~趣味の世界~
マルゼンCA870チャージャーには標準でM4タイプのグリップが装着されていますが、このグリップは本来こんなもんちゃーこんなもんなのですが細くてあまり握り心地が良くありません。電動ガンのM4系グリップに慣れているともっと太いのがいい・・・という事でアフターパーツに付け替え、となります。
しかしこの銃のグリップ基部は独特な形状をしており、マルイ電動ガン系やWAガスブロ系のどちらとも違い互換性がありません。
当然このグリップに不満を持っている人は他にもいて、ググってみるとマグプルのMOEグリップなどを加工して装着している人もいます。案外簡単にできそうだったので早速マネしてみましょう。
というわけで用意したのが余っていたエレメントのマグプルMIADタイプグリップ。マグプル3点セットに入っていたものですが単体だと千円もしません。
エレメントMIADタイプグリップの基部。電動ガン用なのでモーターピニオンの通る穴、配線の通る穴2つ、メカボックスへグリップを固定するためのネジ穴4つの穴が元々開いており、この穴を繋ぐように開口して銃側の楕円筒状の基部を通す穴を作ります。
材質的にはタミヤの薄刃ニッパーでサクサク切れるので楽勝です。マグプルPTSのMOEグリップ(ガスブロ用)をトイスターM4A1に取り付けた時の加工は彫刻刀をボロボロにし削り粉やら手の腱鞘炎やら二度とやりたくないレベルだったのに較べれば、正に片手間レベル。
銃にはめこんでみます。電動ガン用は幅があるのでトリガーガード左右に少し被る形になりました。トリガー後ろにあるセーフティスイッチに干渉して操作ができなくなるので、ここに当たる角の部分をちょっと切り飛ばしてやります。グリップからストックチューブにかけての部分は少し隙間が多いですが、特に実用面で問題にはならないのでこのままでもOK。
グリップ下から。このままではグリップを引っ張ると抜けてしまうので固定してやらなければなりませんが、ネジと基部を挟むところが無いのでこれを作ってやる必要があります。
先人によるとここはグリップ側にパテを使って作っています。グリップ底側からパテを充填し、硬化したら穴を開けてネジと基部を挟む部分を形作るわけです。とりあえず銃側の基部のネジ穴にパテが入らないようマスキングテープでフタをします。
パテはウェーブのエポキシパテ軽量タイプの残り。結構使ったもののまだ残量があります。
先人の言う通り、基部に水をつけてパテが食いつかないようにしておき、グリップをハメた状態でグリップ底側からパテを詰めてゆきます。エポキシパテは素手で触ると有害なのでダイソーで買ってきたポリエチレン手袋をはめてみましたが、こねてる時点でくっつきまくって手袋が引っこ抜かれそうになって何気に作業性が悪い・・・エポキシパテを使う用途であれば触るのは指だけなので使い捨ての指サックの方が良いそうな。混ぜ合わせたパテを割り箸でつつくように隙間に詰めてゆき、指でペタペタ押してならします。深い位置なので指が短い人はツライかも。
詰め終わったら一旦グリップを引っこ抜きますが、水だとそこそこ食いついていたのでシリコンオイルを基部に塗ってもう一度差し込み、また裏側からパテを押しなおしてやりました。後はこの状態でパテの硬化を待ちます。暖かい時期なら硬化は早いハズですが、焦って変形させた上その状態で硬化したりする失敗をするぐらいなら長めに置いた方がマシでしょうか。
半日置いて引っこ抜いてみると、しっかり硬化していました。
ネジを通す穴をピンバイスで開けてゆきます。思ったよりパテの厚みがあり、ネジが届くか心配になりましたがネジと基部との噛み合いは結構長いので1cmくらい厚さがあっても平気。長穴になってしまっているのは銃側の基部のネジ穴がやや後ろ寄りに開いているのに気づかず真ん中から開けてしまったため。リューターで後ろ側へ掘り拡げましたが、同時に固さや剛性も十分なのも確認。
元々付いていたネジとワッシャーを利用して銃に固定。ワッシャーは大きいものに換えた方が不安が減るでしょう。
しっかり取り付いています。銃の重さがそこそこあるので若干の不安はありますが、無茶な扱いをしない限りは大丈夫でしょう。
底板は無い方がメンテ性に優れますが、グリップ底部の補強と見栄えのため一応取り付けておきます。ガスブロ用だとこのパネルは工具無しで外せるんですが、安くて余ってるグリップは大抵電動用でしょ?
まだまだ高いポテンシャルを秘めているマルゼンCA870チャージャー。トリガーガードはこんな形ですが残念ながらマグプルMOEトリガーガードは寸法が全然違うのでダメでした。
しかしこの銃のグリップ基部は独特な形状をしており、マルイ電動ガン系やWAガスブロ系のどちらとも違い互換性がありません。
当然このグリップに不満を持っている人は他にもいて、ググってみるとマグプルのMOEグリップなどを加工して装着している人もいます。案外簡単にできそうだったので早速マネしてみましょう。
というわけで用意したのが余っていたエレメントのマグプルMIADタイプグリップ。マグプル3点セットに入っていたものですが単体だと千円もしません。
エレメントMIADタイプグリップの基部。電動ガン用なのでモーターピニオンの通る穴、配線の通る穴2つ、メカボックスへグリップを固定するためのネジ穴4つの穴が元々開いており、この穴を繋ぐように開口して銃側の楕円筒状の基部を通す穴を作ります。
材質的にはタミヤの薄刃ニッパーでサクサク切れるので楽勝です。マグプルPTSのMOEグリップ(ガスブロ用)をトイスターM4A1に取り付けた時の加工は彫刻刀をボロボロにし削り粉やら手の腱鞘炎やら二度とやりたくないレベルだったのに較べれば、正に片手間レベル。
銃にはめこんでみます。電動ガン用は幅があるのでトリガーガード左右に少し被る形になりました。トリガー後ろにあるセーフティスイッチに干渉して操作ができなくなるので、ここに当たる角の部分をちょっと切り飛ばしてやります。グリップからストックチューブにかけての部分は少し隙間が多いですが、特に実用面で問題にはならないのでこのままでもOK。
グリップ下から。このままではグリップを引っ張ると抜けてしまうので固定してやらなければなりませんが、ネジと基部を挟むところが無いのでこれを作ってやる必要があります。
先人によるとここはグリップ側にパテを使って作っています。グリップ底側からパテを充填し、硬化したら穴を開けてネジと基部を挟む部分を形作るわけです。とりあえず銃側の基部のネジ穴にパテが入らないようマスキングテープでフタをします。
パテはウェーブのエポキシパテ軽量タイプの残り。結構使ったもののまだ残量があります。
先人の言う通り、基部に水をつけてパテが食いつかないようにしておき、グリップをハメた状態でグリップ底側からパテを詰めてゆきます。エポキシパテは素手で触ると有害なのでダイソーで買ってきたポリエチレン手袋をはめてみましたが、こねてる時点でくっつきまくって手袋が引っこ抜かれそうになって何気に作業性が悪い・・・エポキシパテを使う用途であれば触るのは指だけなので使い捨ての指サックの方が良いそうな。混ぜ合わせたパテを割り箸でつつくように隙間に詰めてゆき、指でペタペタ押してならします。深い位置なので指が短い人はツライかも。
詰め終わったら一旦グリップを引っこ抜きますが、水だとそこそこ食いついていたのでシリコンオイルを基部に塗ってもう一度差し込み、また裏側からパテを押しなおしてやりました。後はこの状態でパテの硬化を待ちます。暖かい時期なら硬化は早いハズですが、焦って変形させた上その状態で硬化したりする失敗をするぐらいなら長めに置いた方がマシでしょうか。
半日置いて引っこ抜いてみると、しっかり硬化していました。
ネジを通す穴をピンバイスで開けてゆきます。思ったよりパテの厚みがあり、ネジが届くか心配になりましたがネジと基部との噛み合いは結構長いので1cmくらい厚さがあっても平気。長穴になってしまっているのは銃側の基部のネジ穴がやや後ろ寄りに開いているのに気づかず真ん中から開けてしまったため。リューターで後ろ側へ掘り拡げましたが、同時に固さや剛性も十分なのも確認。
元々付いていたネジとワッシャーを利用して銃に固定。ワッシャーは大きいものに換えた方が不安が減るでしょう。
しっかり取り付いています。銃の重さがそこそこあるので若干の不安はありますが、無茶な扱いをしない限りは大丈夫でしょう。
底板は無い方がメンテ性に優れますが、グリップ底部の補強と見栄えのため一応取り付けておきます。ガスブロ用だとこのパネルは工具無しで外せるんですが、安くて余ってるグリップは大抵電動用でしょ?
まだまだ高いポテンシャルを秘めているマルゼンCA870チャージャー。トリガーガードはこんな形ですが残念ながらマグプルMOEトリガーガードは寸法が全然違うのでダメでした。