~趣味の世界~
A&KドラグノフSVD-Sといっしょに買ったPSO-1スコープをWEドラグノフSVDに付けたのですが、マウントの調整をSVDの方に合わせるとそのままではSVD-Sの方には取りつかず、いちいち付け替える度に再調整するのも面倒なので専用のマウントをスコープを買おう!という事で今回のお買い物。


まずはマウントから。ANS OpticalのAKサイドロックQDスコープマウントです。


このマウントはAK用なのでもしSVD-Sに付かなくても潰しが利くようにベースパーツ付きセットにしました。ウチのAKはサイドロックマウントはありませんが全部トップレイルがすでに付いているのでサイドロックを後付する意味もあまりないのですが・・・ベースパーツをAKに取り付けるには位置合わせと穴あけを自分でやる必要があります。


サイドロックマウントベースと接するマウント基部から2本のアームが上に伸び、その上に20mmレイルが乗っています。


レイルは上からネジ留めされており、前後を入れ替えてレイルを後ろに寄せる事もできます。アイレリーフがやたら短いスコープだとレイルが前寄りにしかない場合に接眼レンズが遠くて覗けず困る事になります。


マウントのロックはPSO-1のものと同じ構成ですが、あちらはペンチが無いと調整が出来ないほどスプリングのテンションが強くて面倒でしたが、こちらは手の力で楽に調整ができます。


重量は190g。


さっそくSVD-Sに取り付けて・・・って取りつかねぇ!トップカバーの端が干渉していて差し込めません。


トップカバーを外すと途中までは挿し込めるようになります。でもロックが出来ません。


前から差し込むのが正しいみたいですが、こちらからでも途中で止まってしまいロックできる位置まで差し込めません。


SVDの方には差し込め、ロックも出来ました。ただこちらはトップカバーの端が薄いおかげで入るものの、端には思いっきり擦れていて塗装が剥げてしまいます。トップカバーの側面上の方にも少し擦れています。


PSO-1は左に少しオフセットしているのですが、こちらは右にオフセットしています・・・まあAK用だし・・・っていうかSVD用のマウントだけって売ってないし。仕方ないし。


AK用なのでレシーバーの上下寸法が薄いSVDではレイルがトップカバーから上にだいぶ離れた位置になります。おかげでアイアンサイトも一応使えます。



マウントは加工次第で何とかなりそうではあるので後にしておいて、次はスコープ。
ANS Opticalのライフルスコープ3-9X40EGです。7180円。


開封。


ライフルスコープは安物でも大抵添付品いっぱい。これはイルミネーション付きでローマウントのマウントリングとバトラーキャップ、更にキルフラッシュも付いてきました。


日本語の説明書も付属。いくつかのモデルと共用らしく、写真と実物が違います。



英語の説明書も付属し、こちらが本来の説明書のようす。


マウントリングは内径1インチのローマウントタイプが2つ付属します。レンチも付属。


ローマウントは対物レンズ径が大きいとその先のレイルや銃本体と干渉しやすいので、選ぶ際はレイルのどの辺に取り付けるか、ローマウントでちゃんと覗きこめるかどうかなどを先に確かめておく必要があります。


対物レンズ側。レンズは緑掛かったコートがされています。径は50mm。


接眼レンズ側。イルミネーションのダイヤルが直前の上にあり、バトラーキャップは真上に上げるとダイヤル操作の妨げになるので横などに回しておいた方が便利。


ダイヤルの上面を回すとフタが外れ、中は電池ボックスになっています。ただし電池は入っていませんでした。大抵テスト用の他に予備電池も付属する事が多いダットサイトなんかとは違い、イルミネーション付きのスコープには電池が付いてこない事が多いです。


電池はCR2032。この電池は入手性が良いのでいいのですが、CR1620仕様だったりすると電池がそこらで売っていない事がままあります。


ダイヤルはその前の白点が選択位置だとするとなぜか2の位置で消灯しています。ナニコレ?と思ったら接眼レンズ側、つまり真後ろが選択位置になっています。上画像のように左に「B」があるこの位置だと真後ろには「R」が来ています。


覗いたところ。3倍でイルミ点灯していない状態。アイレリーフは5cmくらい?近すぎるとよく見えませんが、レティクルは近くても離れてもやけにクッキリ見えます。


イルミネーションは青・赤・緑の3色でそれぞれ輝度3段階。ただしレティクルだけでなく筒内全体が照らされてしまっていて、少々節操のない光り方。


赤。


緑。倍率に対する対象距離とアイレリーフが適切なら景色は明るく良く見えるし、レティクルもクッキリしているのでイルミネーションはあまり必要性を感じずオマケ程度。少し安いイルミ無しのモデルの方が無駄がなくて良いかもしれません。


倍率はイルミネーションのダイヤルの前にある、スコープと同軸のダイヤルを回すと変えられます。倍率は9倍までありますが、対物レンズ側にピントを合わせるダイヤルが無いので倍率を上げるとその分遠くにしかピントが合いません。9倍だと20m以上離れたところしかぼやけて見えなくなります。



さてもう一品。PSO-1の代替となれば見た目的にアイフードも欲しいもの。
ANS Opticalの38mmレンズ対応蛇腹遮光フード。


中身に対して箱が小さいのか蛇腹にクセがついています。あと車のタイヤの臭いがする。


Amazonのレビューにも書かれていたのですが、上側の蛇腹の谷になっている部分に穴が一か所開いています。


取り付けはまずバトラーキャップを外し・・・


接眼レンズ側に被せます。


覗き込んだところ。蛇腹で少し像が小さく見える印象。PSO-1のものに較べるとイマイチ覗き込みにくい・・・


被せしろが5mmほどしかないのですぐ外れてきます。もうちょっと何とかならんかコレ・・・


他のスコープに付けてみましょうか。マルイの旧イルミネーテッドショートズームスコープ。取り付けはキツめ、せっかく視界の広いスコープなのに蛇腹でかなり狭くなります。低倍率のスコープにフードは不要か。


リーパーズの3-9倍スコープ。接眼レンズが僅かに小さめなので軽く取りつきますが、このスコープはアイレリーフが近いので蛇腹を縮める勢いで目を押し付けないと見えません。銃本体のレイルからハイマウントを介してめっちゃ後ろに寄せている辺りにアイレリーフの短さを物語っています。


ACOG TA31だとガバガバで使えません。




どうせ使わないけど、スコープに付いてたキルフラッシュも一応。対物レンズに光が反射しないように金属製のハニカムを取り付けて反射防止するのがキルフラッシュ。サバゲー用途だと弾の直撃からレンズを保護する役割にもなりますが、さすがに高初速のBB弾が直撃しちゃうとハニカムが潰れてしまうでしょう。


覗いたところ。像が若干暗くなるものの、ハニカム自体は見えません。


残念ながらバトラーキャップとは排他利用になります。



@@@




Amazonで安い光学機器というとANS Opticalがよく見つかりますが、安いからと試し買いしちゃうと何とやらの銭失いになるかもしれません。逆に目的と品が上手く合致すれば、オーバークオリティなものに必要以上のお金を出す必要がなくなります。博打は楽しまないとね!


A&KドラグノフSVD用60連スペアマガジンです。


A&Kの電動の方のSVD-Sにはゼンマイ式の多弾マガジンが標準で付属するのですが、やはりジャラジャラ言わないマガジンが欲しい、というわけで買っておきました。A&KのエアコキSVDにはこちらが付属するようです。


ただ、こんな単純なスプリング式のノーマルマガジンが何でこんな高いの・・・税込みで4千円ちょっと。



基本的に標準で付属する多弾マガジンと外装のデザインは同じ。リップが前寄りにあり、上面後方がメカボックスとの干渉のためにえぐれています。電動のSVDとしてはクラシックアーミー(CA)系になり、他にキングアームズのものとも互換があります。リアルソード(RS)系のCYMAなどのSVDはマガジン後方のえぐれがなくリップが中央にあるため互換はありません。


マガジン下面にはプラ製の四角い突起以外何もありません。


四角い突起を押しながらプレートをずらすと外れます。四角い突起はスプリングでテンションが掛かっていますが、プレートを外した後でも抜けてはきません。


リップ部分。


多弾マガジンとの比較。フォロワーストッパーは形が違い、ノーマルマガジンの方がちゃんと動作しそうです。(上画像の多弾マガジンは加工済みなので初期状態とは細部が若干違います)


マガジン後面同士。マガジン外装の仕上げはどちらも同レベルなのですが、ノーマルマガジンの方が銃側の形状にきちんと合わせてある印象で、中身のプラ製の部分が多弾マガジンにプラ板を貼って嵩増しした分の寸法に近い感じがします。


下面同士。多弾の方はゼンマイを巻く歯車が出ています。


銃に装着。少しタイトな印象で側面が少し擦れているのか、ショリキ・・・という感触。この銃はマガジン回りがルーズだと即給弾不良という困った奴なのでタイトなのは仕方無いところがあります。


早速弾を詰めてみます。BBローダーでジョリジョリ軽く入ってゆきます。


いざ試射してみると、スプリングがあまり強くないのか給弾は途切れ途切れ。銃側、特にチャンバーは多弾マガジンに相性を合わせて調整したので、もしかしたら銃は箱出し状態でこのマガジンに相性を合わせてあるのかもしれません。


多弾マガジンで試射してみましょうか。多弾マガジンではゼンマイを精一杯巻いてある状態ではちゃんと撃てるのですが、撃っていくうちにゼンマイが弱まってくると二重給弾する症状がでるのが確認されています。もうちょっとキチンとチャンバーの調整ができればいいのですが、私のスキルではこれが限界。


こちらではちゃんと給弾されます。でも初速が随分下がっちゃってるのが気にかかる・・・


フルで撃っているとセレクターが勝手にセミ位置に動いてしまうし、しまいにはフルで撃てなくなってしまいました。ホントいう事きかん銃だな!


整備性が高いのがせめてもの救い。どうもカットオフレバーとトリガースイッチ辺りの調子がどうにも良くないのですが、直しようも無いというのが正直なところ。


さて今日はもう一つやる事があるのでメカボックスを開けます。メカボックスの開け閉めはホントに楽。Ver.2メカボックスに見習わせたいくらい。


中華電動ガンは標準のモーターをマルイEG1000に換えるのが定番ですが、安さに釣られてどんなもんかと試しに買ったUFCのスーパーハイスピードモーターにしてみましょう。


30000回転だそうです。たった2800円のモーターがEG30000と同等とかそんなワケ無いけれど、トルクスカスカとかじゃなければそれなりには使えるはず・・・


モーター缶が真っ赤なモーター。ピニオンはOタイプ。


モーターには詳しくないので見た目で良し悪しは分からないけれど、まあ使ってみりゃわかるんでないの・・・


スプリングは銃に付いてたものを流用してメカボックスに収めます。ピニオンとべベルの位置関係もモーターを入れた瞬間に確認できるのも素敵。


メカボックスを閉め、ってネジがナメました・・・


ネジが意味も無くギリギリの長さしか無い傾向にあるので、M3×6のネジはM3×8などの若干長いネジに換えてしまった方が安心かもしれません。


メカボックスを入れる前にマガジンのガタ取りを、と思ったらする余地が全くなかった・・・だからスプリングのテンションが弱いか、チャンバーがダメダメなのがわかります。


サイクルは秒17.64と大分元気な感じになりました。箱出し状態でサイクルは10程度、13:1ギヤを入れて13程度だったのでようやく満足いくサイクルになったかと思います。ハイサイクルの銃を知っているとさすがにまだセミがキレキレというほどではありませんが、中々悪くないレスポンスにはなっています。初速、上限ギリギリくらいだったのに何でだろうなぁ・・・
あそうそうバッテリーは7.4Vリポでの数値。参考までに。

(オマケ)


ハンドガード左右を割った下面の穴にこいつを挟むじゃろ?


うん、ちゃんと固定できてる。


金具をハリスタイプの固定具で挟んでネジを締めあげると片側が外れてしまうので・・・


バイポッドに付属していたゴム板をハンドガードとバイポッドの台座との間、前側に挟んでやると固定具が外れずに締め上げる事ができました。


じゃーん。ハリスタイプは足を畳んだ時に少し上を向くのですが、ゴム板を挟んで少し前下がりにしたらほぼバレルと並行になりました。SVD用のバイポッドはレシーバー前端あたりに取り付ける専用のものがあるのですが、全然売ってるのを見かけませんね。


@@@



マガジンはまあちょっと飾り用になっちゃったけど、モーターは中々コストパフォーマンスが良いかもしれません。ただし中国製品は一時的に良いものがあってもロットが変わると同じ名前で全然別物に差し替わる事がままあるので、そこはやはり博打になってしまうかも。

WEドラグノフSVDのインナーバレル短縮と注油が済みました。


いよいよ実射。バレル短縮と注油の効果やいかに。


BB弾をマガジンに詰めます。リップの前後を左手の親指と人差し指で押さえて塞ぎ、ローダーで真上やや後ろ寄りにギャリギャリ押し込むとスムーズに込められるかと思います。


ガスも入れます。


おっ、









50~65程度だったのが60~70くらいにはなったようです。


調子が良いので夏用スプリングに換えてみます。




初速は変わらないか。


ボルトストップが掛からなかったので冬用に戻します。気温は20℃くらい。


弾を込めます。結局4マガジン分ほど撃ってようやくガス切れっぽい動きに。ただボルトストップが全然掛からず、空マガジン時に手で強く引ききっても掛からない有様。


ボルトストップは他所でも掛かりが悪いそうなのでこの銃の持病らしい。ボルトストップは銃側のここを・・・


マガジンフォロワーと連動して残弾が無くなった時に持ち上がる動作をする、マガジン後端左にあるスイッチが押し上げるようになっているのですが、押し上げる力が足りなくて銃側のラッチを押し込めないのが原因にみえます。マガジンとレシーバー間のガタを取ると少し改善されるようですが、こういう銃はあまり切った貼ったして景観を損なわせたくないし。


@@@



いやぁ長物ガスブローバックっていかにも大きな大人のオモチャって感じで所有感ははかり知れないのですが、軽快確実な動作という面ではハンドガンに遠く及ばない感があります。見た目と動作のリアル感に性能まで要求してしまうと、やはりバチがあたってしまいかねません。
WEドラグノフSVDの通常分解が済んだところ。


通常分解というには少しバラしすぎていますが、まあ最初なので。おそらく二度と分解する事が無い部分もあるでしょう。


インナーバレル後端は独特な形状をしており、チャンバーパッキンも見慣れないものが付いています。マルイ系電動と同じじゃダメなん?ここ。


チャンバーパッキンはマルイのVSR-10用が使えるらしいですが、形状自体はマルイのガスブローバックハンドガンとも同じとか。ただこの形状のパッキンを使う銃はウチでは全部マルイなので換えた事が無いし当然在庫も持ってない・・・


インナーバレル長は、えーと・・・


640mmくらいでしょうか。発射用ガスの量的に明らかに長すぎるらしいので短いものに交換したいところですが、VSR用のインナーバレルは後端の形状が微妙に違い、チャンバーと噛み合う横溝がまず違うので使えるかどうかわからないし、なによりVSR用社外品でもまだ長いのでいっそぶった切ってしまった方が早いでしょうか。


先達の方々によればこんなクッソ長い銃のくせに200mm程度もあれば十分だそうなので、アウターバレル後端から抜き出してレシーバー後端にぶつからない長さを見繕うと、240~250以下にすれば良さそう。


キリ良く200mmに短縮する事にします。40cm以上余るのか・・・


パイプカッター?そんなものはない、カッターに金属用のこぎり歯換装でぶった斬ります。


切り口は人力だとどうしても汚くなるのでできる限りキレイにしてやり、出口テーパー加工なんて素人がやっても何なので下手な事はせず軽く面取りする程度に留めます。


削り粉が中に必ず入るので払うついでにバレル内清掃。


ホップ調整の仕組み。バレル同軸のダイヤルでアームの上げ下げを行い、押しゴムを介してチャンバーパッキンを押している構造。


ダイヤルを右いっぱいに回したホップ最弱状態。この状態だと気密も悪いのか初速が10歳以上用レベルまで下がってしまいます。


ダイヤルを左いっぱいに回したホップ最強状態。かなり突起が下がっています。0.2gだと再弱から30度程度も回せば適正ホップになります。材料も無いし今回はバレルを短縮するだけに留めて組み上げてしまいます。


アウターバレルをレシーバーに組みつけます。キャップを先にネジ留めしてしまったので上から刺さってたイモネジどうしよう!?と思ったらリヤサイト下を前後に貫通しているパイプを入れる前なら説明書にあったようにリヤサイトブロック上の穴からアクセスできるようです。アウターバレルを外す最小手順はガスピストンをガスパイプに押し込んでロッドを外し、リヤサイト下のパイプを前方に抜いてイモネジを緩め、アウターバレル付け根左右のネジとその下のピンを抜けばアウターバレルは外せるはずです。


ガスブロック~リヤサイト下までを組みつけます。ちょっとややこしいですが上画像のようにピピストンをガスパイプに押し込んでピストン後端の穴にロッドを差し込むのを最終手順にするのがスマートでしょうか。


ハンドガード左右を合わせてキャップを前から被せ、金具を留めてここは出来上がり。ここはもう当分いじる必要はありません。


インナーバレルとチャンバーをアウターバレルに差し込みます。インナーバレルが短くなったので余裕で作業できるようになりました。


チャンバーを奥まで挿し込んだらイモネジを締めて固定。


トリガーアセンブリ。これはハンマーが起きた状態。


トリガーを引くとシアーが外れてバシッとハンマーが倒れます。亜鉛合金製と思しきハンマーにはインサートがあって強化はされているもののかなりの力でバシバシ打つのでハンマーの鋳造時にスが入ってしまったハズレ品を引くと折れやすいと聞きます。ヘパイストスというメーカーがスチール製に置き換えたものを出しているようです。


油気が薄いので注油しておきます。


トリガーアセンブリをレシーバーに収め、セレクターレバーを挿して固定。


ボルトアセンブリも油気が薄いので注油。エジェクションポートから外側に露出する部分以外を全体的に。


注油したボルトアセンブリをレシーバー後半の定位置に置き、


前方へスライドさせます。レシーバーとの摺動部をよく見てそこにも注油。


ブロックをはめこみます。


トップカバー側にあるスプリングガイドにも注油。


スプリング前端をボルトの後端に差し込むようにしてトップカバーを被せます。


レシーバー右面後方のレバーを180度前に戻して完了。

(更に続く)
WEドラグノフSVDの通常分解と微調整程度の調整をします。


箱出しで初速60m/s前後、内部は少々油気が足りない感じなので注油くらいはしませんと。


まずマガジン、チークパッド、スコープを外します。


トップカバーを開けるにはレシーバー右面後方の子のレバーを・・・


180度後ろへ回してストック付け根のポッチに掛けます。


するとトップカバーが外れます。トップカバー内側にはバッファースプリングがあり、スプリングの前端がボルト後端に刺さっているので抜き出すようにして外します。


レシーバー側内部が見えています。


そのままボルトを後ろにスライドさせても後方のブロックにぶつかって外れないので・・・


ぶつかるブロックを外します。


するとボルトは更に後方までスライドできるようになるので・・・


後ろいっぱいまでスライドさせて上に持ち上げると外れます。


ボルトアセンブリは300g近くあり、かなりズッシリしています。


レシーバー後方に刺さっていたブロックは同じものが付属品袋詰めに入っており、予備でしょうか?重いボルトをガツンガツン受け止めるブロックなので割れる傾向にあるのかもしれません。


トップカバー内のバッファースプリングのガイドはカバー後端に固定されており、2本直列に取り付いているスプリングのうち後方側は外れないようになっています。


ピン2本を抜いて外してみましたが後方側スプリングは外れませんでした。まあ外す必要はないのでここは別にいいか。


前方側スプリングは標準で夏用の強いスプリングがセットされており、付属品袋詰めには冬用の弱いスプリングが入っています。


今はまだ春先で気温もまだまだ低いので弱いスプリングに換えておきましょうか。


次にハンドガードを。まずハンドガード前にある金具を押し込みながら前に回します。


金具は下向きに止まるまで回さないとロックが解除されないようです。ロックが解除されるとハンドガード前を留めているキャップが前方に動くようになります。


木製のハンドガードが左右に分割されて外れます。


A&K SVD-Sの樹脂ハンドガードを試しに取り付けてみます。


一見ポン付けできそうに見えて微妙に長いのか、ハンドガード前の金具が回らず固定できません。


後ろを揃え・・・

長さを較べてみると、前端の段の部分が1mm程度違う。削れば入りそうだけれど・・・


A&K SVD-SにWE SVDの木製ハンドガードは前側のキャップがはまりませんでした。こっちは内側も削らないとダメな感じ。


セレクターレバーを上に跳ね上げ・・・


セレクターレバーを引っ張ると外れます。


セレクターレバーを外すとトリガーアセンブリが前方を軸にして後ろ側から下に外れます。A&K SVD-Sではトリガーガード後端がグリップ前にはまっていましたがこちらは前方に取り付いていて一緒になっています。


トリガーアセンブリにはハンマーやシアーなどがまとまっています。


ハンドガード前のガスパイプ。ここの分解は説明書に書かれていないので手探りになります。


外筒が多少可動するのと、ガスブロック頂上にスイッチがあるのが確認できます。


外筒を少し回すとハンドガードキャップの金具がはまっていた部分と形が合うのでキャップを前方に寄せる事ができるようになります。


外筒を回すとガスブロック頂上のスイッチが上に出る位置があるので、スイッチを上に出して外筒を回すとネジを緩めるようにして後方に外筒が移動してゆくのに気付きます。


ガスブロックから外筒が外れました。


後方のロッドと中に納まっているスプリングで少し妨げられるものの外筒を完全に外す事ができるようになります。


ロッドを前方に移動させるとこれも外れました。


次にインナーバレルとチャンバーを抜き出すのですが、説明書に示されている位置にイモネジがありません。パイプが入っていてそれが穴の奥に見えているだけです。


チャンバー付け根の上にイモネジが見えているのでこれを抜きます。


チャンバーとインナーバレルが抜けてきました。


おおっとホップ調整ダイヤルが外れてしまいました。ダイヤルはアウターバレル後端に挟まっているだけの保持で、チャンバーを取り出すとダイヤルはホップレバーをちょっと引っ掛けつつ被さっているだけになります。


ズルズルっと抜いてゆきますが、レシーバー後端にぶつかってしまいました。


この位置でチャンバーをバラさないといけないのだろうか?


チャンバー左側下方に小さなネジが見つかりました。


小さなネジを抜くとチャンバーが分解できました。押しゴムは小さいので失くさないように。


まだインナーバレルはレシーバー後端にぶつかって抜き出せません。インナーバレルをしならせれば抜けそうではありますが、インナーバレルが曲がる危険があり、何より抜いても挿す事ができなくなります。


アウターバレルを外しにかかります。まず付け根左右のプラスネジを抜き、その下に刺さっているピンを叩き抜きます。


まだ抜けません。あとはどこだ・・・


レシーバー前面に対して刺さっているネジがアウターバレル付け根下にあるので抜いてみます。


ネジを抜くとキャップとリヤサイトブロックが前方にスライドできるようになり、イモネジが現れました。


このイモネジを抜くとようやくアウターバレルが抜けます。


インナーバレルが抜けました。長い・・・


ハイダーも外してみます。M14逆のオスネジがハイダー側にあるのでハイダーを換えるにはオス⇔オスの変換アダプターが必要です。まあわざわざ換える人もあまりいないでしょうけれど。


通常分解ができました。通常?

(続く)

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