~趣味の世界~
心の準備が出来たのでいよいよ分解です。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
まずクリーニングロッドを外します。
フロントサイトポストの下に掛かっている部分を下側へ曲げるようにしながら銃口方向へ引っ張ると抜けます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
次にガスブロックの下のネジを外し、ガスブロックを銃口側へ動かすとハンドガードが外れます。リヤサイト右側にあるレバーは本来そこを回す事でハンドガード上側を外すことができるのですが、この銃ではハンドガード上側の後ろの金具を留めているだけなので特に操作する意味はありません。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
ハンドガードが外れたところ。アウターバレルは割りとキズには強いようですが、フリーになった金具をカラカラ前後させてしまうとうっとおしいのでハンドガードを外したらガスブロックを定位置に組んで下のネジを軽く締めておくと良いでしょう。というか、この下のネジ失くすと致命的なので・・・

CYMA AK47タクティカルCM.039C
トップレイルを開きレシーバーカバーを外しておきます。バッテリーホルダーを留めている小さなネジを外します。このネジも大切なので失くさないように。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
バッテリーホルダーを後ろ側へ動かすとレシーバーとの噛み合いが外れます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
レシーバーカバーを留めるボタンを上画像の矢印方向に押して外します。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
バッテリーホルダーを外します。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
レシーバー下側にあるネジを4個外します。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
レシーバーとバレルアセンブリが分離できました。構造的にはマルイのAK47と大体同じらしい・・・

CYMA AK47タクティカルCM.039C
チャンバー両脇のネジ2個を外します。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
チャンバーとインナーバレルが抜き出せました。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
チャンバー下のC状のパーツを外すとインナーバレルとチャンバーパッキンが抜けます。この辺もマルイのAK47とほぼ同じみたいですね。社外品のマルイAK47用金属チャンバーがそのままつくように思えます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
インナーバレルからチャンバーパッキンを外しました。右がこの銃に付いていたもの。左はS&Tタボールに付いていたもので、どちらもマルイ互換。タボールのように弾こぼれはしないのでこれはまあこのまま使ってもいいかな・・・でもCM.039Cでは無いのですがCYMAのAKはチャンバーパッキンを短くぶった切って組んで初速を落とすデチューンをされている固体もあるようなのでここは必ずチェックしておいた方が良いでしょう。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
次は目指せメカボックス。グリップ底のネジを外してグリップを抜きます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
セレクターレバーの付け根のカバーはプラ製で、ツメで引っ掛けたら簡単に取れます。その下にあるネジを外し、セレクターレバーを外します。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
おっともう一個、このパーツを抜くとレシーバーとメカボックスの結合が解除されます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
上へゴソッと。レシーバー裏側には左側にあるスリングスイベルを留めている金具がはめ込まれており、念のためなのか透明なテープで留めてありました。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックス。マルイのVer.3メカボックスと互換があるらしく、マルイのAKのメカボックスとそのまま置き換えてしまえるのだそうな。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックス左側。左側を上にすると右側のセレクターのパーツが落ちてしまいます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
トリガー後ろにあるカバーがひん曲がって中身が露出していました。このパーツはメカボックスをレシーバーに収める時にレシーバーの端に引っ掛かりやすく、この個体はすでにひん曲がっていましたが後からバラして再び組んでも結局ひん曲がる運命にある気がします。はめ込まれてるだけなのでとりあえず外します。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックスとモーターの間にあるネジ2つを外してモーターホルダーを分離します。このモーターは磁力が強烈で近くにネジやスプリングなど鉄パーツを転がすと猛然と引き寄せるのでメカボックスを開ける時はなるべくネジなどを近くに置かないよう注意。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
左側に載っているセレクターパーツを外します。1個はネジどめされていますがこれも外しておきます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックス上面にあるプレートを後ろ側から細いマイナスドライバーなどを差し込んでコジりながら前側へ抜きます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
抜けました。手で引っ張ると手を切る危険があるので前端をペンチでつかんで引っこ抜くのが良いでしょう。メカボックス上面の接合をネジの代わりにこのプレートで留めているのでそれなりに力が要ります。メカボックスをふっ飛ばさない注意。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックス左右を留めているネジを4本抜きます。前端上側を短いネジ、前端下側を中くらいの長さのネジ、トリガー後ろとメカボックス後端に長いネジ。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
そーっとマイナスドライバーでコジコジしてメカボックスを開きます。フルオートで撃った後だとスプリングが圧縮されている事があるので注意。撃つのをやめる時かならずセミオートで1発空撃ちする習慣をつけておかないとこういう時にも危険な目に遭ったりします(最悪メカボックスを開けた時にパーツが弾けて爆発に近い事が起きます・・)。出来れば念のためモーターホルダーを外した時点で下から逆転防止ラッチを針金などで引っ張ってスプリングをフリーにしておくとなお良いでしょう。


後半へ続く


引き続きCM.039C。今回は初速チェック。
サイクルも気になるところでしょう。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
8.4v2300mAh(G&P GP552)での計測。初速はマルイのスタンダード電動M4と同程度かな?サイクルも割りと普通です。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
9.6v1300mAh(FIRSTのマルイセル使用オリジナルミニバッテリー)での計測。タボールに繋ぎっぱだったのでちょっと放電してたかも?充電したての8.4vとほとんど変わらない・・・

CYMA AK47タクティカルCM.039C
マルイのコンパクト電動用のマイクロバッテリーEXを放電器アダプターを介して接続。何かこのままレシーバーの横にくくりつけて使っても良さそうなくらいコンパクト。でも7.2vで500mAhしかないしNi-Cdだし・・・

CYMA AK47タクティカルCM.039C
7.2v500mAh(マルイマイクロバッテリーEX)での計測。サイクルはもっさりしてますが割りと使えるレベルではあります。

初速はかなり安定していて強力ですが強すぎるほどでもない初速。ですが他所のレビュー記事などを見るとメカボックス内はグリスが適当で必要な箇所に塗られていないとか、割と良さげと思ったら結局ピスクラしたとか脅されます・・・
やはりメカボックス内と、あとチャンバー周りも開けて様子を見ておいた方が良さそう。



マグプルのAK P-MAGを修復してCM.039Cに使えるようにしました。

マルイの次世代AKS74Uにマグパイプを装着してスタンダード電動AK47系のマガジンを使えるようにしたかったのですが、マガジンキャッチに掛かる部分をかなり削り込まないと装着できず、また給弾ストップが激しいので結局マグパイプは外して素直にAK74用純正マガジンを使う事にしたため折角買ったマグプルAK P-MAGは各部を削られた状態で浮いていたのですが、ここへきて新たにスタンダード電動AK47系互換の銃を買ったので引っ張り出してきました。

マグプルAK P-MAG
マガジンキャッチに掛かるラッチの下側を削っていたのでプラ板を貼って修復。こんなに削ったっけ・・・ってくらい重ね(0.5mmプラ板4枚分)、流し込み接着剤とアロンアルファでガッチリと固めます。AK47タクティカルに装着しても結局装弾ストップし、マガジンの下側ををグイッと引くとチャッと音がして再装弾、2~3発撃つとまたストップという症状だったので装弾ストップしないようになるまで盛った結果こうなりました。マガジンの装着時もマガジン上前側を銃へ掛けてからマガジン下側をエイヤッと手前に引っ張ってマガジンキャッチに掛ける必要があります。元々こうなのかなぁ・・・

マグプルAK P-MAG
リップ部分。弾を止める部分を試行錯誤の末削りすぎて弾が止まらなくなってしまったので0.5mmプラ板を瞬着で貼って補修しています。チャンバーが刺さるとストッパーが開放方向へ押されて弾がチャンバーに送られる構造ですが、このストッパーの厚みが増しチャンバーが刺さった時にストッパーが大きく動くようになったのでここでも給弾ストップしにくくなったのに貢献しているはず。

CYMA AK47タクティカルとマグプルAK P-MAG
装着した姿。曲率が緩くAK74風味。雰囲気よりは、半透明である事による便利さが取り得。値段が2千円~2500円ほどとマルイの純正ノーマルマガジンと同程度で買いやすいのも魅力。

CYMA AK47タクティカルとAN/PEQ-2タイプバッテリーボックスとG&P8.4vNi-MH AKバッテリーGP552
GP552は充電したら2500mAhくらい入りました。AN/PEQ-2タイプバッテリーボックスのライトが入る所のレンズを外したら突き出ながらも一応入るのでこんな形にしてやりました。プローブというか、センサー棒というか・・・さすがに容量が大きいだけの事はあり作動は元気があります。

マルイMP7A1
ミニバッテリーはMP7A1に返し、現在このようになっています。CM.039Cは重いのでこっちを持つと安心します・・・



CYMAのAK47タクティカル(CM.039C)です。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
CYMAの電動ガンはCM.0何々と型式があってちょっとオタク心にギュンギュンきますね。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
初速チェック表のようなものが外箱側面に貼ってあります。タボールにも付いていましたが、買った店が同じだからなのか中華電動はみんなこうなのかは不明。ここを見る限りタボールと同程度の初速の模様。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
ではいざOPEN!

CYMA AK47タクティカル CM.039C
説明書はストックが違うだけのCM.039Uと共用?英語と中国語だけなのでチンプンカンプン・・・でもないか。絵付きなので訳してなくても大体理解できるレベルかと。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
付属品はマガジン・クリーニングロッド・フロントサイト調整用治具、マガジンのゼンマイを巻くネジ巻き。箱内にはバッテリーが納まってそうなスペースはありますがさすがにそこまでは入っていません。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
銃本体マズル付近。フルメタルだけあって重い(4kg)し黒々していてゴッツイです。ハイダーは斜めカットされすこし傾いて取り付く特徴的なAKMタイプ。M14逆ネジ仕様で、上側にあるポッチを押しながらハイダーを回すと外れます。バレル下に差し込まれているクリーニングロッドは先端を下側へ曲げるようにして引っこ抜けますが、ハンドガードへは数ミリしか刺さっていないので短く、うっかり触って外れる事も・・・

CYMA AK47タクティカル CM.039C
ハンドガードは上下左右にレイルのある汎用性の高いもので、色がマルゼンCA870のレシーバーみたいな繊維感のある黒に近いダークグレーをしており、感触もソリッドな感じで剛性感もあります。ただ横のレイルだけは溝が一本しかなく、溝の幅もやや狭いのでカッターで削って拡げる必要があります。下面レイルには折りたたみ式のフォアグリップが標準装備されていますが、見た目より幅があり後面は肉抜きされているのであまり握りやすくは無く、折りたたみの軸がやたらガタガタなので使用感が悪くこんなもん外して別のフォアグリップに換えた方がいいかも。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
レシーバー付近。この銃の最大の特色であろうトップレイルが特徴的。ストック付け根右側面に剛性の高そうなスイベルが増設されていますが、レシーバー後方左側に元々あるスイベルも残されています。塗装はつや消し黒ですが風合いはちょっと雑味がありマルイの次世代AKS74Uなんかに較べると全体的に汚い傾向にありますが、小奇麗なよりもむしろこの方がAKらしいか。
グリップはFN SAWタイプとも呼ばれるM249MINIMIやFNCなどのものと似た形で、AKのグリップとはかなり見た目も握り心地も違います。

CYMA AK47タクティカル
コッキングレバーはコッキング感などは無くただ引けるだけですが中に棒やスプリングが覗いててメカメカしい雰囲気。中にはホップアップ調整用のレバーがありますが動作距離が長く、かなり細かい調整が利きそうに見えます。(実際には大雑把な位置調整になる程度にしか反応が返ってきません・・・)
マガジンは多弾タイプで基本的には底面に露出した歯車を手で擦るように巻きますが、右側面にゼンマイを巻くための穴がありここに付属のネジ巻きを差し込んで回す事ができます。ネジ巻きL字なら完璧だったのに・・・素直に底面の歯車を巻いた方が早いかも。材質はプラプラでちょっと安っぽいですがこの辺は実物ワッフルマガジンもそうなので・・・装弾数は約550発で、マルイのAK用多弾(600発)よりやや少ないですがそれでも使い切れないくらい多い量のはず。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
ストックはM4タイプのストックチューブにブッシュマスタータイプの伸縮ストック。ちょっと白く汚いですが拭いてもまた乾くと白く浮いてくるので材質的なものかと。箱出しだとストックチューブ付け根のリングが緩まっててガタついていますが手で回して締めてやればガッチリします。その後ろのストックはややカタカタしていますがこれはまあ仕様です・・・伸縮は6ポジションでロックはカッチリしていて安心。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
トップレイルの中央は窪んでいてちゃんとアイアンサイトが覗けるようになっていますが、リヤサイトであるタンジェントサイトはちょっと起こしてやらないとよく見えません。ここに載せるドットサイトやスコープはローマウントでも十分覗き込めるはず。むしろストックにチークパッドが欲しくなるレベルかもしれません。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
トップレイルはリヤサイトベースを軸にして上下にスイングし、後ろ側はストック付け根上面のネジに引っ掛けて固定しています。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
トップレイルを掴んで後ろ側へ引っ張るとレイル前側でスライドし後ろのネジとの引っ掛かりが解けるようになっています。こんな構造なのでトップレイルはそれなりにガタがありますが箱出しだと後ろ側の引っ掛けネジが浅くしか刺さっていないので締めこんでやるとちょっとガタを減らす事ができるようです。ただし締めすぎるときちんと引っ掛からなくなるので程ほどの位置で。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
レイルはタンジェントサイトを上画像のように起こしておかないと引っ掛かって持ち上がらないので注意。バッテリーの取り付けに手間取る内にこの立てたレイルがガシガシ顔に当たる傾向にあるので目などにヒットしないよう気をつけます。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
レシーバーカバーは実銃通り後端にあるボタンを押して持ち上げると外れます。中はマルイのスタンダード電動AK47Sと同様にバッテリーホルダーとなっています。

G&P 8.4v2300mAh AKタイプバッテリー(Ni-MH)GP552
AKバッテリーは持っていないので一緒に買っておきました。マルイのが高かったのでちょっとお安いG&Pの8.4vAKバッテリー(GP552)を買ったのですが、何か思ってたよりもデカイ気が・・・

CYMA AK47タクティカルCM.039CとG&PGP552AKバッテリー
やはり入りません・・・長さはリヤサイト下を通ってハンドガード内に入る形になるのですが、銃側から出ている配線が短くてコネクターを空きスペースに逃がすことが出来ませんし、何よりバッテリーが太くてスペースギリギリすぎるのでタンジェントサイトのスプリングの端に当たってリヤサイト下のスペースへ通す事ができませんでした。そもそもこのバッテリー、セルの大きさがラージバッテリーくらいあるような・・・
そもそもマルイのAKバッテリーのサイズってどんなもん?と思ってググってみると、長さはおよそ20cmだそうです。マルイのミニSバッテリーのセル1個の長さが3cmほどでそれが7個ストレートに並んでいるので3x7=21で大体計算が合います。で、こちらのGP552は長さ30cmくらいあります・・・でも太さはミニSバッテリーのセルとほぼ同じで約1.7cm程。太さ一緒なのに何で入らないのか?という疑問が出てきますが、そこで銃側のバッテリーホルダーの長さを測ってみると、後端からリヤサイト下のトンネル前までが20cmほど。なるほど。つまりリヤサイト下のトンネルはそもそもバッテリーが入る場所ではないという事なのですね・・・
2300mAhとかやけに容量あるな!と思ったらこんな罠が・・・(マルイのAKバッテリーは1300mAh)素直に今度マルイのAKバッテリー買ってきます・・・

どうすっかこのクッソ長いバッテリー・・・

CYMA AK47タクティカル CM.039CとAN/PEQ-2タイプバッテリーボックス
仕方ないのでミニSバッテリーを浮いていたAN/PEQ-2タイプバッテリーボックスに入れて装着。電気が来たので空撃ちしてみると、何か独特な作動音がします。セミオートではキョとドッとジャッが合わさったような音で結構切れが良く、フルオートではヘヒャヒャヒャヒャといった感じの独特な音がします。

CYMA AK47タクティカル CM.039CとマグプルAK P-MAG
次は弾を発射するのですが多弾マグはあんまり使いたく無いので以前買ったマグプルAK P-MAGを差してみます。これは次世代AKS74Uにマグパイプ装着の上から取り付くように所々削ったりプラ板貼ったりしているせいか刺さりもしないのでプラ板をひっぺがすとややグラつくものの取り付きました。が、やはり削った部分でズレるのか頻繁に給弾ストップする始末。これも買い直しかなぁ・・・

CYMA AK47タクティカルとマルイAK47用多弾ショートマグ
マルイの多弾ショートマグも挿してみますがこれは削った分でグラグラガタガタ。削った分プラ板貼れば使えるのか、素直に買い直しか否か。うーん・・・

CYMA AK47タクティカルとAN/PEQ-2タイプバッテリーボックス
バッテリーボックスを邪魔になりにくい右側に取り付け、コードをエジェクションポートから出してレシーバーカバーを閉じて形にしました。しばらくはこの形で。

外で撃ってみましたが多弾マグ特有の給弾途切れがあった他は別にこのままでも使えるんじゃね?って感じ。ホップもちゃんと効くしタボールよりは安心して撃てるように感じます。

CYMA AK47タクティカル
とはいえやはり動作音が何か悲鳴っぽく聞こえる気がしないでもないのでグリップを外してモーターの位置調整をしてみます。グリップは底のネジ一本外せば簡単に抜けます。グリップを外すと中はマルイのAK系らしいモーターホルダーに収まったモーターがあります。モーターの色がマルイのEG1000Sそっくりな黒い缶に青いエンドベル。ただ端子はハンダ付けされているのでポン付け交換とはいかなそう。グリップを留めていたネジ穴の奥へ六角レンチを差し込んで回すとモーターが前後するので空撃ちしながら調整してみますが、ギッチリ締めた時こそノイズが増えるものの緩める方向へはノイズの変化が無く、あまりここをいじる意味は無かった模様。電動ガンのメカボックス調整のノウハウなんてからっきしなのでシム調整とかさっぱりわかりません・・・気にせず使ったらいいのかなぁ・・・

CYMA AK47タクティカルと愉快な仲間たち
エアコキの方のCYMAのAK47と、GYFのAK47パラトルーパーと。
格好に惚れて買ったCM.039C。まずはこの邪魔なバッテリーボックスをなくさねば・・・




GYFのAK47パラトルーパーを分解しました。
マガジンとストックはすでにやっているので今回は本体部。

GYF AK47パラトルーパー
ハンドガードは上下が繋がっており、右側のネジ4つを抜くと左右に分かれます。上画像では左右のレイルも外していますが、ここは外さなくてもOK。ウチの個体はハンドガード下後ろのネジ1個が元々入っていませんでした。

GYF AK47パラトルーパー
グリップはネジ2個を抜けば左右に開いて外せます。上端でレシーバーを挟み込んでいる接合。グリップ内には錆鉄棒。この銃の錆鉄棒は錆が強烈で臭いまで発しているのがちょっと嫌なところ。組む時にアルミテープで包んでしまいます。ネジは微妙に長さが違うものがあり、ハンドガード左右を留めているネジは若干短いので混ぜないよう注意。

GYF AK47パラトルーパー
マズルキャップとコッキングレバーのプラパーツを外します。マズルキャップはただ差し込まれているだけ。コッキングレバーは2個のネジで留められている仕様ですが、外側のネジ受けがちぎれており、ネジも買った日に外れて行方不明に。レシーバー内のメンテをする時などとりあえずモナカを開ける時は中身がコッキングレバーの出ている側のモナカに残るのでレバー一式を取り出す必要が無いならここは外さなくてもOK。

GYF AK47パラトルーパー
右側に見えるネジを全て外し、モナカを左右に分けます。コッキングレバーのスプリングが左側に取り付いているので内部パーツは左側に載せたまま右側モナカを外して作業する方が都合がよいでしょう。コッキングレバーが突き出ているので台を置いて浮かせるとなお良し。

GYF AK47パラトルーパー
内部はシンプルでオーソドックスですが、ややリブや隔壁が足りずあまり剛性感が無い印象。

GYF AK47パラトルーパー
シリンダー周りやトリガー周辺もいつもの構成。

GYF AK47パラトルーパー
インナーバレルはプラ製で3分割されており、チャンバーとゴムパッキンも全てバラす事ができます。ゴムパッキンは単純な短い筒型でホップアップ機構は無し。インナーバレルの接合部分にヒビが入っているので流し込み接着剤で補修しておきます。

GYF AK47パラトルーパー
シリンダー周辺パーツ。ピストンヘッドとシリンダー内はややオイル過多なので少し拭いておきます。ここにオイル分が多すぎるとノズルからオイルが噴き出してチャンバーからゴムパッキン、インナーバレル、そして発射されるBB弾に至るまでオイルまみれになります。またこの個体はマガジンポートの前のモナカの合わせ目にもオイルがにじんでいました。

GYF AK47パラトルーパー
インナーバレル後端に近いところに切り込みを入れて輪ゴムを巻く簡易固定ホップ化改造をし、ヒビが入っていた部分はアルミテープやウレタンバンドで締めておいて組み込み。コッキングレバーのスプリングがジャリジャリやかましいので適当にマスキングテープを巻いて黙らせましたが、コレどれほど効果があるやら・・・

GYF AK47パラトルーパー
全体を組み上げた後コッキングをして発射してみますがコッキング中のジャリジャリは黙ったもののやはりトリガーの引き始めの「コキッ」音はどこが原因なのだろう・・・?これが一番撃ってて気になるところ。多分レシーバーの剛性不足が全部悪いんだと思います。あと材質も柔らかめに感じられ、ネジを締め込む時は締めすぎるとアッサリねじ山が潰れる傾向にあり気をつかいます。ポテンシャルは高いと思うのですが、弄り出すと改善部分が次々と見えてきて対策に追われてしまう銃です。


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