~趣味の世界~
クラウンのホップアップガスリボルバーNo.5 S&W M629 6インチステンレスタイプです。

クラウンのガスリボルバーは触った事がなく、やはり「クラウンだし・・・」という先入観でタカをくくっていたのですが、他所のレビュー動画などを見ると単にエア式をガスガン化したようなものではなく全然見た目も違うし、その割に値段が7千円程度とお安いので買ってみる事にしました。ラインナップはエア式同様にパイソン、M29/629、M19、M586/686。パイソンは定番すぎてパスするとして、M19はエア式を注文していたのでM29か。M686はマルシンのもってるし。でも黒いM29か銀色なM629か、という選択ではギラギラメッキ仕上げについ目がいってしまったのでM629。バレル長は4インチは扱いやすそうではあるもののM29には少し寸詰まり。8インチは長すぎるので6インチ。


外箱は窓があり中身が見えます。


開封。マズルキャップが抜けていますが多分元々挿してあったけど抜けたんだと思います。ちょっと緩め。カートの詰め方がちょっと意地悪くて紙製の窓枠が下の発泡スチロールと接着されていて、しかもその下に挟まってる透明窓がキッチリハマり過ぎてて中々取れません。更にはカートも上3本は縦に突っ込まれていて手では取り出せないのでマズルキャップを使って引っ掛け出してやっと取れます。


内容は銃本体とマズルキャップ。0.2gと思しきBB弾、金属製のカート6個。説明書は?


フタ側に挟まっていました。なんか・・・何かなぁ・・・



説明書。ガスリボルバーとしては標準的な構造なので使い方も大体マルシンあたりの常識が身に付いていれば同じように扱えますが、あちらも個々により特有のクセがあるようにこちらもちゃんと目を通しておきましょう。



銃本体左右。何と言っても目をひくのはこのテラッテラに輝く光沢メッキ仕上げ。油断してると顔が映りこんで写真に入ってしまうので撮影にも気を遣います。また照明の光も強く映りこむのでカメラの補正で写真が暗くなりがち。


各部を観察。銃口はすぐ奥に段差があってちょっと迫力不足。真鍮製のインナーバレルが更にその奥に見えます。


6インチの長いバレルは.44口径(11.2mm)のバレル内径を内に持つため太いですが、バレル下にバレルシュラウドを持たず、エジェクターロッドを覆う分だけのため案外スマートに感じます。M586/686のようにバレル下のシュラウドが銃口まで伸びている「M629クラシック」も迫力がありますが、こちらとて負けていません。


フロントサイトは一緒にメッキされているのでちょっと見づらいデメリットがありますが、赤いインサートが入っており、何も無いよりは余程サイティングの助けになります。


フレーム部。M29は.44マグナム弾を発射するために大型のNフレームを熱処理により強化した専用フレームを持つマグナム・リボルバーとして1955年に登場しました。登場後は割とマイナーに甘んじていましたが、1971年の映画「ダーティ・ハリー」に登場し、超強力なリボルバー拳銃として一躍有名となります。M629は材質をステンレススチールとしてメンテナンス性を向上させ、外観的にも銀色に輝く美しいモデルです。


パーティングラインはよ~く見ると多少残ってはいるのですが、目立たないレベル。カメラと手指が頻繁に映っていますが気にしないで頂きたい。


グリップは・・・何ていうんだろこのタイプ。M29の標準的なグリップです。「ダーティハリータイプ」というやつは側面のチェッカリングがもう少し前後に広がってるタイプのようです。樹脂製で木目を模した模様と特殊ラミネート加工によるテカテカ仕上げになっています。


グリップ底面中央にガス注入口があります。


グリップ後面にはフレーム後面が露出しています。昔マルイの造るモデルガンシリーズのM29の4インチと6インチを持っていて6インチの方にこれと同様の黒いグリップが付属していたのですが、印象としては当時と同じく「ぶっとい」と感じます。でもぶっといけど丸いので握りやすい方でしょうか。前後方向は太いというよりもトリガーが遠い方が気になりますが、左右はダブルカ―ラムのオートくらいに感じます。


ハンマーは金属製で、裏にMADE IN TAIWANのシールが貼られています。(剥がれて斜めになってたので貼り直してあります)


リヤサイトは金属製でフルアジャスタブル。ただし上下はほとんど動かずにネジだけが持ち上がり、左右は中央から右にしか動きません。工夫すればこれでもやりようはあるかと思います。(上下は一旦外して曲げながら調整、左右は・・・どうしたものか)


メダリオン。色が均一すぎるのでスミ入れしてやりたい感じ。


フレーム右側。パネルの分割は本来の位置ではなくアレンジされています。刻印がメッキ層の厚みでダルンダルンになっているのが惜しい。


バレル右面。シュラウドに刺さってるピンも別パーツ。ただしシュラウドの前からエジェクターロッドの前まで貫通してるパーツはグレーの樹脂製でここはちょっと安っぽい感じ。


サイトピクチャー。赤いインサートのおかげで見やすくはあるのですが、白いターゲットに対してはフロントサイトが少しクッキリしないかもしれません。


フレーム左のサムピースを押しながらシリンダーを右から押してスイングアウト。シリンダーの穴に筒が入っていてちょっと独特です。


筒はシリンダー前端にツライチの長さがあります。構造的にはカートの後端に込めたBB弾がカート内面ではなくこの筒を通るので、カートの品質に左右されにくいメリットがあるかと思います。

エジェクターロッドを前から押すとエジェクターは5mmほど可動します。ここはエア式と同様。ただしエジェクターロッドとエジェクターは金属化されています。欲を言えばヨークも金属にして欲しかったところ。シリンダーを収めた時ヨークが柔らかいのでエジェクターロッド前端が一発でハマらず、手で押し込むのを要される事が多いです。確実に一発で収めるにはシリンダーではなくヨークを押して収めると良いかと思います。


本体重量は718g。実銃は1.4kgあるので半分ほどですが、これでも軽くはありません。


カートは真鍮製ですが弾頭部が無い独特な形状。.44マグナムというにはちょっと小さくてカートの外径は10.3mm、一段太くなっている部分の外周10.8mm、リム部の外周11.8mm、内径8mm、カート全長29mm。サイズ的には9mm×29R=.38spに近いサイズ。


重量は6個で53g。


シリンダー内に筒があるのでカートの挿入はやや引っ掛かり気味ですが、一旦入れたらそう出す事も無いかと思います。


フレーム側のシリンダー後面と面する部分。上にガス噴出口があります。エジェクター中央に出ているピンは樹脂製なのでこれが幸いにしてフレーム側のメッキを削り落とすのを防いでいます。


シリンダー前面と接するフレーム側。フォーシングコーン部は前後に可動してシリンダーギャップからのガス漏れを防ぎますが、エア式ほど大きくは動かずストロークは1mmほど。トリガーを引くと後方のガス噴出口が前に可動してカートを押すのでその時以外はフォーシングコーンはシリンダー前面とは微妙に触れておらず、ダブルアクショントリガーの引き始めやハンマーの起こし始めなどで抵抗を生むようにはなっていません。


銃口からインナーバレル内をのぞいたところ。フォーシングコーンの後端から中に1cmほどの上面にHOP突起があります。


カート装填状態の重量は771g。


ハンマーが倒れた状態。ハンマーは少し浮いた状態がデフォルトで、その先にガスタンクのバルブを押す分のストロークがあります。この位置から先へはトリガーを引き切った時のみ移動できるようになっているのでトリガーを引いていない状態でハンマーを後ろから押してもガスが噴出したりはしません。


ハンマーを起こしたところ。ハンマーの操作力は軽め。トリガーはシングルアクション位置に後退しますが、位置はイメージより随分前寄りに感じます。トリガープルはちょっとリボルバーらしからぬ感じで、2mmほどクニュッとストロークがあってからパツンン(倒れた後少し跳ね返る感じ)という音を立ててハンマーが倒れます。プルは軽くもなく重くもなくといったところ。


ハンマーを起こすと中に透明チューブが見えます。


それでは発射の準備を。グリップ底部のガス注入口からガスを注入します。缶を傾けたりだとか、ハンマーを起こしてからとか、そういう注意事項は特にありません。


BB弾をカート後面に込めます。


初速をチェック。気温は27℃、弾は0.2g。シングルアクションでは80m/s台前半ほど。発射音(ブツンンという感じ)はおとなしいですが弾はかなり勢いがあります。


ダブルアクションでも大体同じくらいの初速。ダブルアクションのトリガープルはさほど重くなく、引き切り寸前でクッと重くなるので引き切りが分かりやすい。リボルバーらしくそれなりに散りますが、リヤサイトのノッチに対しフロントサイトをちょっと上めくらいの狙い越しで大体狙点に飛ぶ印象。


タナカのM327M&P R8と。同じNフレームですがかなり個性の違う2挺。


値段が3倍も違うのでさすがにカッチリ感はかなり差がありますが、遠目には7千円の割には頑張った方ではないでしょうか。


マルシンのスーパーレッドホークと。


同じ.44マグナム、大きさも同じくらい。



@@@




言ってしまえば値段なりにショボいところも所々あるのですが、値段の割の頑張りは称えたい。そんな1挺。気軽にマグナムリボルバーを始めるならエアリボもありますが、そこからのステップアップとして丁度良いでしょう。外観や実射性能で細かいところが気になっちゃう方は奮発してマルシンかタナカのを買いましょう。
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