~趣味の世界~
アリイの1/32オーナーズクラブ
ミラ・ウォークスルーバン(昭和59年)を組みました。

ミラウォークスルーバン
ボディだけ袋の外で、横倒しに収められています。

ミラウォークスルーバン
成型色はレモンイエロー。

ミラウォークスルーバン
仮組み。部分スナップフィットのキットとなっており、基本接着剤不要のようです。
車軸は金属シャフトで、シャーシ後半にはプルバックゼンマイの痕跡が残っており
荷室部分は上げ底になっています。

ミラウォークスルーバン
シャーシとボディ内側を塗ったところ。ボンネット部分は黒、内装は銀、床はニュートラルグレー。
実車の内側壁面は外板と同じ色のようです。内装はブラウン系。好みで好き好きに塗ってしまいます。

ミラウォークスルーバン
内装パーツを組み、ボディを塗装。悩んだ末無難に赤。シャインレッド。
郵便車みたいですが、実際の郵便車はもう少し褪せてない赤で、
ノーズ部分のL55ミラのイメージだけで決めてしまいました。

ミラウォークスルーバン
ウィンドウパーツを取り付け、細部を塗ったところ。
ヘッドライトはそのままだと実車のように奥まった感じにならないので
リューターで削って貫通させてしまいます。ミラーやワイパーは作りが大味。


パーツを取り付け、スミ入れをして完成。さっくり2日で完成できました。
ミラウォークスルーバン

ミラウォークスルーバン
ミラウォークスルーバン
ミラウォークスルーバン
ミラウォークスルーバン
ミラウォークスルーバンの成り立ちは郵便や宅配など小荷物の配達業務の際に軽ワンボックスや軽トラックのカーゴだと荷降ろしの際車外に一度出なければならないので運転席から直接荷物を取って車外で出られるようにと作られたもので、助手席側と後面にしかドアがなく、また車外へ頻繁に出るためドアも外側へ張り出さない折戸となっています。セダン型の軽をベースにしているのでフットワークも良く結構な数が出回り各地で活躍しましたが、時代が進むにつれもっと大きなデリバリーバンや利便性の向上した軽ワンボックスに置き換えられてその役割を終えてゆきましたが。その間ミラをベースにしたウォークスルーバンは84年から98年の軽規格変更まで4代に渡って生産されました。

ミラウォークスルーバン
リヤ側からのぞいた車内。電車やバスのミニチュア版といった雰囲気。
その特殊性からか中古車の相場は割合酷使された古い商用車としては結構な値段がしてしまうので
あんまり気軽に買える感じではないのが残念。

ミラウォークスルーバン
後面を揃えて並んだところ。普通車と並べば短いのは当然ですが
75年~90年までの550cc軽なので360ccの軽よりは大分大きく、縦方向は規格ギリギリまであるので存在感があります。
こうなると660ccの軽もラインナップに欲しくなってきます。



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ミラウォークスルーバン
ミラウォークスルーバン
スポーティカーや大衆車も良いですがたまにはこんな働く車も良い物ですね。
大味なキットではありますがたまの変化球としておすすめ。



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