~趣味の世界~
クラウンのオーセンティックカートリッジ M586/M686/M19用です。
今回はパイソンと一緒に買いましたが、パイソン用がM19に使えないのと同様にこちらはパイソンには使えません。


パッケージはブリスター入り。


ぶっちゃけてしまうと標準のプラ製カートをそのまま真鍮製に置き換えただけのもの。


開封。パイソン用とは違いカートの後方、リムに近い部分に段差があります。またカート後面のゴムパッキンの更に外側には黒い刻印が入れられています。


カートの重量は6個で77g。


対象はこちら。クラウンのホップアップエアリボルバーシリーズのS&W M19 4インチ(10歳以上用)。同じクラウンのホップアップエアリボルバーシリーズのM586、そのシルバーモデルであるM686にも対応しています。


標準のプラ製カートは6個で10g。


シリンダーに真鍮製カートを込めます。標準のプラ製カートは色が黄土色だし刻印も無いのでシリンダー後面に彩りが出ます。


真鍮製カート込みの重量は424g。まだ「重い」という重量ではありませんが、この銃の性格を考えればこのくらいで十分。
標準のプラ製カートを形状そのまま真鍮に置き換えただけなので初速などは変化しません。パイソンではトリガーを引いてシリンダーを回転させると少し勢いがよくなりますが、M19はシリンダー前面と接するフォーシングコーンがスプリングのテンションでシリンダー前面の穴に可動してはまり込んでいるのでトリガーの引き始めに引っ掛かりがあり、イマイチ回転させて楽しい感じはありません。パイソン同様に真鍮カートがシリンダー内でわずかに前後に遊ぶので銃を揺するとカートがガチャガチャ音を立てがち。


パイソン用の真鍮製カートとの比較。パイソン用より若干全長が長く、前述のようにカート後方が一段太くなっています。
パイソン用が全長40.4mm、ケース部が32.3mm、リム厚1.8mm、内径6mm、太さがケース部前端9.5mm、後端10mm、リム部11.4mm。
M586/M686/M19用が全長41.5mm、ケース部が32.5mm、途中の段差がカート底部から6mm、リム厚1.7mm、内径6mm、太さがケース部前端9.2mm、段差の直前9.4mm、一段太いところが10.3mm、リム部が11.4mm。

カート底部の刻印はパイソン用が赤、M586/M686/M19用が黒。後者は段差があるので見分けがつかない事は無いでしょう。


パイソンのシリンダーにM586/M686/M19用を入れるとカート後部を5mmほど残したところで止まってしまいます。


M19にパイソン用をシリンダーに入れると入りはするのですが、発射をすると「ブッシュ・・・」という音と共にハンマーがゆっくり倒れ、BB弾は発射されません。
他社のカート式リボルバーはBB弾を込める位置がカートの前端なので、たとえシリンダーに入ったとしても発射を行うのは機構の破損リスクがあり危険なのでやめておいた方がよいでしょう。



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クラウンのエア式リボルバーは安い事もあってカートだけ高級にしてもまだ物足りない感はありますが、逆に言えばカートだけでも高級にしてちょっとでも気分を充足させられる余地があると言えます。必須ではありませんが、あっても良いかと思います。

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