~趣味の世界~
中華製の1943Cスナイパーという製品です。
Fei tengというメーカーは中華トイガンメーカーYIKAの別ブランドらしいです。で、この銃1943C?あまり聞いた事の無い銃ですがこの形どこかで・・・と思ってふとググってみるとこれアレですよ、旧ソ連が第二次大戦中に作ったトカレフSVT-40に特徴が似ています。シモノフAVS-36と並ぶ軍用セミオートライフル黎明期の駄作。マニアックだなぁ。
まあ1480円とお安かったのでネタ分とついで分をこめて買ってみました。箱は細長~くフタが両端にある筒状で本体と付属品が緩衝材も何もなく直接つっこんでありました。簡素。
付属品はマガジン長短2個、ただの筒スコープ、青LEDのライト。マガジンはテープで束ねてありますが粘着がネットリ残るのがイヤン・・・
こういうチープガンのレイルアクセサリーは大抵レイルに差し込むだけのものが多いですが、これは一応レイルの横溝に噛むクリックが付いています。ライトの横のボタンがそれ。ライトは後端にスイッチがあります。電池はLR44。最近は当たりが多いのか結構明るいライトに当たります。まあ使わないんですけどね・・・
マガジンはリザーブ式で、リザーブスペースへの穴へ弾が転がり込まないギリギリまでを使った場合、ショートが5発、ロングが10発入ります。リップ部分はマガジンの後ろ寄りで、フォロワーも後面にあります。リップは後面に解除ボタンがあり、甘噛み程度のロックなので上からBBローダーでカチカチっと給弾しやすくなっています。
銃本体。レシーバーから銃の先端近くまで一体の左右モナカ構造で、フラッシュハイダーは前から差し込まれているだけ。フロントサイトの照星は凹型。
ハンドガード部分。実銃SVT-40だと木製になっている部分はシボ加工がされています。質感はまあ、察して下さい・・・左右に短いレイルがありますが、ちょっと雰囲気と合っていない印象。
レシーバー部。機関部の上にレイルが付いていて便利。その前方にはタンジェントサイトがあり、一丁前にフル可動しますがバネは付いておらず、スライドさせても高さ調整はほんの僅か。横のボタンは可動しないのでフルとはいえないか。銃床にはFei tengのロゴとNo.1943のモールド。銃床はトリガーの後ろにスイッチがあり、スイッチをスライドさせながら下へずらしてストック部分が外せるようになっています。外すと握るところが無くなって困ります。
右側。コッキングレバーは動作距離が短く4cmほど。引きは低パワーな割にそんなに軽くもない印象。マガジンキャッチはAK47のような操作感でマガジンの前端をマガジンポートの前内側にまず掛けて後ろ側のキャッチに掛けるのですが、真っ直ぐ差し込んでも前後とも掛かるのであまり意識して操作する必要はありません。トリガーは剛性はそこそこある印象ですが、銃全体がやや縮小されているサイズなので差し込んだ人差し指に対してちょっと窮屈な感じ。トリガープルは安いエアコキ然としていますが、グニャったりはしません。コッキングレバーを引ききった時バネがビャーンと言う音を立てますが、同じくらいの音量音質で発射もします。銃の重さが3~400g程度しかないのでとてもチープガン的です。
ストック。全長が1m近くある割りにストックは長さが足りない印象で、M4のストックを一番縮めた状態で撃つ感じに近いです。曲銃床なので握った手の手首の直後に頬をつける感じになり、ちょっと窮屈。銃が軽いので戦国無双の雑賀孫市みたいに片手持ちで腕を伸ばしてハンドガンのように構えてもいいのかも。
付属のスコープはただの筒ですがアイアンサイトが低くて使いにくい人はこちらをサイトがわりにしても良いでしょう。ただローパワーノンホップなので飛距離が無く、当然ゼロイン距離が取れずお座敷シューティングだと狙点より大分下に着弾します。長い銃でお座敷シューティングする時のお約束。こんな安物銃に!?と言わずドットサイトを載せるのも一興。
ローパワーと言っても10禁銃をちょっとだけ上回る程度にはパワーが出ています。10歳以上用は大体初速が30前後、0.1Jくらいなので、分類上も一応14歳以上という事になっているようです。外で撃ってみましたが飛距離が20m程度、狙って撃てる距離は10mくらいまで。
細長い黄河ドラグノフと較べても非常に細長い銃です。同じ曲銃床・ボックスマガジンスタイルのM14と較べると非常に華奢で22口径のプリンキングガンといった雰囲気。ですが発射機能部分の素性は素直なので刻んだり切り詰めたり盛り付けたり何かに組み込んだりなど改造ベースにするにも向いているかもしれません。安いので気兼ねなく使う人が使い易いようにいじれるお手軽さがあります。フルサイズやミリタリーさを求める人には向いていませんが、自分で好き勝手にいじる趣味の人には中々悪く無い一品だと思います。
Fei tengというメーカーは中華トイガンメーカーYIKAの別ブランドらしいです。で、この銃1943C?あまり聞いた事の無い銃ですがこの形どこかで・・・と思ってふとググってみるとこれアレですよ、旧ソ連が第二次大戦中に作ったトカレフSVT-40に特徴が似ています。シモノフAVS-36と並ぶ軍用セミオートライフル黎明期の駄作。マニアックだなぁ。
まあ1480円とお安かったのでネタ分とついで分をこめて買ってみました。箱は細長~くフタが両端にある筒状で本体と付属品が緩衝材も何もなく直接つっこんでありました。簡素。
付属品はマガジン長短2個、ただの筒スコープ、青LEDのライト。マガジンはテープで束ねてありますが粘着がネットリ残るのがイヤン・・・
こういうチープガンのレイルアクセサリーは大抵レイルに差し込むだけのものが多いですが、これは一応レイルの横溝に噛むクリックが付いています。ライトの横のボタンがそれ。ライトは後端にスイッチがあります。電池はLR44。最近は当たりが多いのか結構明るいライトに当たります。まあ使わないんですけどね・・・
マガジンはリザーブ式で、リザーブスペースへの穴へ弾が転がり込まないギリギリまでを使った場合、ショートが5発、ロングが10発入ります。リップ部分はマガジンの後ろ寄りで、フォロワーも後面にあります。リップは後面に解除ボタンがあり、甘噛み程度のロックなので上からBBローダーでカチカチっと給弾しやすくなっています。
銃本体。レシーバーから銃の先端近くまで一体の左右モナカ構造で、フラッシュハイダーは前から差し込まれているだけ。フロントサイトの照星は凹型。
ハンドガード部分。実銃SVT-40だと木製になっている部分はシボ加工がされています。質感はまあ、察して下さい・・・左右に短いレイルがありますが、ちょっと雰囲気と合っていない印象。
レシーバー部。機関部の上にレイルが付いていて便利。その前方にはタンジェントサイトがあり、一丁前にフル可動しますがバネは付いておらず、スライドさせても高さ調整はほんの僅か。横のボタンは可動しないのでフルとはいえないか。銃床にはFei tengのロゴとNo.1943のモールド。銃床はトリガーの後ろにスイッチがあり、スイッチをスライドさせながら下へずらしてストック部分が外せるようになっています。外すと握るところが無くなって困ります。
右側。コッキングレバーは動作距離が短く4cmほど。引きは低パワーな割にそんなに軽くもない印象。マガジンキャッチはAK47のような操作感でマガジンの前端をマガジンポートの前内側にまず掛けて後ろ側のキャッチに掛けるのですが、真っ直ぐ差し込んでも前後とも掛かるのであまり意識して操作する必要はありません。トリガーは剛性はそこそこある印象ですが、銃全体がやや縮小されているサイズなので差し込んだ人差し指に対してちょっと窮屈な感じ。トリガープルは安いエアコキ然としていますが、グニャったりはしません。コッキングレバーを引ききった時バネがビャーンと言う音を立てますが、同じくらいの音量音質で発射もします。銃の重さが3~400g程度しかないのでとてもチープガン的です。
ストック。全長が1m近くある割りにストックは長さが足りない印象で、M4のストックを一番縮めた状態で撃つ感じに近いです。曲銃床なので握った手の手首の直後に頬をつける感じになり、ちょっと窮屈。銃が軽いので戦国無双の雑賀孫市みたいに片手持ちで腕を伸ばしてハンドガンのように構えてもいいのかも。
付属のスコープはただの筒ですがアイアンサイトが低くて使いにくい人はこちらをサイトがわりにしても良いでしょう。ただローパワーノンホップなので飛距離が無く、当然ゼロイン距離が取れずお座敷シューティングだと狙点より大分下に着弾します。長い銃でお座敷シューティングする時のお約束。こんな安物銃に!?と言わずドットサイトを載せるのも一興。
ローパワーと言っても10禁銃をちょっとだけ上回る程度にはパワーが出ています。10歳以上用は大体初速が30前後、0.1Jくらいなので、分類上も一応14歳以上という事になっているようです。外で撃ってみましたが飛距離が20m程度、狙って撃てる距離は10mくらいまで。
細長い黄河ドラグノフと較べても非常に細長い銃です。同じ曲銃床・ボックスマガジンスタイルのM14と較べると非常に華奢で22口径のプリンキングガンといった雰囲気。ですが発射機能部分の素性は素直なので刻んだり切り詰めたり盛り付けたり何かに組み込んだりなど改造ベースにするにも向いているかもしれません。安いので気兼ねなく使う人が使い易いようにいじれるお手軽さがあります。フルサイズやミリタリーさを求める人には向いていませんが、自分で好き勝手にいじる趣味の人には中々悪く無い一品だと思います。