~趣味の世界~
中華製のM14です。
中国製という事以外何も書いてないので製品名である「M160-B1」を手がかりにググってみるもやっぱりわからん!頑張って英語サイトとかも探してみると、どうやらGold arrowsというところの製品のようです。他にもエアコキのショットガンなども出しているようで、そっちは海外の動画レビューが結構ありました。
で、まあ何でM14かと申しますと「そこに安い銃があったから」としか言えない・・・一応L96の時に言いましたが曲銃床触った事なかったんで軽く何か欲しかったというのはあるのですが、やっぱこのデカさで6千円というのに釣られてしまったのです。一応初中華トイガンでもあります。
製品内容といえば、まあ上写真の通り。半組み立てなのはフルサイズM14のまま箱に入れられてもデカ過ぎて箱の処分に困るのでいいのですが、とにかくツッコミどころ満載でございます。
ええもう、発泡スチロールから取り出した途端中華クオリティの応酬!バリ、バリ、とにかくバリだらけ!左右モナカもズレまくりです。組み立てる前にまずバリをカッターで削り取ってやる作業から始まります。ちなみに上画像真ん中ちょっと右の突き出てるネジっぽいのはホップアップ調整ダイヤルで、少しねじ込んでおかないと銃床と干渉するのであらかじめねじ込んでおきましょう。別に金属至上主義ではなくポリマーフレームとか好きな方ですがもうちょっとこう・・・まあ6千円6千円・・・
付属品。左からマガジン、BB弾、マガジンキャッチ周りのパーツ、ゴーグル、RAS(3面レイル)、レイルカバー2枚、ネジ3本、スリングの「日」型パーツ、プラスドライバー、スリング。他にもう一個ありますがそれは後で。
プラスドライバーは付属のネジの頭に対して細いので使わない方がいいです。スリングはトイスターのL85についてたやつよりは長くてやわらかいナイロン製ですが端が焼き止めてあるだけで金具もありません。ネジ3本はピッチが細かい1本がマガジンキャッチ周りのパーツを留めるネジで、他2本のタッピングビスはRASを留めるのが1本、残り1本は予備。BB弾は0.2gと貼ってあるシールに書いてあります。一見使えそうなのですが、付属の日本語説明書にはトラブルの元だから使うな、とあります・・・
マガジンはこの大きさで37発。上面の片側に開きそうなフタがありますがリザーブだと思ってスライドさせようと無理にこじ開けたら折れます(折りました)。中はただU字になってるだけで空いたところには錆びた鉄棒が入っています。
リップ形状はマルイのスタンダード電動ガンみたいな形。マルイの電動M14のマガジンと位置が同じですがすぐ横にある窪みが無く、マガジンキャッチ側も突起ではなく窪み。銃側もマルイのだと突起のある位置が逆に窪んでいたりと残念ながら互換は無いようす。
マガジンキャッチ周辺パーツ。組み立て時にレシーバー・バレルパーツと銃床パーツの結合固定パーツとなります。ただ何かどこに何年転がってたんだって感じのホコリがのったままで汚いです・・・
中華製トイガンにはみんなコレが付いてくるみたいですね。ゴーグル。これも何かやたら汚いままでバリだらけ。
うん、えーと・・・
マルイBBローダーのコピー品です。マルイのに較べるとスモークが薄いですが形は全く同じ。ただ表面が荒れていてバリも多く質感は低いです。
とりあえず素のM14の形に組みました。パッと見の形は結構イケてます。ただ長い、めっちゃ長い・・・
L96と並べると同等か、素のL96とだったらM14のが長いのですね。こんなクッソ長いの持ってジャングル巡れって言われたらそりゃ無理マジ無理ってなるわなぁ・・・重量も説明書によると3.2kgあり、実銃に較べたら全然ですが持ってみるとやはり結構重く感じます。
RASをとりつけ、レイルカバーも装着。RASはプラ製でやはりバリだらけ、レイルカバーはホコリで汚いです・・・レイルカバーはロック金具がチャチできちんと固定できずカチャカチャブレて収まりが悪いです。位置ももっと後ろならともかくこんな前の方にカバー付ける意味が無い気がするので使う使わないは好みで。
銃床下面のレイルは金属製ですが位置が非常に前の方なのでフォアグリップは厳しそう。
でも格好は良いですね。製品バリエーションとしてライトとCOMP M2っぽいドットサイトが付いたものやショートバレルのSOCOM等があるようです。
レシーバー周り。このあたりは良い雰囲気です。リヤサイトは上下左右の調整が出来ます。ダイヤルを回すとハッキリサイトが動くので分かり易いですが、微細な調整には向きません。そんな精度を求めるブツでもありません。RASの上面にはフロントサイトまでの軸線下に溝が彫ってあるものの結局はリヤサイトからはフロントサイトが見えないので出来れば上にサイトを載せて使う方が良いのでしょう。
左側のダイヤルを回すとピープサイトが延びてきてここまで持ち上げられます。光学サイトなんて持ってないよ・・・という人はこのくらいまで伸ばしてなんとかFサイトを見えるようにすると良いでしょう。近距離ならこれでも割と十分狙ったところへ行くようです。
右側面にあるコッキングレバーを引いたところ。レバーは金属製で剛性もあり引きこそ結構重いですが動作はシャッキリしています。
トリガー周辺はプラ製でトリガーを引くとトリガーガードがグニャグニャ動きます。トリガー前にある穴の開いた板状のものはセーフティで、トリガーガードの中に押し込まれているとON、画像のように出ているとOFF。ONでトリガーがロックされます。トリガープルは古いマルイのエアコキ長物的。固くて剛性が無くちょっとたわみながらバッツンと切れるトリガー。発射音はバンッィーンという感じ。結構音は大きくバネの反響音も響きがち。
一応精度はまずまずでパワーもそこそこ出ています。
ストックには重りが仕込んであるようで結構ここが重いのですが、前後バランスは取れています。グリップは曲銃床ならではのもので、右側面にコッキングレバーがある場合は握ったり離したりがしやすいものの、どうもバットプレートを肩につけた時に脇が大きく開いてしまったり慣れない感じ。バットプレートは軟質プラ製でストック後端に被さっているだけで、下側からこじると引っぺがせます。
マガジンの着脱は前後方向に渋いので挿す時は真っ直ぐ差して底から叩き込み、抜く時は一気に引っ張り抜く感じになります。AKみたいに前から引っ掛けるのではなく、G3のように真っ直ぐ挿します。
ドットサイトを載せてフォアグリップをつけてみました。RASは前方両側面がレールにはめ込み、左側面後方でネジ留め1点なので右側の固定が不十分でレールのしなりで左へグニャグニャ傾き易いですが載せたものを掴んで持ったりしなければ何とかなるでしょうか。フォアグリップはこの位置だとバットプレートを肩に当てると左腕が伸び切ってしまい保持がしんどいです。実質ライトかバイポッド専用ですね。
素材、と考えると悪く無いように思えます。バリを綺麗に取って表面を仕上げ塗装をして・・・まさかこの値段の銃に全方位の高性能を求める人は居ないでしょうね?
中国製という事以外何も書いてないので製品名である「M160-B1」を手がかりにググってみるもやっぱりわからん!頑張って英語サイトとかも探してみると、どうやらGold arrowsというところの製品のようです。他にもエアコキのショットガンなども出しているようで、そっちは海外の動画レビューが結構ありました。
で、まあ何でM14かと申しますと「そこに安い銃があったから」としか言えない・・・一応L96の時に言いましたが曲銃床触った事なかったんで軽く何か欲しかったというのはあるのですが、やっぱこのデカさで6千円というのに釣られてしまったのです。一応初中華トイガンでもあります。
製品内容といえば、まあ上写真の通り。半組み立てなのはフルサイズM14のまま箱に入れられてもデカ過ぎて箱の処分に困るのでいいのですが、とにかくツッコミどころ満載でございます。
ええもう、発泡スチロールから取り出した途端中華クオリティの応酬!バリ、バリ、とにかくバリだらけ!左右モナカもズレまくりです。組み立てる前にまずバリをカッターで削り取ってやる作業から始まります。ちなみに上画像真ん中ちょっと右の突き出てるネジっぽいのはホップアップ調整ダイヤルで、少しねじ込んでおかないと銃床と干渉するのであらかじめねじ込んでおきましょう。別に金属至上主義ではなくポリマーフレームとか好きな方ですがもうちょっとこう・・・まあ6千円6千円・・・
付属品。左からマガジン、BB弾、マガジンキャッチ周りのパーツ、ゴーグル、RAS(3面レイル)、レイルカバー2枚、ネジ3本、スリングの「日」型パーツ、プラスドライバー、スリング。他にもう一個ありますがそれは後で。
プラスドライバーは付属のネジの頭に対して細いので使わない方がいいです。スリングはトイスターのL85についてたやつよりは長くてやわらかいナイロン製ですが端が焼き止めてあるだけで金具もありません。ネジ3本はピッチが細かい1本がマガジンキャッチ周りのパーツを留めるネジで、他2本のタッピングビスはRASを留めるのが1本、残り1本は予備。BB弾は0.2gと貼ってあるシールに書いてあります。一見使えそうなのですが、付属の日本語説明書にはトラブルの元だから使うな、とあります・・・
マガジンはこの大きさで37発。上面の片側に開きそうなフタがありますがリザーブだと思ってスライドさせようと無理にこじ開けたら折れます(折りました)。中はただU字になってるだけで空いたところには錆びた鉄棒が入っています。
リップ形状はマルイのスタンダード電動ガンみたいな形。マルイの電動M14のマガジンと位置が同じですがすぐ横にある窪みが無く、マガジンキャッチ側も突起ではなく窪み。銃側もマルイのだと突起のある位置が逆に窪んでいたりと残念ながら互換は無いようす。
マガジンキャッチ周辺パーツ。組み立て時にレシーバー・バレルパーツと銃床パーツの結合固定パーツとなります。ただ何かどこに何年転がってたんだって感じのホコリがのったままで汚いです・・・
中華製トイガンにはみんなコレが付いてくるみたいですね。ゴーグル。これも何かやたら汚いままでバリだらけ。
うん、えーと・・・
マルイBBローダーのコピー品です。マルイのに較べるとスモークが薄いですが形は全く同じ。ただ表面が荒れていてバリも多く質感は低いです。
とりあえず素のM14の形に組みました。パッと見の形は結構イケてます。ただ長い、めっちゃ長い・・・
L96と並べると同等か、素のL96とだったらM14のが長いのですね。こんなクッソ長いの持ってジャングル巡れって言われたらそりゃ無理マジ無理ってなるわなぁ・・・重量も説明書によると3.2kgあり、実銃に較べたら全然ですが持ってみるとやはり結構重く感じます。
RASをとりつけ、レイルカバーも装着。RASはプラ製でやはりバリだらけ、レイルカバーはホコリで汚いです・・・レイルカバーはロック金具がチャチできちんと固定できずカチャカチャブレて収まりが悪いです。位置ももっと後ろならともかくこんな前の方にカバー付ける意味が無い気がするので使う使わないは好みで。
銃床下面のレイルは金属製ですが位置が非常に前の方なのでフォアグリップは厳しそう。
でも格好は良いですね。製品バリエーションとしてライトとCOMP M2っぽいドットサイトが付いたものやショートバレルのSOCOM等があるようです。
レシーバー周り。このあたりは良い雰囲気です。リヤサイトは上下左右の調整が出来ます。ダイヤルを回すとハッキリサイトが動くので分かり易いですが、微細な調整には向きません。そんな精度を求めるブツでもありません。RASの上面にはフロントサイトまでの軸線下に溝が彫ってあるものの結局はリヤサイトからはフロントサイトが見えないので出来れば上にサイトを載せて使う方が良いのでしょう。
左側のダイヤルを回すとピープサイトが延びてきてここまで持ち上げられます。光学サイトなんて持ってないよ・・・という人はこのくらいまで伸ばしてなんとかFサイトを見えるようにすると良いでしょう。近距離ならこれでも割と十分狙ったところへ行くようです。
右側面にあるコッキングレバーを引いたところ。レバーは金属製で剛性もあり引きこそ結構重いですが動作はシャッキリしています。
トリガー周辺はプラ製でトリガーを引くとトリガーガードがグニャグニャ動きます。トリガー前にある穴の開いた板状のものはセーフティで、トリガーガードの中に押し込まれているとON、画像のように出ているとOFF。ONでトリガーがロックされます。トリガープルは古いマルイのエアコキ長物的。固くて剛性が無くちょっとたわみながらバッツンと切れるトリガー。発射音はバンッィーンという感じ。結構音は大きくバネの反響音も響きがち。
一応精度はまずまずでパワーもそこそこ出ています。
ストックには重りが仕込んであるようで結構ここが重いのですが、前後バランスは取れています。グリップは曲銃床ならではのもので、右側面にコッキングレバーがある場合は握ったり離したりがしやすいものの、どうもバットプレートを肩につけた時に脇が大きく開いてしまったり慣れない感じ。バットプレートは軟質プラ製でストック後端に被さっているだけで、下側からこじると引っぺがせます。
マガジンの着脱は前後方向に渋いので挿す時は真っ直ぐ差して底から叩き込み、抜く時は一気に引っ張り抜く感じになります。AKみたいに前から引っ掛けるのではなく、G3のように真っ直ぐ挿します。
ドットサイトを載せてフォアグリップをつけてみました。RASは前方両側面がレールにはめ込み、左側面後方でネジ留め1点なので右側の固定が不十分でレールのしなりで左へグニャグニャ傾き易いですが載せたものを掴んで持ったりしなければ何とかなるでしょうか。フォアグリップはこの位置だとバットプレートを肩に当てると左腕が伸び切ってしまい保持がしんどいです。実質ライトかバイポッド専用ですね。
素材、と考えると悪く無いように思えます。バリを綺麗に取って表面を仕上げ塗装をして・・・まさかこの値段の銃に全方位の高性能を求める人は居ないでしょうね?