~趣味の世界~
マルイの次世代電動ガンAKS74Uのマガジンキャッチが固くてマガジンが抜きづらい・・・今日はこれを改善したいと思います。
そういやハンマーズのAKマグパイプを装着する時はマガジン側を削らなくてもマガジンキャッチ付け根にワッシャーを噛ませばいける、という話を聞いたことがありました。
早速マガジンキャッチを外してみました。左右にある4本のネジを六角Lレンチで抜くとトリガーガードごと緩みます。トリガーガード後端はグリップで抑えられているのでグリップも底部のネジを抜いて外すと完全に外れます。
ちょっと逸れますが次世代AK系を触ったことが無い人は気になっているかもしれない点として、グリップの互換性。スタンダード電動AK47用のグリップは大量に社外品が出ているのに次世代用はひとつもない!とお困りの方へ。
次世代AK系にはスタンダード電動AK47系グリップは取り付きません。
ネットで検索すると取り付けている人もいますが、削ったり何だりで無理やり付けているそうです・・・
私も付かないだろうか?とウチにあるCYMAのAK47タクティカルのグリップを当ててみたのですが、付け根の噛み合いも底ネジの位置も全然合いませんでした。ただ、ダメ元で安めの潰しても悲しくないAK47系用グリップを削って削って頑張って取り付けてみるのも一興でしょう。
話を戻しまして、ワッシャーをこのように掛けます。ワッシャーのサイズはM3x8、厚みは0.5mm。どこのホームセンターでも錆びるほど売ってます。材質はお好みで。
銃を逆さにして置いて、レシーバー側にワッシャーを置いた方が作業性は良いでしょう。
ネジを締めます。あまりギチギチに締める必要はありません。というかレシーバー側が長穴の左右にネジ山があるような状態なので締めすぎるとあっさりナメます・・・
標準マガジンを差してみます。スチャッとスムーズに装着され、マガジンキャッチを押すと軽い力でリリースできるようになりました。ほんの僅かに上下方向にガタが生まれましたが操作感と引き換え。
さて上でちょっと話したハンマーズのAKマグパイプ。次世代AKにスタンダード電動AK系マガジンを使えるようにするパーツなのですが、いざ使ってみたらマガジンを大幅に削る必要がある上に給弾不良の嵐で使う事を諦めたこのアイテム。よもや復活できるかもしれません。
AKマグパイプを装着。マガジンポート内のチャンバーにハメるだけですが、横のOリングがポロポロ外れがちで慣れないと装着時は結構イライラします。Oリングはなくさないためにも瞬着で軽く留めておくと良いかもしれません。
マルイ純正AK47用マガジンを差してみますが、マガジンキャッチが掛かりませんでした。
ワッシャーを1枚ずつ増量、各2枚ずつ挟んでみました。
掛かりません・・・
更に増量、各3枚ずつ挟みました。
まだ掛かりません・・・無理やり掛けるとガチッときつく掛かるのであともう少し。
あとちょっとなら薄いやつを、とライラクスのシムセットから外径:大の厚い方(0.3mm)を1枚ずつ足しました。
見た目が悪くなってきました・・・
ちょっと渋めですがカチッと掛かりました。
マグプルAK Pマグも刺さりました。こっちの方が幅方向に余裕があるので差しやすいです。
グリップをはめてみたらかなり浮いています。トリガーガードはバネみたいなもんなので押し込んで底ネジを締めれば問題なし。
CYMAのAK47タクティカルに付いてきたワッフルマガジンは幅が大きく刺さりませんでした。これは側面を削るしかなさそう。
マグパイプを外して標準マグを装着。当たり前ですが、グラグラです・・・
試射してみます。給弾不良が起きれば今回の作戦は失敗です。まずは以前給弾不良の嵐だったAK Pマグから。
給弾不良もなく射撃できました。以前は数発撃つと給弾がストップし、マガジンを揺するとチャッと音がして再給弾され、またしばらく撃つとストップという状態でしたが、今回は止まらず給弾されています。
しかし標準マグは1発おきに空撃ちになるという有様。これでは失敗と言わざるを得ません。
そもそもこれほどキャッチ位置が違うのになぜマグパイプの説明書には「削る必要がある場合があります」なのか?こんなに差が無い場合があるのか?とふてくされながらボンヤリとレシーバーにマガジンを当ててみていると、レシーバーにマガジンのキャッチ部分が触れる位置が違うのに気づきます。
AK74マグだとレシーバーにピッタリ付いていますが、AK47マグだと大きく浮いています。
AK Pマグでも少し浮いていますが、マガジンの刺さり心地に違和感。奥で何かに当たっているような・・・
マガジンポート内を見てみると後ろ側の辺にメカボックスが出っ張っています。74マグだとうまい事逃げているのですが47マグではここが当たって刺さりきれていません。
試しにAK Pマグの後ろ側の上の端を軽く削ってみました。
ショリッと多目に刺さった感触。これだ!
もう一つ気になったのが、マガジンのキャッチ位置を抉るように引っ掛け、また掛かる時と掛かり切った時とで上下幅の変わるマガジンキャッチのエッジ。
ヤスリで削ってマガジンに当たる角度を緩めてやりました。
ワッシャーを挟まずにマガジンキャッチを取り付け、標準マガジンを抜き差ししてみるとスルスルと非常にスムーズな着脱。マグパイプを使わないなら、マガジンキャッチのエッジを削るだけで良かったのです・・・もう好きなだけクイックリロードでも何でもして下さい。
マグパイプ装着でAK Pマグが刺さる位置を探ると、ワッシャーは0.5mm+0.3mmの各2枚ずつでマガジンキャッチが掛かりました。
マグパイプを外し、標準マグで試射。今度は給弾不良も無く撃てました。両方使うならワッシャーはこのセッティングがベターか。マガジンポート内後端の辺の出っ張り自体を削ってしまえればマガジン側へは一切加工せずにいけるはずです。
次世代電動のAK系は東日本大震災で金型が破損して再生産できないとか噂があったりアフターパーツがサッパリ出ず色々オワコン化していますが、買っちゃった方としてはそれでも何とかしたいのは山々なので何と言うかこう、持ってる人は諦めずに撫でつつ愛して頂きたい。
そういやハンマーズのAKマグパイプを装着する時はマガジン側を削らなくてもマガジンキャッチ付け根にワッシャーを噛ませばいける、という話を聞いたことがありました。
早速マガジンキャッチを外してみました。左右にある4本のネジを六角Lレンチで抜くとトリガーガードごと緩みます。トリガーガード後端はグリップで抑えられているのでグリップも底部のネジを抜いて外すと完全に外れます。
ちょっと逸れますが次世代AK系を触ったことが無い人は気になっているかもしれない点として、グリップの互換性。スタンダード電動AK47用のグリップは大量に社外品が出ているのに次世代用はひとつもない!とお困りの方へ。
次世代AK系にはスタンダード電動AK47系グリップは取り付きません。
ネットで検索すると取り付けている人もいますが、削ったり何だりで無理やり付けているそうです・・・
私も付かないだろうか?とウチにあるCYMAのAK47タクティカルのグリップを当ててみたのですが、付け根の噛み合いも底ネジの位置も全然合いませんでした。ただ、ダメ元で安めの潰しても悲しくないAK47系用グリップを削って削って頑張って取り付けてみるのも一興でしょう。
話を戻しまして、ワッシャーをこのように掛けます。ワッシャーのサイズはM3x8、厚みは0.5mm。どこのホームセンターでも錆びるほど売ってます。材質はお好みで。
銃を逆さにして置いて、レシーバー側にワッシャーを置いた方が作業性は良いでしょう。
ネジを締めます。あまりギチギチに締める必要はありません。というかレシーバー側が長穴の左右にネジ山があるような状態なので締めすぎるとあっさりナメます・・・
標準マガジンを差してみます。スチャッとスムーズに装着され、マガジンキャッチを押すと軽い力でリリースできるようになりました。ほんの僅かに上下方向にガタが生まれましたが操作感と引き換え。
さて上でちょっと話したハンマーズのAKマグパイプ。次世代AKにスタンダード電動AK系マガジンを使えるようにするパーツなのですが、いざ使ってみたらマガジンを大幅に削る必要がある上に給弾不良の嵐で使う事を諦めたこのアイテム。よもや復活できるかもしれません。
AKマグパイプを装着。マガジンポート内のチャンバーにハメるだけですが、横のOリングがポロポロ外れがちで慣れないと装着時は結構イライラします。Oリングはなくさないためにも瞬着で軽く留めておくと良いかもしれません。
マルイ純正AK47用マガジンを差してみますが、マガジンキャッチが掛かりませんでした。
ワッシャーを1枚ずつ増量、各2枚ずつ挟んでみました。
掛かりません・・・
更に増量、各3枚ずつ挟みました。
まだ掛かりません・・・無理やり掛けるとガチッときつく掛かるのであともう少し。
あとちょっとなら薄いやつを、とライラクスのシムセットから外径:大の厚い方(0.3mm)を1枚ずつ足しました。
見た目が悪くなってきました・・・
ちょっと渋めですがカチッと掛かりました。
マグプルAK Pマグも刺さりました。こっちの方が幅方向に余裕があるので差しやすいです。
グリップをはめてみたらかなり浮いています。トリガーガードはバネみたいなもんなので押し込んで底ネジを締めれば問題なし。
CYMAのAK47タクティカルに付いてきたワッフルマガジンは幅が大きく刺さりませんでした。これは側面を削るしかなさそう。
マグパイプを外して標準マグを装着。当たり前ですが、グラグラです・・・
試射してみます。給弾不良が起きれば今回の作戦は失敗です。まずは以前給弾不良の嵐だったAK Pマグから。
給弾不良もなく射撃できました。以前は数発撃つと給弾がストップし、マガジンを揺するとチャッと音がして再給弾され、またしばらく撃つとストップという状態でしたが、今回は止まらず給弾されています。
しかし標準マグは1発おきに空撃ちになるという有様。これでは失敗と言わざるを得ません。
そもそもこれほどキャッチ位置が違うのになぜマグパイプの説明書には「削る必要がある場合があります」なのか?こんなに差が無い場合があるのか?とふてくされながらボンヤリとレシーバーにマガジンを当ててみていると、レシーバーにマガジンのキャッチ部分が触れる位置が違うのに気づきます。
AK74マグだとレシーバーにピッタリ付いていますが、AK47マグだと大きく浮いています。
AK Pマグでも少し浮いていますが、マガジンの刺さり心地に違和感。奥で何かに当たっているような・・・
マガジンポート内を見てみると後ろ側の辺にメカボックスが出っ張っています。74マグだとうまい事逃げているのですが47マグではここが当たって刺さりきれていません。
試しにAK Pマグの後ろ側の上の端を軽く削ってみました。
ショリッと多目に刺さった感触。これだ!
もう一つ気になったのが、マガジンのキャッチ位置を抉るように引っ掛け、また掛かる時と掛かり切った時とで上下幅の変わるマガジンキャッチのエッジ。
ヤスリで削ってマガジンに当たる角度を緩めてやりました。
ワッシャーを挟まずにマガジンキャッチを取り付け、標準マガジンを抜き差ししてみるとスルスルと非常にスムーズな着脱。マグパイプを使わないなら、マガジンキャッチのエッジを削るだけで良かったのです・・・もう好きなだけクイックリロードでも何でもして下さい。
マグパイプ装着でAK Pマグが刺さる位置を探ると、ワッシャーは0.5mm+0.3mmの各2枚ずつでマガジンキャッチが掛かりました。
マグパイプを外し、標準マグで試射。今度は給弾不良も無く撃てました。両方使うならワッシャーはこのセッティングがベターか。マガジンポート内後端の辺の出っ張り自体を削ってしまえればマガジン側へは一切加工せずにいけるはずです。
次世代電動のAK系は東日本大震災で金型が破損して再生産できないとか噂があったりアフターパーツがサッパリ出ず色々オワコン化していますが、買っちゃった方としてはそれでも何とかしたいのは山々なので何と言うかこう、持ってる人は諦めずに撫でつつ愛して頂きたい。
980円中華エアコキMC51は値段からすれば良い銃なのですが、惜しいのはストックが縮んだ状態で固定な事。1点スリングをつけてこれを突っ張らせる事でストック代わりにしてみたりしますがやはりもう少し長さが欲しいところ。
構造としてはこうです。完全に縮んだ状態でのモナカ構造ですが、ストック一式パーツは左右にあるボタンを押しながらレシーバー後端から引っこ抜く事ができます。
しかし短いのは如何ともしがたいのでちょん切ります。裏側にあるボタンパーツ基部のダボは利用できそうなので残しておきます。
さて後付けのストックといったらやはりストックチューブ&M4ストックでしょう。幸いブッシュマスタータイプストックもたくさん余ってます。ストックチューブは外径30mmがあると良かったのですが売ってなかったので28mmの塩ビパイプ。しかしこの太さがちょうどストック基部にキレイに収まるではありませんか。これは僥倖。
ストック基部の内側に残したダボに合うように塩ビパイプに穴を開け、微妙に干渉する部分を削って組み付けたところ。
左右のボタンをうまく切ってみるとちょうどよくパイプの受けになったのでパイプの左右に貼り付け、固定箇所とします。塩ビパイプは材質がその名の通りポリ塩化ビニル(PVC)でアロンアルフアの接着力が強烈に効きます。
塩ビパイプの外径が28mmのままでは差し込むストックに対してガバガバなのでプラ板を巻いて太らせます。パイプとプラ板の接着にはアロンアルフアを使いますが、やり直しが効かないくらい一瞬でガッチリ貼り付いてしまうので正確に、一瞬で勝負をつける必要があります。失敗してちょっと空間が出来てしまいました。プラ板の上にプラ板を重ねるには流し込みタイプの接着剤を使用します。プラ板をあらかじめ巻いてクセを付けておき、ちょうど一周分を切り出して貼り重ねます。継ぎ目は後で下側にロッキングブロックを作るので真下になるようにします。
真下の位置にロッキングブロックを形作ります。付け根から端まで同じ高さでもいいのですが、このように有効になるロック位置だけを高くして、一番端に抜け止めとして一段高くするだけでも十分。ブロックの幅は今回は使用するストック(中華エアコキM4Sシステムに付いていたもの)に合わせ11.5mmですが、マルイ電動M4用などではもっと幅が広いので現物合わせで。細い方が対応範囲が広いですがガタも多くなります。
リューターでロック穴を掘ります。穴は5つで5ポジション。手作りなので穴の数と位置はお好みで。穴径9mm、深さ3mmほどですがこれもストックによりけり。この穴径だとマルイM4用やG&G CM16用がキレイにロックできなかったので10mmくらいあった方がいいでしょう。
チューブの付け根は細切りプラ板を巻いてパイプリング風にし、チューブ後端は塞ぎ、他各部をキレイに処理します。
キャロムのブラックスチールで塗装。雨降りで湿度が高かったのでカブってしまいました・・・
ストック基部にチューブを配置。基部モナカを左右から挟むだけでそこそこしっかりするようにしていますが、所詮ぶった切って剛性の落ちた構造のABS樹脂なのでまあまあそれなりにギシギシします。必要十分。
さてストック基部とレシーバーをどう固定するか・・・ロックボタンはチューブを通すために殺さざるを得なかったので。
深く考えず、左側のこの位置に余ったネジを刺して固定しました。マルイのエアコキMP5なんかもこの位置にネジが刺さってたはず。G3の方のレシーバーにも穴開けておけば互換は保たれます。
完成!名付けるならばマルゼンぽくMC51チャージャー?
ストックもスムーズに伸縮できます。しっかりとサイティングできるようになりましたが、チューブ基部はあまり強くないのでバットプレートを右肩に当ててコッキングレバーを引いたりする時などに力が加わるシチュエーションでの安心感がやや足りない印象。ストックチューブの芯となる塩ビパイプの前端はレシーバー後端と接しているので心配しすぎかもしれませんが・・・
互換のある中華エアコキG3A3と。一番縮めた状態でG3A3のストックとほとんど長さに差がありません。
ストックを伸ばすとG3A3より長くなってしまいました。MC51の方はストックを縮めて800mm、伸ばして900mmという長さ。ハイダーを交換しているので戻せば長さは逆転します。
@@@
銃本体が980円、ならばこそお金を掛けずに楽しむのも一興。プラ板やその他材料をこねくり回す事で作れる範囲は案外広いものですね。
構造としてはこうです。完全に縮んだ状態でのモナカ構造ですが、ストック一式パーツは左右にあるボタンを押しながらレシーバー後端から引っこ抜く事ができます。
しかし短いのは如何ともしがたいのでちょん切ります。裏側にあるボタンパーツ基部のダボは利用できそうなので残しておきます。
さて後付けのストックといったらやはりストックチューブ&M4ストックでしょう。幸いブッシュマスタータイプストックもたくさん余ってます。ストックチューブは外径30mmがあると良かったのですが売ってなかったので28mmの塩ビパイプ。しかしこの太さがちょうどストック基部にキレイに収まるではありませんか。これは僥倖。
ストック基部の内側に残したダボに合うように塩ビパイプに穴を開け、微妙に干渉する部分を削って組み付けたところ。
左右のボタンをうまく切ってみるとちょうどよくパイプの受けになったのでパイプの左右に貼り付け、固定箇所とします。塩ビパイプは材質がその名の通りポリ塩化ビニル(PVC)でアロンアルフアの接着力が強烈に効きます。
塩ビパイプの外径が28mmのままでは差し込むストックに対してガバガバなのでプラ板を巻いて太らせます。パイプとプラ板の接着にはアロンアルフアを使いますが、やり直しが効かないくらい一瞬でガッチリ貼り付いてしまうので正確に、一瞬で勝負をつける必要があります。失敗してちょっと空間が出来てしまいました。プラ板の上にプラ板を重ねるには流し込みタイプの接着剤を使用します。プラ板をあらかじめ巻いてクセを付けておき、ちょうど一周分を切り出して貼り重ねます。継ぎ目は後で下側にロッキングブロックを作るので真下になるようにします。
真下の位置にロッキングブロックを形作ります。付け根から端まで同じ高さでもいいのですが、このように有効になるロック位置だけを高くして、一番端に抜け止めとして一段高くするだけでも十分。ブロックの幅は今回は使用するストック(中華エアコキM4Sシステムに付いていたもの)に合わせ11.5mmですが、マルイ電動M4用などではもっと幅が広いので現物合わせで。細い方が対応範囲が広いですがガタも多くなります。
リューターでロック穴を掘ります。穴は5つで5ポジション。手作りなので穴の数と位置はお好みで。穴径9mm、深さ3mmほどですがこれもストックによりけり。この穴径だとマルイM4用やG&G CM16用がキレイにロックできなかったので10mmくらいあった方がいいでしょう。
チューブの付け根は細切りプラ板を巻いてパイプリング風にし、チューブ後端は塞ぎ、他各部をキレイに処理します。
キャロムのブラックスチールで塗装。雨降りで湿度が高かったのでカブってしまいました・・・
ストック基部にチューブを配置。基部モナカを左右から挟むだけでそこそこしっかりするようにしていますが、所詮ぶった切って剛性の落ちた構造のABS樹脂なのでまあまあそれなりにギシギシします。必要十分。
さてストック基部とレシーバーをどう固定するか・・・ロックボタンはチューブを通すために殺さざるを得なかったので。
深く考えず、左側のこの位置に余ったネジを刺して固定しました。マルイのエアコキMP5なんかもこの位置にネジが刺さってたはず。G3の方のレシーバーにも穴開けておけば互換は保たれます。
完成!名付けるならばマルゼンぽくMC51チャージャー?
ストックもスムーズに伸縮できます。しっかりとサイティングできるようになりましたが、チューブ基部はあまり強くないのでバットプレートを右肩に当ててコッキングレバーを引いたりする時などに力が加わるシチュエーションでの安心感がやや足りない印象。ストックチューブの芯となる塩ビパイプの前端はレシーバー後端と接しているので心配しすぎかもしれませんが・・・
互換のある中華エアコキG3A3と。一番縮めた状態でG3A3のストックとほとんど長さに差がありません。
ストックを伸ばすとG3A3より長くなってしまいました。MC51の方はストックを縮めて800mm、伸ばして900mmという長さ。ハイダーを交換しているので戻せば長さは逆転します。
@@@
銃本体が980円、ならばこそお金を掛けずに楽しむのも一興。プラ板やその他材料をこねくり回す事で作れる範囲は案外広いものですね。
銃の黒染めしたところが磨きや擦れで剥げて地金の銀色が出ている感じを表現する「エイジング」の方法として、銀を下地に塗りその上に黒を塗ってサンドペーパーで磨いて剥がすのが解りやすく一番リアルに出来る方法ですが、これは手間ヒマが非常に掛かり、また磨きすぎて銀の更に下の地を出してしまうのもよくある事。
そこでもっとお手軽に、まあ子供だましレベルかもしれないけどパッと見はそれっぽく見えるよ!という方法として昔からよく知られているのが、布に薄めた銀塗料を付けて対象をその布で拭く、という方法。知ってはいたんだけど失敗が怖いのであまりやらなかったのですが、某所でやっているのを見て案外良い感じに仕上がっていたのでマネしてみましょう。
※※※
「エイジング」とはAgeingという綴りからわかるように経年劣化の表現全般を指す語なので誤用に注意しましょう。塗料を付けた布で拭く”方法”が「エイジング」ではなく、「エイジング」の”方法”の一つとして塗料を付けた布で拭く手段がある、と認識して頂きたい。
模型趣味の人々は用語を間違ったまま濫用する傾向にあるので、通じないかも?とちょっとでも不安になったら素直に「ダメージ表現」とか「剥げ表現」と言っておいた方が恥をかかずに済みます・・・
※※※
早速銀塗料を買いに。(昨日のクーガーGはそのついでに買ってきたものです・・・)
使う塗料はタミヤのエナメル塗料XF-16フラットアルミ。アクリル塗料でもできるのですがやらなかった理由がこれによる剥がれまくりが嫌だったから。エナメル塗料ならアクリル塗料ほどクドくならないし乾燥後は触ってもそうそう剥がれたりしません。
対象となるCYMAのエアコキAK47。AK47というにはキレイすぎるのでコレをよりAK47らしくしましょう。安いチープガンなので失敗しても痛くありませんが、YIKAのと値段も出来も似たり寄ったりなもののこちらはあまり見かけなくなったのが気になるところ。
布が良いのですがまあ、ティッシュでもOK。エナメル塗料はそのままだと濃いので平筆をまず溶剤につけてからよく攪拌した塗料にチョン付けして取り、ティッシュに塗り落とします。
そして対象をススッと拭いていくとこのようになります。表面がつや消しになっていると乗りが良いですが、ツヤのあるところへは定着が悪いのでまず全体的にサンドペーバーで足付けしてしておいた方が良いでしょう。失敗した!と思ったらエナメル溶剤X-20のみを染み込ませたティッシュで拭けば簡単に落とせるのでやりなおしがしやすいです。ただし大抵のプラスチックはエナメル溶剤で侵されやすく、あまり溶剤でビショビショにするのは厳禁。ビショビショになるほど浸さなくても軽くティッシュに付いていればそれでどんどん拭き取れますので。
レシーバーカバーのみを拭いたところ。表面がつや消しで突起物が無いところは均一にしやすく、ガンメタルで塗装したような感じになります。
全体を拭いたところ。平面は磨きで薄く剥げた感じが出ますが、突起物の角などは別の方法を併用しないとちょっと物足りない印象。
また、磨いたらどういう部分が剥げるかを考えながらでないと、何かコレジャナイ感じになってしまいます。少なくとも角が黒々してるのはちょっと違うかな・・・
角の部分は面相筆でチマチマ描いていっても良いでしょう。ドライブラシ(筆に付いた塗料がカサカサになった状態で角の部分に擦りつけると角の部分に擦れたように塗料が残る方法)もこういう時は効果的。AK47の場合セレクターを動かした時に付くスジも忘れてはなりません・・・
ぶつけやすい部分や通常分解時にパーツ同士が擦れやすい部分などを妄想しながらチマチマと描いてゆきます。実銃の写真を参考にするのが一番ですが、フルメタルのAK47も1挺持っているとどこが剥げるか知る参考になります・・・
ちょっと困ったのがマガジンのリブ。ここは全然拭きで塗料がリブの山に残ってくれません。こういうリブは磨きでまず山の頂上からハゲていくので山の頂上が黒々していては興醒めです。結局リブの山はほぼ「塗る」に近くなります。また、これほど剥げさせるなら調和をとって角も剥げ剥げにしなければなりません。マガジンだけやけに剥げまくってる状態になってしまいました。
いくらかAK47らしくなった・・・かな?木グリやストックがキレイすぎるのでこちらも何とかしなければなりません。こっちはどうしたものか・・・
そこでもっとお手軽に、まあ子供だましレベルかもしれないけどパッと見はそれっぽく見えるよ!という方法として昔からよく知られているのが、布に薄めた銀塗料を付けて対象をその布で拭く、という方法。知ってはいたんだけど失敗が怖いのであまりやらなかったのですが、某所でやっているのを見て案外良い感じに仕上がっていたのでマネしてみましょう。
※※※
「エイジング」とはAgeingという綴りからわかるように経年劣化の表現全般を指す語なので誤用に注意しましょう。塗料を付けた布で拭く”方法”が「エイジング」ではなく、「エイジング」の”方法”の一つとして塗料を付けた布で拭く手段がある、と認識して頂きたい。
模型趣味の人々は用語を間違ったまま濫用する傾向にあるので、通じないかも?とちょっとでも不安になったら素直に「ダメージ表現」とか「剥げ表現」と言っておいた方が恥をかかずに済みます・・・
※※※
早速銀塗料を買いに。(昨日のクーガーGはそのついでに買ってきたものです・・・)
使う塗料はタミヤのエナメル塗料XF-16フラットアルミ。アクリル塗料でもできるのですがやらなかった理由がこれによる剥がれまくりが嫌だったから。エナメル塗料ならアクリル塗料ほどクドくならないし乾燥後は触ってもそうそう剥がれたりしません。
対象となるCYMAのエアコキAK47。AK47というにはキレイすぎるのでコレをよりAK47らしくしましょう。安いチープガンなので失敗しても痛くありませんが、YIKAのと値段も出来も似たり寄ったりなもののこちらはあまり見かけなくなったのが気になるところ。
布が良いのですがまあ、ティッシュでもOK。エナメル塗料はそのままだと濃いので平筆をまず溶剤につけてからよく攪拌した塗料にチョン付けして取り、ティッシュに塗り落とします。
そして対象をススッと拭いていくとこのようになります。表面がつや消しになっていると乗りが良いですが、ツヤのあるところへは定着が悪いのでまず全体的にサンドペーバーで足付けしてしておいた方が良いでしょう。失敗した!と思ったらエナメル溶剤X-20のみを染み込ませたティッシュで拭けば簡単に落とせるのでやりなおしがしやすいです。ただし大抵のプラスチックはエナメル溶剤で侵されやすく、あまり溶剤でビショビショにするのは厳禁。ビショビショになるほど浸さなくても軽くティッシュに付いていればそれでどんどん拭き取れますので。
レシーバーカバーのみを拭いたところ。表面がつや消しで突起物が無いところは均一にしやすく、ガンメタルで塗装したような感じになります。
全体を拭いたところ。平面は磨きで薄く剥げた感じが出ますが、突起物の角などは別の方法を併用しないとちょっと物足りない印象。
また、磨いたらどういう部分が剥げるかを考えながらでないと、何かコレジャナイ感じになってしまいます。少なくとも角が黒々してるのはちょっと違うかな・・・
角の部分は面相筆でチマチマ描いていっても良いでしょう。ドライブラシ(筆に付いた塗料がカサカサになった状態で角の部分に擦りつけると角の部分に擦れたように塗料が残る方法)もこういう時は効果的。AK47の場合セレクターを動かした時に付くスジも忘れてはなりません・・・
ぶつけやすい部分や通常分解時にパーツ同士が擦れやすい部分などを妄想しながらチマチマと描いてゆきます。実銃の写真を参考にするのが一番ですが、フルメタルのAK47も1挺持っているとどこが剥げるか知る参考になります・・・
ちょっと困ったのがマガジンのリブ。ここは全然拭きで塗料がリブの山に残ってくれません。こういうリブは磨きでまず山の頂上からハゲていくので山の頂上が黒々していては興醒めです。結局リブの山はほぼ「塗る」に近くなります。また、これほど剥げさせるなら調和をとって角も剥げ剥げにしなければなりません。マガジンだけやけに剥げまくってる状態になってしまいました。
いくらかAK47らしくなった・・・かな?木グリやストックがキレイすぎるのでこちらも何とかしなければなりません。こっちはどうしたものか・・・
東京マルイのエアコキハンドガン M8000クーガーG(10歳以上用)です。
ジョーシンで衝動買いしてきました。1659円。
箱裏。この銃についてはベレッタM92Fの短小改良版で大体説明がつきます。ただし短小化するついでに欠点であったスライド形状はクローズ化され、ロッキング形式もM92ではチャンバー左右にくるロッキングラグがスライド破断のウィークポイントであった事から、バレルが回転する事でチャンバー前にあるロッキングラグがスライドに噛み合うタイプのロッキング形式(ロテーティングバレル)に変更されています。厳密にはこのロッキング形式になった事でM92系よりも更に短小化できるようになった、という順序になります。また、更にこの銃からフレームを樹脂フレームにして近代化したPx4へと進化してゆく事になります。
開封。箱の窓から見えているのでここで驚く部分はありません。
付属品はマガジンと0.12gのBB弾、そして銃口には赤いキャップが差し込まれています。付属のBB弾はこの銃ではホップアップが強すぎて浮きまくるため至近距離でしか使えないので注意。
横に貼られたシールを剥がすのも儀式。ゆっくり丁寧に。
マルイのエアコキハンドガンとしては最終進化型である第3世代のものなので見た目はしっかりしています。パーティングラインが所々に残っていますが、このくらい処理できるスキルはユーザー側に持ってて欲しいもの。本来の対象ユーザーである10~17歳の子がパーティングラインガーとか爺臭い事を言うのはちょっと勘弁してもらいたい・・・こういう製品は使ってナンボですので。
ハンマーはフルコックできます。トリガーも連動してシングルアクションの位置まで後退。トリガープルはM9よりはスムーズでしっかりしていますが、かなり軽めになっているので撃つ時以外はトリガーに人差し指を掛けないクセを身につけておきましょう。セーフティはスライドストップレバーを上げてON、下げてOFF。セーフティONでトリガーロックされますが、ハンマーをコックした状態でしかONにできません。タッチはちょっと固くてON方向へは左手で操作しなければなりませんが、OFF方向へは握った右手の親指で操作できます。スライド左右にあるデコッキングレバーは一体モールドのダミー。
銃口。ライフリング表現のある銃口の少し奥まった位置にアルミ製のインナーバレルが見えます。インナーバレルの銃口側はテーパー加工がされています。銃口下のリコイルスプリングガイドは金属製ですが、青っぽい銀色のニッケルメッキ丸出しでちょっと目立ちます。
エジェクションポートから覗くチャンバー。隙間が大きくてゴミとか入りそうですが雰囲気ですよ雰囲気。
スライドをちょっと引くとチャンバー前半の刻印のあるパーツが回転しながら1cmほど後退します。ロテーティングバレルの可動表現。当然銃口も少し回転しています。
スライドを一杯に引いたところ。バレルは1cmほど連動して後退しています。スライドの後退量は4cmほど。引ききったところにチキッとした手ごたえがあります。
スライドを引ききった時の銃口。後退するのはアウターバレルだけで、インナーバレルは固定されています。スライドの引きは10歳以上用なので軽いもの。
マガジンに弾を込めます。装弾数は21発。左のようなローダーは1個だけでも最初に買っておくべき。
初速は0.2gで30mps弱ほど。10歳以上用としては標準的。ただ前述のようにホップアップが強く0.2gで適正なので15mでもやや山なりな弾道のシューティングになります。10m以内であればグリップの握りの良さとトリガーの軽さで意識を射的に集中する事ができるでしょう。
写真を撮り忘れましたが重量は315g。重さによるリアル感という点ではやや物足りませんがその分取り回しに優れています。
では次に、せっかく通常分解できるようになっているのですからやってみましょう。まずはトリガーガードの付け根の上の左側面にあるテイクダウンレバーを下へ下げます。上画像は回しすぎで、水平→4時方向くらいの位置で一旦止まるのでそこが正しい位置。
スライドを後ろから掌底で叩くとガシャッと前へ抜けます。テイクダウンレバーはこの画像の位置にしないといくらひっぱたいても抜けていきません。
分離したところ。
テイクダウンレバーの軸はD断面になっており、平らな面以外ではスライドが抜けないようになっています。
このクーガーGのウィークポイントがこのスプリングガイド。見ての通りスプリングの後端が触れる部分が非常に薄くなっています。ここはコッキングの動作中はフレーム側の低位置で止まっており、力いっぱいコッキングするとシリンダーの後端がぶつかり、手を離せば前進したスライドの後端がぶつかるという、前後から衝撃が加わりやすいパーツ。上と左右の3箇所の突起が折れるとスプリングを保持できなくなり射撃不能となるそうです。
良好な操作性と大きさの銃なのでここだけが惜しいところですが、壊れる道具はどう使うとどう壊れるかを学習するという点では優れているといえます。知育玩具が頑固に壊れないとモノを手荒に扱う子供が増えるわけで。
バレルアセンブリは前後に動かしつつ後ろ側から上に持ち上げ、リコイルスプリングガイドをスライドの穴から抜くようにようにすると他の部分も抜けてきます。インナーバレルが引っ掛かって抜けない時はアウターバレルを前へ引っ張りましょう。
バレルアセンブリが抜き出せるとシリンダーやピストンのパーツも次々と抜き出せます。
チャンバー後方から。ホップアップチャンバーが確認できます。このパーツを更にバラすには左側にある2本のネジを抜きますが、必要が無い限りはバラす必要はありません。
次に組みなおしですが、まずどの位置にどのパーツがくるかを確認。スライド内側のリブ2本ととシリンダーのリブ2本を合わせたくなるところですが、そこは引っ掛け問題。
実際シリンダーは差し込める位置がほぼ決まっているのでその位置でOK。大体上画像の位置。他の位置に差し込もうとしても引っ掛かって差し込めません。アウターバレルも上になる位置に突起があるので位置を合わせて配置。
バレルアセンブリをインナーバレルからアウターバレルへ差し込み、リコイルスプリングガイドをスプリングを縮めながらスライドの刺さるべき穴に差し込み、後は前へ押し込みつつチャンバーをシリンダーの前へ収めます。
フレームのリブへスライドの後端から差し込みます。
抜く時に比べると差し込む時は吸い込まれるように差し込まれます。
最後はテイクダウンレバーを水平位置に上げて完了。
同じマルイエアコキのM9ミリタリーと。スライド・バレル長の他グリップ形状など色々違いがあり、互換性もありません。トリガータッチなど操作感も大分違い、キャラが全く違う印象。
マガジン。違いはマガジンバンパーだけかと思ったら長さも若干違います。
入れ替えてみると差し込みきれず、マガジンの互換性が無いという。クーガーGとM9を両方持っている人はマガジンを間違えないよう注意。
USPと並べて更に短いクーガーG。持っていないので比較できませんがマルイのエアコキの中だとSIG P228に近いサイズのハズ。
@@@
マルイエアコキハンドガンの第3世代の中では一番コンパクトなクーガーG。入手性の良さと小ささではこれの下は銀ダンしかありません。銀ダンも最近はやや品薄ですが・・・これより大きいサイズと比べても、中々良いモノであるといえます。
ジョーシンで衝動買いしてきました。1659円。
箱裏。この銃についてはベレッタM92Fの短小改良版で大体説明がつきます。ただし短小化するついでに欠点であったスライド形状はクローズ化され、ロッキング形式もM92ではチャンバー左右にくるロッキングラグがスライド破断のウィークポイントであった事から、バレルが回転する事でチャンバー前にあるロッキングラグがスライドに噛み合うタイプのロッキング形式(ロテーティングバレル)に変更されています。厳密にはこのロッキング形式になった事でM92系よりも更に短小化できるようになった、という順序になります。また、更にこの銃からフレームを樹脂フレームにして近代化したPx4へと進化してゆく事になります。
開封。箱の窓から見えているのでここで驚く部分はありません。
付属品はマガジンと0.12gのBB弾、そして銃口には赤いキャップが差し込まれています。付属のBB弾はこの銃ではホップアップが強すぎて浮きまくるため至近距離でしか使えないので注意。
横に貼られたシールを剥がすのも儀式。ゆっくり丁寧に。
マルイのエアコキハンドガンとしては最終進化型である第3世代のものなので見た目はしっかりしています。パーティングラインが所々に残っていますが、このくらい処理できるスキルはユーザー側に持ってて欲しいもの。本来の対象ユーザーである10~17歳の子がパーティングラインガーとか爺臭い事を言うのはちょっと勘弁してもらいたい・・・こういう製品は使ってナンボですので。
ハンマーはフルコックできます。トリガーも連動してシングルアクションの位置まで後退。トリガープルはM9よりはスムーズでしっかりしていますが、かなり軽めになっているので撃つ時以外はトリガーに人差し指を掛けないクセを身につけておきましょう。セーフティはスライドストップレバーを上げてON、下げてOFF。セーフティONでトリガーロックされますが、ハンマーをコックした状態でしかONにできません。タッチはちょっと固くてON方向へは左手で操作しなければなりませんが、OFF方向へは握った右手の親指で操作できます。スライド左右にあるデコッキングレバーは一体モールドのダミー。
銃口。ライフリング表現のある銃口の少し奥まった位置にアルミ製のインナーバレルが見えます。インナーバレルの銃口側はテーパー加工がされています。銃口下のリコイルスプリングガイドは金属製ですが、青っぽい銀色のニッケルメッキ丸出しでちょっと目立ちます。
エジェクションポートから覗くチャンバー。隙間が大きくてゴミとか入りそうですが雰囲気ですよ雰囲気。
スライドをちょっと引くとチャンバー前半の刻印のあるパーツが回転しながら1cmほど後退します。ロテーティングバレルの可動表現。当然銃口も少し回転しています。
スライドを一杯に引いたところ。バレルは1cmほど連動して後退しています。スライドの後退量は4cmほど。引ききったところにチキッとした手ごたえがあります。
スライドを引ききった時の銃口。後退するのはアウターバレルだけで、インナーバレルは固定されています。スライドの引きは10歳以上用なので軽いもの。
マガジンに弾を込めます。装弾数は21発。左のようなローダーは1個だけでも最初に買っておくべき。
初速は0.2gで30mps弱ほど。10歳以上用としては標準的。ただ前述のようにホップアップが強く0.2gで適正なので15mでもやや山なりな弾道のシューティングになります。10m以内であればグリップの握りの良さとトリガーの軽さで意識を射的に集中する事ができるでしょう。
写真を撮り忘れましたが重量は315g。重さによるリアル感という点ではやや物足りませんがその分取り回しに優れています。
では次に、せっかく通常分解できるようになっているのですからやってみましょう。まずはトリガーガードの付け根の上の左側面にあるテイクダウンレバーを下へ下げます。上画像は回しすぎで、水平→4時方向くらいの位置で一旦止まるのでそこが正しい位置。
スライドを後ろから掌底で叩くとガシャッと前へ抜けます。テイクダウンレバーはこの画像の位置にしないといくらひっぱたいても抜けていきません。
分離したところ。
テイクダウンレバーの軸はD断面になっており、平らな面以外ではスライドが抜けないようになっています。
このクーガーGのウィークポイントがこのスプリングガイド。見ての通りスプリングの後端が触れる部分が非常に薄くなっています。ここはコッキングの動作中はフレーム側の低位置で止まっており、力いっぱいコッキングするとシリンダーの後端がぶつかり、手を離せば前進したスライドの後端がぶつかるという、前後から衝撃が加わりやすいパーツ。上と左右の3箇所の突起が折れるとスプリングを保持できなくなり射撃不能となるそうです。
良好な操作性と大きさの銃なのでここだけが惜しいところですが、壊れる道具はどう使うとどう壊れるかを学習するという点では優れているといえます。知育玩具が頑固に壊れないとモノを手荒に扱う子供が増えるわけで。
バレルアセンブリは前後に動かしつつ後ろ側から上に持ち上げ、リコイルスプリングガイドをスライドの穴から抜くようにようにすると他の部分も抜けてきます。インナーバレルが引っ掛かって抜けない時はアウターバレルを前へ引っ張りましょう。
バレルアセンブリが抜き出せるとシリンダーやピストンのパーツも次々と抜き出せます。
チャンバー後方から。ホップアップチャンバーが確認できます。このパーツを更にバラすには左側にある2本のネジを抜きますが、必要が無い限りはバラす必要はありません。
次に組みなおしですが、まずどの位置にどのパーツがくるかを確認。スライド内側のリブ2本ととシリンダーのリブ2本を合わせたくなるところですが、そこは引っ掛け問題。
実際シリンダーは差し込める位置がほぼ決まっているのでその位置でOK。大体上画像の位置。他の位置に差し込もうとしても引っ掛かって差し込めません。アウターバレルも上になる位置に突起があるので位置を合わせて配置。
バレルアセンブリをインナーバレルからアウターバレルへ差し込み、リコイルスプリングガイドをスプリングを縮めながらスライドの刺さるべき穴に差し込み、後は前へ押し込みつつチャンバーをシリンダーの前へ収めます。
フレームのリブへスライドの後端から差し込みます。
抜く時に比べると差し込む時は吸い込まれるように差し込まれます。
最後はテイクダウンレバーを水平位置に上げて完了。
同じマルイエアコキのM9ミリタリーと。スライド・バレル長の他グリップ形状など色々違いがあり、互換性もありません。トリガータッチなど操作感も大分違い、キャラが全く違う印象。
マガジン。違いはマガジンバンパーだけかと思ったら長さも若干違います。
入れ替えてみると差し込みきれず、マガジンの互換性が無いという。クーガーGとM9を両方持っている人はマガジンを間違えないよう注意。
USPと並べて更に短いクーガーG。持っていないので比較できませんがマルイのエアコキの中だとSIG P228に近いサイズのハズ。
@@@
マルイエアコキハンドガンの第3世代の中では一番コンパクトなクーガーG。入手性の良さと小ささではこれの下は銀ダンしかありません。銀ダンも最近はやや品薄ですが・・・これより大きいサイズと比べても、中々良いモノであるといえます。
GPS02タイプ グリップバイポッドレプリカです。(1650円)
そっけない梱包。レプリカは中身が使えりゃいいんです。
ミリタリー写真でよくM4などに装着されているの見るタイプのグリップバイポッドです。
付け根にあるボタンを押すと底部分から足がシュパッと展開し、バイポッド形態になります。
下から。展開した足を束ねてグリップ内へ押し込むとグリップ形態に戻ります。あまり力を要さずとも押し込め、カチリと小気味良くロックするので操作感が良いです。足は樹脂製ですが剛性は十分にあります。
グリップ底部のキャップを回すと分解できます。組みなおす時はグリップ内側と足側の形状を合わせてキャップを締めるだけ。形状の合う位置以外ではキャップが締まらないので組み間違う事は無いでしょう。
FAB DEFENSE LINE T-PODタイプのレプリカと。長さは同じくらいですが太さは結構差があります。
伸ばした状態も高さはほぼ同じ。高さ調整ができるT-PODタイプの方が融通は利きますが操作性ではGPS02の方に分があります。特にこのT-PODレプリカは質が悪くて操作力を要するので丹念に摺り合せてもまだ渋々・・・
重量は178g。T-PODの半分ほどです。この長さのフォアグリップとしても別段重いというわけでもありません。
レイルへの装着は基部をレイルに挟んでネジで締める方式。
ネジを緩めるとこのように開くので・・・
レイルにあてがい、ネジを締めれば装着完了。着脱が容易で使い勝手に優れています。
ただしレイルはキッチリとピカティニーレイルの規格に沿ったものでないと基部の突起が合わず装着できません。中華チープガンに多い溝間隔がウィーバーレールに近いものには装着できません。銃側のレイルを削るか(上写真のGoldarrowsM14はレイルが金属なのでそれもキツいですが・・・)、バイポッド側の突起を削るか迷うところ。
中華チープガンでもM4系のレイルハンドガードには装着できるものが多いですが、他はウィーバーレールに近いものが多いため取り付かないものが多いです。上がBOYI M4CQB、下がエアコキM4Sシステムへの装着例。レイルの幅方向へは割りと許容量があるので若干太いマルイの電動ガンなどのレイルへは問題なく取り付くハズです。BOYSは無理。
MOEハンドガードの下にポリマーレイルセクションL2を介して装着したところ。30連型マガジンだと水平より上へは厳しいですがショートマガジンならグリップ形態でもモノポッドとして安定させられます。
グリップバイポッドはグリップを兼ねる関係上ややバイポッドを立てる位置が手前になってしまいますが、その分マガジンの長さに干渉しにくくなる利点があります。バレル先端に近い方が安定はしますがこれでも十分。GPS02タイプ特有の逆Y字のバイポッド形態はやや好みが出るでしょうが、実用性は非常に高いです。
重量に対する耐性はどうか?という事で重い銃に装着。CYMA AK47タクティカルのハンドガード下のレイルへ装着したところ。このくらいの重さだとまだ余裕があります。MINIMIやMk48などの軽機関銃に装着している姿も多いですが、10kg近い銃に装着して乱暴にドカッと接地させるとさすがにヤバいかもしれません。もっともそんなシチュエーションだと全金属製のバイポッドでも曲がるレベルの話ですが・・・
今回のブツは安いレプリカとはいえカッチリと質も良好で好印象。良い買い物をしたわ・・・
そっけない梱包。レプリカは中身が使えりゃいいんです。
ミリタリー写真でよくM4などに装着されているの見るタイプのグリップバイポッドです。
付け根にあるボタンを押すと底部分から足がシュパッと展開し、バイポッド形態になります。
下から。展開した足を束ねてグリップ内へ押し込むとグリップ形態に戻ります。あまり力を要さずとも押し込め、カチリと小気味良くロックするので操作感が良いです。足は樹脂製ですが剛性は十分にあります。
グリップ底部のキャップを回すと分解できます。組みなおす時はグリップ内側と足側の形状を合わせてキャップを締めるだけ。形状の合う位置以外ではキャップが締まらないので組み間違う事は無いでしょう。
FAB DEFENSE LINE T-PODタイプのレプリカと。長さは同じくらいですが太さは結構差があります。
伸ばした状態も高さはほぼ同じ。高さ調整ができるT-PODタイプの方が融通は利きますが操作性ではGPS02の方に分があります。特にこのT-PODレプリカは質が悪くて操作力を要するので丹念に摺り合せてもまだ渋々・・・
重量は178g。T-PODの半分ほどです。この長さのフォアグリップとしても別段重いというわけでもありません。
レイルへの装着は基部をレイルに挟んでネジで締める方式。
ネジを緩めるとこのように開くので・・・
レイルにあてがい、ネジを締めれば装着完了。着脱が容易で使い勝手に優れています。
ただしレイルはキッチリとピカティニーレイルの規格に沿ったものでないと基部の突起が合わず装着できません。中華チープガンに多い溝間隔がウィーバーレールに近いものには装着できません。銃側のレイルを削るか(上写真のGoldarrowsM14はレイルが金属なのでそれもキツいですが・・・)、バイポッド側の突起を削るか迷うところ。
中華チープガンでもM4系のレイルハンドガードには装着できるものが多いですが、他はウィーバーレールに近いものが多いため取り付かないものが多いです。上がBOYI M4CQB、下がエアコキM4Sシステムへの装着例。レイルの幅方向へは割りと許容量があるので若干太いマルイの電動ガンなどのレイルへは問題なく取り付くハズです。BOYSは無理。
MOEハンドガードの下にポリマーレイルセクションL2を介して装着したところ。30連型マガジンだと水平より上へは厳しいですがショートマガジンならグリップ形態でもモノポッドとして安定させられます。
グリップバイポッドはグリップを兼ねる関係上ややバイポッドを立てる位置が手前になってしまいますが、その分マガジンの長さに干渉しにくくなる利点があります。バレル先端に近い方が安定はしますがこれでも十分。GPS02タイプ特有の逆Y字のバイポッド形態はやや好みが出るでしょうが、実用性は非常に高いです。
重量に対する耐性はどうか?という事で重い銃に装着。CYMA AK47タクティカルのハンドガード下のレイルへ装着したところ。このくらいの重さだとまだ余裕があります。MINIMIやMk48などの軽機関銃に装着している姿も多いですが、10kg近い銃に装着して乱暴にドカッと接地させるとさすがにヤバいかもしれません。もっともそんなシチュエーションだと全金属製のバイポッドでも曲がるレベルの話ですが・・・
今回のブツは安いレプリカとはいえカッチリと質も良好で好印象。良い買い物をしたわ・・・