~趣味の世界~
東京マルイのエアコキハンドガン、P7M13(10歳以上用HOP付き)です。

マルイP7M13
このP7M13も18歳以上用HOPなし版を昔持っていました。買ってすぐMr.カラーの104ガンクロームで塗装した上にクリヤーコートまで掛けたのですが、銃自体あまり使いやすくないのであまり触らず、存在が空気化してしまい結局まとめて手放した中に含まれて出て行ったのでした―――

マルイP7M13
箱下側。P7はH&Kがまだハンドガンでは微妙なものばかり連発させていた頃の銃で、特にグリップ前面にグリップセーフティを兼ねたスクイーズコッカーを備え、これを握る事でストライカー(ハンマーに相当する、撃針を打撃するパーツ)をコッキングするという凝った機構を持っていました。また、ロッキングシステムも発射ガスの一部をフレームに固定された銃身の下にあるピストンへ送り、ピストンが前進位置で後退しようとするスライドを押さえつけて弾丸が銃口から出て発射ガスの圧縮が抜けるとピストンの圧力も抜けてスライドが後退を開始する、というここも凝ったメカニズムを持っていました。一方で前者はグリップの握り心地が悪く、後者はトリガー周辺が加熱するという欠点があり、販売的にも失敗に終わりました。この次のUSPでは比較的コンベンショナルなメカニズムになったもののこちらは成功し、VP70から続く変態銃の流れから脱する事となります。バリエーションとしては開発名であるPSP、量産タイプ初期型のP7、改良型で8発入り単列マガジンのP7M8、13発入り複列マガジンのP7M13、10mm口径仕様(10mmAUTO弾ではなく.40S&W?)のP7M10、小型弾薬を用いロッキングシステムを省略したP7K3などがあります。

マルイP7M13
発泡スチロールに赤いキャップを銃口に差し込まれた銃本体、マガジン、0.12gBB弾が収められています。

マルイP7M13
説明書。

マルイP7M13
マルイP7M13
P7M13の外見上の個性ともいえる大きなグリップと、コンパクトなスライドによる一見アンバランスなスタイル。実際グリップはかなり太めで、ソーコムMk23に匹敵するサイズ。スクイーズコッカーが握っている中指と薬指を押し開こうとする力をかけるので余計太く感じるようになっています。マガジンキャッチは左右アンビタイプで、Mk23やUSPと操作性は同じ。握った手の中指の皮を挟んだりはしませんが、握った右手の親指が届かない位置にあるのは同じ。スクイーズコッカーは機能としてはグリップセーフティ以外の機能は無いので、ここがうっとおしいと感じる人はグリップパネルを外せばアクセスできるのでスクイーズコッカーの裏にあるスプリングを外して握った状態で固定してしまっても良いでしょう。

マルイP7M13
マルイエアコキハンドガン第2世代であり、マガジンはフルサイズ。

マルイP7M13
スライドを引いてコッキングすると、スライド後面にあるコッキングインジケーターが突き出ます。ここは機構状本来はスクイーズコッカーを握った時点で出てきますが、コッキングされているか?を知るためのものなのでエアコキ銃である本銃の場合にはこの動作で正しい事になります。フレーム左側面の後端にある丸いスイッチは本来はテイクダウンボタンですが、この銃ではマニュアルセーフティとして機能し、前方へスライドさせるとセーフティONとなりトリガーをロックします。ただ、このスイッチは新品状態だとメッチャクチャ固いので当たりがつくまで何度も固いものでON/OFFを繰り返しておいた方が良いです。グローブ装着だと実質操作不可であり、素手でもグリップを握ってない方の手指の爪などで操作するしかありませんが、無理をすると爪を割るほど固いので注意。昔は発火モデルガンに使う7mmキャップの撃ちガラを小さなネジで留めて、グリップを握った右手の親指で容易に操作できるようにしていました。

昔の写真
昔の写真を発掘してきました。摘発写真みたいで背景が畳なのが笑いを誘います。ヘタクソに撮ったフィルム写真で不鮮明な上、肝心の左側面の写真がこれだけというのにムカつきますが、上から4段目、一番右のブツが昔持ってたP7M13。セーフティの位置に緑色の物体(マルシンの7mmキャップ)があるのが確認できます。スクイーズコッカーも握った状態で固定されていますね。この写真、現存しているM92FSやオートマグⅢが居るのに昨日持っていたと書いたダブルイーグルや、残骸だけ残ってる4インチパイソンなどが無い時期のもので、ちょっと寂しい。94年頃の写真です。

マルイP7M13
重量は272g。

マルイP7M13
マガジン単体は70g。

マルイP7M13
初速は30mps前後と、10歳以上用としては標準的。やはりホップは0.2gに合わせてあり、付属の0.12g弾だと上へすっ飛んでゆきます。コッキングはフリクションがあるのかあまり軽い感じではなく、コック感もガリゴリしています。塗装をするとニチャニチャした引き心地になった記憶。トリガーはジュラコン系のエンジニアリングプラスチックででグニャグニャニチニチとしており、塗装をしても食いつかずバリバリ剥がれます。集弾性は良く、実銃同様バレルが固定なのが効いているのかも。実銃P7は一方では不評ですがまた一方ではグリップが太い事の利点としてリコイルがマイルドで、バレルがフレームに固定されているため狙ったところによく当たる、と高評価されている部分もあるようです。

マルイP7M13とクーガーG
マルイP7M13とクーガーG
マルイエアコキクーガーGと。大きく感じる部分がそれぞれ違うので近いサイズながらかなり印象が異なります。

マルイP7M13
スライド側面はヘアライン風の処理がされています。かなり独特な操作感の銃なので好みが分かれますが、その分個性は十分で存在感があります。P7のトイガンはこれ以外ではMGCのガスブローバックP7M13がありました。あちらは前時代的なアフターシュートのブローバック機構ですがグリップの大きさと釣り合いを取るようなコンペンセイター付きなどがありました。しかし、それも今は亡き。
人と違うものが欲しい人に。



東京マルイのエアコキハンドガン、コルト・ダブルイーグルです。

マルイダブルイーグル
昔ハマっていた頃(95年前後)18歳以上用HOPなし版を持っていたのですが、衝動買い的に買い戻してみました。10歳以上用HOP付き。現在は18歳以上用HOP付き・18歳以上用HOPなし・10歳以上用HOP付き、10歳以上用ステンレスHOPなしの4種類が流通しているようです。

マルイダブルイーグル
箱下側。書いてある通り、ダブルイーグルという銃はM1911A1をダブルアクショントリガー仕様にしたような銃。ただ、無理矢理ダブルアクション化したきらいがあり、当時の本だとトリガータッチが最悪だとか、80年代末に出た銃としては重く(1105g)今時コレかよ・・・という評価だったようです。

マルイダブルイーグル
マルイダブルイーグル
ただ、パッと見の格好は中々のもの。フレーム等は銀色の成型色でスライドはフレームより明るいシルバーで塗装されており、実銃同様のツートン調が再現されています。厳密には実銃のフレームの側面はスライドと同じ色で、曲面などが暗い色になっているのですが、まあそこまでは言うまい。可動ギミックはマガジンキャッチと、その上にあるセーフティレバーくらいで、ハンマーは倒れた状態で固定になっています。

マルイダブルイーグル
説明書。ダブルイーグルは分類上はマルイエアコキハンドガンの第1世代と2世代の境目にあり、1.5世代的。機構上は1世代の割り箸マガジンが今日的なマガジン形状になり、マガジンキャッチがライブになっただけなので残弾がある状態でマガジンを抜くと2~3発弾こぼれするし、仕様上銃内部に弾が数発残るようになっています。この次のオートマグⅢからが第2世代で、商品名にも「HG」が付きます。

マルイダブルイーグル
マガジンは大きさ的にはフルサイズではなく、やや小さめ。リップが可動する凝った機構がありますが、これは割り箸マガジンのリップ部分にあったストッパーの名残り。弾を込める時はこのリップをうっかり押し込まないように注意する必要があります。BBローダーでギャリギャリと込める分にはあまり苦労はありません。

マルイダブルイーグル
地味なところですが、マガジン右側面の穴からは残弾が確認できるようになっています。かなり見づらいですが・・・
ところで上写真にチラッと見えるトリガーの基部。ここはグリップパネルで押さえられており、トリガーの材質的な問題もありトリガープルはかなりグニャグニャしています。

マルイダブルイーグル
初速を量ってみるとやけにハイパワー。

マルイダブルイーグル
と、思ったら発射された弾が山吹色。銃内部に残っていた0.12g弾の初速を0.2gとして間違って算出されていただけでした。

マルイダブルイーグル
白い0.2g弾が出てくるまで撃ち、あらためて初速チェック。28~30mpsと、10歳以上用のマルイのエアコキハンドガンとしてはごくフツーの初速。

マルイダブルイーグル
外でも撃ってみましたが、10歳以上用HOPつきはみんなそうなのかホップの効きが強く、付属の0.12gだと上へすっ飛んで行くので使い物になりません。0.2gだと低速ながら真っ直ぐ飛翔してゆきます。ミニ電動ガンのように0.12gに合わせてしまうと0.2gを使った時に物足りない弾道と飛距離になってしまうからでしょう。うーん、じゃあ何で0.2g弾じゃなく0.12g弾を付属させてんだろう・・・

マルイダブルイーグル
インナーバレルはアルミ製。ただ、銃口に対し上に寄っています。この辺は古さを隠せません。また、全体的に左右のモナカ間の隙間が開いていて、このあたりも長年の大量生産によって金型がヤレてるんでは?と思ってしまう所。

マルイダブルイーグル
銃の重さは307g。軽いといえば軽いですが、グリップの握りがM1911A1と同様に絶妙な握り心地なのでチャチな感じは薄いように思えます。勿論、1kgくらいあるHW樹脂のガバメントのトイガンと持ち較べたら羽のように軽いという事にはなりますが。

マルイダブルイーグル
マガジン単体では84g。10歳以上用のマガジンは18歳以上用HOPなしと共通で、18歳以上用HOP付きのマガジンより重りが減らされています。それでも、持った感じはずっしりとして感じます。

マルイダブルイーグルとM1911A1
マルイダブルイーグルとM1911A1
マルイのエアコキM1911A1と。このM1911A1は新しい方なので大きさはほとんど同じといっても幅方向へはややスリムになっており、ダブルイーグルの方が力強く見えます。ただ、トイガンとしての完成度は隔世の感があり、片や未完成な過渡期のもの、一方はシリーズのほぼ完成形といえます。

マルイダブルイーグル
このダブルイーグルという銃、やや地味で存在が空気になりやすい感じがします。正直設計の古さは否めず、もっといいものがあったらまず触らなくなるでしょう。しかしそれでもダブルイーグルのトイガンとしては唯一の存在であるこの銃、えーと、本当に微妙だなコレ!


マルイ電動ガンBOYSの18mmレイルのために発売されたACOGとフォアグリップです。

電動ガンBOYS専用オプションパーツ
BOYSのレイルへは紙やプラ板などを挟んで20mmレイル用のアクセサリを装着している人もいるでしょうが、どうしても無理矢理なせいか取り付けはグニャグニャしているし、スケールも合ってなくて不恰好。レイルまで縮小せんでも中華トイガンみたいになりが小さくてもレイルは20mmに留めとけばわざわざこんなものを作らなくても良かったろうに、ねえ?

電動ガンBOYS専用フォアグリップ
さてフォアグリップの方から。形はショートフォアグリップを伸ばしたようなデザイン。基部横のスイッチやグリップにあるスイッチ取り付け用のスロットはただのモールドで機能はありません。

電動ガンBOYS専用フォアグリップ
レイルへの取り付け面には突起が出ており、フォアグリップ先端のネジを回すと可動します。

電動ガンBOYS専用フォアグリップ
操作上はマルイのショートフォアグリップと同じで、先端のネジを回して緩めるとレイルへの取り付け面に出ていた突起が引っ込みます。この状態でレイルへ端から差し込み、ネジを締めると突起がせり上がってレイルの横溝へはまり込んで締め上げ、固定します。

電動ガンBOYS専用フォアグリップ
ネジを緩めきると中身が抜けてきます。フォアグリップ内を格納スペースとして利用できないという欠点はありますが、シンプルで操作性に優れた構造。

マルイショートフォアグリップと電動ガンBOYS専用フォアグリップ
マルイのショートフォアグリップ(左)とBOYS専用フォアグリップ(右)。若干細い代わりに長さがあるのでフォアグリップを丸握りしても使いやすい長さがあります。

マルイ電動ガンBOYS専用フォアグリップ
重量は43g。銃前半に取り付けるアクセサリなので軽い方が良し。

マルイ電動ガンBOYS G36Cと電動ガンBOYS専用フォアグリップ
BOYS G36Cのアンダーレイルへ装着。ネジを緩めた状態でレイルの後ろ側から差し込み、ネジをクリクリ回してレイルの横溝に掛かる位置を探るようにして丁度良い位置へスライドさせ、ネジを締め込んで固定します。

マルイ電動ガンBOYS G36Cと電動ガンBOYS専用フォアグリップ
BOYS G36Cのアンダーレイルは固定がヤワで割りとグニャグニャしているのでフォアグリップを握って乱暴に振り回すともげる危険こそあれ、ピッタリと違和感無く取り付きます。

マルイ電動ガンBOYS G36Cと電動ガンBOYS専用フォアグリップ
全体の中でも自然なフォルム。500円程度と安い割りに使用感も良く、費用対効果が高いパーツです。


電動ガンBOYS専用ACOG
さて、お次はACOG。パッケージにも書かれているように光学サイトとしてはレティクルも無くただの低倍率望遠鏡であり、発表された時から「ただの飾り」「子供騙しにすらなっていない」とガッカリする声がよく聞かれました。

マルイ電動ガンBOYS専用ACOG
マルイ電動ガンBOYS専用ACOG
外観的にはACOGのTA01を模したタイプ。集光チューブは無く、簡易なアイアンサイトが前後レンズの上にあります。中華チープガンにオマケで付いてくるACOGっぽいやつに較べたらよほど格好はついています。

マルイ電動ガンBOYS専用ACOG
接眼レンズ側。アイアンサイトは位置が高いので近距離ではかなりズレるでしょうが、本体が照準器として機能しないのでこれだけでも大事。マウントには前後に抜けた穴が無いので銃へ装着すると銃についているアイアンサイトは利用できなくなるためです。

マルイ電動ガンBOYS専用ACOG
対物レンズ側。レンズはあまり奥まっておらず、クリヤーなレンズですがクリヤー過ぎて中が丸見えなため風情がありません。チューブとマウントは一体化しており、当然分離してM4のキャリハンに載せたりなんぞはできません。

マルイ電動ガンBOYS専用ACOG
数少ないギミックとして、接眼レンズを引き出す事で倍率を可変させられます。ただ引っ張り出すだけでしょぼいギミックだし、倍率も気持ち程度しか変化しません。

マルイ電動ガンBOYS専用ACOG
覗き込んだところ。とにかく視界が狭い!倍率は1.5倍くらい?

マルイ電動ガンBOYS専用ACOG
重量は77g。オープンタイプドットサイト並みの軽さ。まあ外装はオールプラスチックなので。

フルサイズACOGとBOYS専用ACOG
フルサイズのACOG(左)とBOYS専用ACOG(右)。実際に目で見比べるとかなりサイズ差を感じますが、写真に撮るとそれほど差が無いように見えます。

フルサイズACOGとBOYS専用ACOG
BOYS専用ACOGとフルサイズACOG
格好はそこそこ良いのに惜しい・・・

マルイ電動ガンBOYS専用ACOG
銃への装着はM4キャリハンと同じ要領で、横のネジを緩めると片側のプレートが緩んで拡がります。緩めた状態で銃のトップレイルへ載せ、確実にレイルに掛けたらネジを締めて固定。

マルイ電動ガンBOYS G36CとBOYS専用ACOG
BOYS G36Cに装着したところ。M4系やSCARに較べると余り似合ってない印象。でもフルサイズACOGを載せるよりは調和が取れています。そういやBOYSのM4A1はキャリハン外れないんだっけ・・・なので装着できるのはBOYSではソップモッドM4とG36CとSCARだけ。M4A1とMP5A5にはレイルが無いので装着できません。

マルイ電動ガンBOYS専用ACOG
狙いをつけ、つけられない・・・うーむ。

マルイ電動ガンBOYS G36CとHYUGA KONIEオープンドットサイトとBOYS専用ACOG
BOYSに装着可能な光学サイトといったらコンバット45(実売3500円くらい)。これはその中でもHYUGAのKONIEオープンドットサイトですが、レイルへの取り付け金具を片側だけ上下逆にするとBOYSの18mmレイルに装着させられます。その後ろへBOYS専用ACOGを配置すればACOGを倍率ブースターとして利用できるって寸法。まあ誰でも思いつくわな・・・

マルイ電動ガンBOYS専用ACOG越しにHYUGA KONIEオープンドットサイト
倍率付きドットサイト!すげぇ!
まあ、倍率といっても気持ち程度だし、視界がクッソ狭いのでオープンドットだけ置いた方がマシですが、お好きなように。

マルイ電動ガンBOYS専用ACOG
マウントのネジは前後ともレイルの横溝に掛かるようになっているので・・・

マルイ電動ガンBOYS専用ACOGと中華エアコキバレットM82A1
たとえ18mmレイルであっても横溝の間隔がマルイBOYSと同じでなければ装着できません。どうせこんなレイルが付いてる銃は所以安物なので削ってしまえばいい事ですが・・・

マルイ電動ガンBOYS専用ACOGと中華エアコキバレットM82A1
何のレイルかといえば中華エアコキのバレットM82A1のレイル。後ろ側のネジをレイルの後端より後ろに逃がしてやると一応装着はできますが、この位置にしか装着できない事になります。この位置でも十分っちゃー十分ですが。

マルイ電動ガンBOYS専用フォアグリップと中華エアコキバレットM82A1
フォアグリップはアンダーレイルの高さが足りず差し込む事が出来ませんでした。

マルイ電動ガンBOYS G36Cと電動ガンBOYS専用オプションパーツ
つけたらつけたでまあ悪く無いパーツです。フォアグリップはソップモッドM4には元々付いてるのでG36C、SCARをお持ちの方に。M4A1、MP5A5は諦めましょう。



JBRのM.168Dという製品です。(980円)

JBR M.168D
M249ミニミの中国製トイガンです。

JBR M.168D 中華エアコキM249ミニミ
開封。付属品はクソBB弾ちょっととドラムマガジン、キャリングハンドル。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
でかいキーボードだな!そうフルサイズのミニミが980円なわけありません。全長62cmと現物を目の当たりにするとカワイラシーサイズ。

JBR M.168D 中華エアコキM249ミニミ
勿論承知の上で買ったのですが、思ってたより形は立派。前後のアイアンサイトはフリップアップ可動します。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
バイポッドも可動。畳んだ状態はハンドガード下面の溝に格納され、ハンドガードを握る邪魔にはなりません。左右の足を束ねるようにして起こし、手を離すとスプリングによって左右に開きます。全プラ製でそれなりにグニャグニャしてますが銃本体が軽いのでこれでも十分に感じます。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
キャリハンはレシーバーの上面にあるレイルにハメるだけの簡易なもの。何か幅広だしリヤサイトも無く不恰好な上、キャリハンが必要なほど銃が重くないのでいらないかも。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
ミニミといえばマガジンはベルトリンクを収めた大きなボックスマガジンかM4用マガジン斜め差しですが、この銃はドラムマガジンを真下に装着する形式。で、そのドラムマガジンはといえば、これが中華エアコキお馴染みリザーブタイプ。しかもリザーブが30発くらいしか入りません。フタは取れやすいので失くさないように注意。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
前面にはフォロワーがあります。リップ形状はマルイのエアコキMP5と似たストッパーのある、中華エアコキではよくある形状。単列で11発がレールに収まります。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
マガジンを銃へ装着。ここは割りとカチッと小気味良く装着できます。ただ、やっぱ無駄でもボックス形状だったらな・・・

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
マガジンキャッチはレシーバー右側にある、このボタン。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
マガジンキャッチを押すとレシーバーを貫通している左側が飛び出します。仕組みはM16/M4のマガジンキャッチと同じ。ロックが解除されるとマガジンが少し下へ射出されます。落下はせず、1cmほど射出したところで止まります。操作性は良好。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
重量はフル装備で470g。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
初速は70mps前後。ただコッキングレバーの引きが重く、ストックが短いために力を入れにくいのでコッキングは結構苦労します。引ききりのあたりが特に固く、引ききれずにリリースしちゃう事もしばしば。

ホップアップは無く、初速がそこそこあるので15mくらいは一気に真っ直ぐ飛びますがそれ以上だとドロップが顕著になります。集弾性能はプラ製バレル2本繋ぎにしてはそこそこかな?ただノズルのストロークが適当なのか2発ロードするのでコッキングしたら一旦銃口を下へ向けて余分な弾を転がり落とす必要があります。2発発射すると飛距離10mほどの小便弾になります。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMIと愉快な仲間たち
ウチにあるちっちゃくディフォルメされた銃といえばAS50。でも並べると大きい・・・

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
こないだ買ったレプリカACOGを装着。昔の暗視装置がこんなんだったな・・・

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
銃がちっちゃいくせにレイル幅は22mmもあります。20mmレイル対応の光学サイトは一応装着できますがかなり窮屈な取り付け。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
格好は良いんだけど、ちっちゃい、そのくせ過剰パワー。フルオートオンリーのミニミのくせにエアコキ単発(2発?)。2発ロード・・・惜しい銃です。値段なりといえばそれまでですが。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
とりあえずコッキングがクッソ重いのを何とかしたいのでバラしてみます。バレル先端は差し込まれてるだけなので引っこ抜き、バイポッドは基部のプラ製ピンを抜くと外れます。工具無しで外れるのは、後はバレル下の先端にあるキャップくらい。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
グリップはネジ1本を抜くとあとは左右からハメ込まれてるだけ。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
バレル下のキャップとマガジンキャッチ、コッキングレバーを外すと残りは前から後ろまで左右モナカ。右側に見えるネジをひたすら抜きます。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
ご開帳。非常にオーソドックスなメカニズム。すごく見慣れた内容です。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
特にマズい部分などもなく、シンプルかつオーソドックスなエアコキメカニズム。ただパーツ一つ一つがランナーから手モギで切り離したようになっているので削ってきれいに処理してやりたいところ。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
ストック内の物体は激安中華エアコキによくあるモルタルウェイト。これは嫌いなので捨てます。砂漏れてて最悪。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
モルタルウェイトの重さは74g。鉛ウェイトに置き換えるとちょっとの量で済みそう。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
インナーバレルはプラ製のものが2本繋いであります。ハンドガード付近には重りを入れるスペースがありますが、一つも入っていません。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
発射機構の主立ったパーツ。インナーバレルをホップ付きの金属バレルに置き換えるのは先日CX4ストームでやった方法で同様にいけそうですが、材料が無い・・・

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
マガジンもバラしてみましょう。見えてるネジを全部外して開けてみると、何コレ・・・丸いドラム部分まんまダミー。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
全バラ状態。サブマシンガンのようなマガジンをドラムが覆ってるような構造。リザーブスペースもハンドガンのマガジンみたいな狭さっぷり。ただリザーブスペースに横穴を開けてドラム内を利用するとしても、弾がスムーズに転がっていかなくて実用的でないかも。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
ドラムとマガジン本体を別々に組み、最後にフォロワーとスプリングと一緒に差し込んで組み付けるようになっているようです。ドラムが無いとマガジンの用を成しませんが、フォロワーとスプリングの囲いはプラ板で作れそうな感じなのでマガジンをSTANAGっぽい形にしたり、更にレシーバー側も加工してSTANAG斜め差しにする事も気合次第で可能かもしれません。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
スプリングのレートが高すぎてコッキングがツラいのでスプリングを置き換えたいのですが、電動ガン用(画像はCYMAのAK47タクティカルに元々入っていたもの)は若干径が太くピストン内に干渉するので使えませんでした。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
電動ガンBOYS用のスプリングは若干細くてスプリングガイドに入りませんでした。スプリングガイドを削れば入りますが、コッキング位置で止まらなくなる危険があります。そもそも長さが全然足りません。マルイエアコキハンドガンのスプリングもBOYS用スプリングとほぼ同径だし、短いものばかりなので使えるものがありません・・・

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
苦し紛れにスプリングをライターで炙ってみました。赤熱するまで熱して自然冷却させると柔らかくなる、と聞いた事があるのでやってみたのですが、ライターだと効率悪い・・・コンロだと一気にいけますがウチはIHなので・・・とりあえず全体が茶色だったのがまばらに銀色になる程度にやってみました。油分が飛んで滑らなくなるのでシリコンオイルをまぶしておきます。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI分解
組み付け。シリンダー内以外は油分が足りないので摺動部に注油。今回はそんくらいしかできる事がありません。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
初速は65mps前後に落ちましたが、コッキングは割りと柔らかくなりました。

JBR M.168D 中華エアコキM249MINIMI
BOYSですらダメといわれるのですからここまで小さいと受け付けない人も多いかもしれません。でも格好は悪くないしちょっと手を入れればチープガンとしては並レベルになります。初軽機がコレってのは悲しいものがありますがまるっきりダメでもありません。ただ、やはりオブジェ向きか。


ダブルパンサーのCA870-Rという製品です。(780円)
ウチにはショットガン型のトイガンはマルゼンCA870チャージャーとGold arrowsのプレデターチャージャーがありますが、どちらも高初速であまり気軽に撃てない上、ブッシュマスタータイプストックが撃っていると段々邪魔に感じてきます。そこでもっと簡素で短いやつがほしくなりコレを買いました。さてどんなものか・・・

ダブルパンサーCA870-R
名前の通り見た目はマルゼンのCA870ソウドオフが元でしょうか。激安中華エアコキなのであまり期待せずにいきましょう。

ダブルパンサーCA870-R
開封。クロームメッキがこの銃の特徴ですが・・・

ダブルパンサーCA870-R
まあ、値段なり・・・所々まだら状にハゲています。あまりこういうフィニッシュは好みじゃないのでつや消しにでもしてしまおうか。

ダブルパンサーCA870-R
付属品はクソBB弾ちょっととスコープ状のアクセサリ。前後に貫通しておらず覗き込んでも真っ暗でサイトがわりにはなりません。一旦バラして中をくりぬいてやってもいいですが、レシーバー上のレイルをサイト代わりに出来なくもないのでそこはお好みで。

ダブルパンサーCA870-R
反対側。バレル上には放熱穴の開いているメッキされたプレートがはめ込まれています。レシーバー上面にはレイルがあり、一見拡張性があるように見えますが・・・

ダブルパンサーCA870-R
残念レイル幅が17mmくらいしかありません。ただ、このレイル幅でも取り付く光学サイトはあるので好みでドットサイトなど載せても良いでしょう。レイルにかかる金具をひっくり返す事で20mmと11mmに対応するタイプのドットサイト(コンバット45等のオープンドットやUMAREXのPointStarなど)であれば多分装着可能。

ダブルパンサーCA870-R
重量は189g。全長は44cmほどなので軽く取り回し性は良好ではあります。ターミネーター2みたいにトリガーガードに指を入れてクルクル回して遊ぶのも良し(あれはレバーアクションですが・・・)。
ああもちろんコッキング状態でやっちゃいけません。

ダブルパンサーCA870-R
レイルの後ろにスライドスイッチのようなものがあり、ここを後ろへスライドさせると開口するのでここへBB弾を流し込みます。銃口を下へ向けないと流れていきません。左右にガイドでもあるといいのですが、流し込む時結構ポロポロこぼしやすいです。装弾数はよくわかりませんが結構な量が入っていきました。100発くらいは入るかな?レシーバー下のボックスマガジン部分はダミー。

コッキングはバレル下のコッキングピースを引くのですが、コッキングピースが小さく小指や手首あたりをレシーバーへしたたかにぶつけやすいので前方を持つと今度はマガジンキャップに親指と人差し指を挟むという、ちょっと困ったサイズ。コッキングはマルゼンのCA870よりは重いですがさほど苦になるものではありません。マルゼンのものと違いピースを引いた後の戻りはスプリングで前進するようになっています。普通のエアコキと同じ。

ダブルパンサーCA870-R
初速は、えーと全然安定しません!と思ったら1~3発がランダムで発射されるため。3発同時発射でも10mくらい飛びますが、2発だと50~52mpsくらい。

ダブルパンサーCA870-R
単発だと70~75mpsほど出ています。ホップアップは付いていないのですが、結構景気良く飛ぶ印象。インナーバレルはプラ製ですがあまり集弾がバラついたりもせず素直に飛んでゆきます。安定して1発ずつ出れば良いのですが・・・

給弾は自由落下式なので弾数が減ってくると銃口を水平~上に向けてコッキングしていると空撃ちになる事がありますが、銃口を下へ向けてコッキングすると高確率で2~3発発射になります。

ダブルパンサーCA870-RとマルゼンCA870チャージャー
マルゼンCA870チャージャーと並べると大きさの違いがわかるでしょうか。グリップはソウドオフと同様単純な形ですが握り心地は悪くなく、変に細い印象のあるチャージャーのグリップよりもむしろマシに感じるくらいです。

ダブルパンサーCA870-RとマルイエアコキMk23
マルイのエアコキMk23と。グリップがコレでバレル長は19cmほどなので8インチバレルのマグナムリボルバーと大きさの印象が近いかもしれません。

発射弾数が不確定なのが惜しいですが値段の割には結構遊べるものになっています。ただ高初速なので撃ち合いをするには厳しいかも。



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