~趣味の世界~
前回分解したタボールを組み立てます。基本的にバラした逆でいいのですが、一応。

S&Tタボール
メカボックス一式をまず配線から入れてゆきます。配線は後ろから中を覗いた時に上の方に見える横棒と天井の間へ通します。丁寧にリンク棒をトリガー上へ通し、トリガーと繋がる部分へ差し込み、イモネジを締めます。リンク棒はきちんと奥まで差し込みます。左側のリンク棒へも小パーツを差込み、キチンと位置を合わせてイモネジを締めます。

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ボルトリリースレバーをまず後ろ側から差込み、次に前側を差込んでメカボックスを下側へ押しておさえておきます。

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ボルトリリースレバー前後のピンを入れる前にバレル取り付け部の台座を取り付け、バレルを載せておきます。メカボックスを固定した後だとノズルに引っ掛かってバレルが入らない事があります。

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ボルトリリースレバー前後のピンを挿します。後ろ側のピンを挿すとメカボックスの位置が決まり、メカボックスが仮固定されます。

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バットプレートをはめます。モーターの後端に配線が掛かっていると閉まらないので配線を横へ回し、抑えながらバットプレートをはめ込み、カッチリとフレームと噛みあったらピンを差し込んで固定します。下側のピンは差し込んだ方と逆のモナカを押して開いてしまいがちなのでバットプレートをしっかり押さえて真っ直ぐ差込み、奥までキチンと挿して固定します。その間やや前にある大きいピンも差し込んでコインなどで左右からねじ込みます。ここは外す時に較べたら締める方は楽ですが、しっかりと締めておきます。

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マガジンポート内の2個のネジも忘れずに。

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バレル固定部の上側を被せ、バレルを後ろへ押して固定部上側とキチンと噛ませたらネジを締めます。ここもしっかりと締めておかないとバレルがグラつきます。

S&Tタボール
S&Tタボール
S&Tタボール
セレクターを動かしてトリガー上のパーツ群がちゃんと動いているか確認しておきます。上からセーフ/セミ/フルの位置。セーフからセミへ動かすとトリガーの動きを規制するパーツが動いてトリガーが動けるようになり、セーフからフルへ動かすと左側のリンク棒の先端のパーツをセレクターがグッと押します。

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ブラブラしている配線を右側にあるツメに掛けて固定します。バレルを入れる前にやっておいても良いです。

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ありゃ?配線伸びた。まあ問題なし。元々メカボックス周辺で縮まってたようで、これでバッテリーが繋ぎ易くなりました。でもあまり長すぎても邪魔になるので縮めたい時は一旦ツメから配線を外して少しメカボックス側へ配線を押し込んでやると良いでしょう。

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もう一息。リヤサイトとレイルの付いたアッパーレシーバー後半を先に差込み、コッキングレバーの付いた前半部をハメます。コッキングレバーの棒がうまく定位置に差し込めない時はフレーム横の穴からピンセットやラジオペンチを突っ込んで棒をつまんで動かしてやると良いです。うまく取り付いたら横のピンと前端左右のネジを締めて完成。


S&Tタボール
手持ちの光学サイトを載せて適合をみてみました。
まずはmojjiの30mm径・高さ16mmのマウントリングに取り付けたS2Sのアクシス。リヤサイト基部が干渉するのでマウントベースは高さ20mmの方が安心。

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S2Sアクシスに元々付いていたマウントベースに載せたADCOの30mm径ドットサイト。このタイプのマウントベースなら丁度良くリヤサイト基部を回避して取り付けられます。高さも覗き易く、持っている中ではこれが一番この銃に合う感じ。

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マルイのイルミネーテッドショートズームスコープ。マウントリングはmojjiの30mm径・高さ20mmですがレイル前端に付けてもリヤサイト基部と干渉。これはまずマルイのレイルアダプターなどで高さを上げてからの方が良さそうです。

S&Tタボール
上にレイルが付いた銃はとりあえずやってしまうのがM4キャリハン。実はリヤサイトに対しキャリハンのピープサイトは2mm程度高さが上がるだけなので使えなくもないです。

持ってませんがオープンタイプのドットサイトや小型のT-1タイプ、カッコ優先でACOGなんかも似合いそうです。

S&Tタボール
ライラクスのファットサプレッサー100を取り付けたところ。サイレンサーを付けるとちょっと未来感がアップする印象。太くて長いサイレンサーが案外似合うかもしれません。くどいですがハイダーのネジはM14正ネジ。何なら正逆変換アダプターなんてのも売っています。

S&TタボールS&Tタボール

S&TタボールS&Tタボール
スリングスイベルが無いのでどうしたもんかと思っていましたが、ググってみると割りとこんな取り付けで十分みたいですね。パラコードが便利ですが、ウチには無いので中華AS50についてたスリングを半分に切って使用。スリングはマルイのタクティカルスリング。

S&Tタボール
このS&Tタボール、ググって色々情報を探ると方々で悪評まみれなので表情が曇ります・・・確かに安普請なトイガンで拡張性も低いですが、カッコイイだろう!!!(ギャキィな銃だし、いじっていれば愛着も湧きます。あまり高望みをせず、こういうもんだと思ってこの銃と付き合っていきたいと思います。


折角のタボールですから分解してみましょう。これとて通販ショップなどではしきりに「要調整」「壊れても自分でなんとかできる人だけ買って下さい!」と喧伝されている中華トイガンのはしくれ。まあ調整はともかくとして壊れて何とかできる範囲にも限度があらぁ!というのが本音。マルイの電動を箱出しでしか使ったことが無い人が初心者から脱するための手助けになれば幸いです。

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軍用銃ですからフィールドストリッピングくらい工具なしで出来て欲しいところですが、これは廉価なトイガンです。中身も実銃とは全然違います。とりあえずレシーバー横のピンを引っこ抜きます。左右どっちからでもいいです。

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次はどこじゃいな、と探るとレシーバー前端の左右に刺さってるネジ。
先に言っておきますと、6角レンチは3種類必要。

S&Tタボール
1本のピンと2本のネジを外すとコッキングレバーごとレシーバー上の前半分が外れます。スプリングの後ろにあるワッシャを失くさないよう注意。

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レシーバー上の後ろ半分の前端やコッキングレバーの取り付いている部分の反対側の形などを見るとどうもコッキングレバーは左右を入れ替えられるようになっていそう。

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コッキングレバーを外すには付け根下側にあるネジを外します。

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このような構成。コッキングレバー側にある四角いナットを失くさないように。

S&Tタボール
うん、世の中そんな都合良くはないよな。コッキングレバー付け根のパーツは台形をしており左右を入れ替えると裏返しになるので形状が合わずコッキングレバーをネジ留めできませんでした。

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コッキングレバーが横に抜けてしまいますが形だけ。コッキングレバーを引くと・・・

S&Tタボール
ジャコッと。いけますね~
レバー付け根のパーツはもしかしたら棒を逆から差し込んだらいけるのかも。試しませんけど。

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脱線しましたが続行。
レシーバー前半分が外れたら後ろ半分はそのまま前へスライドして外れます。リヤサイトより後ろの造形なんかいかにもフィールドストリッピングに使いそうなボタン的動きをしますが、ここは何の機能も無いようす。無理して押してバキッとやっちゃわないように。

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下側。意味深ながら特に意味の無いネジ。

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上のパーツ2つが外れるとバレルが露わになります。
バレルはフローティングバレルというやつで、付け根に近い位置でだけ保持されています。その分アウターバレルには剛性が欠かせず、アウターバレルは金属製。多分アルミ。

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なぜコッキングレバーを左右入れ替えてもポートカバーが開くのか。それはこの上写真の上が平面になっているパーツがポートカバーのパーツなんですが、これを前から押しているだけだから。

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指で押しても動き、押し込むと奥でロックされます。戻す時は銃後半の下にあるボルトリリースレバーを押すとチャッコンと戻ります。

S&Tタボール
エジェクションポートは本来左右にあり、左側にはカバーが着いています。カバーは後ろ側のネジを2つ抜くと外れ、エジェクションポートが現れます。ただこちら側にはホップアップ調整ダイヤルが無いし、排莢するわけでも無いので左右を入れ替えるメリットは薄いです。

S&Tタボール
右側のケースディフレクターを外すと左側と同じ形をしています。ただこちら側はネジの受けが一方にしかありません。

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バレル付け根の上に被さっている固定具をネジ4本を抜いて外すとバレルがフリーになります。ただノズルがチャンバーに深く刺さっていてこの段階ではバレルが外れませんでした。

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チャンバーに刺さっているノズルを後ろへずらすにはいよいよメカボックスとご対面する必要があります。まずはバットプレートを留めている上下2本のピンを抜き、バットプレートを外します。モーターが見えました。

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ボルトリリースレバーの上前後にあるピンを抜きます。前側がボルトリリースレバーの軸、後ろ側はメカボックスの位置決めをしています。メカボックスを後ろから手で上へ動かすとボルトリリースレバーが外れるようになります。

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最後に残った大きなピンは専用工具が要りますが、無ければコイン2つで外します。固い場合は一方のコインをペンチで掴むなどして工夫します。出来れば500円玉2枚あると良し。このピンはプラ製レシーバーの左右モナカを保持しているだけのように見えますが、この部分の左右モナカは押さえが弱いとメカボックスの振動でバクバク派手に共振するので侮ってはいけません。

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まだメカボックスは抜けません。トリガーとメカボックスを繋ぐリンクの付け根にあるイモネジを緩めてリンク棒を抜いてやる必要があります。上画像のL型レンチを刺している位置。試しにトリガーを引くとここが前後しています。ここともう一箇所、バレルを挟んで左下にちょっと見える白っぽい長方形の下側に黒丸のある小さいパーツにもリンク棒が刺さっていますのでここも緩めます。ここはセレクターをフルオートにした時メカボックスのシアを切り替えるためのリンク。こちらはリンク棒の先端に取り付いているだけなので棒を抜いた時その下のグリップ内に落としたりしないよう注意。先にピンセットなどでつまんで抜いておいても良いです。

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まだ抜けません!と思ったらマガジンポート内に2本ネジが残ってました。ここが最後。

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ご対面~。
アウターバレルの右横あたりに掛けられている配線をフリーにしたらズルズルッとメカボックスが後ろへ抜けてきます。同時にバレルも外れました。

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というか何この錆だらけの汚いモーター・・・ググって先人の知恵をお借りするに、マルイのEG1000Sなどのショートタイプの電動ガン用モーターが使えるそうです。サイクルも遅い方だし換えた方がいいよなぁ・・・

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ひっくり返して反対側。

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ポートカバーのパーツを引いたところ。右後ろ側のシアーはエジェクションポートカバーを開状態でロックし、またリリースするためのもの。右前側はトリガーシアー。左前側はフルオート用で左後ろ側は多分ボルトリリースレバーを押した時にピストンをフリーにするシアー。薄くグリスが塗られているだけでちょっと渋い感じだったので注油しておきます。

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可変ホップアップ機能が盛られているチャンバー。見た感じは特にいじる必要は無い感じ。
ただ射撃後銃口を下に向けていると一発だけ弾がシュルルルルルとバレル内を滑って転がり落ちる事があるのであまりキチンとはしてないようす。

S&Tタボール
チャンバーを後ろから覗き込んだところ。ボケててわかりにくいですが、内側上面にちょっと出っ張った面があるのがわかるでしょうか。ホップ調整ダイヤルを回すと出っ張った上面に更にグニョっと突起が伸びてきます。厳しい人に言わせれば、ここも要交換部分なのでしょう・・・

次回は組み立てです。


前回のタボールをモフりつつ連射サイクルを弾速計で計ってみましょう。

充電中
そもそも銃に入れっぱなしで最後に充電してから数ヶ月経っているのにマトモな数字が出るわけないじゃん!というわけで早速8.4Vと9.6Vを充電。この8.4Vは普段次世代AKS74Uに入れっぱなしにしています。9.6VはM4に入れっぱなし。MP7A1だけは使う時以外は律儀にコネクタを外しているのですが・・・
追充電ですが半分~2/3くらい入りました。

では早速チェック。セミオートですら中々失敗しやすいのにフルオートです。大変。

S&Tタボール
まずはタボールに8.4V。13.67RPSと、昨日よりちょっとサイクルアップ。

S&Tタボール
ピントが奥へ行ってしまいました。タボールに9.6V。16.11MPSと、やはり昨日よりちょっとアップ。

でもこれがどれくらいのサイクルかピンと来ないなぁ・・・
なので他の銃でもサイクルチェックしました。

マルイスタンダード電動M4A1
マルイのスタンダード電動M4A1に8.4Vだと17.12RPS。
パワーがタボールより低いしモーターも良い物が最初から入ってるので・・・

マルイスタンダード電動M4A1
同じマルイスタンダード電動M4A1に9.6Vで21.18RPS。20を超えるとさすがにハイサイクルという感じ。マルイのハイサイクル系は25とか出るそうです。スッゲェですね。

マルイ次世代電動AKS74U
マルイの次世代電動AKS74Uに8.4Vで14.61RPS。これはハイサイクル化すると銃が破壊されそうで怖いです。9.6Vは銃に内蔵できないので試しません。怖いし。高いし。

マルイMP7A1
マルイのMP7A1に8.4Vで14.69RPS。15くらいだとコントローラブルで音も安心できます。MP7A1は標準が7.2Vですが戻すのが面倒なのでパス。あのクソバッテリー充電してないし。

マルイBOYsG36C
マルイ電動ガンBOY’sのG36Cです。単三電池6本仕様ですがパナソニックのニッケル水素充電池を入れています。12.9RPSとサイクルはやや遅め。アルカリ乾電池だともっと速いはず。

マルイ電動ブローバックP99
ポコンポコンポコンとカワイラシー連射速度のマルイ電動ブローバックワルサーP99DAO。パナソニックの単四型ニッケル水素充電池4本で5.59RPS。これはあまりハイボルテージにするとスライドが途中で止まったり焦げ臭くなったりするので程ほどが限度。

KSC ベレッタM93R 2ndX'mas
電動ガンの連射サイクルは出だしがモッサリして数発後に最高速安定になりますがガスブローバックは瞬発力が違います。KSCのベレッタM93R-AGで19.29RPS。さすがに高速。

マルゼンイングラムM11ベーシック
マルゼンのイングラムM11ベーシック。計測不能。銃が暴れて暴れて100発くらい頑張ったのですがダメでした。多分16~20程度ではないかと。

マルシンモーゼルM712ショート 8mm
弾の設定を変えてマルシンのモーゼルM712ショート8mmブローバックのフルオート。サイクルはこんなもんですが快調です。

マルシンポリスリボルバー2インチ8mmXカート
ついでなので同じ弾を使うマルシンのポリスリボルバー2インチXカート仕様。大きいし重い弾なので初速は遅いハズですがそれでもこれだけ出ているのでリボルバーとしては頑張った方でしょう。

連射を当てすぎて弾速計の後ろに置いてたクッションにBB弾がたくさん入ってしまいました・・・まあコレはホームセンターで500円くらいのやつです。

かたづけをしているとクッションを置いてた下になにやら透明なプラスチックの破片が。どこのだろ?と思ったその目の前にあったものは・・・

被弾した神姫ケース
ぎゃああああ!
クッションの後ろになってた神姫を入れたケースが割れています。

幸いクッションの布は後ろ側が破れていないので貫通したわけではなく、ケース内にもBB弾が飛び込んだりはしていないようす。やれやれ・・・

部屋の中でのフルオート射撃は危険がいっぱいです。気をつけましょう・・・


S&TのタボールTAVOR-21です。
少し前から気になっていたのですが、扱い店が少なくバージョンも樹脂メカボ初期・樹脂メカボ後期・金属メカボとあるようで、どれが来るやら。写真だと黒がツートンチックでカッコイイですが動画を見るとただの真っ黒でめっちゃ安っぽい・・・と色々迷いどころが多く中々踏み切れなかったものの、安っぽい品には慣れました。樹脂メカボのが来てもネタにしてやります。って事でイヤッッホオオォォオォしてしまいました。

S&Tタボール
外箱は無地でいろいろ書かれたシールが貼られています。

S&Tタボール
??初速チェック結果でしょうか?

S&Tタボール
ラベルシール。黒は動画では安っぽく見えたのでツートンにすれば気にならないだろう、とオリーブドラブです。フラットダークアースは好みではないので・・・ハーフクリアは半透明ボディで、発売未定だそうです。

S&Tタボール
物々しいシールが貼ってありました。最近あちら(中国)ではトイガンがらみのトラブルがあったらしく、規制が厳しくなっている模様。世知辛いですね。

S&Tタボール
開封。思ってたよりオリーブドラブは暗い色です。内容は銃本体とマガジン、そして説明書の3点のみ。必要最小限のものだけが入っています。

S&TタボールTAVOR-21
オリーブドラブ色の銃床の表面仕上げはシボが大きめでややツヤがあり昭和車のダッシュボードといった風合い。アーマオールでお手入れをしたくなる感じ。

S&TタボールS&Tタボール
付属のマガジンはまんまマルイのスタンダード電動M4系の多弾マガジンです。色もほぼ同じ。

S&TタボールTAVOR-21S&TタボールTAVOR-21
全体的にプラスチック製パーツで構成されています。フラッシュハイダーは穴が2・4・8・10時の方向に開いており、これもプラスチック製。ハンドガードやバットプレートはツヤのあるプラ製。コッキングハンドルが取り付いているレシーバー上面もほぼプラ製です。ただ剛性はちゃんとあり安い中華エアコキなんかの品質ではありません。

S&Tタボール
コッキングハンドルを引くとチャッキッと良い手ごたえと共にエジェクションポートが半分ほど開きます。中には赤い金属パーツが見えますがこれはシリンダーのようで、その周りは黒い樹脂パーツのようす。コッキングハンドルのストロークはスリットの半分ほど。ハンドルを戻してもポートは開いたままで、ポート内にはホップアップ調整ダイヤルがあります。銃下面にある黒い出っ張りを押すとチャコンという音とともにポートが閉まります。下の出っ張りはボルトリリースレバーで、ポートを閉じたまま撃った後で何気なく押してもチャコンと反応があったのでもしかしたらピストンをフリーにするスイッチを兼ねているのかもしれません。

S&Tタボール
銃上面。可倒式の前後サイトとレイルがあります。フロントサイトは後ろへ、リヤサイトは右側へ180度倒れています。リヤサイトの後ろには意味ありげな造形。何でしょうコレ?

S&Tタボール
前後サイトを起こしたところ。フロントサイトはピンが上に突き出し、リヤサイトはピープタイプのサイトです。ちゃんとクリックがあるので勝手に倒れたりはしません。
写真を撮り忘れましたがトリガー後ろグリップ付け根にあるセレクターはセーフが9時、セミが12時、フルが1時半くらいで、動作はカッチリしています。レバーは左側だけで、右側には表示だけ。パーツを付け替える事で左右を入れ替えられそうな気がします(エジェクションポートやコッキングハンドルも同様ですが、実際に入れ替えられるかはわかりません)。

S&TタボールTAVOR-21
ハイダーのネジはM14正ネジ。インナーバレル先端が赤いです。

S&Tタボール
M14正ネジのハイダーといえばG&PのM4ハイダーを持っているのでつけてみました。あつらえたようにピッタリ。正ネジ仕様のバレルエクステンションとかも付くでしょうね。逆ネジ仕様のが多いですが・・・

S&TタボールTAVOR-21
ハンドガード左側面の丸ボタンを押しながらハンドガードを下へ引くとハンドガードがはずれます。バッテリーはここに入ります。コネクターはミニバッテリー用で、配線が短い・・・

S&TタボールTAVOR-21
マルイの8.4Vニッケル水素ミニSバッテリーを入れてみたところ。結構余裕があります。配線は短いですがハンドガード側に配線やコネクターを逃がすスペースがあるので納めるのは簡単。

S&Tタボール
9.6Vもギリギリ入ります。配線の取り回しはちょっと工夫がいります。

S&TタボールTAVOR-21
マガジンはマルイのスタンダード電動M16/M4系互換マガジンに対応。MagpulPTS P-MAGも問題なく使えます。マガジンキャッチは前側にあり、左手で操作すると人差し指の位置にくるので操作しやすいです。

S&TタボールTAVOR-21
MagpulPTS P-MAG Mver.の30連型。全然OK。

S&TタボールTAVOR-21
マルイのスタンダード電動M4ノーマル。付属の多弾マグと同じ形なので当然OK。

S&TタボールTAVOR-21
トイスターM4系マガジン。普通に取り付きました。ちゃんと使えそうです。

それではマガジン(今回はマグプルP-MAG20連)に弾をフルロードしていざ射撃!

S&Tタボール
初速は大体箱にしつこいくらい書いてあるとおり90MPSほど。結構パワフルです。
メカボックス内でピストンが前後する音がパカンパカンと結構大きく感じますが、耳に近いから、というのもあるでしょう。変な音とかはしません。

S&Tタボール
フルオート。うん?表示が分かりにくい・・・一分間に701発って意味だっけ。

S&Tタボール
動画なんかではこっちのが一般的かな?秒間11.69発。8.4Vだとこのようにあまりサイクルは速い方ではありません。

S&Tタボール
9.6Vだと秒間14.55発と出ました。感覚的にもマルイの電動ガンと似たサイクルになります。

8.4Vでもセミオートの切れは十分実用範囲で、どちらを使うかは好みによるでしょう。

S&Tタボール
9.6Vはこのようにして収めました。これでもちゃんとハンドガードは閉まります。

S&TタボールTAVOR-21
説明書最後のページのパーツ図。参考までに。
メカボックス周りの構成とエジェクションポートから見えるものを照合するに、どうもウチに来たコレは樹脂メカボっぽいですね。満足度は高いので別にいいか。

S&Tタボールと愉快な仲間たち
ブルパップ銃としてはごく最近のものなのでさすがに使い易くできています。全長はストックを縮めたM4CQBと同じくらいでしょうか。重量バランスはさすがに後ろ寄りですが、非常に構え心地が良いです。一方で拡張性・・・上にレイルがあるので光学サイトの取り付けには困りませんが、あまり取り付け部がガッチリしていないので神経質な人には気になって仕方がないかも。あとこの銃にはスリングスイベルが無く、この辺りどうしたらいいんでしょう?ストック部の左右にある穴はQDスイベル穴かと思ったら若干小さい穴でした。

S&TタボールTAVOR-21
外観はちょっと安っぽく拡張性もイマイチですがお値段は実売1万円台前半とお安いです。だからこそ買ったんですが、十分に実用的です。売っている店は少ないですがコストパフォーマンスは高いと思います。

サバゲで使い倒す人に。
飾っておくよりとにかく撃って使う人に。


黄河のドラグノフSVDのテストがてらついでにろくすっぽ撃ってなかったCYMAのエアコキAK47も撃ってみたのですが、どうも弾道がノンホップっぽい・・・固定ホップだと聞いていましたが、やはり一度バラしてみなければ。

CYMA AK47エアコキ
ストックをはずします。上から差し込まれてるだけ。ストックの付け根下のスイッチを引っ張りながら上へスッと抜きます。

CYMA AK47エアコキ
ハンドガードは左右からはめ込まれているだけ。黄河ドラグノフみたいにレイルのネジが噛みこんでたりはせず、単純に左右にはずせます。上下左右からグッと握るとどこかしらスキマが開くのでそこへ精密ドライバーのマイナスを突っ込んでコリコリ丁寧に拡げてはずします。

CYMA AK47エアコキ
グリップは右側のネジ2個を外しコリコリ拡げて外します。中にはおなじみの錆鉄棒。グリップとレシーバーの結合は上端で挟まってるだけ。

CYMA AK47エアコキ
レシーバーは右側に見えるネジを全て外しますが、タンジェントサイトの付け根付近に一箇所だけ左側からネジが刺さっています。構成はレシーバー&ハンドガード内が一体で、ハンドガード内前端から前がハンドガード前端に挟まっています。黄河のドラグノフとほとんど同じ構造です。

CYMA AK47エアコキ
マズルキャップは接着されており、アウターバレルは分解できませんでした。構成はアウターバレルとガスパイプとフロントサイトポスト、そしてバレル下のクリーニングロッドが全て一体の左右モナカで、中にはプラ製のインナーバレル、そして銃口にマズルキャップがはめ込まれています。フロントサイトの照星も別パーツでフロントサイトポストに挟まっています。

CYMA AK47エアコキ
インナーバレルは前半がプラ製、後半がアルミ製。黄河ドラグノフと違いインナーバレルはあまりしっかり固定されていないのですが、まああまり問題にはならないかな?

CYMA AK47エアコキ
シリンダーやピストン周り。ここはシンプルでオーソドックス。

CYMA AK47エアコキ
さて問題のチャンバー周りですが、やっぱりノンホップな構造。

CYMA AK47エアコキ
なに、無ければ付ければいい事よ!というわけでノコギリで切り込みを。輪ゴムは小さいのがあったので利用。

CYMA AK47エアコキ
バレル内側はこんな感じ。

CYMA AK47エアコキ
黄河ドラグノフの時組み付け時にズレていたので12時/3時/6時の位置をきっちり出して印をしておき、回転止めとしてチャンバーへアルミテープで固定。固定する時に角度を確認しておけば組みつけ時にズレようがないというメリット。

あとは元通り組み上げてOK。ただレシーバーのモナカを閉める時あちこちうまくはまらなかったりコッキングレバーがシリンダーからはずれたりとちょっとコツがいります。

CYMA AK47エアコキ
マガジンもバラします。リザーブはマガジンの空きスペースを全て使う豪快な仕様。でも錆鉄棒も同じ部屋にあるので弾が汚れそうです・・・

CYMA AK47エアコキ
リザーブとマガジン本線はアルミテープで塞いで隔離。リザーブスペースにはL85A2に入ってた錆鉄棒を一本追加。このマガジンはリップ部分のストッパーが独特な形で押さえにくく弾を込めにくいのでフォロワーを一番下でロックできると便利。

さて試射してみると、うん・・・強ホップな弾道・・・0.25g弾推奨な銃になっちゃった!
ホップ強度の調整は難しいわぁ・・・

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