~趣味の世界~
マウントタイガーのAK用 M4フロントアダプターです。


MOUNT TIGER、他にもAKのマウントレイルとか出してるのですがググっても詳細がわかりませんでした。どこの国製なのかまったく書いてありませんし・・・


説明書どころかタグも付いてないので店頭でぶら下がってても何者なのかサッパリですね。


材質は混ぜ物をした強化樹脂のようです。マルゼンCA870のレシーバーとかの材質と似ている印象。


後ろ側。開口部がすぼまる方向に若干のヒケがありますが、実用上問題無いでしょう。


下側にはネジ受けが打ち込まれています。


重量は74g。樹脂のムクの部分が多いですが軽量にできています。


これはどういう役割のパーツかというと、上画像のようにM4系のアウターバレルやハンドガードなど前半分をマルイスタンダード電動ガンAK47に取り付けるためのアダプターです。ただし次世代AKには使えません。


早速G&G CM16のデルタリングやS&T BABY M4のバレルナットを・・・と思ったらうまく締まりません。斜めになっちゃう。


マルイスタンダードM4A1に付いていたデルタリングがスルスルとスムーズにはまりました。


マルイの互換系じゃダメなのか?と思ったらはまりました。説明が難しいですがちょっとコツが要るようです。


斜めにならないようにまっすぐ締め始めればうまく取りつきます。スルスルと締め込んで奥で止まるところまでいけばアウターバレルもガタなくカッチリと固定されます。


バレルナットさえ取り付けばRASは簡単でしょう。



それでは早速銃の方に取り付けに掛かりましょう。取り出したるはCYMAのAK47タクティカル(CM.039C)。PDIのロングアウターに換えて「なんちゃってRPK」にしたものの、その後同じCYMAから安くてカッコイイRPK系が発売されてみるとアウターバレルの細さのせいか非常に貧相に見え、また長さが無駄で重いし、ハイサイクル化の過程でインナーバレルが短くなったのでアウターも短くしたい!と思って探すとスタンダードAK用の短いアウターがどこにもなく、普通の長さのスチールアウターか長いバッタモンしか見つかりません。そこで見つかったのが今回のアダプター。幸いM4系の前半分なら余剰がいくつかあります。


このAK47タクティカルはマルイ互換なので前半分を分離するにはレシーバー下の4本のネジを抜き、トップカバーとその下にあるバッテリ―台?を外せば前半分が外れます。ウチのはガスパイプとハンドガード内にFETを突っ込んでいたのでハンドガードも外す必要がありました。


前半分からチャンバーとインナーバレルのセットをネジ2本を抜いて外します。


AK前半分(奥側)とM4フロントアダプター(手前)。アダプターの方にもAKのアウターバレルが収まるスペースがありますが、M4アウターだとこの位置までは来ません。


アダプター側にチャンバーを取り付け・・・と思ったらネジがすっぽ抜けてしまいます。よく見ると穴にはネジが切ってありません。


元のネジでは細すぎるので一段太いネジが必要。M3ネジを用意。


ネジを強引にねじ込んでネジ切りをしてやります。穴が押し広げられて周辺が割れる恐れがあるのでそっと、丁寧に。そうしてもダメな時はダメですが・・・


無事ネジ切りができたら一旦ネジを抜いてチャンバーを付け直します。チャンバーのネジで留める部分はプラ製できつく締めると割れますので程々に。この状態ではインナーバレルがブラブラしていて無理をさせるとチャンバー取り付け部分が破損しかねないので、特にインナーバレルが長い場合はアウター取り付けまでぶつけたりしないように注意。


下側、レシーバーとの結合部の比較。若干ネジ穴が前後方向にズレてるような・・・


左右方向にもほんのちょっぴりズレてる・・・ここは互換系のつらいところ。


後ろ側も若干寄り目になっています。この程度ならネジを締め込めばレシーバーの穴が削れてうまく取りつきはしますが・・・


前側を締めてから後ろ側を・・・と思ったらネジ受けが後方に1mmくらいズレています。後ろ側はマガジンポート内でマガジン天面と触れるので、単純に長穴にしてもネジが飛び出てしまってマガジンのはまりが悪くなるかもしれません。とりあえず前側だけ締めといて後で何とかしましょう。


後ろ側だけ締めるとチャンバーとメカボックスの間が開いて気密漏れになる可能性があるので。


さて問題はまだまだあります。AKのリヤサイト下からガスパイプ、ハンドガードへと通していたFETを含むバッテリー配線はアダプターでは塞がっているのでM4系の前配線と同様に前に出すか、バッテリー台の前端を削るなどして配線を上に出すかする必要があります。RASにする場合は前側にバッテリーを入れるスペースが無いので上にだして従来通りトップカバー内に収める事になりますが、FETがある場合はスペース的にかなり知恵を絞る必要がありそうです。


今回はハンドガード内にバッテリーもFETも収めるつもりでいるので配線はアウターバレル付け根下から前方へ出します。


さてトップカバーを閉め・・・と思ったらレシーバー後端のボタンが押した状態のまま。


そうそうこのスプリングも移植する必要があります。


アダプターの所定の位置に後方からスプリングを差し込みます。銃を後ろに傾けると抜けてくるので失くさないように注意。


トップカバーが閉まりました。ただかなりガタついているので気になる人は何か対処した方が良いでしょう。


アウターバレルを差し込み、デルタリングを締めて固定。


G&G CM16に付いてきたアウターバレルはフロントサイト手前で分割されているのでこれをアウターバレルの先に差し込んで左右のイモネジで締めて固定。マルイの旧M4までの古いタイプのM16/M4系のアウターバレルの構造をしています。


アダプターの前面にはガスチューブを挿す穴が無いので、まあとりあえずガスチューブは無しで。


と思ったらガスチューブを通してないとデルタリングが回っちゃってハンドガードが斜めにうごいてしまいます。やっぱガスチューブ必要。


デルタリングにガスチューブを通し、アダプター前面に当てた状態で・・・


フロントサイトをガスチューブの先に挿し、横のイモネジの位置関係でどれだけ掘ればいいかを判断します。5~8mmくらい掘る必要があるだろうか?


アダプター前面にガスチューブが触れている状態でシャーペンで回りをなぞって印をつけておきます。


ガスチューブの径は5mmほど。


ピンバイスでまず細い穴を開け、ドリル歯を太くしていって掘り拡げます。ピンバイスでは3mmまでしか使えないので4mmはペンチで掴んで掘り、4mmの次は6mmしか持ってないので残りはリューターで削って拡げました。


大体内径5mm、深さ5~6mmほどの穴が掘れました。


ハンドガードを取り付け、ハンドガードキャップを後方へ押してみるとフロントサイトと大分離れてしまいました。もう少し掘らないと・・・


アダプターのこの部分は樹脂のムクなので安心して掘って大丈夫。前後寸の半分ほどまで掘ってみました。


結局深さ8mmまで掘りました。ハンドガードキャップとフロントサイトの間はこれでもまだ1mmほどありますが、そもそもガスチューブを外してもそのくらいは開くのでこれ以上は掘る必要ありません。ハンドガードキャップとフロントサイト間はあまりギッチリ詰めすぎるとデルタリングを力いっぱい後方に引っ張らないとハンドガードの下半分が外れなくなってバッテリーの出し入れが苦痛になってしまいます。(フォアグリップをつけっぱなしにしているのはハンドガード下半分を外す時の取手の役割が主)


アダプターを銃に収め直す際にマガジンポート内のネジ穴をリューターで削って後方へ拡げておきました。ネジは若干飛び出しますがマガジンの抜き差しに支障は出ていないのでこれで良しとします。


ハンドガードを取り付けます。ガスチューブが通ったのでデルタリングも回ったりしません。


ハンドガード下半分も取り付け、先日買ったMB556Kタイプのハイダーを装着。


何とか形になりました。しかし、まだ実用にはなっていません。


このアダプターは前半をM4系に置き換える役割にもかかわらず、元のAKと同じ高さの簡易リヤサイトが上面にあります。当然M4系のフロントサイトの高さと合わないので使い物になりません。となれば光学サイトの取り付けですが、RASではないので上面にレイルが無く、今回取り付けたMOEハンドガードは旧型なのでポリマーレイルを付けられなくは無いのですが正直不格好になります。


しばらく外していましたが、この銃(CM.039C)にはトップレイルが付属しています。これを使わない手はありません。


幸いアダプターのリヤサイトブロックは元のリヤサイトブロックよりほんの僅かに幅広な程度で、樹脂製なのでネジ穴を掘るのは容易です。まずは仮組みしてネジ穴を付ける位置に印を。


ネジはM4でしょうか?3mmを掘ってネジ切りしてやれば良いでしょう。

ネジ頭が六角なのでLレンチだと力をかけにくいですが何とかネジ切りができました。


レイルを取り付け。トップカバーを開ける時はレイルを後ろへ引っ張って後方のロックを外し、レイルを上に跳ね上げます。元と同じ。


完成。RPKサイズから一気に短くなりました。


クリンコフよりは少し長い。AMD65くらいのサイズです。



@@@




どちらかといえばイロモノのネタパーツで、出来上がるのは架空銃になります。しかし「これはこれで」って自分だけでもそう思えたら大成功。ほら、AR57にSTANAGアダプターつける人だっているんですから、「M4じゃダメなんですか?」なんて聞いたら無粋でしょう。M4飽きた、AKも飽きた、じゃあ合体させようぜ!やったね!


〇追記
このMB556Kタイプハイダー、やっぱり銃口が小さすぎて撃つと弾が銃口にぶつかってあさっての方へ飛ぶので銃口を削って拡げてやらないかぎり実用に耐えません。鉄製だけど頑張って削りましょう・・・


BIG DRAGONのSF Style Steel Flash Hiderです。


このWWW.YZH.HKとURLが書かれたハイダーばっかり買ってる気が・・・
値段がね、2千円ほどなんでついでに買いやすいというか。


形状は実銃用のSUREFIREのMB556Kフラッシュハイダーを模したもの。SFスタイルはSureFireスタイルの事なんですね。


ネジはM14逆ネジタイプ。


重量は117g。スチール製でトイガン用のハイダーとしては重量級。デコピンするとキーンと良い音するんですが、銃を軽量化したい人には不向きか。


以前買ったUFCのMB556タイプハイダー(正ネジ)と並べたところ。
左がUFCのもの、右がBIGDRAGONのもの。上面後方にSUREFIRE MB556Kのマークが無く、銃口も小さめ。


銃口下のスリットが無く、後方は一段突き出しています。価格差が1.5倍ほど違う分、やや再現度が低い印象。


早速逆ネジの銃に取り付けてみます。調整用のシムは付属しないのでそのまま締め込むと斜めになってしまいます。


ガスブロック直前に付けるより少し延ばした先に付けた方がカッコイイだろうか?短いM4はしょっちゅういじる関係上弾速器に挿しやすい30mm径のノベスケハイダーのが利便性が高いのでこのハイダーは長い銃に向くかな?


銃口はネジの直前からもうインナーバレルが通らないほど細いのでインナーバレルの余りをハイダー内に隠す用途には使えません。


今いじれるやつだとこれが一番似合うかなぁ・・・


同じ長さになっちゃった。ダメだどっちもハイサイクル銃なので用途が被る。



@@@




またハイダーコレクションか・・・まあそのうち使う機会もあるんじゃないかな。

引き続きコトブキヤのフレームアームズ・ガール マテリアです。


いよいよ塗装です。極力成型色を生かす方向で、部分塗装に留めます。塗装しやすいように軽くバラします。


黒いところを14ネービーブルーで塗り、グレーの部分は13ニュートラルグレーで塗ったら灰色すぎたので白や青を混ぜてみましたがちょっと失敗気味。足などの水色の部分は57青竹色と62つや消し白を混ぜて作りました。


髪が少しのっぺりして見えたのでコバルトブルー・パープル・白を混ぜて薄めたものでスミ入れしてみました。ラッカー塗料でスミ入れは少し汚くなりがち。エナメル塗料はあまり色を持っていないので・・・


タミヤのウェザリングマスターHのピーチを頬に擦りつけます。顔3つとも。


割り箸に両面テープで顔パーツを固定してつや消しクリアーを吹きます。ウェザリングマスターは触ると落ちてしまうのでクリアーでトップコートしてしまいます。


全身にもつや消しクリアーを。黒い部分はツヤがあった方が好みというならやらなくてもよいでしょう。肌は元々適度なつや消しにされており、つや消しを吹くとその適度なツヤがなくなってしまうのでここは好みによります。尻と太もも前面は少し磨いて気持ちつや消しを落としておきました。



グレー部分のみエナメルジャーマングレーでスミ入れをして完成。


FAGスティレット、FAG轟雷と。


さあ撮影大会だ!













@@@




パチ組みして動かして遊ぶのも良いですがやはりプラモデルなのですから手をかければかけるほど満足度は高まります。仕上がりの良し悪しではなく、「手をかけた」事に価値があります。

聞くところによるとFAG轟雷の時に需要に対して生産数が少なすぎたのでFAGスティレットの時には増やし、このFAGマテリアでは更に増やしたそうです。それでも店頭からは急速に刈り尽されているといい、ちょっとしたムーブメント。良い時代が来ました。


引き続きコトブキヤのフレームアームズ・ガール マテリアです。


ランナーを中性洗剤で洗って乾かしたらいよいよ組み立て。説明書通りやればストレスなく組む事ができるはずです。



サクッと組みあがってしまいました。


FAG轟雷の時点では正直思ったほど動かない・・・と思っていたのですが、シリーズが進むごとに細かく改良されていっておりほぼ素体状態であるマテリアになるとかなりの可動範囲があります。


ただ厳しい目で見れば気になるところもあります。一番気になったのは脇があまり閉じられず、肩はどの角度でも腕をハの字にひらいたポーズになってしまう点。もう一つは手首がfigmaのような関節でfigma慣れしていないと思うように動かせず、またポロリしやすい点。


腰の下側は大きくスイングするため反るのも丸まるのもそこそこ可動範囲が広いです。ただ少し抜けやすいのでどこまで動かせるかを覚えるとよいでしょう。


もっとも可動フィギュアというものは可動範囲がどうついているかも個性なので動く範囲でお気に入りのポーズを模索するのも面白いのでは。


とりあえず尻。


股関節はFAGマテリア独自のもので非常に可動範囲が広く、またどう動かしても抜けにくくなりました。


股割りもできるほど可動します。靴とつま先は動かしている間にバラけやすいので左右合わせを接着してしまった方がストレスが無いでしょうか。


次は塗装を・・・塗膜で動きが悪くなるのも何なので最小限にしたいところ。

(更に続く)

コトブキヤのフレームアームズ・ガール マテリア(ノーマルバージョン)です。


このカラーリングがノーマルバージョン。他に2016年2月発売のホワイトバージョンがあります。


FAGマテリアは他のFAGシリーズと違いほぼ素体のみなのでパーツ数が少なく、箱は厚みだけが少し薄くなっています。


開封。前述のようにFAG轟雷やFAGスティレットと違い装備パーツが無いのでパーツは少なめ。




説明書は冊子ではなく一枚が畳まれたもの。






パーツA、B。下段がパーツC、D。
パーツAは轟雷と共通でスティレットに入っていたものとも同じ。不要パーツが多いですが取りつかないわけではないので換装したり塗装の練習台にしたりできます。パーツAとCはABS樹脂製。


パーツE、F。手前がPCパーツ、更に手前が手首パーツ。
パーツFはABS樹脂製、PCパーツはポリエチレン製のポリキャップです。
手首はPVC製で他のFAGシリーズとは下腕との接続方法が違います。


その他のパーツ。左上は首回りのフリルパーツでFAG轟雷などではパーツLに含まれていたものに相当します。中上は腰前側、右上は腰後ろ側。下段3つは顔パーツ。

この他にデカールがありますが目のデカールだけなので今回は使わなくても良さそう。



早速中性洗剤で洗いました。塗装する箇所が少ないしあまり油っこくもなかったので洗わなくても十分だったかもしれませんが、まあ儀式的なもので。



(続く)

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