~趣味の世界~
CYMAのエアコッキング式ショットガン、CM.355LM M870 M-Style ロング フルメタル DEです。


ショットガンタイプのトイガンはマルゼンのCA870チャージャーの他に中華チープガンを2つ持っているのですが、いずれも単発なので複数同時発射するやつがやんわりと欲しく思っていました。間違いの無いところではマルイのM3ショーティですが、ストックが無いのがどうも決め手に欠けてずっと先送りになっていたところ、ある日ふとぼんやり思いついて見繕ってみたところCYMAから好みに近い姿のものが出ているのを発見。時期を待って(私の住んでいるところは1~2月に災害レベルの雪が降ったのでしばらく通販できなかったのです・・・)購入にふみ切ります。


箱でっか!価格は税込み19000円ちょっと。これはフルメタルですが樹脂レシーバーの廉価版は1万円台前半、ストック無しのショートバージョンなどは1万円しないものもラインナップにあります。


CM.355はMAGPUL風のフォアエンドと固定ストックをもつタイプ。銃身とマガジンチューブが長いロングと短いショートがあり、カラーはBK(ブラック)とDE(ダークアース)の2種。それぞれに金属製の上級版と樹脂製の廉価版があります。


初速証明。


開封。下ヒンジ状で上に取手があったらハードケース風になりそうな梱包。


内容は銃本体とショットシェル型マガジン3個、BB弾とクリーニングロッド、BBローダー。


ショットシェル型マガジンはマルイのものとそっくりなものが3個。クリーニングロッドもマルイの電動ガンに同梱されてるものと似ています。


BBローダーはマルイのコピー品と思しきもの。中華チープガンによく同梱されてるものと同様で、Oリングが省略されているのでギャリっとひと押しで4発出ますが途中で止められないやつ。



DEの色調はS&TのG36V系より若干明るめ。


重量は2272g。フルメタルですが亜鉛合金かアルミ、フォアエンドとストックが軽い樹脂製なのであまり重くはありません。持ってみると見た目よりかなり軽く感じます。剛性的にはレシーバーと前後の付け根部分でほんのちょっぴりたわみを感じる程度。


ロングは長いバレルとその下の延長されたマガジンチューブが特徴。マガジンチューブは空洞で、後方のスリングスイベルの前にあるネジを手で回して開ける事ができます。ここにはカート式マガジンをかなりの数収める事もできますが、取り出すのにネジを手で回すのが手間なのであまりその用途には適しません。


銃口は内部が出口1cmくらいのところまでしか塗装されていません。写真だと真っ暗になってしまいましたが、奥の方が3つ穴の開いた隔壁状になっており、インナーバレルが3本束ねられて配置されています。


フォアエンド(先台)。MAGPUL風のものが標準で装備されています。


ただ、フォアエンドの下と左右のM-LOK穴は穴の奥ギリギリのところに構造物があって、この穴を利用するオプションの取り付けが難しい様子。下の穴はほぼ塞がっていて、横の穴もコッキング時に引っ掛かりそうです。


ロングにはアイアンサイトがあります。こちらはフロントサイト。取り付けは両面テープではなく、バレルを上下に貫く穴があってそこでネジ留めされています。


リヤサイトは銃身の後端付近にあります。


リヤサイトは左右の調整が可能。クリック感がありますが結構軽く動くので何かの拍子にここを触ったりすると勝手にズレやすい。


レシーバー左。Remington Model 870とプリントされています。プリントの色は銀色。


下面。シェルキャリアーの後方、トリガーガードの前にシリアルナンバーらしきものがプリントされています。


レシーバー右下。トリガーガードの右前方にアクションバーロックがあり、ここを右手の人差し指で手前に引くと前方のシェルキャリアーが開きます。


レシーバー右上方。レシーバー上には特になにもありません。


ストック。グリップと一体化した曲銃床となっています。いわゆるMAGPULタイプ。


ストックの左右にはスリングの取り付けポイントがありますが、全部樹脂製な部分なので強度的に少々不安があります。そのすぐ前にあるメクラ蓋は外し方がわからないので未確認ですがQDスイベル穴かもしれません。


グリップ後面にはゴム製のフタが付いています。用途は何だろう?


バットプレートはゴム製。前方のネジを抜くとストックとバットプレートの間に挟まっているパネルを外す事でストックの長さを調整できる様子。バットプレートにあるプラスネジはダミー。


トリガーガード右前方にあるアクションバーロックを引くとシェルキャリアーがスプリングの力で開きます。


ローディングポート内部。3本束になった白いシリンダーが見えます。ここへショットシェル型マガジンを装着します。


まず前側から差し込み、次に後ろ側をカチッとロックされるまで押し込みます。


シェルキャリアーを閉じて装填完了。


アクションバーロックを引くとシェルキャリアーが開き、ショットシェル型マガジンの後端が少し浮きます。自重で落下しない程度に引っ掛かります。


フォアエンドを引くとコッキングされます。引きは想像したよりは軽い印象を受けます。とはいってもマルゼンのCA870よりはずっと重いもの。マルイのM3でよく言われる「ゴリラパワー」まではいかないかと思います。エジェクションポートのカバーも連動して後退しますが、特に開いた先にホップ調整レバーやダイヤルがあったりはしません。マルイと同様に固定ホップとなっています。上写真よりさらに1cmほど引けますが、手を離すと上写真の位置まで若干前進します。


フォアエンドを手で前進させきるとコッキング完了。コッキング状態で前進させ切るとこの位置でフォアエンドが固定され、二重引きを防止します。ラピッドファイア機能があり、トリガーを引いたままフォアエンドを前後させるだけで連射も可能。発射はフォアエンドを前進させ切ったところで行われます。


セイフティはトリガーの後方にある左右に貫通したスイッチ。左側に飛び出して赤い印が出ている状態がセイフティOFF。


押し込むと右側に飛び出してセイフティONとなります。セイフティONではトリガーがロックされます。トリガーは遊びが少なくストローク短めで少し重めに感じます。バシンと結構大きな音がして発射。


ショットシェル型マガジンに弾を詰めます。ローダーでギャリギャリっと詰めるのが簡単。


キッチリ30発入っていました。3発ずつ発射するので10斉射となります。


初速をチェック。0.2gで70m/s台前半くらい。飛びは15mで若干狙点よりほんのちょっと浮くくらいですが、3発の散り方はホップの効き具合のバラつきによってか縦方向に多少散る程度。比較的まとまって素直に飛んでゆきます。


1発だけ込めて撃つと97m/sまでカチ上がりますが、1発ででも一応規制値に収まるレベルに留まります。


MVGも一緒に買ったんだけど、フォアエンドの引きが思ってたより重くなかったのでこれに頼る程ではなかったかも。


このMVGはM-LOK穴に取り付けるタイプのフォアグリップです。MAGPULがマイブームだった頃には潰しの効きやすいRVG(20mmレイルに取り付けるタイプのフォアグリップ)ばかり買っており、気が付いたらレプリカもろとも市場から消えていて買いそびれていました。これは単純な固定方法なのでM-LOK穴じゃなくても案外取り付いたりします。こっちだって十分潰しが効きます。


もう一つ同時購入したもの。銃本体にショットシェル型マガジンが何個付属するのか不明だったので予備としてマルイ製ショットシェル型マガジンを。


金色部分の色調やプリント文字の違いくらいで、ほぼ同じもの。


互換性があり、普通に使えます。そもそもこれがオリジナルなので・・・


サイトの見晴らし。サイト位置はやはり少し低く、ストック上面に顔を横にしてやっと覗けるといった感じなので正直狙いづらい・・・


ストックの長さ調整をしてみましょう。上写真ではネジを2本とも抜いていますが、下側は抜く必要がありません。


構成はこのようになっています。初期状態では1cmのパネルが2枚挟まっています。


フォアエンドに手が届きにくく感じたので挟まってた2枚とも外してしまいます。


しかし長いな・・・何センチあるんだろうか。


パネルを2枚抜いた状態で101.5cmくらい。


上下に飛び出すものが少ないからその分長く感じるのかも。


マルゼンCA870チャージャーと。23mm径のサプレッサーで前方に15cm延長、レイルを追加してスコープを載せ、グリップも換えてあります。


CA870用のレイルは前側のネジ穴が埋まってて取り付けは難しそう・・・この辺はマルイのM3でも事情は似ているので、光学機器になんか頼るな!という事なのかもしれません。そもそも狙撃をするような銃ではありませんし。


@@@





マルイ製に較べると精度的には劣るのかもしれませんが、十分戦力になるかと思います。形が気に入ったのならそれだけでも購入動機として十分な性能が備わっています。近頃のCYMAは中々侮れない・・・
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