~趣味の世界~
タナカワークスのガスリボルバー、S&W M360J SAKURAヘビーウェイトです。
リボルバーがマイブームだった時に大きいの中くらいのと色々買ってここでレビューしてきました。そして小さいの、としては以前からマルシンのポリスリボルバー(実質的にニューナンブM60)をもっているのですがこれは8mmBB弾を使う仕様。入手性が怪しくなってきた8mm弾をポンポン外撃ちして消費するのも心苦しいので6mm仕様も欲しくなってきます。しかし単純にマルシンの6mm仕様ポリスリボルバーを買うのも何かなぁ…という事で他のを見繕うのですが、選択肢としてはマルシンとタナカのS&W Jフレーム系となります。しかしM36など色々あるもののどれもグリップが短くて小指が遊ぶタイプのものばかり。握りにくい銃は好きくありません。でもポリスリボルバーめっちゃ握りやすいですやん…そう、日本のポリス拳銃はグリップ前面が下に延長されていて小指が遊ばないようになっています。マルシンポリスリボルバー以外でこの延長されたグリップを装備しているものとなるとタナカのM360J SAKURA一択になります。
しかし…他のを買って後手になっている内に売切れてしまったのです…マルシンのSAAを買う直前くらいに。
悶々とするうちにCYMAのP90を買ったり、9万円かけて大物を注文してしまったり(この記事を書いている時点ではまだ手元に来ていません)…そんなある日、ふと何となく通販サイトを周遊していると、すわ在庫復活してる!ちゅちゅちゅ注文んんとやや冷静さを欠きながら注文、そして丸一日も経たずに手元へやってきます。速い…
外箱。amazonなどでもいくらか流通が復活しているようですがノーマルABSモデルは無く、HWモデルのみのようです。なのでウチに来たのもヘビーウェイト仕様。
価格は実売23000円ちょっと。最近金銭感覚がヤバくなってきてる気が…若い頃、割と宵越しの金は持たねぇ方だった事で酷い目にあった経験があるので気を付けませんと。
開封。対比物がなくてわかりにくいですが箱は小さいです。
内容は銃本体と説明書、ローダー、マズルキャップ、BB弾袋詰めのほか、ガス注入用のアダプター、アダプターに入れるOリング、キー、マズルレンチが入った袋詰め。
説明書は横長な一枚紙を4つ折りにしたもの。タナカの銃は操作が独特なところが多いのでよく目を通しておきます。
銃本体左右。ヘビーウェイト樹脂製で表面仕上げはつや消し黒。他メーカーのものほどひんやり感が薄い感じがしますが、タナカはヘビーウェイト樹脂にメッキをかけた「ジュピターフィニッシュ」というのがあるので樹脂に混入する金属粉を少なめにしているのかも?(ABS樹脂に金属粉を混入するHW樹脂は基本的にメッキをかけても簡単に剥がれてしまうので他メーカーではやらない傾向にあり、シルバーモデルなどは塗装仕上げになっている事が多いです)
各部を観察。銃口は銀色の別パーツとなっており、ライフリング表現があります。1cmほど奥に真鍮のインナーバレル前端が見えます。
バレル長は2インチ、バレル下にはバレルシュラウドがあります。フロントサイトは後面が斜めに傾斜しておりセレーション(ギザギザ)があって光の反射を抑えてあります。フロントサイトは別パーツになっておりピンで留められています。
フレーム左面。M360JはM36などS&W Jフレームの系統で.38スペシャルを5発収めるシリンダーを持つ軽量小型タイプ。M360PDではスカンジウム添加アルミニウム合金を使用するフレームにチタンのシリンダーをもち軽量化されていますが、日本の警察で採用されたM360Jではチタンではなくステンレスのシリンダーとしています。このトイガンではフレームはHW樹脂、シリンダーはアルミでしょうか。
グリップ左面。前面にはフィンガーチャンネルがあり、小指を掛ける部分が下に延長されています。またその後方、グリップ下面にはランヤードリングが装備されています。
グリップ後面はフレームが露出しています。
ハンマー付近。フレーム左面にあるサムピースやフレーム上面に一体化されているリヤサイトなども。ハンマーはマルシンのポリスリボルバーなどと較べかなり華奢に感じます。
グリップはポリスリボルバーに較べると握り心地はやや細く感じ、特に後面は幅が狭く手のひらへの当たりが強く感じられます。あくまでも比較で。
フレーム右面。スミス&ウェッソンのトレードマーク、「Airweight」の文字が印刷されています。
バレル右面には刻印があります。その後方、シリンダーとフォーシングコーンとの間(シリンダーギャップ)から発する発火ガスからスカンジウム添加アルミ合金のフレームを保護するためのガードプレートが上面に装着されています。ここはM327M&P R8と同様。
サイトピクチャーはリヤサイトがフレーム一体の割には見やすい方かと思います。
フレーム左面のサムピースを押しながらシリンダーを右から押し出してスイングアウト。ちょっと固めでシリンダーの回転もややフリクションがあります。
スイングアウトしてヨークがどいた位置にも刻印があります。ヨークの前に出ているエジェクターロッドはシリンダーと連動していないので可動しません。まあここはカート式ではないので…
シリンダーはタナカ独自の「ペガサス」のためガスタンクや弾倉を内蔵したシステムとなっています。
フォーシングコーン部を後方から。真鍮のインナーバレル上面にHOP突起が出ています。調整機構は無く固定HOPとなります。
シリンダー後面にはカートの後面のみが再現されており、その内の一つは「GAS」と書かれ穴が開いています。シリンダーを回転させこの穴を定位置に合わせるとガス注入口が現れます。
ハンマーをコックしたところ。ハンマーは前述のように細く薄く、かなり華奢に感じます。トリガーはシングルアクション位置に来るとトリガーガード内後面との間が1mmも無い位置まで後退し、シングルアクションのトリガープルはストロークをほとんど感じません。軽い力をちょっと加えるとすぐにパチンとハンマーが倒れます。ダブルアクションは常識的に重くなりますがスムーズでスィッと引けます。ただシリンダー軸での回転に少しフリクションがあるのでこなれてくると更にスムーズになるかもしれません。
ハンマーの軸に近いところにインサートがあり、そこと当たるフレーム側にファイアリングピンがあります。その先はシリンダーの軸で、シリンダーの軸の中心にインパクトバルブがあります。そこを押す事でシリンダー内のガスタンクのガスを放出する仕組みになっています。
サムピースの脇にある六角穴はロック機構。付属のキーを差し込み刻印の通りに回すとハンマーの左横に「LOCKED」と書かれたプレートがせり上がります。この状態ではハンマーがロックされます。発射前に解除するセーフティではなく、保管時に誰かが勝手に触って撃発しないようにするためのものと思ったら良いでしょう。
それではいよいよ発射の準備を。まずはガスを注入するのですが、M327ではシリンダーが大きいのでアダプター無しでも何とか入ったものの、こちらは小さいので無理。
付属のアダプターの細くなってる方をシリンダー後面の注入口に挿し、その後方の太くなっている方にガス缶のチューブを差し込みガスを注入します。アダプターの太くなっている方には付属のOリングを入れると説明書にありますが、入れなくてもガスは入りました。ていうかOリングでかすぎて入りませんし…説明書によるとガス注入は3秒で、それ以上は入り過ぎて生ガスを銃口から噴くとあります。
次にBB弾を装填します。シリンダーをスイングアウトさせ、前から見て2時の位置の穴が弾倉になっているのでここへBB弾を詰め込みます。
付属のローダーでも良いですがここはマルイなどのBBローダーの方がやりやすいでしょう。まずこれで6発入ります。
シリンダーを回転させると前面の穴にカチカチと装填されます。(弾倉内が汚れてるのか出てくるBB弾が汚い…)
穴5か所に装填されたら2時の位置の穴に更に弾を押し込みます。これで更に4発入るので合計10発が装填されます。
初速をチェック。気温は26℃、タンクは特に温めず。
0.2gで52~54m/sほど。ダブルアクションでもシングルアクションでも初速はほぼ同じ。
狙点より下に飛ぶのですがHOPは少なくとも10mはフラットに飛んでおりやや弱めなれど効いてはいるので、上写真のようにリヤサイトの上面とフロントサイトの付け根くらいの位置関係だと狙ったところに飛ぶ印象。横から見た写真を見るとわかりやすいかと思うのですが、この銃はリヤサイト上辺と同じ高さのフレーム上面に対してフロントサイトが上に突き出ているのでインナーバレルがマズル部分を上になるように傾けでもしていない限りサイト通りに撃てば下めに着弾するのは当たり前でしょう。でもリボルバーのトイガンはこれくらいの狙点になるものが結構多い気がします(M327もそうだし、マルシンのM686も…)。
そうそう重量は476g。実銃は419gなので弾薬フルロード状態だと思いましょう。あまり軽いとオモチャっぽくなりがちですが、これくらいが程良くて好み。
マルシンの8mmポリスリボルバー(右)と。キットモデルなのでABS樹脂地肌のまま。調整の甲斐あって動作も良く、小さい割にパワフルで弾が大きいため中々撃ち応えがあって気に入ってはいるのですが、弾がな…あとカートの前から弾を込めるのは同じですが8mm仕様のカートは弾の保持位置がカートの中ほどなので、シリンダーの前からでも込められるのですが棒で奥まで押し込んでやる必要があります。
グリップはどちらも小指が余らず良好なのですが個人的には太めなポリスリボルバーの方が好み…M360Jもこちらだけを持っていれば比較せず満足なのでしょうが、やはりポリスリボルバーにあってM360Jには無い部分もあり、一長一短。
@@@
現行のお巡りさんの銃のガスガンとしては他に選択肢はありません。マルシンとタナカでもM36同士だったらちょっと迷うところですが、両メーカーとも方向性が全く違うのでどちらかが一方の上位互換とはなりません。実際に触ってみないとどちらが自分に向いているか、どちらが自分の欲しているものかはわからないでしょう。またマルシン製品は新品箱出しだと真価を発揮していない個体が多いので、やっぱり「迷ったら両方買え」しかないのでは。私はタナカ製品の真価についてはもう少しいくつか買ってみない事には判断しきれないかな…
リボルバーがマイブームだった時に大きいの中くらいのと色々買ってここでレビューしてきました。そして小さいの、としては以前からマルシンのポリスリボルバー(実質的にニューナンブM60)をもっているのですがこれは8mmBB弾を使う仕様。入手性が怪しくなってきた8mm弾をポンポン外撃ちして消費するのも心苦しいので6mm仕様も欲しくなってきます。しかし単純にマルシンの6mm仕様ポリスリボルバーを買うのも何かなぁ…という事で他のを見繕うのですが、選択肢としてはマルシンとタナカのS&W Jフレーム系となります。しかしM36など色々あるもののどれもグリップが短くて小指が遊ぶタイプのものばかり。握りにくい銃は好きくありません。でもポリスリボルバーめっちゃ握りやすいですやん…そう、日本のポリス拳銃はグリップ前面が下に延長されていて小指が遊ばないようになっています。マルシンポリスリボルバー以外でこの延長されたグリップを装備しているものとなるとタナカのM360J SAKURA一択になります。
しかし…他のを買って後手になっている内に売切れてしまったのです…マルシンのSAAを買う直前くらいに。
悶々とするうちにCYMAのP90を買ったり、9万円かけて大物を注文してしまったり(この記事を書いている時点ではまだ手元に来ていません)…そんなある日、ふと何となく通販サイトを周遊していると、すわ在庫復活してる!ちゅちゅちゅ注文んんとやや冷静さを欠きながら注文、そして丸一日も経たずに手元へやってきます。速い…
外箱。amazonなどでもいくらか流通が復活しているようですがノーマルABSモデルは無く、HWモデルのみのようです。なのでウチに来たのもヘビーウェイト仕様。
価格は実売23000円ちょっと。最近金銭感覚がヤバくなってきてる気が…若い頃、割と宵越しの金は持たねぇ方だった事で酷い目にあった経験があるので気を付けませんと。
開封。対比物がなくてわかりにくいですが箱は小さいです。
内容は銃本体と説明書、ローダー、マズルキャップ、BB弾袋詰めのほか、ガス注入用のアダプター、アダプターに入れるOリング、キー、マズルレンチが入った袋詰め。
説明書は横長な一枚紙を4つ折りにしたもの。タナカの銃は操作が独特なところが多いのでよく目を通しておきます。
銃本体左右。ヘビーウェイト樹脂製で表面仕上げはつや消し黒。他メーカーのものほどひんやり感が薄い感じがしますが、タナカはヘビーウェイト樹脂にメッキをかけた「ジュピターフィニッシュ」というのがあるので樹脂に混入する金属粉を少なめにしているのかも?(ABS樹脂に金属粉を混入するHW樹脂は基本的にメッキをかけても簡単に剥がれてしまうので他メーカーではやらない傾向にあり、シルバーモデルなどは塗装仕上げになっている事が多いです)
各部を観察。銃口は銀色の別パーツとなっており、ライフリング表現があります。1cmほど奥に真鍮のインナーバレル前端が見えます。
バレル長は2インチ、バレル下にはバレルシュラウドがあります。フロントサイトは後面が斜めに傾斜しておりセレーション(ギザギザ)があって光の反射を抑えてあります。フロントサイトは別パーツになっておりピンで留められています。
フレーム左面。M360JはM36などS&W Jフレームの系統で.38スペシャルを5発収めるシリンダーを持つ軽量小型タイプ。M360PDではスカンジウム添加アルミニウム合金を使用するフレームにチタンのシリンダーをもち軽量化されていますが、日本の警察で採用されたM360Jではチタンではなくステンレスのシリンダーとしています。このトイガンではフレームはHW樹脂、シリンダーはアルミでしょうか。
グリップ左面。前面にはフィンガーチャンネルがあり、小指を掛ける部分が下に延長されています。またその後方、グリップ下面にはランヤードリングが装備されています。
グリップ後面はフレームが露出しています。
ハンマー付近。フレーム左面にあるサムピースやフレーム上面に一体化されているリヤサイトなども。ハンマーはマルシンのポリスリボルバーなどと較べかなり華奢に感じます。
グリップはポリスリボルバーに較べると握り心地はやや細く感じ、特に後面は幅が狭く手のひらへの当たりが強く感じられます。あくまでも比較で。
フレーム右面。スミス&ウェッソンのトレードマーク、「Airweight」の文字が印刷されています。
バレル右面には刻印があります。その後方、シリンダーとフォーシングコーンとの間(シリンダーギャップ)から発する発火ガスからスカンジウム添加アルミ合金のフレームを保護するためのガードプレートが上面に装着されています。ここはM327M&P R8と同様。
サイトピクチャーはリヤサイトがフレーム一体の割には見やすい方かと思います。
フレーム左面のサムピースを押しながらシリンダーを右から押し出してスイングアウト。ちょっと固めでシリンダーの回転もややフリクションがあります。
スイングアウトしてヨークがどいた位置にも刻印があります。ヨークの前に出ているエジェクターロッドはシリンダーと連動していないので可動しません。まあここはカート式ではないので…
シリンダーはタナカ独自の「ペガサス」のためガスタンクや弾倉を内蔵したシステムとなっています。
フォーシングコーン部を後方から。真鍮のインナーバレル上面にHOP突起が出ています。調整機構は無く固定HOPとなります。
シリンダー後面にはカートの後面のみが再現されており、その内の一つは「GAS」と書かれ穴が開いています。シリンダーを回転させこの穴を定位置に合わせるとガス注入口が現れます。
ハンマーをコックしたところ。ハンマーは前述のように細く薄く、かなり華奢に感じます。トリガーはシングルアクション位置に来るとトリガーガード内後面との間が1mmも無い位置まで後退し、シングルアクションのトリガープルはストロークをほとんど感じません。軽い力をちょっと加えるとすぐにパチンとハンマーが倒れます。ダブルアクションは常識的に重くなりますがスムーズでスィッと引けます。ただシリンダー軸での回転に少しフリクションがあるのでこなれてくると更にスムーズになるかもしれません。
ハンマーの軸に近いところにインサートがあり、そこと当たるフレーム側にファイアリングピンがあります。その先はシリンダーの軸で、シリンダーの軸の中心にインパクトバルブがあります。そこを押す事でシリンダー内のガスタンクのガスを放出する仕組みになっています。
サムピースの脇にある六角穴はロック機構。付属のキーを差し込み刻印の通りに回すとハンマーの左横に「LOCKED」と書かれたプレートがせり上がります。この状態ではハンマーがロックされます。発射前に解除するセーフティではなく、保管時に誰かが勝手に触って撃発しないようにするためのものと思ったら良いでしょう。
それではいよいよ発射の準備を。まずはガスを注入するのですが、M327ではシリンダーが大きいのでアダプター無しでも何とか入ったものの、こちらは小さいので無理。
付属のアダプターの細くなってる方をシリンダー後面の注入口に挿し、その後方の太くなっている方にガス缶のチューブを差し込みガスを注入します。アダプターの太くなっている方には付属のOリングを入れると説明書にありますが、入れなくてもガスは入りました。ていうかOリングでかすぎて入りませんし…説明書によるとガス注入は3秒で、それ以上は入り過ぎて生ガスを銃口から噴くとあります。
次にBB弾を装填します。シリンダーをスイングアウトさせ、前から見て2時の位置の穴が弾倉になっているのでここへBB弾を詰め込みます。
付属のローダーでも良いですがここはマルイなどのBBローダーの方がやりやすいでしょう。まずこれで6発入ります。
シリンダーを回転させると前面の穴にカチカチと装填されます。(弾倉内が汚れてるのか出てくるBB弾が汚い…)
穴5か所に装填されたら2時の位置の穴に更に弾を押し込みます。これで更に4発入るので合計10発が装填されます。
初速をチェック。気温は26℃、タンクは特に温めず。
0.2gで52~54m/sほど。ダブルアクションでもシングルアクションでも初速はほぼ同じ。
狙点より下に飛ぶのですがHOPは少なくとも10mはフラットに飛んでおりやや弱めなれど効いてはいるので、上写真のようにリヤサイトの上面とフロントサイトの付け根くらいの位置関係だと狙ったところに飛ぶ印象。横から見た写真を見るとわかりやすいかと思うのですが、この銃はリヤサイト上辺と同じ高さのフレーム上面に対してフロントサイトが上に突き出ているのでインナーバレルがマズル部分を上になるように傾けでもしていない限りサイト通りに撃てば下めに着弾するのは当たり前でしょう。でもリボルバーのトイガンはこれくらいの狙点になるものが結構多い気がします(M327もそうだし、マルシンのM686も…)。
そうそう重量は476g。実銃は419gなので弾薬フルロード状態だと思いましょう。あまり軽いとオモチャっぽくなりがちですが、これくらいが程良くて好み。
マルシンの8mmポリスリボルバー(右)と。キットモデルなのでABS樹脂地肌のまま。調整の甲斐あって動作も良く、小さい割にパワフルで弾が大きいため中々撃ち応えがあって気に入ってはいるのですが、弾がな…あとカートの前から弾を込めるのは同じですが8mm仕様のカートは弾の保持位置がカートの中ほどなので、シリンダーの前からでも込められるのですが棒で奥まで押し込んでやる必要があります。
グリップはどちらも小指が余らず良好なのですが個人的には太めなポリスリボルバーの方が好み…M360Jもこちらだけを持っていれば比較せず満足なのでしょうが、やはりポリスリボルバーにあってM360Jには無い部分もあり、一長一短。
@@@
現行のお巡りさんの銃のガスガンとしては他に選択肢はありません。マルシンとタナカでもM36同士だったらちょっと迷うところですが、両メーカーとも方向性が全く違うのでどちらかが一方の上位互換とはなりません。実際に触ってみないとどちらが自分に向いているか、どちらが自分の欲しているものかはわからないでしょう。またマルシン製品は新品箱出しだと真価を発揮していない個体が多いので、やっぱり「迷ったら両方買え」しかないのでは。私はタナカ製品の真価についてはもう少しいくつか買ってみない事には判断しきれないかな…