハンドガードをハメて時計回りに回すとギザギザ周辺が緩んで外れてきます。アウターバレルの見た目と構成こそ違いますがこの辺の操作はマルイスタンダード電動M4に社外アウターバレルを装着した時と同じ。
ギザギザを外すとアウターバレル一式がアッパーレシーバーから抜けてきます。今回はちょっと面倒なのでここまでにしますが、付け根の形状はマルイスタンダード電動M4と同じなので互換する社外アウターバレルが普通に取り付けられると思います。
マグプルP-MAG、CTRカービンストックも取り付きました。ただCTRカービンストックはマルイM4に取り付ける際内側を結構削り込んだのにもかかわらずやや渋めなので加工は必要。MOEカービンストックならポン付け可能かも。グリップ、トリガーガードはまたそのうちにでも。
付属のストックはマルイスタンダード電動M4には下側の角ばっている部分の寸法が若干合わず入りませんでした。
リアルサイズ化さえしてあればハンドガードは利用可能。マガジンもすんなり装着できました。
キャリングハンドル左側のネジを緩めるとレシーバーから分離できます。その下にあるレイルはプラ製。レシーバーと一体なのでたわんだりもなく、これはこれで十分なのでは。
ポートカバーを開けると中にはメカボックスとホップ調整ダイヤルが現れます。ダミーボルトカバーは無いので開けっ放しで使うのはちょっと。ポートカバーは一応上画像のように半端な位置でフリクションによって止められはするのですがこの状態で射撃すると振動で閉まっちゃう程度でしかありません。
それではいよいよ実射のための準備を。ハンドガード下側にマルイ8.4Vニッケル水素ミニSバッテリーを乗せ、コネクターを繋いだところ。このままハンドガード下側を装着すれば収まりますがスペース的には結構余裕があります。銃をひっくり返してハンドガード上側の内側とアウターバレルの間の隙間に入れてみましたが僅かに閉まらないので素直にハンドガード下側に載せつつ閉めた方が確実。セパレートバッテリーなら上側の両脇に収めて下側を閉めるだけでいいかも。
9.6Vも問題無く収まります。10.8Vは微妙なところですが、持ってないので試せません。
初速チェック。8.4vNi-MHで12rps程度、初速は87~92mps程度。発射音はマルイのM4と似ていますがややバイン、バインと響く印象。
9.6vでは15rps程度になります。8.4vも9.6vも満充電では無いので充電したてならもうちょっとサイクルは速いでしょう。セミオートで速射してみましたがトリガーロックなんて起こりもせず、バシバシ撃つ事が出来ました。外でも撃ってみましたがホップもしっかり掛かっているし、弾道もバラけたりもせず精度も出ています。非の打ちどころがありません。
元々ゲームウェポンとしての位置付けがなされているので軽いしプラスチッキーですが安っぽくは無く、予想以上にしっかりした出来ばえの銃です。久しぶりに良い買い物をしたわ・・・