~趣味の世界~
中華製のL85A2です。
メーカー名の記載が箱のどこにも無く、中国製品は製品の特定が難しい・・・でもハンドガードの下にライト下げてるL85があったらコレだと思います。4千円ほどでした。
箱にはA2とありますがコッキングハンドルはA1のタイプ。エアーコッキング式で頻繁に触る部分なので重要な部分です。正直なところA2タイプのコッキングハンドルより引き易いです。
ポートカバーは閉じた状態のモールドで、ボルトリリースレバーもただのモールド。左側面のセレクターもモールド。
モナカの隙間がところどころ開いてて品質はあまりよくありません。まあ、値段なり。あと新品なのに全体的に薄汚れているというか・・・
右側面にネジ穴が大量にあり、あまり分割は凝っていません。ハンドガードも左右だけで上のカバーも一体になっています。下にはレイルがあるのでここはちょっと便利。スリングスイベルはトイスターのものとは逆で右側面にあります。
マガジンポート。チャンバーは今時の形状ですがホップアップは無し。手持ちのM4系用マガジンを色々挿してみましたがマガジンポートが前後に狭く入るものはありませんでした。
アウターバレルはプラ製。ディテールはトイスターのものより多めですが一体でM14逆ネジが仕込んであったりはせず、インナーバレルはハンドガードの中ほどくらいまでしかありません。
グリップは底が塞がっている単純なモナカ。トリガーは特徴的な形状を再現していますが、トリガーガードは上側の取り付き位置がやや上に寄っていて付け根がトリガーを引く指に干渉しがち。 その上にあるセーフティスイッチは押しが軽くトイスターのものよりは操作しやすいか。
レシーバー上面のレイルはトイスターのもののようにピカティニーレイルではなく、本来の形。マガジンキャッチはガードの高さが無く機能上はA1風味。ただロックはガッチリしておりマガジンが脱落するような事はありません。
付属のBB弾。重量は0.2gくらいありそうですが見ての通りバリがこってり付いた酷いブツです。M14にはちゃんとしたのが付いていましたが、これが中華製トイガンの標準的な付属BB弾なのでしょうね。
マガジンはM4系と同じ形状のものですが構造はトイスターと似ており、マガジンフォロワーが前面に露出している単列の部分と、それ以外のリザーブ部分とで一箇所穴で繋がっているという構造。リップ開放レバーが無いので詰めた弾を取り出しにくく、またリップ位置が奥まっているので1発づつ手で込めるのもやりにくいです。
上面にスライドするフタがあり、ここから弾をリザーブスペースへジャラジャラ流し込み、マガジンフォロワーを一番下でロックさせてマガジンを振りフォロワーの通る通路へ弾を出すのが本来の使い方ですが、あまりに前時代的でやりにくい・・・フタから奥をのぞくと錆びた鉄棒がウェイトとして入っておりマガジンはマルイの電動M4用ノーマルマガジンくらいの重さがあります。マガジン底面は何のディテールもなく残念な感じ。
トイスターのL85A2には無かったキャリングハンドル。リヤ側のアイアンサイトも兼ねているのですが、着脱はレシーバーの上面レイルに前側から差し込むだけでロックもなにもありません。上面後端にあるピープサイトは穴の大小を可倒して切り替える普通のタイプですが小さい穴が針の穴ほどしか開いていません。
フロントサイト。銃側の基部に差し込むだけですがこちらはロックのための引っ掛かりが付いていてパチッとロックできますがまあ、当然のようにグラグラぶれます。
付属のライト。形状はその辺に100~500円くらいで売ってるLEDライトの外装をさらにコストダウンしたような感じ。
レイルは単純な構造。ナットが転げるまで緩める、即ち全部外さないとレイルに取り付かない程度のショボさ。
後端のボタンもタッチが安っぽい・・・
前面は普通・・・でもないか。汚い。それも接着されてるレンズの内側が・・・
電池がすでに入っており絶縁シートを抜いてスイッチONすると光ります。でも青い超青い・・・明るさは提灯レベル。LR44が2個なのでこんなもんでしょう。多分電池より本体のが安いくらいの造り。防水性も全然無いでしょう。
SUSATはありませんが代わりに付属する酷く安っぽいトリジコンACOGレプリカ。
どうせトイスターのと同じでただの筒なんだろう・・・と思ったら絶縁シートが生えています。
え?もしかして光るの?
試しにサイトチューブを覗き込みますが、やけに視界が狭い。そしてレンズの内側が汚い・・・
生えている絶縁シートを抜き、ベース後端のボタンを押してサイトON。
おお・・・!
・・・でもドット暗くて明るい所だと見づらそう。
ACOGを銃本体に装着。こちらはちゃんとレイル取り付け用のネジが付いています。ただ一杯に締めても緩く後ろからスイッチONするとACOGが前にズルッと動いてしまいます。
SUSAT装着の姿に較べると違和感があるものの、これはこれで。
キャリングハンドルとフロントサイト装着時。
ライト装着。ハンドガードを持つ手に対し非常に邪魔な印象。この位置のレイルにはフォアグリップの方が有用でしょうか。
トイスターのL85A2にACOGを載せてみたところ。これは普通に付くのですが、キャリングハンドルはどうもうまくとりつかず、フロントサイトはロック箇所がトイスターの方には無いのでスカスカになり無理。
トイスターL85A2と中華製L85A2。並べるとオリーブドラブの色合いが全然違いますね。
何でこんな駄銃2つあるんだよ!って絵面。
実射性能は一応狙ったところへちゃんと飛ぶ程度には躾けられており、ノンホップながら初速も結構でておりパワフルです。コッキングはトイスターL85A2と同程度の重さ。レバー形状から若干引き易くはあるのですが、引き切る少し前くらいがちょっと重い印象。トリガーはグニャグニャでシアが落ちるまでかなりグニャるので耐久面がやや心配。発射音はバッフンという音でスプリングの共振は気になるほどではないレベル。重量は素のトイスターよりは重いもののせいぜい1.2kg程度?重心は後ろ寄り。
かなり子供だましな部分が多いトイガンですが発射機能は必要十分であるし、何より安い。使い捨て、というには頑張っているし、ネタ分もあるので。安物買いの銭失いなんてこた無いですぜ旦那。
メーカー名の記載が箱のどこにも無く、中国製品は製品の特定が難しい・・・でもハンドガードの下にライト下げてるL85があったらコレだと思います。4千円ほどでした。
箱にはA2とありますがコッキングハンドルはA1のタイプ。エアーコッキング式で頻繁に触る部分なので重要な部分です。正直なところA2タイプのコッキングハンドルより引き易いです。
ポートカバーは閉じた状態のモールドで、ボルトリリースレバーもただのモールド。左側面のセレクターもモールド。
モナカの隙間がところどころ開いてて品質はあまりよくありません。まあ、値段なり。あと新品なのに全体的に薄汚れているというか・・・
右側面にネジ穴が大量にあり、あまり分割は凝っていません。ハンドガードも左右だけで上のカバーも一体になっています。下にはレイルがあるのでここはちょっと便利。スリングスイベルはトイスターのものとは逆で右側面にあります。
マガジンポート。チャンバーは今時の形状ですがホップアップは無し。手持ちのM4系用マガジンを色々挿してみましたがマガジンポートが前後に狭く入るものはありませんでした。
アウターバレルはプラ製。ディテールはトイスターのものより多めですが一体でM14逆ネジが仕込んであったりはせず、インナーバレルはハンドガードの中ほどくらいまでしかありません。
グリップは底が塞がっている単純なモナカ。トリガーは特徴的な形状を再現していますが、トリガーガードは上側の取り付き位置がやや上に寄っていて付け根がトリガーを引く指に干渉しがち。 その上にあるセーフティスイッチは押しが軽くトイスターのものよりは操作しやすいか。
レシーバー上面のレイルはトイスターのもののようにピカティニーレイルではなく、本来の形。マガジンキャッチはガードの高さが無く機能上はA1風味。ただロックはガッチリしておりマガジンが脱落するような事はありません。
付属のBB弾。重量は0.2gくらいありそうですが見ての通りバリがこってり付いた酷いブツです。M14にはちゃんとしたのが付いていましたが、これが中華製トイガンの標準的な付属BB弾なのでしょうね。
マガジンはM4系と同じ形状のものですが構造はトイスターと似ており、マガジンフォロワーが前面に露出している単列の部分と、それ以外のリザーブ部分とで一箇所穴で繋がっているという構造。リップ開放レバーが無いので詰めた弾を取り出しにくく、またリップ位置が奥まっているので1発づつ手で込めるのもやりにくいです。
上面にスライドするフタがあり、ここから弾をリザーブスペースへジャラジャラ流し込み、マガジンフォロワーを一番下でロックさせてマガジンを振りフォロワーの通る通路へ弾を出すのが本来の使い方ですが、あまりに前時代的でやりにくい・・・フタから奥をのぞくと錆びた鉄棒がウェイトとして入っておりマガジンはマルイの電動M4用ノーマルマガジンくらいの重さがあります。マガジン底面は何のディテールもなく残念な感じ。
トイスターのL85A2には無かったキャリングハンドル。リヤ側のアイアンサイトも兼ねているのですが、着脱はレシーバーの上面レイルに前側から差し込むだけでロックもなにもありません。上面後端にあるピープサイトは穴の大小を可倒して切り替える普通のタイプですが小さい穴が針の穴ほどしか開いていません。
フロントサイト。銃側の基部に差し込むだけですがこちらはロックのための引っ掛かりが付いていてパチッとロックできますがまあ、当然のようにグラグラぶれます。
付属のライト。形状はその辺に100~500円くらいで売ってるLEDライトの外装をさらにコストダウンしたような感じ。
レイルは単純な構造。ナットが転げるまで緩める、即ち全部外さないとレイルに取り付かない程度のショボさ。
後端のボタンもタッチが安っぽい・・・
前面は普通・・・でもないか。汚い。それも接着されてるレンズの内側が・・・
電池がすでに入っており絶縁シートを抜いてスイッチONすると光ります。でも青い超青い・・・明るさは提灯レベル。LR44が2個なのでこんなもんでしょう。多分電池より本体のが安いくらいの造り。防水性も全然無いでしょう。
SUSATはありませんが代わりに付属する酷く安っぽいトリジコンACOGレプリカ。
どうせトイスターのと同じでただの筒なんだろう・・・と思ったら絶縁シートが生えています。
え?もしかして光るの?
試しにサイトチューブを覗き込みますが、やけに視界が狭い。そしてレンズの内側が汚い・・・
生えている絶縁シートを抜き、ベース後端のボタンを押してサイトON。
おお・・・!
・・・でもドット暗くて明るい所だと見づらそう。
ACOGを銃本体に装着。こちらはちゃんとレイル取り付け用のネジが付いています。ただ一杯に締めても緩く後ろからスイッチONするとACOGが前にズルッと動いてしまいます。
SUSAT装着の姿に較べると違和感があるものの、これはこれで。
キャリングハンドルとフロントサイト装着時。
ライト装着。ハンドガードを持つ手に対し非常に邪魔な印象。この位置のレイルにはフォアグリップの方が有用でしょうか。
トイスターのL85A2にACOGを載せてみたところ。これは普通に付くのですが、キャリングハンドルはどうもうまくとりつかず、フロントサイトはロック箇所がトイスターの方には無いのでスカスカになり無理。
トイスターL85A2と中華製L85A2。並べるとオリーブドラブの色合いが全然違いますね。
何でこんな駄銃2つあるんだよ!って絵面。
実射性能は一応狙ったところへちゃんと飛ぶ程度には躾けられており、ノンホップながら初速も結構でておりパワフルです。コッキングはトイスターL85A2と同程度の重さ。レバー形状から若干引き易くはあるのですが、引き切る少し前くらいがちょっと重い印象。トリガーはグニャグニャでシアが落ちるまでかなりグニャるので耐久面がやや心配。発射音はバッフンという音でスプリングの共振は気になるほどではないレベル。重量は素のトイスターよりは重いもののせいぜい1.2kg程度?重心は後ろ寄り。
かなり子供だましな部分が多いトイガンですが発射機能は必要十分であるし、何より安い。使い捨て、というには頑張っているし、ネタ分もあるので。安物買いの銭失いなんてこた無いですぜ旦那。