~趣味の世界~
黄河のL85A2です。
またL85かよ!と思うなかれ。だって2480円だったし・・・
前の中華L85A2と同じじゃねーの?と思いましたが付属品のサイトがACOGでなくM2だったり、フロントサイトがフリップアップになっていたりと間違いなく別のモノだと判断したので・・・
付属品。ただ光るだけのCOMP M2風のダミードットサイト、マガジン、細いスリング、ゴミBB弾、袋詰めはドットサイトのマウントのパーツ、そしてお約束のライト。
ライトは青LEDのいつものヤツですが、スイッチは取ってつけたようなスライドスイッチ。輝度はかなりありました。ダミードットは赤の+ドットがチューブ前面のレンズに投影されるだけのもので、後面のレンズがありません。というかスイッチオフにしてもドットが消えないんですけど・・・
何事よ!?と電池カバーを外して様子を見ると前側にどこにも繋がっていない謎配線が。これが短絡していたようす。電池はLR44が3つ。LR44電池ってスーパーとかで買うと微妙に高いのですが、向こう(中国)では安いのでしょうか?謎配線を前側のフタの方へ伸ばしてフタを閉じると正常動作するようになりました。ただこのサイト、ドットの投影位置が下へ大分寄っていてリヤサイト代わりにはならない感じ。オマケパーツか・・・
マガジンの底面に穴があり、スプリングの下面が見えるのでパーツが抜けてないか?と思ったら、一番下まで下げたフォロワーの逃げ穴でした。シンプルな構造・・・マガジンの構造はいつものリザーブタイプ。
マガジンリップはマルイのL96やエアコキハンドガンのHG系のように前面に弾が出入りし、上に銃側のローディングガイドが通るスリットがあるタイプ。マガジンに弾が残っている状態でマガジンを抜いても弾こぼれしないメリットがあります。デメリットは大量に撃つとリップが磨耗して弾を止められなくなること、エアコキ以外の方式の銃には向かないことですが、この銃はエアコキなので後者は問題なく、前者はマルイのエアコキでもそこまで劣化する話は聞きませんのであまり問題ではないでしょう。
銃本体。フロントサイトはフリップアップタイプにアレンジされています。前側に倒れ、大体45度ずつの角度に大まかなクリックがあります。垂直に立てたよりも後ろ側へ45度ほど動くのでちょっと座りが悪い点もありますが、いちいち外さなくていい点は良し。
ハンドガードは以前紹介した中華他社製L85A2とそっくりでスリングスイベルも同様に右側にありますが、下面のレイルはハンドガードと一体。ハンドガード下面は上反角があるので長いものは無理ですが、試しに付けてみたところマグプルAFGは形状が干渉してダメ、AFG2やマルイのショートフォアグリップはOK。
レシーバー部。上面にはレシーバーと一体化した20mmレイルがありますが縦溝の深さがハンドガンのアンダーレイルのように浅く、ドットサイト等汎用品を装着するとあまりキチンと取り付きません。端からスライドして差し込むようなレイルアクセサリーは取り付きすらしないかと思います。削るなどちょっと手を入れてやる必要がありそう。トリガーガードは他のトイスターや他の中華L85と違いプラ製で、トリガーを引く指のその上の段になってる部分が当たってあまり感触がよくありません。
コッキングハンドルはこれもA2と言いながらA1タイプ。ポートカバーやボルトリリースレバー、左側のセレクターはダミーモールド。こちらはセーフティもダミー。上面レイルには簡単な折りたたみ式リヤサイトがあります。
前後サイトを起こしたところ。リヤサイトはちょっと見た目がショボい・・・クリックも無くただ起こしたり倒したりするだけ。
リヤサイトには目盛りがありますが、構えた時の目に近すぎる上に照門がこのように大雑把なので正確なサイティングは厳しいものがあります。幸いM4とリヤサイトの高さがほぼ同じなのでM4用のリヤサイトや、M4キャリハンが余ってる人は不恰好ですがそれを使うのも手です。ただちょっとサイト高が低くて狙いづらい・・・
コッキングの引きは思いのほか軽く、その代わりちょっと引く距離が長い感じがあります。
マガジンポート内部。こちらは単純に左右モナカのレシーバーと一体化しており、ポートだけ別パーツにしてたり等の凝った構造はしていません。ただ、見えるリンク棒にちょっと嫌な予感が・・・
固定ホップ付きと聞いているのですが、チャンバーをここから必死に覗き込んでみたところチャンバーパッキンの内側上面に突起があり、D形状をしているのが確認できました。バラしてみるまではとハッキリと「ホップ付き」と断言はできませんが、ついている可能性が高いです。
ストック部。スリングスイベルは左右に出ていますが固定でどちらかに寄ったりはせず、隙間が薄いのでスリングの取り付けは厳しい感じ。ちなみに銃の重量は1kg程度で、中華他社L85A2よりは軽く、トイスターのL85A2と同じくらい。重心はマガジンの位置くらいにあり、マガジンを抜くとグリップの位置あたりにきます。
初速チェック。90mps前後出ており、かなりハイパワー。コッキングは前述の通り軽いのですが、トリガーはグニャグニャしています。バョーンという発射音と共にフラットな弾道を示しますが、ホップによるものか単に強パワーによるごり押し直進かはちょっと判断に迷うところ。リヤサイトが適当なせいか飛ぶ方向がイマイチ一定でなく、ドットサイトを載せてみてもマウントが噛みきれずグラグラなのでちょっと困った点が気になりました。挟むタイプのマウントリングで前後2点保持するサイトが必要。マウントの高さも20mm以上ないと覗き込みづらいです。
さてどれが今回の黄河L85A2?
左から黄河、中華(メーカー不明)、トイスター。付属のサイトもSUSATやACOG、M2とバラバラで値段も個性も違います。コッキングの軽さとパワーは黄河、ちゃんと狙って撃てるのは中華、きちんと狙ったところへ飛ぶのはトイスター。ディテールに関しては3つとも下の上程度だと思ってください。今回の黄河のL85A2はコストパフォーマンスでは一番かと思います。
またL85かよ!と思うなかれ。だって2480円だったし・・・
前の中華L85A2と同じじゃねーの?と思いましたが付属品のサイトがACOGでなくM2だったり、フロントサイトがフリップアップになっていたりと間違いなく別のモノだと判断したので・・・
付属品。ただ光るだけのCOMP M2風のダミードットサイト、マガジン、細いスリング、ゴミBB弾、袋詰めはドットサイトのマウントのパーツ、そしてお約束のライト。
ライトは青LEDのいつものヤツですが、スイッチは取ってつけたようなスライドスイッチ。輝度はかなりありました。ダミードットは赤の+ドットがチューブ前面のレンズに投影されるだけのもので、後面のレンズがありません。というかスイッチオフにしてもドットが消えないんですけど・・・
何事よ!?と電池カバーを外して様子を見ると前側にどこにも繋がっていない謎配線が。これが短絡していたようす。電池はLR44が3つ。LR44電池ってスーパーとかで買うと微妙に高いのですが、向こう(中国)では安いのでしょうか?謎配線を前側のフタの方へ伸ばしてフタを閉じると正常動作するようになりました。ただこのサイト、ドットの投影位置が下へ大分寄っていてリヤサイト代わりにはならない感じ。オマケパーツか・・・
マガジンの底面に穴があり、スプリングの下面が見えるのでパーツが抜けてないか?と思ったら、一番下まで下げたフォロワーの逃げ穴でした。シンプルな構造・・・マガジンの構造はいつものリザーブタイプ。
マガジンリップはマルイのL96やエアコキハンドガンのHG系のように前面に弾が出入りし、上に銃側のローディングガイドが通るスリットがあるタイプ。マガジンに弾が残っている状態でマガジンを抜いても弾こぼれしないメリットがあります。デメリットは大量に撃つとリップが磨耗して弾を止められなくなること、エアコキ以外の方式の銃には向かないことですが、この銃はエアコキなので後者は問題なく、前者はマルイのエアコキでもそこまで劣化する話は聞きませんのであまり問題ではないでしょう。
銃本体。フロントサイトはフリップアップタイプにアレンジされています。前側に倒れ、大体45度ずつの角度に大まかなクリックがあります。垂直に立てたよりも後ろ側へ45度ほど動くのでちょっと座りが悪い点もありますが、いちいち外さなくていい点は良し。
ハンドガードは以前紹介した中華他社製L85A2とそっくりでスリングスイベルも同様に右側にありますが、下面のレイルはハンドガードと一体。ハンドガード下面は上反角があるので長いものは無理ですが、試しに付けてみたところマグプルAFGは形状が干渉してダメ、AFG2やマルイのショートフォアグリップはOK。
レシーバー部。上面にはレシーバーと一体化した20mmレイルがありますが縦溝の深さがハンドガンのアンダーレイルのように浅く、ドットサイト等汎用品を装着するとあまりキチンと取り付きません。端からスライドして差し込むようなレイルアクセサリーは取り付きすらしないかと思います。削るなどちょっと手を入れてやる必要がありそう。トリガーガードは他のトイスターや他の中華L85と違いプラ製で、トリガーを引く指のその上の段になってる部分が当たってあまり感触がよくありません。
コッキングハンドルはこれもA2と言いながらA1タイプ。ポートカバーやボルトリリースレバー、左側のセレクターはダミーモールド。こちらはセーフティもダミー。上面レイルには簡単な折りたたみ式リヤサイトがあります。
前後サイトを起こしたところ。リヤサイトはちょっと見た目がショボい・・・クリックも無くただ起こしたり倒したりするだけ。
リヤサイトには目盛りがありますが、構えた時の目に近すぎる上に照門がこのように大雑把なので正確なサイティングは厳しいものがあります。幸いM4とリヤサイトの高さがほぼ同じなのでM4用のリヤサイトや、M4キャリハンが余ってる人は不恰好ですがそれを使うのも手です。ただちょっとサイト高が低くて狙いづらい・・・
コッキングの引きは思いのほか軽く、その代わりちょっと引く距離が長い感じがあります。
マガジンポート内部。こちらは単純に左右モナカのレシーバーと一体化しており、ポートだけ別パーツにしてたり等の凝った構造はしていません。ただ、見えるリンク棒にちょっと嫌な予感が・・・
固定ホップ付きと聞いているのですが、チャンバーをここから必死に覗き込んでみたところチャンバーパッキンの内側上面に突起があり、D形状をしているのが確認できました。バラしてみるまではとハッキリと「ホップ付き」と断言はできませんが、ついている可能性が高いです。
ストック部。スリングスイベルは左右に出ていますが固定でどちらかに寄ったりはせず、隙間が薄いのでスリングの取り付けは厳しい感じ。ちなみに銃の重量は1kg程度で、中華他社L85A2よりは軽く、トイスターのL85A2と同じくらい。重心はマガジンの位置くらいにあり、マガジンを抜くとグリップの位置あたりにきます。
初速チェック。90mps前後出ており、かなりハイパワー。コッキングは前述の通り軽いのですが、トリガーはグニャグニャしています。バョーンという発射音と共にフラットな弾道を示しますが、ホップによるものか単に強パワーによるごり押し直進かはちょっと判断に迷うところ。リヤサイトが適当なせいか飛ぶ方向がイマイチ一定でなく、ドットサイトを載せてみてもマウントが噛みきれずグラグラなのでちょっと困った点が気になりました。挟むタイプのマウントリングで前後2点保持するサイトが必要。マウントの高さも20mm以上ないと覗き込みづらいです。
さてどれが今回の黄河L85A2?
左から黄河、中華(メーカー不明)、トイスター。付属のサイトもSUSATやACOG、M2とバラバラで値段も個性も違います。コッキングの軽さとパワーは黄河、ちゃんと狙って撃てるのは中華、きちんと狙ったところへ飛ぶのはトイスター。ディテールに関しては3つとも下の上程度だと思ってください。今回の黄河のL85A2はコストパフォーマンスでは一番かと思います。