~趣味の世界~
東京マルイのガスブローバックガン、グロック18C(G18C)です。
G18Cは10禁の電動ブローバックを持っているのですが、それより遥か前の1994年の初めにMGCのグロック18を買ったのが私にとっての初めてのガスブローバックでした。それは1年ほど遊んだ後に内部フレームが割れて動作不能になってしまい、修理しようと名古屋のMGCに電話したら「直したけりゃウチに直接持って来い」と言われ諦めてWAのベレッタM92FSセンチュリオンを買って溜飲を下げた経緯がありました。なのでマルイがどれだけサポート体制を整えても私は「壊れたらメーカーに送る」という考えがありません。マルイは良いメーカーだが、その前に業界トップだったヤツがいけないのだよ!


さて無駄口はこれくらいにして、外箱。発泡スチロールに厚紙の箱を被せた梱包で、化粧箱みたいな高級感の演出はありません。開けるのが微妙に面倒臭い箱よりはこっちのがシンプルでいいかな・・・


開封。発泡スチロールに銃本体はマズルキャップを差し込まれマガジンを別にして収められています。上には説明書袋詰めとピラ紙が1枚。


ピラ紙はマガジンへより多くのガスを注入する方法やマガジンを温める事で快調動作する事が述べられています。
余談ですが前述のMGCのG18は冬に発売されたため、元々ガス消費が大きく温度にシビアだった事からろくに動作しないと雑誌などでボロクソに叩かれ、メーカー各社に「ガスブローバックの新作は冬に発売してはいけない」事を学習させたエポックメイキングな銃でもありました。

説明書。A5とB5の中間的なサイズで表紙込み17ページ構成。











付属品は銃本体とマガジン、マズルキャップ、クリーニングロッド、空撃ち用のアダプター、0.2gと思しきBB弾少々。


銃本体外観。モデルはスライド左にセレクターを有するセミ・フルセレクティブファイアのマシンピストルタイプである18、スライド上にコンペンセイターの機能をもつポートが開けられた「C」。世代は3rdジェネレーションで、グリップにフィンガーチャンネルが付いています。MGCのガスブローバックやマルイのエアコキの方はグリップにフィンガーチャンネルが無く前後にセレーションと左右のパネル調のシボになっている2ndジェネレーション、最近出たマルイのG22はグリップのバックストラップを交換してグリップ前後の太さを可変できるようにした4thジェネレーションです。ヌルリとしてシボのみのグリップである1stジェネレーションは昔MGC用の1stフレームが社外品であったような無かったような?完成品では一つも無かったハズです。


反対側。通常モデルのG17とはスライド左のセレクターの他にスライド上面の肉抜き穴がある違いがあります。G18Cでは上面前半分のスライド開口部からはバレル上面に開けられたマグナポートから噴出するガスを放出する役割もあります。Cの付かないG18ではスライド上面は塞がっており、スライドの前にバレルが突き出ていてその上部にマグナポートが開けられていました。


銃口まわり。アウターバレルは樹脂製で銃口には薄っすらと7条のライフリング表現があります。その奥1cmほどのところに真鍮製のインナーバレル前端が見えます。


フレーム前半。下面にある銀色のプレートはトイガン独自の機能としてセーフティスイッチの機能が持たされており、上画像のように前進状態でセーフティOFF、後ろ側に動かすとONになります。ON状態ではトリガーがロックされます。ただしハンマーダウン時(トリガーが後退位置で固定している時)はON位置に入りません。3rdジェネレーションフレームの特徴としてライトなどのオプションパーツを取り付けるレイルが装備されており、ここに対応したアイテムを直接取り付けるか、アダプターを取り付けて汎用レイルアクセサリを取り付けられるようになっています。


トリガーは樹脂製で、トリガー中央にトリガーセーフティがあります。これはホルスターから銃を抜く時などにうっかりトリガーに触れて撃発する事を防ぐため、トリガー中央をしっかりと押してセーフティを解除しながらでないとトリガー本体が動かないようにされています。グロックシリーズは手で操作するセーフティ機構はここのみで、危険ではないか?と疑問を持つところですが、代わりにダブルアクションの長いトリガーストロークがセーフティ代わりにもなっており、それを考えればダブルアクションリボルバーに較べればセーフティ機構は一つ多い事になり、やっぱ十分なんじゃね?とも言えます。世界中の軍や警察、民間に至るまでこぞって使われているグロックなのですから、これくらいシンプルで良いのでしょう。
写真を撮り忘れましたが、マガジン込みの重量は700gほど。この軽量さも人気のポイントです。


スライド後方左面にはセミ・フル切り替えのためのセレクターがあります。上に上げてセミ、下に下げてフルオートポジションとなります。クリック感があり握った親指で操作できますが、スライド動作の振動で勝手に下がってこないよう、やや操作が重めになっています。MGCのは軽くてクリックがなくて勝手に下がってくるのでセレクターに細い針金を巻いて使っていましたな・・・
セレクターの前方フレーム側にあるのはスライドストップ。親指で操作しやすい位置にあります。空撃ちする時マガジンにアダプターを装着せずとも、ここを右手の親指で押さえながら撃つのもあまり苦にならない操作性の良さがあります。


前後サイトは固定式ながらホワイトが入っており視認性は良好です。ここはオプションパーツも多いので好みに付け替えるのも良いでしょう。


マガジンは亜鉛合金と思しき金属製。実銃グロックのマガジン外装は樹脂製で、MGCのもそうなっていたのでここが金属外装だとちょっと違和感。ただガスガンのマガジンの場合は樹脂で覆っちゃうと手で温めても熱が中まで通らないので多分敢えて金属外装にしているのだと思います。


マガジン後面。残弾確認用の穴が再現されていますが、浅い窪みでただの飾りです。12・13の間に四角い突起が生えていますが、これはフレームにもこれを通すレールが途中まであり、マガジンを強く差し込み過ぎないようにするためのストッパーの役割なのでしょうか?


マガジン底部。中央にガスの注入バルブがあります。


マガジン上面。樹脂製の別パーツになっており、リップ部とガス放出口があります。


マガジンを挿す時は強めに押し込むか、挿したあと底部を軽く手ではたいてやらないとロックが掛からない傾向にあります。また、マガジン上部左右面にフリクションがありマガジンキャッチを押しても自重では落下してこないので手で引っ張り出してやる必要があります。ただし使い込んでゆくと自重で落下するようになるかもしれません。


トリガーはハンマーダウン状態では後退して引ききった位置になっていますが、スライドを引いてハンマーが起きるとトリガーは前進位置に来ます。このギミックはMGCのものには無く、あちらのトリガーはアームを介してマガジンの放出バルブを直接押していた構造だったかと思います。


スライドを引いた状態ではアウターバレルはショートリコイルして若干後退しており、またチャンバーカバーがスライドのエジェクションポートとの噛み合いが外れて下に下がった分バレルが傾いて銃口が少し上を向く形を再現しています。MGCのはバレルはインナーごと前から突っ込んであるだけで動作はせず、前から引っ張れば抜けました。撃っててインナーバレルごと前に飛んでった事もありました・・・


エジェションポート内。MGCのは亜鉛かアルミの銀色のブロックで塞がっていました。


通常分解をするには、トリガーの上ちょっと前の左右にあるこのスイッチを下に引き下げながらスライドを前に押します。


するとバレルやリコイルスプリング一式ごと前にスライドします。MGCのはバレルとチャンバーが動かずその後方に大きなブロックがあったのでスイッチ操作をしながらスライド後方を上に持ち上げてスライドのみを前に引き出すような操作だった記憶。


スライド側とフレーム側とに分離したところ。


チャンバーの下面にあたる部分にホップアップ調整ダイヤルがあり、ここを時計回りに回すとホップが強まるようです。撃った感じ丁度良かったので操作はしていません。


セレクターがセミの位置だとスライド内にあるパーツが壁側に寄っています。


セレクターをフルの位置にするとパーツが壁から中央寄りに動きます。ここでフレーム側にあるフルオートシアの操作をしているようです。


フレーム側、ハンマーが起きた状態。


トリガーを引いてハンマーが倒れた状態。ハンマーの右(上画像では下)で動いているパーツがフルオートシアでしょうか。


スライドをフレームに組み直す時はスライドを前から差し込み・・・


後ろまで一気に引きます。あとは手を離せば前進位置になります。


マガジンにガスを入れます。普通の使用なら他の銃同様にマガジン底部を上に向けてマガジン本体に対し真っ直ぐになるようにタンクの注入口を差し込んで押して注入すれば十分でしょう。


マガジンに弾を込めます。フォロワーをいっぱいに下げてスリット下部の広くなったところから弾を流し込みます。もしくは上側のリップ部からローダーでギャリギャリ込めても良いです。装弾数は最大25発。ただしきれいに並ばないと少し減ります。


初速とサイクルチェック。この日は晴れていたけど気温はまだ低く感じたものの15℃~20℃くらいあったろうか?サイクルは残弾後半の少し鈍った辺りで出た数字なので暖かい時ならもう少し初速もサイクルも速いかと思います。ただこのマルイG18Cはスライドがあまり強くなく激しい使用で割れる事があると聞くので、夏場調子良くてもある程度の自制心が必要なのかもしれません。
トリガープルは前進位置から長い軽いストロークの後引き切り寸前でクッと重くなりパチンと切れるトリガープル。ちょっと独特なので慣れが必要かもしれません。
リコイルは中々元気なれどハイキャパほどじゃないかなぁ・・・ヘタったP226レイルよりは強いです。


全弾撃ち尽くすとホールドオープンします。


ちょっと気になったのが、ホールドオープン状態で弾を入れたマガジンを勢いよく挿すとスライドがリリースされてしまう点。ゆっくり挿すとリリースしないので「そういう機能」では無いハズなのだけれど・・・実用面では勝手にリリースされた方がリロードが速いけどさあ!リリースは手動で!ドヤ顔で!させて欲しい時もあるので。


電動ブローバックG18C(スライドが銀な方)と。10禁銃とはいえ外観は割と頑張ってる方なのでは。


この銀色スライドはアサヒペンのメッキ調スプレークロムの上にクレオスのクリヤーを吹いた失敗塗装ですが、写真写りだけは割と良いんでやんの・・・


銃口は前述のようにガスブローバックの方が7条のライフリング、電動ブローバックの方は六角形ライフリングが表現されています。実銃では6条ポリゴナルなので電動ブローバックの方が正しかったり。


スライド上面。所々微妙~な違いがあります。


@@@


G18Cはオプションパーツも多く、比較的入手しやすいストックやカービンコンバージョンもあるので油断していると長物に化ける発展性の高い銃です。もちろん銃本体だけドノーマルで使っても良し。塗装とかで繊細に扱うようなところも無いのでガシガシ使うのに適しているでしょう。


※おまけ※

ガンケースをオマケで付けてくれました。


うん。でもどうやって使うんだコレ。


こう?


閉じたしこれでいいのかしら。ちょっとファスナーが2つ並んでるところがチャリチャリうるさいけど中々良いですね。お座敷なので自宅の敷地外に銃を持ち出す事は無いですが・・・



引き続きコトブキヤのフレームアームズ・ガール フレズヴェルクです。

ちょっと間が開いてしまいましたが塗装にかかりましょう。


FAGバーゼラルドに較べるとちょこちょこ色分けされていない部分が多々あり、部分塗装にとどめるにしても結構塗るところがあるようにも思えます。特に黄色はデカール以外一切色が付いておらず、目立つ部分でもあるので塗っておきたいところ。


まずは装甲・インナーグレーを28黒鉄色に8シルバーを少し混ぜたもので塗ります。肩後ろの武装にジェットエンジンがあるのでここは塗っておきたいところ。あとその周辺のルーバーの付いたダクトやインテークなども。


92セミグロスブラックで胴体や胸元にあるタグ状の部分や、ベルトのバックルの中心部分などを塗ります。ガンプラなどでもあまり「真っ黒」は使わないものですが、ここはお好みで。(ガンプラの場合はモデルが巨大なモビルスーツなので真っ黒を使うとコントラストが強くて巨大感がが希薄になるため、空気遠近として少し白くぼやけたように見せるためダークグレーなどに置き換える。のだと思います・・・)


背中の武装にあるシリンダーを覆っている透明パーツを剥がそうとして、割りました・・・この透明パーツは予備が2つあるので割っちゃった1個は置き換えられますが、塗ってからハメた方が良いでしょう。


シリンダーを8シルバーと9ゴールドで塗ります。キラキラ感を強めようとガイアカラーのスターブライトシルバーやゴールド、ブラスを引っ張り出して来たら溶剤が飛んでて使えるようになるのに時間が掛かりそうだったのでパス。透明パーツ嵌めちゃうとあまりキラキラ感わからなくなりますけれども。


胴体や胸元のセミグロスブラックを塗ったところに青竹色に白を混ぜたもので塗ります。カップコーヒー飲まなくなったのでフタの残量が乏しくなってたためケチってマウントレーニアの上面で混ぜていますが、事故ってこの上に尻から落としてしまったのでちょっと失敗。混ぜた塗料を破棄した後に胸下の色を触って潰してるのに気づく・・・変な事はするもんじゃないわ。


気を取り直して黄色部分を。58黄橙色と44タンをおよそ同配分で混ぜたら丁度いい塩梅。そう、色を置いてパレット代わりにしてるこの透明のカップ、前述のようにコンビニやスーパーで売ってるカップコーヒーのフタです。便利。
さて頭左の透明パーツ、外そうとしたら折れました。


このパーツは上側から剥がそうとすると折れますので黄色に塗った位置の下にカッターの刃を差し込んで下から剥がした方がよいです。接着剤で補修しますがあまり目立つ部分でなくて良かった・・・


デカールを貼る面にあらかじめ46クリアーを塗っておきます。つや消しの上にデカールを貼るとシルバリングするし、プラ素材に直接貼ると食いつきが悪いためこうします。よく見たら太もも前のポッド状パーツ、デカール貼るのは右側だけだった・・・無駄な事を。他、二の腕に付くパーツに黄色い「<」のデカールを貼るので、ここはパーティングラインがあるため処理してからクリアーを塗りました。更に目が印刷されていない顔パーツの上半分も。


付属の塗装済み顔パーツは眉がいかつい角度のものしか無いので、デカールの目と眉を切り離して眉の角度をハの字寄りにします。


一旦仮組み。眉の角度や目との距離は好みによりますが、目から遠いと柔和に、近いとドヤ顔っぽくなる・・・ハズです。


髪にスミ入れをします。何となくで322フタロシアニンブルーを溶剤でシャバシャバにして谷部分に軽く流すようにし、上を薄く下を濃くするように伸ばして調整。エナメル塗料の方がきれいにできるハズですが、ここはまだラッカー系でやっちゃう。


ウェザリングマスターHのピーチを頬に軽く擦りつけてから顔と髪をつや消しトップコート。頬紅が薄かったのでトップコートの上からも更に擦りつけています。白でハイライトを点づけしてここは出来上がり。


次はスミ入れを・・・


エナメルフラットブラックでスミ入れをします。スミ入れが全部黒だとちょっと単調なので武装パーツの紫の部分は濃い目のパープルとか、近似色の方が雰囲気だろうと思います。エナメル塗料もっと揃えないと・・・


一応完成。デカールを貼った二の腕のパーツと太もも前のポッド状武装パーツは半光沢のトップコートを吹きました。何かこの子はあまりつや消しにしたくなかった・・・


ううむ・・・しかし・・・ううむ・・・


ええい辛抱たまらん、プチグラビアタイム!










ふう・・・さてフル武装もやっておかないと。


やはり部分塗装とスミ入れだけでも満足度が違います。


ジェットエンジンのノズルとかもっと凝っても良かったかな・・・出口の板厚を薄くしたりとか。


金銀に塗ったシリンダーは透明パーツで覆われてしまうとほとんど印象がなくなります。惜しい。


武装の各モードまでは勘弁。


下から・・・


おおっと
おおっと



@@@




手を掛けて凝れば凝るほど満足度は高まるでしょう。
パチ組みでブンドド遊ぶのも良いし、全塗装して自分色に染め上げるのも良し。
しかし・・・ううむ・・・良い時代が来たわ・・・


前回前々回に引き続きコトブキヤのフレームアームズ・ガール フレズヴェルクです。
前回までで素体部分までを組みたてました。


まだ山盛りにランナーが残っており、残りは武装パーツ。素体まで組んだら満足してしまいそうなところですが、それだとまだ全体の1/3ほどに過ぎません。もったいない。


胸パーツと二の腕から先は差し替えになります。手首関節は2セット分あるので素体腕と武装腕に挿しっぱなしにしておいても良いでしょう。


足は太もも上下に挟まるパーツとスネから先が差し替え。


あとは背負いものだけなので一旦換装してみます。


背負いものがようやく完成。結構複雑な部分もあるので説明書とにらめっこして丁寧に組んでゆけばいつかは完成します。


背負いものを装着。腰後ろへは1軸なので抜き差しはしやすいですが装着後に取り付ける腰のベルトの付け外しがかったるい感じ。この時点では見た目のバランス的に太もも横の大きなブースターを横に配置していますがこれは前に配置するのが正しい。いや曖昧な設定しかない組み換えトイとして考えれば好きな位置にすりゃいいのですが。


最後にライフル状の武装パーツを組みつけて完成。左はブースター横に付け、右は手に持たせて箱絵風に。


前後左右にかなりスペースを取ります・・・







ぐるりと一回り。


脚の接地性や重量バランスが良い上に後ろは補助もあるのでかなり安定します。



背負いものに跨るような形になるサイドワインダー形態。パーツがブラブラしていてちょっとブンドドできそうにない・・・ベース必須。



素体の装備を一旦元に戻して背負いもののパーツの座りがいくらかマシになるエアバイク形態。


エアバイク形態だと余りパーツも少な目。上記2形態では使用していない穴など多くこれ以外にも色々自由に組み合わせられるでしょう。


全員集合!
残りは塗装ですがFAGバーゼラルドほど色分けされていない(特に黄色が全然無い)ので説明書や箱絵通りの姿にするには少し部分塗装してやりたいところ。もちろん動かして遊びたい人はこれで完成にしても全然OKでしょう。


(なのでまだ続く)
前回に引き続きコトブキヤのフレームアームズ・ガール フレズヴェルクです。


よく切れるニッパーとカッターとヤスリを用意していざパチパチと組み始めます。何度でも言いますが道具の良し悪しは作業性と引き換えなので手間暇かけられるなら安い道具でも良いです。何故安い道具が安いのか、高い道具が高いのかを理解して買い足してったらいいのですから。ガンプラのFG組むのに道具に何万も初期投資して1個組んだら飽きて二度と組まなかったとしたら何も理解できないじゃないの。


話を戻して頭部が出来ました。クリアーパーツは裏側のゲート跡が目立ちやすいのでくれぐれも「ランナーからむしり取る」のだけは勘弁したいところ。裏側なら白化してもクリアーを塗るなどして目立たなくできます。流し込み接着剤で溶かして処理しようとすると悲惨な事になるので注意。


胴体は胸から上とその下とに分かれ、腰関節が無い分シンプルに感じます。



しかし・・・ううむ・・・


腕ができました。二の腕の下に左右スイングが付いて脇が閉じない分の補完がされるようになりました。ただし肩関節の固さに対してここはやや華奢なので肩を動かす度にここが折れそうに感じてちょっとビクビクします。


足ができました。ヒザとスネの結合は挟み込みだったのがスネ上にヒザ下を差し込む構成になり、スネの合わせ目消しがしやすく・・・ってスネ前面は別パーツで消す必要ないじゃん。太もも下半分はヒザに挟み込みのまま。こっちの合わせ目の方が目立つ・・・


手足と首を胴体へ取り付けて素体部分の完成。首がちょっと緩いので適宜に太らせるなどして調整しましょう。


膝の可動はFAGマテリアとFAGバーゼラルドの中間くらいでしょうか。少し尻を浮かせた正座に留まります。脇はまだ閉じませんが二の腕で内側へ寄せられるので手の置きどころも割と自然な位置にできます。


体を丸める方向へは腰を少し反らせた状態で固定なため不得意。股関節は少し外側へ開きながら90度までが精一杯。


体を反らせる方向へは関節数が少ない割に結構大きく可動します。ただし首はあまり上を向きません。


股関節はFAGマテリアのような機構も無い割にかなり大きく開く事ができます。


平泳ぎというか、ルパンダイブというか。


ううむ・・・しかし・・・ううむ・・・


この原型を作った奴は馬鹿だな・・・そう最高の馬鹿だ!








背丈は他のFAGと同じ。おっぱいの大きさは現在シリーズ最大です。


(まだ続く)


コトブキヤのフレームアームズ・ガール フレズヴェルクです。


どんどん増えるFAG・・・うちではカラバリまでは買ってないのでそれほどではありませんが、全部買って積んでる人はそろそろ置き場がすごい事になり始めているのでは。


箱の寸法は縦横が同じで厚さだけ差異があるのはこれまで通りですが、大きいと感じたバーゼラルドよりさらにちょっと厚みが増したサイズ。


箱の厚みが増した分に更にギッチリとした内容。そろそろガンプラのマスターグレード並みになってまいりました。














説明書はB5版の22ページ構成。



上段がパーツA、B。ABS樹脂製。
下段がパーツC、D。スチロール樹脂製。髪のパーツです。



上段パーツEが2枚。
下段パーツFが2枚、G。ABS樹脂製。


パーツH、I。
Hは強化された関節パーツでPOM樹脂製、Iはスチロール樹脂製。


パーツJが2枚。スチロール樹脂製。


パーツK。でっかいです。スチロール樹脂製。


パーツLが2枚。スチロール樹脂製。


上段パーツMが2枚、
下段パーツN。スチロール樹脂製でNは水色の透明パーツ。


上段パーツOが2枚、
下段パーツPが2枚、Q。
OとPは水色の透明パーツでスチロール樹脂製、QはPOM樹脂製。


上段PC-A、PC。ポリエチレン製のポリキャップ。
下段手首パーツが5種類。


上段顔パーツ3種と塗装済みパーツ2つ。
下段展示ベース。ABS樹脂製。
ベースはグレーの簡易なものがあったり無かったりでしたが今回は透明な大きいものが付属。


顔パーツはわずかに右を向いたものと左を向いたもの、口を開けた正面顔の3種。チークとハイライトが塗装済みとなっています。この他、パーツAに塗装されていない顔パーツが一つ含まれています。


デカールは今回は少なめ。袋を捨てようとしたらパーツPC-Bが残っていました。危ねえ・・・
これは旧FAの3mm軸と互換をとるためのポリキャップなので無くても困らない人は困らないのですが。


袋から出しても箱にみっちり。
さてFAGでは毎回となる儀式の始まりです。



中性洗剤でランナーを洗浄し離型剤を落とします。洗面器だと浸からないほどでっかいランナーがあるので洗剤を付けた歯ブラシでいきなり撫でてから水で流すくらいになります。


(続く)

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