~趣味の世界~
3~9倍可変倍率のライフルスコープです。(4700円)
注文書には「ライフルスコープ3-9x32」としか書かれていません。

ズームスコープはマルイのイルミネーテッドショートズームスコープを持っていますが、他にも欲しくなりヤケクソ買い第二弾に混ぜてみました。マルイのやつの半値以下なのであまり期待せずにポチッと。

ライフルスコープ3-9x32
外箱は珍しく情報量多め。中国製ノーブランドだと思ったらリーパーズのもののようです。リーパーズはアメリカのメーカーですが、製品自体は中国製です。

ライフルスコープ3-9x32
開封。何かいっぱい入ってるわー

ライフルスコープ3-9x32
スコープ本体にはバトラーキャップが前後に装着されており、サンシェード(接眼レンズ側にかぶせられているビニールで覆われた筒)もあります。その他にはチューブ径1インチタイプのマウントリング2個、トルクスタイプのLレンチ、レンズ拭き、説明書と、あと何か表が書かれた厚紙。厚紙にはTactical Mil-Dot Range Estimate Reference Chart(C)とあり、あまりこの方面は詳しくないのでサッパリ。

ライフルスコープ3-9x32
ライフルスコープ3-9x32
ライフルスコープ3-9x32
ライフルスコープ3-9x32
ライフルスコープ3-9x32
説明書は英語で、ぶっちゃけるとサッパリわかりません。使ってみりゃ分かるんじゃね?てノリでいきましょう・・・

ライフルスコープ3-9x32
サンシェードは接眼レンズ側のバトラーキャップを外して取り出します。このサンシェードは対物レンズ側につける日よけに過ぎませんが、レンズの保護の意味合いもあり、また取り付ける銃によっては見た目のバランスもあるのでつけるつけないは好みで良いかもしれません。M4などアサルトライフルに載せる時は外し、L96などスナイパーライフルに載せる時は付けた方が何となく格好がつく印象。

ライフルスコープ3-9x32
本体全景。赤と緑に光るイルミネーション機能があるのでそのダイヤルが本体中央の左にあり、その上と右のダイヤルはレティクルの上下左右調整。接眼レンズ側には倍率調整の目盛りが振ってあり、ねじり回して調整。接眼レンズ側の端の+0-という表示、対物レンズ側の調整は、えーと、よくわかりません・・・素人なので勘弁して下さい。

ライフルスコープ3-9x32
全長は220mm。接眼レンズの外径35mm、対物レンズの外径45mm、チューブ径1インチ。全長は一般的なスコープより短めで、ショートスコープの類。

ライフルスコープ3-9x32
本体重量406g。ドットサイトに較べるとかなり重いですが、スコープは仕方ありません。

ライフルスコープ3-9x32
ライフルスコープ3-9x32
バトラーキャップは対物側が16g、接眼側が14g。ホコリ避けとして重宝する装備。これが無いと立て掛けて保管できません。銃口を上、ストックを下にする保管の場合だと最低でも対物側のキャップは必須。ACOGみたいにカットが斜めだとキャップが付けられず立てて保管できないのでスリングで吊って銃を水平にして保管する方向になります。

ライフルスコープ3-9x32
サンシェードは27g。

ライフルスコープ3-9x32
マウントリングは1個51g、2個なら102gになります。

ライフルスコープ3-9x32
ダイヤル周辺を下から。中国製を示す刻印があります。

ライフルスコープ3-9x32
レティクル調整は金属製のフタを外すと手で回せるダイヤルが現れます。クリックもちゃんとあり、操作性は良好。

ライフルスコープ3-9x32
イルミの輝度調整ダイヤル付け根には色が付いていて赤緑どちらにしているか視覚的に分かりやすいです。ダイヤルの動作はちょっと重くてクリックがありませんが使う分には問題ありません。ダイヤルの先端部分を回して外すと中は電池が入るスペース。ただ、電池は入っておらず、セット内にも付属していません。説明書を見ても電池は何を使うのか不明。

ライフルスコープ3-9x32
現物合わせで確かめてみると、CR1620電池仕様のようです。この電池、あまり売ってないんだよな・・・

ライフルスコープ3-9x32
早速イルミを光らせてみましょう。ダイヤルにクリックが無く無段階調整となっています。これは赤の最弱。

ライフルスコープ3-9x32
赤の最強。チューブ内に煌々と反射しまくってます。

ライフルスコープ3-9x32
緑の最弱。

ライフルスコープ3-9x32
緑の最強。イルミの光り方はマルイのショートズームスコープのようにお上品ではなく、正直かなり行儀の悪い光り方をします。好みが分かれるところでしょう。暗いシチュエーションで光らせても反射で目標が見えなくなるかも。ただ、光らせなくてもミルドットタイプのレティクルはクッキリ見えるので光るのはオマケ要素と思う方が良いでしょう。

ライフルスコープ3-9x32
サンシェードをとりつけます。対物レンズ側の先端に付いている輪っかを回して外し、代わりにサンシェードをネジ込みます。全長は26cmほどに伸びますが、制約が無い限りは付けた方がメリットが多いでしょう。外した輪っかはサンシェードの先にねじ込んでおきます。

ライフルスコープ3-9x32
バトラーキャップを被せます。被せるのにあまり力は必要なく、むしろ対物側は緩い印象。

ライフルスコープ3-9x32
マウントリングのリング内側には上下ともクッションがすでに貼られています。マウントの高さはレイル面からチューブの中心までが約24mm。社外品でいうと1インチ径・高さ14mmくらいに相当。

ライフルスコープ3-9x32
マウントリング2個込みの全備重量は563g。

ライフルスコープ3-9x32とマルイL96AWS(OD)
マルイL96AWS(OD)に取り付けたところ。バトラーキャップの下端はレイル面とギリギリになります。後ろ側のマウントリングをレイル後端に取り付けてもこの位置なのでもっと後ろに寄せたい人はハイマウントベースなどを介するしかないでしょう。写真だとマウントリングのネジは右側になっていますが、L96のボルトレバーを起こしたところにちょうどネジが来てしまうのでやや干渉気味になります。ギリギリかする、といった感じで気にしない人はガシガシぶつけて使っちゃうかもしれませんが・・・

ライフルスコープ3-9x32
3倍でのぞき込んだところ。

ライフルスコープ3-9x32とマルイL96AWS
実際の距離はこのくらい。3倍くらいだと素早いサイティングにも対応できます。

ライフルスコープ3-9x32
6倍。かなり拡大されてきます。お座敷シューターだと近すぎてこれでももう使わない領域でしょう。

ライフルスコープ3-9x32
9倍。20mの距離でもピンホールを狙うような倍率で、30~40m離れた先でも十分狙えそうですが、10m程度だとピントが合わず何も見えません。

ライフルスコープ3-9x32とマルイイルミネーテッドショートズームスコープ
キングアームズのハイマウントベースに載せたマルイのイルミネーテッドショートズームスコープ(手前)と。どちらも違った個性があり、優劣をつけるのは難しいところ。今回のスコープはイルミは微妙ですが値段からするとスコープ自体は中々のものだと思うのですが。所々使い方が分からない部分もあり、やや私のスキルを超えた品だったかもしれません・・・




昨日予告した通り、ヤケクソ買い第二弾。そのトリガーとなったのがこのT-1用タクティカルマウントです。(2100円)

T-1用タクティカルマウント
ノーブランド品で何も書いてありません。

T-1用タクティカルマウント
タクティカルマウント、といってもぶっちゃけてしまうとQDレバーの付いたT-1ドットサイト専用のハイマウント。ウチにはこれと同じところで買った安いT-1ドットサイトのレプリカがあるのですが、ローマウントなので案外使いどころが無く着脱も六角レンチが必須で面倒臭い・・・しかしT-1用のハイマウントというのはそれだけで5千円~8千円と結構な値段がします。T-1本体の方が3500円くらいのものなので本体より高い・・・と問題を先送りにしていたところへ見つけたこのマウント。多少質が悪くてもこの値段なら買いやすい、つーか買おう!となったわけです。しかもこれスペーサーで高さを変えられるという便利なもの。

T-1用タクティカルマウント
QDレバーの付いたレイルと接するベース部分と、T-1と接するマウント部分は出荷状態でネジにより結合されています。上画像はレイルと接する面が上になっている、ひっくり返した状態。

T-1用タクティカルマウント
QDマウントの付いたレイルアクセサリは初めてなのですが、レバーの付け根近くを貫通している鉤状のストッパーを動かして解除しながらレバーを手前に引くと、レバーの取り付いてる部分が引き出されてきます。引き出された部分は銃側のレイルに掛かる部分の片側で、レバーを起こすと引き出され、レバーを倒すと引っ込んでゆきます。動きはちょっと渋く、ストッパーも手の爪が欠ける勢いで固いので最初は動かすのがツライと感じるかも。

T-1用タクティカルマウント
レバーを起こしてレイルに掛かる部分を引き出した状態で銃のレイルにガチャガチャッと掛けます。銃はトイスターのエアコキM4A1。マルイの電動M4と同じでレイル幅が微妙に大きい(約22mm)のでやや窮屈めですが、ちゃんと掛けられます。

T-1用タクティカルマウント
レバーを倒してロック。倒しきるまではちょっと渋いのですが、どうしても倒しきらない時は無理をせずに。レバーの付いた側のレイルに掛かる部分はやや斜めになりがちなので真っ直ぐレイルに掛かっているかを確認してレバーを倒しましょう。貫通しているネジで調整できるので、これが縮まった調整になっている場合、どんなに頑張っても倒しきれないハズです。

T-1タクティカルマウント
取り付いたらマウントを揺すってガタが無いかチェック。締めきらずガタついてる時は横から貫通しているネジを六角レンチで締めるか、レバーを起こした状態でクルクル時計回りに回すと締まります。取り付いた状態を見ると、T-1本体が載る部分が左に大きくオフセットしています。レバーの付いているベースとその上になるマウントは前後逆にする事でこのようになる構造をしています。もちろん、この状態からバラしてマウントの向きを前後逆にすればレイルと同軸になります。オフセットマウント状態は前後のアイアンサイトがフリップアップなどではなく固定のものを使用している場合に、両方いつでもすぐ使いたい!という場合に利用します。ドットサイトの場合はドットサイトのチューブを通して前後のアイアンサイトが利用できる場合が多いですが、アイアンサイトとドットサイトがそれぞれ高さが違う場合、大抵はアイアンサイトが利用できないのでそんな場合に。ただし銃の軸からズレたサイトは慣れないと中々うまく狙えなかったりします。そこは「練習」で。

T-1タクティカルマウント
レイルと接する部分は3本の突起がレイルの横溝に掛かる事になります。そのため、キッチリとピカティニーレイルの体裁をとったレイルでないとちゃんと固定できない事になります。ウィーバーレールなど、横溝の間隔が違うものには掛ける事すらできないので注意。

T-1用タクティカルマウント
さて取り出したるはT-1レプリカ本体。

T-1用タクティカルマウント
T-1の下に付いているローマウントを外し、タクティカルマウントもベースとマウントを分離します。T-1のレプリカにも色々あってマウントとの間が接着されている場合もあるそうですが、そういうものの場合は頑張って引っぺがしてやる必要があります。

T-1タクティカルマウント
ベース部分は45g。このパーツはややズッシリしているように感じます。

T-1用タクティカルマウント
マウント部分は20g。多分アルミ合金だと思います。これだけだとかなり軽く感じます。

T-1用タクティカルマウント
スペーサーは1枚3g。樹脂製で2枚あります。

T-1用タクティカルマウント
タクティカルマウント一式で73g。

T-1用タクティカルマウント
T-1レプリカ本体(ローマウント除く、レンズキャップ込み)は95g。
合計168g。T-1は小さいですが金属製でそれほど軽いわけではないのでこんなもんでしょう。

T-1用タクティカルマウント
使いたい向きを考慮してパーツを仮組みます。レイルと同軸でレバーを左に出したい場合はこのように。QDレバーはT-1の輝度調整ダイヤルや銃のコッキングレバーと同じ向きにあると邪魔になる場合があります。

T-1タクティカルマウント
レイルの左へオフセット、レバーを右に出したい場合はこう。というかオフセットした側にレバーは出せない構成。レバーを右に出してレイルと同軸にしたい場合は上写真の状態からマウントを前後逆にしてT-1本体へ取り付けます。

T-1用タクティカルマウント
配置が決まったらまずT-1本体とマウントをT-1の方に付属していたネジで結合します。ウチの個体ではネジが前後方向にズレていましたが、T-1の方がズレてるのかマウントの穴がズレてるのかはわかりません。どっちも安モンだし・・・

T-1用タクティカルマウント
ネジは締めきれないものの取り付け自体はできました。無理してネジ込もうとするとT-1の側のねじ山がナメます(1箇所ナメました・・・)。揺すってみてガタが無い程度に締まっていればOK。もちろん、傾いていない事前提で。

T-1用タクティカルマウント
次にスペーサーを何枚挟むか調整。スペーサーを入れない場合、T-1のレンズの中央からレイル面までの高さは約32mm。

T-1用タクティカルマウント
スペーサーは3mm程で、1枚挟むとえーと何で36mm指してんだよ!計算上35mmのハズです。

T-1用タクティカルマウント
2枚挟むと38mm。数字は参考程度に、あくまでも現物合わせでやってみて頂きたい。

T-1用タクティカルマウント
挟む枚数が決まったらマウントとベースをネジで結合します。スペーサーを1枚でも挟むと元々刺さっていたネジは長さが足りなくなるので、付属の長い方のネジを使用します。斜めにネジ切りがされていてネジが斜めに刺さっていくのが気になりましたが、ちゃんと固定できてれば問題なし。

T-1用タクティカルマウント
組みあがったら早速銃へ載せてみます。スペーサーは2枚とも挟んでちょうどMBUSと同じサイト軸になりました。マウントは横方向に穴が抜けており、T-1のハイマウントというと単純な箱型をしているものが多いので、人によってはイメージと違う・・・というのはあるかもしれません。

T-1用タクティカルマウント
ドットを光らせ、立てたMBUS越しに覗いたところ。

T-1用タクティカルマウント
もうこのまま軽くゼロイン調整したら使えそうな雰囲気。

T-1用タクティカルマウント
外で撃ちしながらゼロイン調整してみましたが、ローマウント状態だとT-1て、そんな引っ張りダコになるほど使いやすく無い・・・という印象だったのが、ハイマウントだと非常にしっくりくるようになりました。ところで、上写真のM4は首から先が下に下がっているように見えますが、コレ実際下がってます・・・トイスターのM4A1は首からハイダーまでフロントサイトとインナーバレル以外全部プラ製なのでかなりグニャグニャなのですが、面白い事にフロントサイトも一緒に下に下がっているせいかコレでも案外狙ったところに飛ぶもんなんです。ただしドットサイト装着の場合はその補正が効かないため弾着はやや下めになりますが、困った事にハンドガードを持つと上に弾着が移動してしまうのでフォアグリップこそつけていますがマガジンポートの前面を持った方が安定します。また、立て掛けて保管しているとこれもクセがついてマズイです。銃身だけでなく、首から前は壁などから浮かせた状態で保管する事をオススメします。

T-1用タクティカルマウント
マルゼンイングラムM11のCQBマウントはレイルがウィーバーレールに近いため装着できませんでした。ローマウントだと問題なく付くんですけどね。

T-1用タクティカルマウント
締め幅が縮められそうなので電動ガンBOYSの18mmレイルにもいけるかも!と思ったら横溝の間隔が違うためレイル面と合わず無理でした。ただしレイルを削れば幅方向はいけるような気がします・・・(未確認)

結局銃から外した状態で保管し、使いたい時に銃に載せて使う方向にしていますが、高さ云々もともかく、付けたり外したりが少しでもやりやすくなったのは大きいです。T-1は小さいですが、大きいんです。ええ。



東京マルイのミニ電動ガン、XM177ミニです。

マルイXM177ミニ
XM177E2のトイガンはいつかは買いたいと思っていたものの結局達成できずに一旦は趣味から手を引き、後に再燃した頃には陳腐化してしまって「今更・・・」という感じになってしまいました。M4A1の元ではあるので、G&GのCM16に長めのハイダーでも付ければ似たような形には出来るのでまあいいか、という事にしています。が、結局こういう形で達成する事になりました。

マルイXM177ミニ
赤いマズルキャップを銃口にはめられた状態で梱包されています。銃本体の下にはクリーニングロッドもあります。付属のBB弾は0.12g。

マルイXM177ミニ
説明書。

マルイXM177ミニ
マルイXM177ミニ
XM177E2を前後に縮めてディフォルメした形ですが、比較的コンベンショナルな姿を保っています。シリーズにはM16A1もありますが、何故M4A1じゃなくM16やXM?と思うでしょう。発売されたのがまだM4がメジャーでなくM16A2やM733とかの時代だった事、キャリハン部分がマガジンになっているのでこの辺りをあまり複雑な形に出来なかった、というのがあるかもしれません。しかしM16A1タイプのレシーバーや、デルタリングから前の形状的な雰囲気、伸縮はしないものの特長を捉えたストックなど、こうみえて結構侮れない雰囲気があります。ギミックはあまり盛り込まれておらず、ハンドガードは上下分割ではめ込まれており、ハイダーは途中の細くなっている部分から前で分割されて前から差し込まれています。それ以外の外装はすべて一体型の左右モナカで、レシーバー部分は塗装されています。なのでM16ミニとパーツを付け替えたりはできません。

マルイXM177ミニ
ちょっと残念なのがリヤサイトで、フロントサイトは特徴を捉えているもののリヤサイトは小型拳銃のような簡易なものになっており、リヤサイト自体の高さがフロントサイトに対し高い位置にあってその前数センチが水平面であるためにリヤサイト越しにフロントサイトを見ようとするとリヤサイト前が盛り上がっていて見えない形になっています。

マルイXM177ミニ
グリップの底部にあるスイッチを前側にカチッとスライドさせると電池ボックスが開口します。電池は単三電池4本仕様。

マルイXM177ミニ
推奨されていませんがとりあえず単三型のニッケル水素充電池を入れます。グリップは小指までちゃんと掛けられる長さがあり、トリガーこそ後ろ寄りなものの握り心地はミニ電動ガンの中ではマシな方でしょう。手や腕が太いとストック下の突起やバットプレートの下の端がちょっと手首に干渉するかもしれません。私は手のひらが大きく指や腕は細めなディメンションですが、手首だけで銃口を上に向ける時にストックが手首に当たるのが気になる程度で、普通に握るには特に問題ありませんでした。まあ大人でも普通に握れますよ、と。

マルイXM177ミニ
撃つ時は右手の親指でセレクターをAUTO方向へ回して押さえながらトリガーを引きます。AUTOまで180度回りますが、せいぜい30度くらい、上画像の程度に回せばトリガーを引く事ができます。左手では操作できないので両手に持って撃ったりはできません。

マルイXM177ミニ
弾はキャリハン上面後ろ寄りの、リヤサイトがついている部分を後ろ側へスライドさせると開口する給弾口へ流し込みます。装弾数は約70発。ギチギチに弾を詰め込むとフタが閉まらなかったり、中で弾が十分に動かず給弾不良を起こします。少し余裕を持たせておいた方が良いでしょう。また、装弾数全部を継続的に全部撃てるものではなく、撃っていると自由落下式ゆえに給弾が途切れて空撃ちがちになるので途切れるようになったら一旦トリガーを離して銃を振ってやりましょう。撃ちながら振ったりしないように!

マルイXM177ミニ
初速は28~30mps程度、サイクルは秒間6発前後。新品から撃ち始めはややサイクルが低く、少し撃つと当たりが付くのかややサイクルが上がります。上がった状態がこれ。ニッケル水素充電池だとやはりサイクルは低め。しかし充電すれば繰り返し使えるメリットは強いでしょう。

マルイXM177ミニ
電池をアルカリ乾電池に換えてみましょう。

マルイXM177ミニ
初速は変わらず、サイクルは秒間8.5発強にサイクルアップします。ニッケル水素充電池は1.2V×4本で4.8V、アルカリ乾電池は1.5V×4本で6Vと差があるためです。もっとサイクルアップ!とグリップ下から配線を出して電池を外付けして電池5本以上の仕様にするのはショートや内部機構の破損などリスクを伴います。何より電池をぶら下げてるのは美しくありません。どうせやるならM203型電池ボックスだとか凝って欲しいものですね。

外で撃ってみるとホップアップは0.12gに合わせたセッティングなので0.12gだと調子良く飛ぶのですが0.2gだとあまりホップが効いていないような山なりの弾道を示します。ただお座敷シューターなど10m以内でしか撃たないよ、という人は0.2gでも別に問題無いでしょう。

マルイミニ電動ガン用スコープ型400連射マガジン
こちらも昨日のSG550ミニと同様にオプションパーツを買っておきました。スコープ型400連射マガジン。M16ミニ、XM177ミニ、UZIミニに対応します。

マルイミニ電動ガン用スコープ型400連射マガジン
こちらはもう一方の270連射マガジンよりは単純な形状。キャリハンマウントに1インチタイプのマウントリングを介して大きめのスコープを載せたような姿。対物レンズの上にフロントサイト、上下レティクル調整ダイヤルの上にリヤサイトがあり、銃側のリヤサイトが実質使えないので代わりになります。接眼レンズ側は後方へスライドして開き、ここから弾を流し込みます。

マルイミニ電動ガン用スコープ型400連射マガジン
説明書。M16ミニへの装着例が書かれています。XM177ミニへの装着も同じ方法で行います。

マルイミニ電動ガン用スコープ型400連射マガジン
裏はUZIミニへの装着例。UZIミニの付属のアダプターを介して装着します。UZIミニは持ってるけどアダプターは持って無いよ・・・と言う方は

えーと
諦めてください。

マルイXM177ミニとスコープ型400連射マガジン
装着したところ。スコープ側のツメがやや窮屈なので折らないように注意。装着したら銃側の給弾口のフタを前へ押してスコープをガッチリ固定してやりましょう。ただしここは撃ってるとすぐ緩むので度々押してやると良いでしょう。

マルイUZIミニとスコープ型400連射マガジン
ウチにはUZIミニもあるのでそちらへも装着してみましょう。まずUZIミニに付属のアダプター。左右モナカになっているこのパーツをスコープ型マガジンのマウントベース部分の下部分を左右から挟むように取り付け、チャージハンドルを前方にスライドさせて給弾口を開き、そこへはめ込みます。最後にチャージハンドルをちょっと後方へ戻して押さえて固定すればOK。

マルイUZIミニとスコープ型400連射マガジン
でもUZIミニにスコープは似合わねぇな!UZIミニは装弾数が約50発と他に較べ最も少ないので増量マガジンは有用なのですが・・・

スコープ型マガジンによって330~350発増加する計算になります。

マルイSG550ミニとXM177ミニ
コンベンショナルなスタイルのミニ電動ガンはディフォルメがきついものの持ちやすさや操作性といった点では大人でもちゃんと遊べるようになっています。昨日も言いましたが、子供にだけ使わせとくにゃ勿体無ぇ!

マルイ10歳以上用トイガン
突発的夏のヤケクソ買い第一弾、いかがだったでしょうか。その前の中華チープガンが1点在庫切れでキャンセルになってしまったので物足りないって事でその代わりだったんですが、ちょっと高くついちゃったな。まあ第一弾てことはこれで終わりじゃないって事ですよグフフ。







東京マルイのミニ電動ガン、SG550miniです。

マルイSG550ミニ
ミニ電動ガンはUZIやステアーAUGのような変種ベースのものしか持ってないのでもっとコンベンショナルな形状のものが欲しくなり買ってみました。

マルイSG550ミニ
開封。赤いキャップを銃口に差し込まれた銃本体と、0.12gBB弾。本体の下にはクリーニングロッドがあります。

マルイSG550ミニ
説明書。

マルイSG550ミニ
マルイSG550ミニ
SIG SG550はスイスの5.56mm口径アサルトライフル。その独特な渋いスタイルにはファンも多いようす。ただ、マルイのスタンダード電動SG550は90年代前半からカタログに発売予定として載っていたものの中々発売されず、興味が引けた頃にいつの間にか発売されていつの間にか絶版になってしまったのが悲しい・・・可変バーストメカを搭載したちょっと変り種だったらしいのですが、現在はバーストメカが省かれた短小モデルのSG552シールズのみが流通しています。フルサイズのSG550のトイガンは海外のG&GやJGなどが出しています。(G&Gのは4万円くらい、JGのは1.5万円くらい)
このSG550ミニはそのフルサイズSG550を前後に思いっきり縮めたディフォルメ形状をしていますが、やはりシリーズの中では渋い印象を受けます。

マルイSG550ミニ
可動ギミックとしてハンドガードに沿う形で畳まれるバイポッドを立てる事ができます。ただし長さが全然足りず、また角度は真下を向くという、コミカルで役に立たないというのがミニ電動ガンらしいところ。

マルイSG550ミニ
グリップ底部のスライドスイッチを前方へカチッとスライドさせるとフタが開き、中は電池ボックスになっています。グリップ形状は小さいですが、小指が余るUZIミニや小指が入らないステアーミニに較べると大分握りやすくなっています。ただストック下面が手首とぶつかりがちで、手や腕が太い人は窮屈かもしれません。

マルイSG550ミニ
電池は単三が4本。推奨されていませんがエネループなどのニッケル水素充電池も一応は使えます。電池の入れる向きはグリップ内にステッカーで示されています。グリップ内に電池を入れる時、やや斜めに入りやすく端子にきちんと接しない事があるので、電池を入れたけど反応しない!という時はフタを開けて閉め直してみたり、電池を挿しなおしたりしてみると接触が戻る傾向にあります。当然、電池が切れてると何をしても無駄ですが。フタは閉める時ちょっと固いですがこんなもんです。ギューッと押さえてスライドスイッチを後方へスライドさせてロックさせます。

マルイSG550ミニ
撃つ時はグリップの上左側面にあるセレクターを右手の親指で手前から下を通って前の方へ時計回りに回した状態で押さえながらトリガーを引きます。右側にもセレクターがありますがそっちはダミー。

マルイSG550ミニ
150度くらい回転しますが、ここまで回さなくても赤い「20」が全部見える程度に30度程度回せばトリガーを引く事ができます。

マルイSG550ミニ
知らないで渡されたら絶対戸惑うところですが、弾はマガジンではなくリヤサイトのドラムから流し込みます。

マルイSG550ミニ
リヤサイトのドラムの後ろにマイナスネジ状の突起があるので、ここに爪などをかけて後方へ引っ張ると給弾口が開口します。

マルイSG550ミニ
弾はアリイのBBボトルなどから流し込むとやりやすいでしょう。装弾数は約80発。ギチギチに入れすぎるとフタが閉まらなかったり、中で弾が動かず給弾不良を起こしたりするのである程度余裕を持たせておいた方が良いでしょう。

マルイSG550ミニ
初速は28~30mps程度、サイクルは秒間6発弱。初速は10歳以上用なのでこんなもんですが、サイクルはやけに元気がない印象を受けます。無闇にばら撒かず低サイクルがコントローラブル!という人はこれでも十分発射は出来るので十分でしょう。

マルイSG550ミニ
電池を新品のアルカリ乾電池に換えてみます。ニッケル水素充電池は一本1.2Vで4本だと4.8V、アルカリ乾電池は一本1.5Vなので4本で6Vの電圧を発生します。当然電圧が高いほどサイクルは速くなります。初速は変わりません。

マルイSG550ミニ
初速は上がっていますが誤差範囲。サイクルは秒間8.5発強ほどになり、音も元気な感じになります。コストかサイクルか、使う人が好みで使い分けると良いかと思います。ただ、ニッケル水素充電池は買うと結構するし、乾電池は案外安く売ってたりするので(大体充電池1個分の金額で乾電池10本くらい買えるな感じ)、コストよりは面倒臭いゴミがそれだけ出る事の方を気にして充電池にする人もそれはそれで間違いではありません。

さて外で撃ってみると、ミニ電動ガンはホップアップが0.12gに合わせたセッティングがされているので10歳以上用のエアコキハンドガンのように0.12g弾が上へすっ飛んでいくような弾道は示しませんが、0.2gだとホップがあまり効いていないような重々しい弾道になります。15mほどでも曲射気味に撃つ必要があるので、この銃は0.12gの方が楽しく撃てるように感じます。もちろん曲射でも楽しいものは楽しいので、そこは好みで。
特にこのSG550ミニは前後サイトが狙いをつけやすく、比較的マシなグリップ形状なので操作性も良好。

マルイミニ電動ガン用スコープ型270連射マガジン
今回はオプションパーツも買っておきました。スコープ型270連射マガジンです。MP5ミニ、G3ミニ、AK47ミニ、SG550ミニに適合。

マルイミニ電動ガン用スコープ型270連射マガジン
形状はG3/MP5系用のマウントにチューブ径30mmのスコープを載せたような形。一方が給弾のためスライド開閉するようになっており、もう一方の下に銃側の給弾口へ差し込むノズルが出ています。付属のパーツは給弾側のパーツと差し替えるエクステンション。このパーツは格好だけで弾数は増えません。

マルイミニ電動ガン用スコープ型270連射マガジン
説明書。MP5ミニへの取り付け方法が書かれており、G3ミニとSG550ミニも取り付け方法は同じ。

マルイミニ電動ガン用スコープ型270連射マガジン
説明書裏面。こちらにはAK47ミニへの取り付け方が示されており、MP5ミニなどとは前後逆に取り付けるようになっています。装弾数は銃本体内と合わせて270発くらい、とされています。MP5ミニ・G3ミニ・SG550が約80発、AK47ミニが約90発なので180~190発ほど増加する事になります。

マルイSG550ミニとスコープ型270連射マガジン
装着したところ。中々様になっています。

マルイSG550ミニとスコープ型270連射マガジン
対物側を差し替えたところ。スコープの形としてはこっちのが好みですが、装着したところのバランスは元の方が好きかな・・・
多弾数マガジンといっても所詮自由落下式なので継続して射撃し続けられるものではなく、給弾が途切れたら一旦射撃を止めて銃を振ってやる必要があります。特にこの形態の場合はスコープの給弾口が前なので前→後→下→前と前後を往復するので、銃口を上へ向けたままだと最初の数発で弾が出なくなり、下を向けたままだと銃内部とスコープの後端の分しか弾がチャンバーへ流れて行きません。

マルイミニ電動ガンSG550ミニと愉快な仲間たち
まあ、そういった制約があるのもミニ電動ガンの面白いところ。こんな面白いもの、子供にだけ使わせとくには勿体無ぇって!



東京マルイのエアコキハンドガン、SIG/SAUER P228(10歳以上用)です。

マルイP228
これも昔18歳以上用HOPなしを持っていた買い戻し組。

マルイP228
P228は今更語る事も無いメジャー銃ですが、トイガンだとP226の方が圧倒的に多くP228はこれ以外ではタナカのガスブローバックくらいしかありません。マルイのP226レイルのマガジンもいかにも後でP228を出すとおぼしき構造だったのに、結局P226E2で構造を直されてしまいました。マルイもKSCあたりにはガンガン競合商品をぶつけていくのだからタナカが出してるし、って理由でも無いでしょうにね・・・

マルイP228
全長が短い銃なのかP7M13同様にマガジンは外して梱包されています。付属のBB弾は0.12g。銃口には赤いキャップが差し込まれています。

マルイP228
説明書。

マルイP228
マルイP228
マルイエアコキハンドガンの第二世代で、まだ左右モナカ構造ですが外観はカッチリしており小さいながらも凝縮感があります。

マルイP228
ただ、何か昔持ってたのと微妙に印象が違うな・・・と思ったら刻印が変わっており、SIG/SAUERの文字は銃のどこにもありません。スライドの刻印の他、グリップパネルも同様。グリップパネルは昔のはもっとヌメヌメしていた印象なのですが、サラリとしたつや消しになっています。

マルイP228
マガジンはフルサイズ。ここも刻印がP228だけになっています。大人の事情ですね。

マルイP228
重量は319g。10歳以上用の中ではやや重い方。

マルイP228
マガジンは85g。軽量版のハズです。

マルイP228
ハンマーはライブでコックもできますが、動作はヘナヘナしておりダブルアクション動作はしません。P226と較べると軸位置が後方でハンマーも長いのか、コック位置だとやけに後ろに突き出す印象。マガジンキャッチ、デコッキングレバーは握った親指が届きやすい位置にあり、動作も良好。デコッキング機能はさすがにありませんが、上へ押し上げるとセーフティONでトリガーロック、スプリングでテンションが掛かっている下方向への動作では特に機能はありません。下方向へ押し下げて、パッと離すとスプリングのテンションで上へ戻るのですが、昔のは勢いでセーフティONに入れられて便利だったのがこの固体ではOFF位置でキッチリ止まってしまいON位置までは入りません。当たりがつけば入るようになるかも?

マルイP228
スライドを引いてコッキング。引きはややプラスチッキーな粘りがありますが滑らか。エジェクションポートは開口し、ロッキングブロックも下降するギミックがありますがバレルまでは可動しません。

マルイP228
初速は32mps前後。10歳以上用ではやや元気がある方。発射音がパッヒーンと金属的な反響音がします。銃を振るとカシャカシャ音がするのでどっか緩い部分があるかもしれません。トリガーは他のマルイエアコキと違いグニャグニャ感がほとんど無くガッシリしており非常に良好なタッチですが、欲を言えばトリガーの初期位置~引ききりの位置はもっと後ろ寄りだったら非の付け所がなかったでしょうか。ガスブロP226レイルでいうとダブルアクションの引き始めから5mmくらいがトリガーストロークになっています。ホップアップはやはり0.2g調整で、付属の0.12gだと5~8m付近から上へすっ飛んでゆきます。

マルイP228とP226レイル
マルイP228とP226レイル
マルイガスブローバックP226レイル(右)と。スライド、グリップ共に長さ1cm程の差で、並べてみるとそんなに大きさに差がなく見えます。P228のグリップのシボ目は明らかに薄く、ここは好みに拠るところ。

マルイP228とクーガーG
クーガーG(右)と。全長はほぼ同じ、グリップはクーガーGのが5mmほど長いです。どちらもスライドが上下に大きく、グリップは細身に見えるバランス。クーガーGは第三世代で新しいしギミックも多いですがタフさではP228に分があります。

トリガーのタッチの良さや堅牢さではマルイエアコキハンドガン第三世代を上回るものがあり、第二世代のベストバイといえるでしょう。左右モナカやヘナヘナなシングルアクションハンマーに目をつぶれば、撃つ機能に関しては今でもかなりの水準にあるので傑作といえる部類かもしれません。


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