~趣味の世界~
東京マルイのスタンダード電動M4A1カービンです。

東京マルイM4A1カービン
箱を開け、地獄が始まったところ。今年の年始早々の事でした。

今はすでにフルメタル化されブローバックやボルトストップなどが盛り込まれた次世代電動ガンとしてM4A1ソーコムカービンが発売されていますが、ちょっと先立つものが足りなかったのと、次世代よりスタンダード電動の方が拡張性が高い=オプションパーツが豊富という事でこちらを選びました。程よい長さ、重さそしてタフなメカ、次世代ほどではないもののリアルな外観と、箱出しのままでも十分満足できる傑作トイガンです。

G&P SPRタイプフロントサイト
ですがオプションパーツの豊富さは他の銃に較べて異常ともいえる量があり、すぐに誘惑に負ける事となります。
レシーバー上に標準装備されている20mmレイルにドットサイトを載せてみれば、フロントサイトポストが邪魔なのに気づきます。そこで可倒式のサイトをと、よく調べず格好と安さで買ったG&PのSPRフロントサイトをとりつけてみたのですが、これがネジ部分の太さが違っていてアウターバレルを削り込まないと入らない・・・

G&PSPRタイプフロントサイト
無理やり取り付けたら斜めになってしまいました。この後、調整によって真っ直ぐに取り付きました。サイトを起こしたり倒したりしたときにチャッキーンと金属音がして良いです。色もレシーバーの色と似たパーカー調。

M4フロント周りパーツ群
しかし誘惑は止まりません。Magpul PTSのMOEハンドガードに心を奪われ、取り付けるためには結局フロント周りを全とっかえしないといけないと分かり、悩んだ末素直にパーツを買い込みます。
マルイのスタンダード電動M4はリアルサイズではなくハンドガードが若干短く、ガスチューブが省略、デルタリング(ハンドガードの後ろ側を留めている金具)の留め方が利便性のためにアレンジされている、ハンドガードが短いためフロントサイトポストの取り付き位置も違う、等々・・・
この時購入したものはまずMOEハンドガード(FG)、G&Pのリアルサイズ14.5インチアウターバレル、可倒式フロントサイトポスト、エレメントのハンドガードキャップ(ハンドガードの前側の受け金具)、G&Pのガスチューブ、デルタリングセット、そしてG&Pのアウターバレルは何故か先端のフラッシュハイダー取り付けネジがM14正ネジ(マルイ純正はM14逆ネジ)なのでG&Pのフラッシュハイダー正ネジタイプ。本当に銃の前半分のうちバッテリーの配線とインナーバレル以外全部です。

MagpulPTSMOEハンドガード
仮組みしたところ。前半分全部。

M4マルイ純正前半分とSPRフロントサイト
取り外された前半分。はずすのはあまり苦労がありませんでしたが、取り付ける方はちょっと加工が必要でした。ガスチューブがアッパーレシーバーに刺さる部分はマルイ純正のままだと穴ではなく突起になっているので切り落として穴を開けてやる必要があります。幸いアッパーレシーバーはABS樹脂製で簡単・・・とはいかず、5mmほど穴を掘ると亜鉛ダイキャストとおぼしき金属パーツに阻まれる事になります。ガスチューブは鉄製で切るのが難しいので頑張ってレシーバー側の金属パーツを更に3mmほど削りこんでいく事にしました。これをやらないとガスチューブに繋がる前側のフロントサイトが定位置まで下がらず、ピンが差し込めなかったりハンドガードキャップが緩んだままでカチャカチャ音を立てるようになってしまいます。

東京マルイM4A1
そうこうしてどうにか取り付きました。ハンドガード内には元通りバッテリーが納まりますが、ヒューズや配線が載っているトレイは撤去する必要があり、載っていた配線もまとめてやる必要があります。
バックアップ用リヤサイトはマルイ純正オプションのフリップアップタイプですが、倒した時レイルの上にペッタリとして起こすときに指を掛けづらいのが難点。

A.R.M.S#41Bタイプフォールディングフロントサイト
A.R.M.S.#41Bタイプフォールディングフロントサイト
A.R.M.S.#41Bタイプフォールディングフロントサイト。可倒式のフロントサイトで一番安かったので・・・
畳む時はサイトのすぐ後ろの付け根を下へ押して斜めに掛かっているアームを下げながらサイトを後ろへ倒します。説明書も何もなかったので最初どうやるんだろうと迷いました。畳む時指を挟みがちで操作性はあまりよくありません。
取り付けはバレルのピン位置に関係なくバレルを挟んでネジで締める方式なのでバレルを選ばないのですが、一杯に締めても緩いというお約束があります。取り付けた時にサイトポストで隠れる部分のアウターバレル外周にアルミテープを貼って太らせてから締めて固定しています。サイトポストの後ろ側にはスリングスイベルが取り付きそうな形がありますが、銃に標準で付いてきたものは幅が合わないので注意。

東京マルイM4A1
Magpul製品というのは恐ろしいもので、ネットで画像を見ていると不思議と購買意欲を掻き立てられます。標準の30連型の他に190連ショートマグを買っていたのですが、MagpulPTS P-MAG Mver.120連マガジンと、ハンドガードと色を合わせてストックもMagpulPTS CTRカービンストックに。色は全てFG(フォリッジグリーン)。

MagpulPTS P-MAG
P-MAGは箱出し(パッケージは袋ですが・・・)でポン付けOK。何の障害も無く使用できるかと思います。値段も2500円ほどとお求め安い価格。

MagpulPTS CTRカービンストック
CTRカービンストックはストックチューブに対して内径がギリギリで、そのままだとギチギチに渋いので内側を念入りに紙やすりで削ってやる必要がありました。苦労の甲斐あって現在はシュコンとスムーズに動かす事ができ、ロックすればガタひとつなくガッチリしています。

MagpulPTS CTRカービンストック
ストック本体の筒とバットプレート、その下端を繋ぐ中空の三角形スタイルが特徴的なCTRカービンストック。中にあるレバーをストックの筒を掴む要領で握ると前側にあるフリクションロックがパカッと外れて下側へ浮きます。握ったまま動かせばストックを伸縮できます。

MagpulPTS CTRカービンストック
伸縮させたあと浮いたフリクションロックレバーを握るようにして掛けるとストックチューブを挟み込んでグラつくこと無くガッチリロックします。

MagpulPTS CTRカービンストック
バットプレートはゴムで包まれたエンジニアリングプラスチック製のプレートが装着されています。六角ネジをはずしてプレートをはずしても使用でき、元々はその状態がデフォルトのようです。

東京マルイM4A1
まだだ!まだ足りん!という事でMOEグリップとRVGフォアグリップとMBUS2リヤサイトを。

MagpulPTS MOEグリップ
M4標準のグリップも悪く無いのですが色がここだけ黒いのでFGにしたくなりMagpul MOEグリップ(FG)と交換。この銃のグリップはモーターの固定と位置決めを兼ねているので大丈夫だろうか?と心配しましたが無用な心配でした。取り付けはネットでググれば詳しく説明しているサイトもあるので参照してみて下さい。ただポン付けだとギヤ鳴りするので底面のマイナスネジを締めたり緩めたりして調整する必要はあります。ズレてるとギャーギャー言うので心臓に悪いです。握り心地は前後に太くなり思っていた以上に良好です。少しザラザラした材質的な感触も手脂を感じにくくて好印象。

MagpulPTS RVGフォアグリップ
MOEハンドガードのオプションとしてポリマーレイルが長さ4種類あるのですが一番長い11スロットが無かったので7スロットと9スロットを買い9の方を取り付けてそこへMagpulPTS RVG(レイル・ヴァーティカル・グリップ)を取り付け。ハンドガードに直付けするMVGというのもありますが使い回す事を考えてこちらに。私はフォアグリップを丸握りするのではなく薬指と小指でフォアグリップの付け根を握り、他の指でハンドガードを握るような握り方なのでAFG2とかの方が合っているのかも?AFGやAFG2は格好が独特なので好みの分かれるところですが・・・

MagpulPTS ポリマーレイル
レイルは非常に強度の高いプラスチック製で手を掛けても冷たい思いをしたりもなく安心。前端にハンドストップ代わりのスリングスイベルをつけてあります。

MBUS2レプリカMBUS2レプリカ
MagpulPTS MBUS GENⅡバックアップリアサイトのレプリカ。
MBUS2は用途が飾り的な割りにリヤサイトだけで7千円と高いのでここだけ妥協してレプリカです。色は黒とDE(ダークアース)しか選べないので黒。前後サイトセットで2~3千円と安いですが飾りなら十分すぎるクオリティかと思います。前側になっているカバー状のパーツを上から押すか、左右にあるレバーを押すとバシッと後ろ半分のサイトが起き上がります。サイトは丸が大きいピープサイトと、その前に可倒する小さい丸の開いたのパーツを起こす事で遠近両対応します。

KM企画 フェザーウェイトサイレンサー65mm
何となく買って浮いてしまったのでとりあえずつけているKM企画のフェザーウェイトサイレンサー65mm。フラッシュハイダー代わりにするには丁度良いサイズで、これでも発射音がキュパパからキュドドに変わるくらいには減音機能は効いています。一方がM14正ネジでもう一方が逆ネジなので汎用性も高いです。


東京マルイM4A1東京マルイM4A1
現在の姿。ここまでいくらかかったか?それは考えないようにしています。

東京マルイM4A1
前後サイトを起こした状態。

東京マルイM4A1
レシーバーはABS樹脂製。プラの温かみも悪く無いですが、大量にある社外品の金属レシーバーも惹かれる・・・

東京マルイM4A1
昔同じマルイの初期の電動ガンであるM16A1を持っていたのですが、それに較べたら金属パーツの多いこと。

東京マルイM4A1
チャージハンドルを引くとポートカバーがチャッと開いてボルトが後退する表現があり、中にホップアップ調整ダイヤルが現れます。

SⅡS プロドットサイトAXIS
ドットサイトはSⅡSのプロドットサイトAXIS(アクシス)。エイムポイントCOMP M2タイプのレプリカです。ゴツくて重いハイマウントが付いていましたがMojjiの16mmに替えてあります。

S2SプロドットサイトAXIS
ちょっとドットが暗めですがバトラーキャップも付いて電池も完備(本体にLR44電池がすでに入っており、それとは別に交換用の電池も付いていました)で定価1万円強のところ5千円弱で手に入れました。でも説明書くらいは欲しかったかな・・・

東京マルイM4A1
バッテリーは純正ハンドガードと同じ方法でMOEハンドガードの下側に載っています。8.4Vミニバッテリー対応ですが長さ方向に余裕があるので9.6Vを入れています。バッテリーはFIRSTオリジナル9.6Vニッケル水素バッテリーで、マルイ純正セルを2列8個並べたもののようです。ハイサイクル化しますがセミオートで素早く連射するとたまに慣性で定位置にピストンが止まらず固まる時があるくらいで、それほど不具合は無い様子。

東京マルイM4A1
MOEハンドガード上側もはずすと中はこうなっています。デルタリングはバネのテンションがきつく、ハンドガードが外れるところまで引っ張るのが結構しんどいです。

東京マルイM4A1
現在はずしてあるパーツ。あ、グリップもですね。
M4地獄は増えた余剰パーツからまた銃が生えてくるといいます。
生えてきた銃にまたパーツが増え、更に余剰パーツが発生し、また銃が生えてくる。
お金がいくらあっても足りません。恐ろしいです。

マルシンのポリスリボルバーです。

マルシンポリスリボルバー
ポリスリボルバーなんてまた随分大雑把なネーミングですが、大人の事情からかボカされているだけで実質的には日本のお巡りさんが持っているニューナンブM60を模したもの。制服の警官がさげているのは3インチ銃身のタイプですがこれは私服警官が使用する2インチ銃身のタイプ。

マルシンポリスリボルバー
マルシンからは完成品とキットモデルが出ており、これはキットモデル。ABS樹脂の素地がむき出しでツヤツヤしてますが、この銃の性格上この方が似合っているように思います。スミス&ウェッソンのリボルバーと似ていますが、実銃もS&WのM36を参考にしており右側面のパネル内のメカニズムも似ています。マルイの作るモデルガンS&W M29マグナムと同様にスプリングのテンションで右側へ爆発しそうな内部メカをパネルで必死に押さえながら組むあたりも、嫌なところですが似ています。正直メンテのために右側パネルをあけるのはあまりやりたくありません・・・

マルシンポリスリボルバー
ガスガンなのでハンマーやトリガーは射撃性能に直結しますが、最初組み立ててからしばらくはアタリがつかず非常に動作性が悪く慣らしにはちょっとした苦労が必要でした。シリンダーとダブルアクショントリガーの動作が中々連動せずシリンダーが定位置まで動いてくれなかったり引いたトリガーが戻らなかったり・・・苦労の甲斐あって現在は快調に動作します。

マルシンポリスリボルバー
左にスイングするシリンダーにはXカートと呼ばれる金属製のカートが5発入ります。マルシン独自の8mmBB弾仕様です。

マルシンポリスリボルバー
カート後面はいかにもBB弾が入りそうな形になっていますが、BB弾はカートの前側から入れて専用のロッドで押し込みます。BB弾を込める度にカートを全部出さなければならないのでちょっと面倒臭いです。

マルシンポリスリボルバー
シリンダーの前から弾を入れる事もできなくは無いですが、結局はロッドで押し込まなくてはならないので面倒は余り変わりません。カートをスチャッスチャッとシリンダーに込め、手首のスナップでシリンダーを銃へセット!この動きを堪能して、面倒を忘れる事にしておきましょう。

実射性能ですが、弾の出るリボルバーのトイガンというのは往々にして酷い精度なので平均は低いのですが、この銃はまあそこそこちゃんと狙ったところへ飛んでゆきます。これでも可変ホップアップがある(調整は銃身付け根下のイモネジ)ので飛距離は割りと出ます。大きな弾が発射されスパァン!と着弾する様は爽快です。

マルゼンPPK/Sとマルシンポリスリボルバー
マルゼンのワルサーPPK/Sと大きさは近いです。コンパクトで握りやすいグリップ、爽快な発射感。このトイガンをいかに楽しむかは手に取ったその人次第。

トイスターのSA80A2(L85A2)です。

トイスターL85A2
聞くところによるとその昔、LS(エルエス)という安価で良質なプラモデルで定評のあった模型メーカーがありました。このL85はそのLSがトンプソンやAK74等と共にまずはL85A1として発売しており、その後LSがバブル崩壊のあおりを受けて90年代初頭に廃業した際アリイにその金型が継承されARIIブランドで再販されました。その後幾星霜、金型は韓国のトイガンメーカーであるトイスターのもとへ。このSA80A2(L85A2)はトイスターの手によって可変ホップアップを搭載する等のアップデートを受けて発売されたものだそうです。

トイスターL85A2
昔前述のLSのAK74を持っていたのですが、その記憶と照会しながら開封すると「アハハ、やっぱり」という部分が見受けられました。LSのAK74はそれはもうほぼすべてがプラスチックという勢いだったのですが、このL85A2も同様です。値段が値段(9千円弱で買いました)なのでこんなもんなのですが、残念というよりは懐かしさを感じます。

トイスターL85A2
内容は銃本体とマガジン、ナイロン製のスリングベルト、BB弾、クリーニングロッドそして販売元の手製とおぼしき説明書。
スリングは銃の大きさに対して長さが足りず、役には立たなそう。

トイスターL85A2
トイスターL85A2
説明書。簡略ですが必要十分な説明書。

トイスターL85A2
マガジン。右がセットに付属のマガジンで、左がオプション品のショートタイプ多弾マガジン。外装はプラ製で仕上げも安っぽいですが、形状は抑揚があり趣き深いです。付属のマガジンは横にフォロワーが露出しており、昔持ってたAK74のマガジンと構成が同じまま(フォロワーの通っている部分にジグザグに装弾、その他のスペースはBB弾のリザーブタンク)ですが、マガジンリップはこんな形状ではなくもっと上に突き出ていました。というかこのマガジン上面の形状、非常に見覚えがあります・・・
左の多弾マガジンは下面にゼンマイがあるマルイの電動ガン用と同じ構造のようです。

トイスターL85A2
銃右側面にあるコッキングレバーはA1だと棒状のものが横に突き出していましたが、A2では形状が見直されこのような形状をしています。コッキングレバーの後方(写真手前)にはダストカバーがあり、閉じた状態からレバーを引くとつられて開くしくみ。更にその後方にある小さなレバーはボルトリリースレバーですが、この銃ではダミーになっています。

トイスターL85A2
コッキングレバーを引くと、中にホップアップ調整用のスライドスイッチがあります(白いパーツ)。動きが軽くタイラップみたいで安い造りですが、元はノンホップでろくに飛距離も出ない銃だったので大したものではありませんか。

トイスターL85A2
トリガーやトリガーガードなど、いくつかのパーツは金属に置き換えられています。ただやはり今時これは無いわ、という仕上げ。気になる人は塗装しましょう。トリガー上部にある一見テイクダウンピンのように見えるポッチはセーフティボタン。ちょっと固くて操作性は良くはありません。

トイスターL85A2
ハンドガードは当然プラ製で、梨地表現こそあれ所々ヒケたりツヤってたりと安っぽいですがここも気になる人は塗装すればいいでしょう。フロントサイト基部は金属製ですが、フロントサイトは付属しません。側面にあるスリングスイベルは金属製です。

トイスターL85A2
ハンドガード上部は実銃のようにヒンジにはなっておらず、上から緑のものと黒いものが2重にはめ込まれているだけです。

トイスターL85A2
マガジンキャッチは金属製。動きは何と言うか、ホコホコというタッチ。ここもA1とA2の識別点です。実銃ではマガジンの刺さりが悪いなど悪評の多い部分ですが、こちらはカッチリとしっかりマガジンを固定してくれます。

トイスターL85A2
特徴的なSUSATサイトはまあ、その、ただの筒です。レティクルも何も無い本当にただの筒の前と後ろが倍率も何も無いただの透明プラ板レンズで塞がってるだけ。

トイスターL85A2
SUSAT本体はただの筒なので大雑把はサイティングしかできませんが、一応上にアイアンサイトがあり、実際にはこちらを利用してサイティングします。ただ銃身の軸よりかなり上になるので近距離を狙う時は補正をしてやる必要があります。

トイスターL85A2
SUSAT本体は後ろ側の高さ調整ネジを一杯に緩めてはずしチューブを持ち上げて真ん中にあるネジを一杯に緩めてはずすとSUSATをはずすことが出来、その下には20mmレイルがあります。実銃ではどうなのかわかりませんが、これはプラ製ながら一応ピカティニー規格のレイルになっていて、スコープやダットサイトが搭載できるようになっています。ただこの銃に付属のSUSATはレイルではなくレイルの真ん中にあるネジで留まっているので他の20mmレイルを持つ銃にこのSUSATを取り付けることはできません。(ただの筒だし、しないか・・・)

トイスターL85A2
手持ちのダットサイトを載せたところ。SUSATのようにカッコイイものを載せないとショボい印象です。スコープとして機能するマジなSUSATレプリカは1万弱~1万8千円くらいであるようですが、銃より高い・・・(画像のエイムポイントCompM2レプリカだって5千円(定価1万円強)です)

トイスターL85A2
上でマガジン上面に見覚えがあるといいましたが、この銃にはマルイのスタンダード電動M4系マガジンが使用できます。マルイスタンダード電動M4系マガジ ンは海外のM4系電動ガンでは標準となっており、このL85A2もそれに合わせた仕様にされているようです。ただマルイ純正のM16/M4用マガジンは幅 が大きいのでマガジン挿入部が横に開いてしまいます。

トイスターL85A2
幅が狭めな上画像のMagpul P-MAGだときれいに収まりました。

トイスターL85A2
ウチにはP-MAGは30連型の他20連型ショートマグもありますが両方で正常動作を確認できました。P-MAGには4色(BK/DE/OD/FG)あるので銃と色を合わせたい人はP-MAGのOD(オリーブドラブ)を選ぶとよいでしょう。画像のはFG(フォリッジグリーン)。

実射性能は十分普通に使えるレベルにあります。軽くもなく重くもないコッキングレバーを引き、マルイのエアコキ長物と似たプヨンとしたトリガープル。コッキング時と射撃時にバネがジャラジャラ言うあたりは古さを感じます。ホップアップは最弱にしても0.2gではやや浮く感じで、出来れば0.25g以上の重さのBB弾が良いかと思われます。パワーはどのくらいだろう、弾速器を持ってないので正確にはわかりませんが、マルゼンCA870くらいのパワーは出ているように感じます。
取り回しは良好で、このあたりはブルパップ型の強みでしょう、セレクター位置はまあ、エアコキですんで。マガジンの着脱は位置のツラさがありますが、ボタン自体は押し易くタッチも良いので慣れれば操作性は良いです。実銃はコンパクトな割りに非常に重い事で有名ですが、このトイガンは逆に羽のように軽いです。ウェイトの類がひとつも無いかのようで、電動ガンBOY'SのG36Cと同じくらいか、それよりも軽いくらいで1kgあるかないか。
注意点としては説明書にある事以外では弾を撃ちきってもチャンバー内に弾が数発残ること、マガジンを抜くとその残り弾が落ちること、残った弾がまれにレシーバー内に転がり込む事がある事。そしてこれはLS時代からの悪癖なのですが、標準マガジンのフォロワー側からリザーブスペースへ弾が逃げる傾向にある事(ここは昔AK74のマガジンで悩まされた部分です・・・)。

トイスターL85A2トイスターL85A2
トイスターL85A2トイスターL85A2

全体的に安っぽく簡易ではありますが何といってもこの形。
この形こそ全て。英国紳士の魂の銃です。

東京マルイのM92Fミリタリーモデルです。

東京マルイM92Fミリタリー
東京マルイのM92Fはガスブローバックや電動ブローバックのほか旧エアコキとリニューアルされたエアコキがありこれはエアコキ第3世代になるリニューアルされたモデルです。

東京マルイM92Fミリタリー
旧エアコキM92Fは第1世代で形も不細工だったのですが、こちらはほぼリアルサイズになっており外観はM92Fの特徴と雰囲気をしっかり再現しています。

東京マルイM92Fミリタリー
マガジンはフルサイズ。といってもさすがにモデルガンと比較してしまうと若干小さめですが、雰囲気はでています。

東京マルイM92Fミリタリー
ハンマーは起こせるだけでなくダブルアクショントリガーも再現されています。ただトリガータッチは軽いものの節度感が無く、ジョリジョリッとした感触と共に手ごたえの足りないハンマーを起こしながらブヨブヨしたトリガーが切れるというちょっと気持ちの良くないフィーリング。おそらくは右側面のみにある片持ちのトリガーバーを再現したもののプラ製で剛性感が低いためにこんな感触になってしまったのでしょう。惜しいところです。
スライドストップはコックアンドロックのセーフティに機能が置き換えられています。スライド両側面にあるデコッキングレバーはダミー。ここは仕方ないでしょう。

マルシンM92FSモデルガンと東京マルイM92Fミリタリー
マルシンベレッタM92FS(左)との比較。スライドはご覧の通り同じだけ後退しフルストロークですが、バレルが固定でショートリコイルは省かれています。バレル前方が銀色になっていますが、これはバレル先端のパーツが射撃の度に衝撃で外れてしまうので通常時にスライドで隠れる部分をアルミテープで留めてあるためです。バレルを分解するつもりの無い人、バレル先端に何かつけるつもりが無い人は接着してしまうと良いでしょう。

東京マルイM92Fミリタリー
18歳以上用ホップつきなので真鍮のバレルが銃口の結構奥に見えます。ライフリング表現もあり、銃口は雰囲気が高いです。

東京マルイM92Fミリタリー
テイクダウンをする時はまずテイクダウンラッチを回します。右側面のボタンは押さなくてもいけますが、クリックが非常に強くかなり固いので頑張って回しましょう。

東京マルイM92Fミリタリー
テイクダウンラッチを90度回転させたらスライド後面を押してスライドを前方へはずします。ここも固いので両手の親指でエイヤと押します。モデルガンやガスブローバックだとテイクダウンラッチを回せばスライドがスルリと抜けてくるところなのですが、まあこんなもんだと思うと良いでしょう。

東京マルイM92Fミリタリー
スライド一式をはずしたところ。組む時はスライドの後ろ側を先にレールに架け、その位置からフレームに合わせて取り付け、飛び出たままのリコイルスプリングガイドを押し込んでテイクダウンラッチを元の位置へ回します。

東京マルイM92Fミリタリー
スライド側をバラしたところ。モデルガンやガスブローバックとは大分構成が違いますが、そこまで求めるものでもないでしょう・・・

実射性能は高く、スライドも比較的引きが軽めで弾道も素直。グニャグニャのトリガープルだけが残念な点。

マルシンM92FSモデルガンと東京マルイM92Fミリタリー
古びたモデルガンと較べるのも何ですが、並べてみるとかなり再現度が高いことがわかるかと思います。

マルシンM92FSモデルガンと東京マルイM92Fミリタリー
左がマルシンのモデルガン、右がマルイのエアコキ。形状については値段を考えると十分以上の出来栄えです。セーフティなど機能の置き換えや省略、トリガーとハンマーの動作感触の悪さこそあれ、有名なM92Fのトイガンが欲しい!という人には満足できるものだと思います。

東京マルイのH&K USPです。

東京マルイUSP
何でもいいからUSPの形したものが欲しかった時に適当に手に入れたもので、10歳以上用のエアコキです。スライドがパーカー風にダークグレーで、ヘアライン調の処理がされています。

東京マルイUSP
90年代にH&Kがグロックの成功に触発されて作ったポリマーフレームをもつセミオートハンドガンです。H&Kにはグロックよりも先にポリマーフレームをもつ拳銃としては世界初であったVP70がありましたが商業的には完全に失敗作であったためやはり黙ってはいられなかったのでしょう。このUSP以降、H&Kの銃は長物でもプラスチック素材を多用したものが急速に増えていく事になります。

東京マルイUSP
マガジンはリアルサイズ。東京マルイのエアコキハンドガンではこのUSPからが第3世代といえ、新機軸を盛り込んだ意欲作となっています。

東京マルイUSP
ハンマーは起こす事ができるだけでなく、ダブルアクショントリガーも再現されペチペチ空撃ちする事もできます。セーフティレバーはハンマーを起こした時にのみコックアンドロックするもので、握った右手の親指で容易に操作できます。マガジンキャッチはトリガーガード付け根の下に位置し、左右どちらの手で持っても親指で押し下げるようにして操作でき、マガジンはスルリと滑り落ちてきます。落ちてこなくてもマガジンを引き抜き易いようにグリップ下端にくぼみがあります。

東京マルイUSP
スライドはフルストロークし、スライドストップが掛かりそうな位置までちゃんと後退します。ただしスライドストップの機能はありませんが、加工すれば掛かるようになるようです。もっともホールドオープンで止める意味が無い上に普通にコッキング操作したときに間違って掛かるのは目に見えているので「やってみたかったからやってみたけどやっぱり邪魔になっちゃった!」って後悔するくらいならやらない方がマシでしょう。

東京マルイUSP
スライドストップをえいやっと押し上げると下側にある爪がはずれ、テイクダウンピンを兼ねたスライドストップを引き抜くことができます。

東京マルイUSP
引き抜くと、スライド一式がはずせるようになります。この時リコイルスプリングガイドがフレーム側に残りがちなのでリコイルスプリングが飛んで行きやすいので注意しましょう。ピストン後端のスプリングガイドも飛びやすいです。

東京マルイUSP
更にスライド、バレル一式、リコイルスプリング一式、ピストン一式に分かれます。組むときにパーツの上下や掛かる位置を間違えないように気をつけましょう。

東京マルイUSP
フレーム側。内側に敷き詰められている銀色のものは鉛のウェイトです。フレーム下面外側にも一部露出していますが、鉛はやわらかく爪で押したくらいでも跡が残るし何より毒性があるのであまり触らないように。

実射性能はマルイのエアコキらしく狙ったところにバシバシ当たる良好なもので、10歳以上用の低パワーでも部屋撃ちなら満足できるでしょう。スライドの引きの軽さを期待して10歳以上用にしたのですが、思ったほど軽くなく引ききったところのコッキングの手ごたえが無いので「え?これちゃんとコッキングできてる?」と戸惑いがち。これより後発のもの(M92F、ミリガバ、PC356など)では引ききったところにカチッとクリック感を感じるのですが・・・
銃自体は元の銃が新しい設計なだけに操作性がとてもよく、程よい大きさ、良好な握り心地、ギミックの多さ等などオススメ度の高いトイガンです。

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