~趣味の世界~
キャロムのブラックスチールとインディのオリーブドラブです。
キャロムのガンカラーは塗膜の強度が非常に高く、インディのものは作業性の良さと発色の良さで定評があります。
今回はこれを使い真っ黒な中華製M14を塗装しました。
中華製M14は元々つや消し黒に塗装されていましたが、やはり安いなりの塗装品質で色もただの黒一色なので変化をつけたい。まずは機関部と銃床を分離してラッカー薄め液で全体を拭いて脱脂し、ブラックスチールを吹き付けます。ブラックスチールはパーカー調になるようにつや消し黒に粒子の細かいシルバーを混入して金属感のあるつや消し黒~ダークグレーになる、と下調べでは聞いています。分解せずそのまま吹くので色々と心配どころもありますが、まあキッチリキッチリするのもらしくないのでフランクにやってしまいます。このM14は機関部だけでも結構重さがあるので保持が大変ですが、なにしろ長さもあるので持った位置から遠いところを吹けるので手にぶっ掛けたりはなく安心。指触乾燥は1分もかからないので作業性も良好。ただ発色は・・・なんか微妙にグレー掛かった感じはするのですが、思ったほどパーカー調って程でもなく、結構黒い。塗り重ねてゆくとだんだんグレー感が強まる感じがします。
次は銃床。前方にあるアンダーレイルと後端のバットプレートこそ外しましたがセレクターレバーと後ろ側のスリングスイベルは外すのが面倒なのでマスキング。こちらも脱脂をしてオリーブドラブを吹きます。インディの塗料は初めて使いましたが最初はちょっと塗料のダマが撥ねる時があり、大丈夫かコレと思ったもののしばらく吹いてゆくと安定した噴霧になります。フシュンフシュンとちょっと音も特徴的。一気に厚塗りすると半光沢になるようなのでちょっとつやがあるな、というところへはフワリフワリと吹いてやるとつや消しにできます。こちらも乾燥が速く作業性が良いです。色は思ったより明るい感じがしますが、大体一般的なオリーブドラブのイメージどおりの発色かと思います。
塗り終わり乾燥させているところ。薄暗い小屋の中で作業をしたので色味がよくわからない・・・
外の光の当たるところへ出してみました。空模様は曇り、具体的な天気は降ったり止んだりの小雨模様。
ブラックスチールの色具合は黒鉄といったところ。第二次大戦モノの銃ならかなり雰囲気が出そうな感じ。
銃床はやりたかった感じの表面具合に出来たかと思います。マグプルPTS MOEハンドガードの表面のような、ザラリとしたつや消しの強い触感。 もちろん塗り方によってはもっと光沢感のあるすべすべした触感にもできるかと思います。
思ったより黒いのでマガジンは一旦チタニウムシルバーを薄めに吹いてからブラックスチールを吹きました。・・・あんまり変わりませんでした。色具合の比較として成形色でパーカー調になっているエアコキハンドガンで囲んでみました。上がトイスタートカレフ(パーカー)、左がマルイのHGミリガバ、右がマルイUSP。ミリガバよりやや黒いくらいのダークグレーさですがミリガバよりは青い感じ。
光源を変えてみてみます。参考までに。
1日置いて組み上げます。塗膜は強力ですが磨くと光沢が出るとあるように爪で引っかいたりするとちょっとツヤスジが付いてしまいます。ですが剥がれて下地が出たりする感じはありません。
元の状態よりは大分高級感が出たのではないでしょうか?元がもっとプラプラした地肌のものならより効果が高いかと思います。
緑系の銃床のものと並べてみました。左からトイスターL85A2、中華製M14、マルイL96オリーブドラブ、マグプルまみれのマルイM4A1(フォリッジグリーン)、中華製L85A2。フォリッジグリーン系とは全然違う色ですがトイスターL85よりは大分暗くて彩度が低いものの、マルイL96よりは明るくて鮮やかなオリーブドラブ。
外していたRASとレイルカバーを装着。RASは元々つや消し黒ですが、こう、写真に撮ると違いが分かりにくい・・・
肉眼で見てもあまりツートーンという感じではなく、遠目には同じ色に見えてしまうかも。もっとこう、M4系やマルイの電動G3A4くらいハッキリと黒とグレーに出来たらな~・・・
でもこれはこれで金属っぽい風合いは格段に増すはずです。
ドレスアップ的に色を変えようと思うよりは質感の向上のために使うべきなのがキャロムのブラックスチール。インディのオリーブドラブはスキル無くとも簡単に塗れるドレスアップ用塗料と言えるでしょう。双方共に普通に使う上では剥がれるような弱さでは決してありません。値段はちょっと張りますが満足度の高い塗料です。
キャロムのガンカラーは塗膜の強度が非常に高く、インディのものは作業性の良さと発色の良さで定評があります。
今回はこれを使い真っ黒な中華製M14を塗装しました。
中華製M14は元々つや消し黒に塗装されていましたが、やはり安いなりの塗装品質で色もただの黒一色なので変化をつけたい。まずは機関部と銃床を分離してラッカー薄め液で全体を拭いて脱脂し、ブラックスチールを吹き付けます。ブラックスチールはパーカー調になるようにつや消し黒に粒子の細かいシルバーを混入して金属感のあるつや消し黒~ダークグレーになる、と下調べでは聞いています。分解せずそのまま吹くので色々と心配どころもありますが、まあキッチリキッチリするのもらしくないのでフランクにやってしまいます。このM14は機関部だけでも結構重さがあるので保持が大変ですが、なにしろ長さもあるので持った位置から遠いところを吹けるので手にぶっ掛けたりはなく安心。指触乾燥は1分もかからないので作業性も良好。ただ発色は・・・なんか微妙にグレー掛かった感じはするのですが、思ったほどパーカー調って程でもなく、結構黒い。塗り重ねてゆくとだんだんグレー感が強まる感じがします。
次は銃床。前方にあるアンダーレイルと後端のバットプレートこそ外しましたがセレクターレバーと後ろ側のスリングスイベルは外すのが面倒なのでマスキング。こちらも脱脂をしてオリーブドラブを吹きます。インディの塗料は初めて使いましたが最初はちょっと塗料のダマが撥ねる時があり、大丈夫かコレと思ったもののしばらく吹いてゆくと安定した噴霧になります。フシュンフシュンとちょっと音も特徴的。一気に厚塗りすると半光沢になるようなのでちょっとつやがあるな、というところへはフワリフワリと吹いてやるとつや消しにできます。こちらも乾燥が速く作業性が良いです。色は思ったより明るい感じがしますが、大体一般的なオリーブドラブのイメージどおりの発色かと思います。
塗り終わり乾燥させているところ。薄暗い小屋の中で作業をしたので色味がよくわからない・・・
外の光の当たるところへ出してみました。空模様は曇り、具体的な天気は降ったり止んだりの小雨模様。
ブラックスチールの色具合は黒鉄といったところ。第二次大戦モノの銃ならかなり雰囲気が出そうな感じ。
銃床はやりたかった感じの表面具合に出来たかと思います。マグプルPTS MOEハンドガードの表面のような、ザラリとしたつや消しの強い触感。 もちろん塗り方によってはもっと光沢感のあるすべすべした触感にもできるかと思います。
思ったより黒いのでマガジンは一旦チタニウムシルバーを薄めに吹いてからブラックスチールを吹きました。・・・あんまり変わりませんでした。色具合の比較として成形色でパーカー調になっているエアコキハンドガンで囲んでみました。上がトイスタートカレフ(パーカー)、左がマルイのHGミリガバ、右がマルイUSP。ミリガバよりやや黒いくらいのダークグレーさですがミリガバよりは青い感じ。
光源を変えてみてみます。参考までに。
1日置いて組み上げます。塗膜は強力ですが磨くと光沢が出るとあるように爪で引っかいたりするとちょっとツヤスジが付いてしまいます。ですが剥がれて下地が出たりする感じはありません。
元の状態よりは大分高級感が出たのではないでしょうか?元がもっとプラプラした地肌のものならより効果が高いかと思います。
緑系の銃床のものと並べてみました。左からトイスターL85A2、中華製M14、マルイL96オリーブドラブ、マグプルまみれのマルイM4A1(フォリッジグリーン)、中華製L85A2。フォリッジグリーン系とは全然違う色ですがトイスターL85よりは大分暗くて彩度が低いものの、マルイL96よりは明るくて鮮やかなオリーブドラブ。
外していたRASとレイルカバーを装着。RASは元々つや消し黒ですが、こう、写真に撮ると違いが分かりにくい・・・
肉眼で見てもあまりツートーンという感じではなく、遠目には同じ色に見えてしまうかも。もっとこう、M4系やマルイの電動G3A4くらいハッキリと黒とグレーに出来たらな~・・・
でもこれはこれで金属っぽい風合いは格段に増すはずです。
ドレスアップ的に色を変えようと思うよりは質感の向上のために使うべきなのがキャロムのブラックスチール。インディのオリーブドラブはスキル無くとも簡単に塗れるドレスアップ用塗料と言えるでしょう。双方共に普通に使う上では剥がれるような弱さでは決してありません。値段はちょっと張りますが満足度の高い塗料です。