~趣味の世界~
S&Tの電動ガン、G36E IDZです。
またS&Tなのかよ!だってお安いし・・・UMAREXのG36CVはコンバージョンキット入れてガスブロになっちゃったので電動ブローバックがマルイの次世代AKS74Uだけになっちゃって、フルオートでシャバシャバするのが恋しくなってきて(マルイのもいいんだけど、どうもAKは気軽に触る気にならないし・・・)、そこへ憧れのフルサイズG36がセールで18000円!とかされたらもう、ねえ?
外箱はG36CVの時と同じ、UMAREXブランドの黒い箱。
初速証明が貼られています。0.2gで92~94m/sに調整されているようです。
箱を開けると、説明書とUFCの保障書。説明書はG36CVに付属したものと全く同じもので、UMAREXブランドのG36Cコンペティション・G36CV・KV・V共通のもの。UFCの保障はユーザー登録をしないと保障を受けられないようです。
銃本体はストックを畳んだ状態で箱に収められています。バイポッドがタイラップでハンドガードに固定されています。付属品はマガジン1個のみで、G36CVとは違いノーマルストックは付属しません。
ストックを畳んでいるとはいえやはり長い!
ストックを展開し、マガジンを挿します。ストックは少し上側に引っ張るようにして動かすとロックが外れ、後は展開した状態に持ってくるとカチッと軽快にロックされます。操作感はいたって良好。
マガジンは半透明の多弾タイプ。マルイのG36C/K用(スタンダード・次世代共通)と互換があります。
アウターバレル・ハイダーは金属製で着剣ラグも付いています。
フルサイズG36の長いハンドガードの前端下にバイポッドが装着されています。
畳んだ状態ではクリックのみの固定になりますが、伸ばした状態ではスイッチによるしっかりとしたロックが掛かります。バイポッドは樹脂製ですが必要十分な剛性はあり、立てた状態で剛性に不安を感じたりする事はないでしょう。基部のガタがややありますが実用上問題にはならないでしょう。
ある程度傾ける方向に可動範囲があります。というかこれと基部の多少のガタがないとバイポッドを接地させた状態で狙いをつける時に銃口が動かず、銃を持ち上げて向きを変えないといけないので・・・
バイポッドの付け根近くの後ろ面にスイッチがあり、ここを押してロックを解除しながら畳みます。ベルサタイプのバイポッドなどに慣れていると一本ずつ動かすのが面倒に感じるかもしれません。
レシーバー左側面。刻印はG36Vになっており、多分UMAREXブランドのG36Vとはトップレイルとストックが違う以外全く同じで、レシーバー外装は白いプリント刻印以外はCVやKVとも共通なのだろうと思います。
レシーバー後半。セレクターやトリガーのタッチもCVと全く同じ。セレクターは操作しやすい適度なクリック感があり、トリガーはややストロークが長いものの軽く、奥の方で「カッチッ」というような手ごたえがあります。
IDZストック。伸縮機能はVストックにもありますが畳んだ状態での排莢を妨げない穴が追加され、チークパッドも後ろ軸に前側が持ち上がるSCARのストックに似た機能が追加されています。
ストックの伸縮はストック下面に内蔵されたレバーの後端を押し込みながら操作します。ただこの個体だけかもしれませんがレバーが押し込んだ状態で止まってしまい、前側を押してやらないと戻ってこないので素早く操作できずちょっと使いづらいです。
いっぱいに伸ばした状態。途中でも何段階かロック位置がありますが、途中でレバーを離しても戻らないのでVストックやM4のストックのようにはいきません。少し擦り合わせが必要。
チークパッドはストック基部側に残り、丸いボタンを左側から押し込みながらチークパッドを持ち上げると可動します。持ち上がる量が少なく、前側しか持ち上がらないので頬づけをストックの後ろ寄りにする人には無駄な機能になってしまうかもしれません。
チークパッド上面にはややバリが高めに残っています。少し削ってやった方が安心。
レシーバー右側。セレクターはアンビタイプでこちら側からでも操作できます。
エジェクションポートとその下の刻印。
チャージハンドルは左右に可動するので銃の左右どちらからでも操作できます。フルストロークで後退しエジェクションポートも大きく開口します。いっぱいに引いた状態でトリガーの前にあるボルトストップを押し込むと後退位置で止める事ができます。このボルトストップは逆転防止ラッチの解放機能を兼ねており、フルオートで撃ったあとにチャージハンドルが中途半端な位置で止まっていてもこのボルトストップを押し込む事で前進位置に戻す事ができますが、セミオートで撃ったあとでエジェクションポートが閉まりきらなかった時に押しても閉まりきらない事が多いです。またマガジンとは連動していないので撃ちきってもチャージハンドルは後退位置で止まったりはしません。(ガスブローバックの方では撃ちきった時にこのボルトストップが自動で押されて後退位置で止まるのですが、M16/M4などとは違い次マガジン装填後はボルトストップを押すのではなく、後退位置で止まったチャージハンドルを更に引いて手を離すとリリースされます)
ホップアップの調整はエジェクションポート内に露出するバレル軸のダイヤルを操作して行います。どちらへ回せばいいのか表示がありませんが、下方向へ回してUP、上方向へ回してDOWN、だったかな?
レシーバー上にはキャリハンスコープに代わりIDZレイルが装着されています。CVに標準のレイルの前後にあるオープンサイトを簡易な折り畳みサイトに換えたようなもの、と思ったら良いでしょうか。レイル下には金属製の補強プレートがネジ留めされていますが、それでもキャリハンとしてはあまり強度は高くなく、やや華奢にかんじます。
前後サイトを起こした状態。起こした時も倒した時もクリックのみの固定なので動かすのは容易ですが調整機能が無いのでゼロインが出来ないため、あくまでも簡易的なものとなっています。
サイトの見晴らし。必要十分ではありますが物足りない人はスコープやドットサイト等好きな光学サイトをレイル上に装着して使用しましょう。
さて早速実射ですが電動ガンなのでまずはバッテリーを装着しなくてはなりません。バッテリーはハンドガード内に収めるようになっており、ハンドガードを外すにはフロントサイトの下の方にあるハンドガード固定ピンを右側から押して突出した部分を左から掴んで抜きます。
ピンを抜いたらハンドガードを前に抜きます。バレルが長いのでかなり前まで移動させなければなりません。アウターバレルの付け根の下あたりから配線が出ています。コネクターはミニバッテリー端子。
そうそう、ハイダーはM14正ネジタイプとなっています。ハイダー側に針金のロックピンがあり、そのまま回すとアウターバレルが傷だらけになります。
フルサイズG36のアウターバレルはガスブロックがCVよりも前にあるのでバッテリースペースはその分広くなっています。CVだとミニバッテリーでいっぱいいっぱいでしたがこちらは余裕があります。
AKバッテリーも入ります。ハンドガード内下面に細長いスペースがあるためミニバッテリーよりも収めやすいです。
セパレートのリポバッテリーだと厚さによってはアウターバレルとレシーバーの間にちょうど収まるので配線やコネクターの取り回しがしやすいです。
射撃。シャババババと軽快にブローバックします。リコイルはマルイの次世代に較べたら軽いですが、フルストロークで激しく前後するため痛快です。
初速は87~94m/s、サイクルは7.4Vリポバッテリーで秒12発程度。インナーバレルが長いですが初速は調整されているため撃った感じはCVとほぼ同じです。
@@@
フルサイズが高かったのでCVで妥協したのに今になって更に安い値段でフルサイズが来るとは思いもしませんでしたよ!CVに付属のノーマルストックや以前買ったキャリハンスコープを使えば普通のフルサイズG36にもできるし。
ただIDZストックはデザインがオモチャっぽいし動作もイマイチでここはちょっと残念な印象。レバーの軸が折れるという話もよく聞くので早めに軽く動くようにスープアップしてやらないと。
(上2つの写真はそれぞれストックを一番縮めた状態といっぱいに伸ばした状態で比較しています)
CVの方はKの長さにした時点で伸ばすのは諦めていたので、やはりCV~Vの長さ変更はパーツ交換でやるより銃ごと買った方が早いという事になりますね・・・
またS&Tなのかよ!だってお安いし・・・UMAREXのG36CVはコンバージョンキット入れてガスブロになっちゃったので電動ブローバックがマルイの次世代AKS74Uだけになっちゃって、フルオートでシャバシャバするのが恋しくなってきて(マルイのもいいんだけど、どうもAKは気軽に触る気にならないし・・・)、そこへ憧れのフルサイズG36がセールで18000円!とかされたらもう、ねえ?
外箱はG36CVの時と同じ、UMAREXブランドの黒い箱。
初速証明が貼られています。0.2gで92~94m/sに調整されているようです。
箱を開けると、説明書とUFCの保障書。説明書はG36CVに付属したものと全く同じもので、UMAREXブランドのG36Cコンペティション・G36CV・KV・V共通のもの。UFCの保障はユーザー登録をしないと保障を受けられないようです。
銃本体はストックを畳んだ状態で箱に収められています。バイポッドがタイラップでハンドガードに固定されています。付属品はマガジン1個のみで、G36CVとは違いノーマルストックは付属しません。
ストックを畳んでいるとはいえやはり長い!
ストックを展開し、マガジンを挿します。ストックは少し上側に引っ張るようにして動かすとロックが外れ、後は展開した状態に持ってくるとカチッと軽快にロックされます。操作感はいたって良好。
マガジンは半透明の多弾タイプ。マルイのG36C/K用(スタンダード・次世代共通)と互換があります。
アウターバレル・ハイダーは金属製で着剣ラグも付いています。
フルサイズG36の長いハンドガードの前端下にバイポッドが装着されています。
畳んだ状態ではクリックのみの固定になりますが、伸ばした状態ではスイッチによるしっかりとしたロックが掛かります。バイポッドは樹脂製ですが必要十分な剛性はあり、立てた状態で剛性に不安を感じたりする事はないでしょう。基部のガタがややありますが実用上問題にはならないでしょう。
ある程度傾ける方向に可動範囲があります。というかこれと基部の多少のガタがないとバイポッドを接地させた状態で狙いをつける時に銃口が動かず、銃を持ち上げて向きを変えないといけないので・・・
バイポッドの付け根近くの後ろ面にスイッチがあり、ここを押してロックを解除しながら畳みます。ベルサタイプのバイポッドなどに慣れていると一本ずつ動かすのが面倒に感じるかもしれません。
レシーバー左側面。刻印はG36Vになっており、多分UMAREXブランドのG36Vとはトップレイルとストックが違う以外全く同じで、レシーバー外装は白いプリント刻印以外はCVやKVとも共通なのだろうと思います。
レシーバー後半。セレクターやトリガーのタッチもCVと全く同じ。セレクターは操作しやすい適度なクリック感があり、トリガーはややストロークが長いものの軽く、奥の方で「カッチッ」というような手ごたえがあります。
IDZストック。伸縮機能はVストックにもありますが畳んだ状態での排莢を妨げない穴が追加され、チークパッドも後ろ軸に前側が持ち上がるSCARのストックに似た機能が追加されています。
ストックの伸縮はストック下面に内蔵されたレバーの後端を押し込みながら操作します。ただこの個体だけかもしれませんがレバーが押し込んだ状態で止まってしまい、前側を押してやらないと戻ってこないので素早く操作できずちょっと使いづらいです。
いっぱいに伸ばした状態。途中でも何段階かロック位置がありますが、途中でレバーを離しても戻らないのでVストックやM4のストックのようにはいきません。少し擦り合わせが必要。
チークパッドはストック基部側に残り、丸いボタンを左側から押し込みながらチークパッドを持ち上げると可動します。持ち上がる量が少なく、前側しか持ち上がらないので頬づけをストックの後ろ寄りにする人には無駄な機能になってしまうかもしれません。
チークパッド上面にはややバリが高めに残っています。少し削ってやった方が安心。
レシーバー右側。セレクターはアンビタイプでこちら側からでも操作できます。
エジェクションポートとその下の刻印。
チャージハンドルは左右に可動するので銃の左右どちらからでも操作できます。フルストロークで後退しエジェクションポートも大きく開口します。いっぱいに引いた状態でトリガーの前にあるボルトストップを押し込むと後退位置で止める事ができます。このボルトストップは逆転防止ラッチの解放機能を兼ねており、フルオートで撃ったあとにチャージハンドルが中途半端な位置で止まっていてもこのボルトストップを押し込む事で前進位置に戻す事ができますが、セミオートで撃ったあとでエジェクションポートが閉まりきらなかった時に押しても閉まりきらない事が多いです。またマガジンとは連動していないので撃ちきってもチャージハンドルは後退位置で止まったりはしません。(ガスブローバックの方では撃ちきった時にこのボルトストップが自動で押されて後退位置で止まるのですが、M16/M4などとは違い次マガジン装填後はボルトストップを押すのではなく、後退位置で止まったチャージハンドルを更に引いて手を離すとリリースされます)
ホップアップの調整はエジェクションポート内に露出するバレル軸のダイヤルを操作して行います。どちらへ回せばいいのか表示がありませんが、下方向へ回してUP、上方向へ回してDOWN、だったかな?
レシーバー上にはキャリハンスコープに代わりIDZレイルが装着されています。CVに標準のレイルの前後にあるオープンサイトを簡易な折り畳みサイトに換えたようなもの、と思ったら良いでしょうか。レイル下には金属製の補強プレートがネジ留めされていますが、それでもキャリハンとしてはあまり強度は高くなく、やや華奢にかんじます。
前後サイトを起こした状態。起こした時も倒した時もクリックのみの固定なので動かすのは容易ですが調整機能が無いのでゼロインが出来ないため、あくまでも簡易的なものとなっています。
サイトの見晴らし。必要十分ではありますが物足りない人はスコープやドットサイト等好きな光学サイトをレイル上に装着して使用しましょう。
さて早速実射ですが電動ガンなのでまずはバッテリーを装着しなくてはなりません。バッテリーはハンドガード内に収めるようになっており、ハンドガードを外すにはフロントサイトの下の方にあるハンドガード固定ピンを右側から押して突出した部分を左から掴んで抜きます。
ピンを抜いたらハンドガードを前に抜きます。バレルが長いのでかなり前まで移動させなければなりません。アウターバレルの付け根の下あたりから配線が出ています。コネクターはミニバッテリー端子。
そうそう、ハイダーはM14正ネジタイプとなっています。ハイダー側に針金のロックピンがあり、そのまま回すとアウターバレルが傷だらけになります。
フルサイズG36のアウターバレルはガスブロックがCVよりも前にあるのでバッテリースペースはその分広くなっています。CVだとミニバッテリーでいっぱいいっぱいでしたがこちらは余裕があります。
AKバッテリーも入ります。ハンドガード内下面に細長いスペースがあるためミニバッテリーよりも収めやすいです。
セパレートのリポバッテリーだと厚さによってはアウターバレルとレシーバーの間にちょうど収まるので配線やコネクターの取り回しがしやすいです。
射撃。シャババババと軽快にブローバックします。リコイルはマルイの次世代に較べたら軽いですが、フルストロークで激しく前後するため痛快です。
初速は87~94m/s、サイクルは7.4Vリポバッテリーで秒12発程度。インナーバレルが長いですが初速は調整されているため撃った感じはCVとほぼ同じです。
@@@
フルサイズが高かったのでCVで妥協したのに今になって更に安い値段でフルサイズが来るとは思いもしませんでしたよ!CVに付属のノーマルストックや以前買ったキャリハンスコープを使えば普通のフルサイズG36にもできるし。
ただIDZストックはデザインがオモチャっぽいし動作もイマイチでここはちょっと残念な印象。レバーの軸が折れるという話もよく聞くので早めに軽く動くようにスープアップしてやらないと。
(上2つの写真はそれぞれストックを一番縮めた状態といっぱいに伸ばした状態で比較しています)
CVの方はKの長さにした時点で伸ばすのは諦めていたので、やはりCV~Vの長さ変更はパーツ交換でやるより銃ごと買った方が早いという事になりますね・・・
前回のお買い物でちょっと調査不足だったためパスしたものを追加で注文し、到着いたしました。
ここで買うとなぜかヤマト運輸がちゃんと仕事をしてくれない・・・午前中指定なのに13時になっても持ってこないのでちょっと電話口でキレました。前回も原因不明の1日遅れで正午ギリギリに持ってくる始末だし・・・
今回もオマケが入っていました。バラクラーバ?と思ったら忍者マスク!
さて届きましたるはレイルパネル。
FMAのACM FTM Rail Panelという商品。
ブラック/オリーブドラブ/ダークアース/フォリッジグリーンの4色のピースが8枚ずつ、計32枚入ったセットです。以前これと同様のマグプルPTSのレイルパネルを買った事があるのですが、4pで1000円くらいして「高いなぁ・・・」と思ったものですが、今回のものはこれで1500円。
2pずつピカティニーレイルに挟み込んで使用します。迷彩のように色を組み合わせるとオシャレ。
十字断面のRASハンドガードはそのままだとつかみにくいですが、これを装着する事で丸断面のハンドガードになります。ただしかなり太くなるのでやや好みが出るかもしれません。
次はこちら。AABBのCRRスタイルレイルカバーkeymod用。
内容はパネル6枚と取り付けネジ。
keymodのハンドガードに開いている穴に合わせてはめ込むようになっています。ただ剥がすと軽く外れてしまうので・・・
固定用のネジを使用します。
このように取り付けて・・・
穴の大きい側に差し込み、狭い方へスライドさせます。
スライドさせた後ネジを締め込んで固定。ネジはかなりギチギチに締め込む必要がありますが、締め込めばガッチリ取り付きます。9インチのkeymodハンドガードなら6枚を左右と下面に取り付けて丁度全部の穴をカバーするようになります。スリムさは良いけど握るにはちょっと細すぎるかなぁ・・・というkeymodハンドガードもこれで程よく握りやすい太さになります。
ただ色はフォリッジグリーン(FG)ですがマグプルのFG色とは大分違う色合い。
こちらは今回の本題。
マルイのEG1000ロングモーター(上段)、SHSアルミピストンヘッド(中段左)、ELEMENTフルスティール赤ピストン(中段右)、SHS13:1スーパーハイスピードギア(下段)。
ピストンはボディが樹脂製でラックギヤが全て金属歯になっている強化タイプ。引き始めの1枚がカットされた高サイクル対応の14枚型です。何でELEMENTかというと、定番なSHSの青いピストンが売切れてたので、そのとなりにあったやつ。ピストンヘッドはピンク色のアルミ製でスラストベアリングが付属するもの。
説明書も何もないのでどうやって組むんだろう?とググってみると、スラストベアリングはピストン内に入れて内側からネジ止めするようです。
スラストベアリングはここに接触するスプリングの回転方向の動きを相殺するためのもののようです。スプリングの後方に掛かるスプリングガイドもベアリング内蔵のものに換えるとなお良いのでしょう。
というわけでS&T BABY M4のメカボックスを開きます。このメカボックスは見た目が頑丈そうでポテンシャルが高そうに見えます。はてさて・・・
元々入っていたギヤとSHS13:1スーパーハイスピードギア。ギヤ比が違うため歯車の大きさの組み合わせが異なっています。
ピストンの比較。元々14枚の全金属歯なのですが、歯の幅が倍ほど違います。本音はこの標準ピストンを壊したくなかったので、壊れてもいいように買ったのが赤い方・・・
前回開けた時ほったらかしだったのでベアリング軸受けをメカボックスに接着します。ただこのベアリング軸受けはメカボックスの外側に0.5mmほど突き出すので外側を押さえた時にうっかり押し込んで接着を剥がしてしまいがち。
ギヤを置いて調整。といってもあまり調整するほどでもなく、セクターギヤだけちょっと左右に緩かったのでその右側にシムを1枚足すだけで十分な感じ。
組み上げます。本来ならセクターカット(セクターギヤの歯を端から1~2枚切る)をやっておくと良いのですが、あまり高サイクルにならないなら必要でもないというし、まずはそのままで様子見。ギヤは鉄製なので切るのも大変。(マルイのハイサイクル電動ガン用のギヤは元々引き側が2枚・解放側が1枚切った状態になっているようです)
モーターは標準のものからマルイの標準モーターであるEG1000に交換します。海外製の電動ガンのモーターは本国仕様の強力なスプリングを引くために高トルク型のモーターが入れられており、高回転が苦手。そのためバランスが良く平均性能の高いEG1000に交換するのが定番。おサイフと相談してより高速型なEG30000(マルイのハイサイクル電動ガン標準のモーター)に交換するもよし、高電圧バッテリーで強引に回すなら耐性の高い海外製の高性能モーターに換えるのもあり(マルイのモーターはあまり高電圧には対応していません)。
いよいよ初速&サイクルチェック。7.4V800mAのリポバッテリーで秒12発ほどだったのが17~18発に向上。
9.6Vニッケル水素バッテリーだと秒20発を超えます。マルイのスタンダード電動M4よりちょっぴり高サイクルになります。ただ、初速は80~94とばらつきがあり、どこかタイミングが合っていないせいで機密漏れしている時があるのかもしれません。
と、撃っていると何だか音がおかしくなり、あれっ?と思ってSEMIで撃とうとしたらロックしてしまいました。
やべぇ!これがもしや「ピスクラ」ってやつか!?
早速バラしに掛かりますと、シリンダーの吸気穴から見えるピストン前面が樹脂製。ピストンヘッドは穴より前にあり、ヘッド前面が後ろを向いています。
ピストンは後退しきった位置で固着しており、逆転防止ラッチのリリースも効かずメカボックスを開けるのが怖い!幸いメカボックスをちょっと開くとピストンだけが前進し、スプリングガイドが発射される事はありませんでした。止まったセクターギヤに引っ掛かってたんやねえ・・・
ピストンヘッドのネジが外れてピストンヘッドがシリンダー内に脱落していました。そういや内側から締めるネジ、あんまり強く締め付けてなかったような気が。
ラックギヤがやや傷付きましたが大したダメージではなさそう。スラストベアリングとネジの受け台の間で摺動がされず、スプリングの動きでネジが受け台ごと回される内にネジが外れてしまった、と推測。
スラストベアリングと受け台の間にグリスを塗り、ネジを力いっぱい締め込んでおきました。ネジロック剤を使うのが良いのでしょうが、そんなもの持ってないので・・・
組み直し、ちゃんと動作する事を確認。
@@@
ググり直してみるとこのレシピではこんなもんで、そもそも秒25だの30だのはもう少し突っ込んだ事をするか、高電圧なバッテリーを使うもののようです。やや物足りない上がり幅とはいえ確実にサイクルは上がったので良しとしましょうか。
#翌日追記
そういやバッテリーを充電してから結構経ってたのに気付き、満充電で再計測してみました。
リポ7.4V800mA満充電では秒19弱。
ニッケル水素9.6V1300mA満充電では秒23発まで行きました。このくらいの数字だと十分満足。
何か冴えないと思ったらバッテリーが充電してないとかしょうもないオチでしたが、それでもまだ手を入れる余地がいくらでもある状態でもこれなのですからまだまだポテンシャルを秘めていると思います。
ここで買うとなぜかヤマト運輸がちゃんと仕事をしてくれない・・・午前中指定なのに13時になっても持ってこないのでちょっと電話口でキレました。前回も原因不明の1日遅れで正午ギリギリに持ってくる始末だし・・・
今回もオマケが入っていました。バラクラーバ?と思ったら忍者マスク!
さて届きましたるはレイルパネル。
FMAのACM FTM Rail Panelという商品。
ブラック/オリーブドラブ/ダークアース/フォリッジグリーンの4色のピースが8枚ずつ、計32枚入ったセットです。以前これと同様のマグプルPTSのレイルパネルを買った事があるのですが、4pで1000円くらいして「高いなぁ・・・」と思ったものですが、今回のものはこれで1500円。
2pずつピカティニーレイルに挟み込んで使用します。迷彩のように色を組み合わせるとオシャレ。
十字断面のRASハンドガードはそのままだとつかみにくいですが、これを装着する事で丸断面のハンドガードになります。ただしかなり太くなるのでやや好みが出るかもしれません。
次はこちら。AABBのCRRスタイルレイルカバーkeymod用。
内容はパネル6枚と取り付けネジ。
keymodのハンドガードに開いている穴に合わせてはめ込むようになっています。ただ剥がすと軽く外れてしまうので・・・
固定用のネジを使用します。
このように取り付けて・・・
穴の大きい側に差し込み、狭い方へスライドさせます。
スライドさせた後ネジを締め込んで固定。ネジはかなりギチギチに締め込む必要がありますが、締め込めばガッチリ取り付きます。9インチのkeymodハンドガードなら6枚を左右と下面に取り付けて丁度全部の穴をカバーするようになります。スリムさは良いけど握るにはちょっと細すぎるかなぁ・・・というkeymodハンドガードもこれで程よく握りやすい太さになります。
ただ色はフォリッジグリーン(FG)ですがマグプルのFG色とは大分違う色合い。
こちらは今回の本題。
マルイのEG1000ロングモーター(上段)、SHSアルミピストンヘッド(中段左)、ELEMENTフルスティール赤ピストン(中段右)、SHS13:1スーパーハイスピードギア(下段)。
ピストンはボディが樹脂製でラックギヤが全て金属歯になっている強化タイプ。引き始めの1枚がカットされた高サイクル対応の14枚型です。何でELEMENTかというと、定番なSHSの青いピストンが売切れてたので、そのとなりにあったやつ。ピストンヘッドはピンク色のアルミ製でスラストベアリングが付属するもの。
説明書も何もないのでどうやって組むんだろう?とググってみると、スラストベアリングはピストン内に入れて内側からネジ止めするようです。
スラストベアリングはここに接触するスプリングの回転方向の動きを相殺するためのもののようです。スプリングの後方に掛かるスプリングガイドもベアリング内蔵のものに換えるとなお良いのでしょう。
というわけでS&T BABY M4のメカボックスを開きます。このメカボックスは見た目が頑丈そうでポテンシャルが高そうに見えます。はてさて・・・
元々入っていたギヤとSHS13:1スーパーハイスピードギア。ギヤ比が違うため歯車の大きさの組み合わせが異なっています。
ピストンの比較。元々14枚の全金属歯なのですが、歯の幅が倍ほど違います。本音はこの標準ピストンを壊したくなかったので、壊れてもいいように買ったのが赤い方・・・
前回開けた時ほったらかしだったのでベアリング軸受けをメカボックスに接着します。ただこのベアリング軸受けはメカボックスの外側に0.5mmほど突き出すので外側を押さえた時にうっかり押し込んで接着を剥がしてしまいがち。
ギヤを置いて調整。といってもあまり調整するほどでもなく、セクターギヤだけちょっと左右に緩かったのでその右側にシムを1枚足すだけで十分な感じ。
組み上げます。本来ならセクターカット(セクターギヤの歯を端から1~2枚切る)をやっておくと良いのですが、あまり高サイクルにならないなら必要でもないというし、まずはそのままで様子見。ギヤは鉄製なので切るのも大変。(マルイのハイサイクル電動ガン用のギヤは元々引き側が2枚・解放側が1枚切った状態になっているようです)
モーターは標準のものからマルイの標準モーターであるEG1000に交換します。海外製の電動ガンのモーターは本国仕様の強力なスプリングを引くために高トルク型のモーターが入れられており、高回転が苦手。そのためバランスが良く平均性能の高いEG1000に交換するのが定番。おサイフと相談してより高速型なEG30000(マルイのハイサイクル電動ガン標準のモーター)に交換するもよし、高電圧バッテリーで強引に回すなら耐性の高い海外製の高性能モーターに換えるのもあり(マルイのモーターはあまり高電圧には対応していません)。
いよいよ初速&サイクルチェック。7.4V800mAのリポバッテリーで秒12発ほどだったのが17~18発に向上。
9.6Vニッケル水素バッテリーだと秒20発を超えます。マルイのスタンダード電動M4よりちょっぴり高サイクルになります。ただ、初速は80~94とばらつきがあり、どこかタイミングが合っていないせいで機密漏れしている時があるのかもしれません。
と、撃っていると何だか音がおかしくなり、あれっ?と思ってSEMIで撃とうとしたらロックしてしまいました。
やべぇ!これがもしや「ピスクラ」ってやつか!?
早速バラしに掛かりますと、シリンダーの吸気穴から見えるピストン前面が樹脂製。ピストンヘッドは穴より前にあり、ヘッド前面が後ろを向いています。
ピストンは後退しきった位置で固着しており、逆転防止ラッチのリリースも効かずメカボックスを開けるのが怖い!幸いメカボックスをちょっと開くとピストンだけが前進し、スプリングガイドが発射される事はありませんでした。止まったセクターギヤに引っ掛かってたんやねえ・・・
ピストンヘッドのネジが外れてピストンヘッドがシリンダー内に脱落していました。そういや内側から締めるネジ、あんまり強く締め付けてなかったような気が。
ラックギヤがやや傷付きましたが大したダメージではなさそう。スラストベアリングとネジの受け台の間で摺動がされず、スプリングの動きでネジが受け台ごと回される内にネジが外れてしまった、と推測。
スラストベアリングと受け台の間にグリスを塗り、ネジを力いっぱい締め込んでおきました。ネジロック剤を使うのが良いのでしょうが、そんなもの持ってないので・・・
組み直し、ちゃんと動作する事を確認。
@@@
ググり直してみるとこのレシピではこんなもんで、そもそも秒25だの30だのはもう少し突っ込んだ事をするか、高電圧なバッテリーを使うもののようです。やや物足りない上がり幅とはいえ確実にサイクルは上がったので良しとしましょうか。
#翌日追記
そういやバッテリーを充電してから結構経ってたのに気付き、満充電で再計測してみました。
リポ7.4V800mA満充電では秒19弱。
ニッケル水素9.6V1300mA満充電では秒23発まで行きました。このくらいの数字だと十分満足。
何か冴えないと思ったらバッテリーが充電してないとかしょうもないオチでしたが、それでもまだ手を入れる余地がいくらでもある状態でもこれなのですからまだまだポテンシャルを秘めていると思います。
引き続きG&G CM16 Carbine Lightの分解です。
取り出されたメカボックス。マルイのVer.2互換タイプです。ただ前回のS&Tのものと較べネジが六角ネジでメカボックスの左側から刺さっています。
右側。こちら側にネジはありません。
まあどっちでもいいので、逆転防止ラッチをリリースしましょう。メカボックス下側のモーターの刺さる穴の奥、後ろ側に見える逆転防止ラッチを引っ掛け棒を使って手前に引き、カシャッと音がすればOK。
メカボックス前方下側に分解防止の封が貼られているので引っぺがします。買った店もう無いし。
メカボックス左側を上にして上側の短いネジ4本、それ以外の長いネジ4本を抜きます。
メカボックスをひっくり返して右側を上にし、メカボックスを開けます。スプリングガイドが射出されてしまいました。
メカボックス内部はマルイ製とよく似ています。前回のS&Tのものはもっとムク部分が多くて重いVer.2の強化タイプで、どちらかといえば89式小銃用のVer.8の中身に近いものでした。
ギヤにはG&Gの刻印が入っています。
シリンダー周り。この辺りはマルイのものと大差ないか。
スプリングは不等ピッチの長いものが入っており、切った跡などはありません。初速は0.2gで91m/sほどなので輸入する際に交換されていたにしてもわざわざ不等ピッチのものを入れるだろうか?ともあれスプリングは買っておいたのですが元々入ってるものの方がモノが良さそうです。
シリンダー下のタペットプレートに掛かっているスプリングを外します。
シリンダー付近のパーツを取り出したところ。ピストンヘッドは特徴的な前面形状をしており、金属歯は掛かり始めの1枚だけ。
ノズル長は21mmとちょっと。
軸受けはメタル軸受けでシムはスパーギヤの左右に1枚ずつ、べベルギヤの右のみ1枚、セクターギヤの左に1枚・右に薄厚計2枚がセットされていました。ギヤ同士が結構スレててシャカシャカとフリクションがあるように感じるのでもう少し煮詰める余地がありそうです。
今回の本題として配線を後方配線に引き直します。まずは配線の上に掛かっているトリガーを外します。
前方に出ている配線の被覆1枚を適宜に剥いで後方へ引き直しますが、グリップ側に出る黒コードがだだ長くて後ろから出る配線が短いので・・・
赤コードを根元から延長し、グリップ側に出る黒赤コードを同じ長さになるようにすると、後方に出る配線が伸びました。
適宜にグリスアップしつつメカボックス内を組み直します。ギヤにはアンチウェアグリス、シリンダー周りにはセラグリスを使いました。潤滑性だけみればギヤ周りもセラグリスでよくね?と思いがちですが、ギヤ周りにセラグリスを使うと回転慣性で全部飛んでメカボックス内がグリスまみれになってしまいます(以前CYMAのAK47の時にそうなりました)ので、ギヤ周りは粘度が高く慣性で飛びにくいアンチウェアグリスを使った方がよいでしょう。逆にシリンダー周りにアンチウェアグリスが付くと抵抗になりパワーダウンしたり過負荷になったりするので、アンチウェアグリスがシリンダーの方へ飛ぶほど大量に盛り付けないように留意する必要はあります。
メカボックスを閉じ、ひっくり返して左側を向けてネジを締めます。不等ピッチの長いスプリングだとメカボックスを閉じるのに苦労するものですが、今回は収まりが良く比較的すんなり閉まります。
ロワレシーバーにトリガー辺りから差し込むようにメカボックスを収めます。
グリップを取り付け、モーターを差し込んで端子をセット。余った配線はモーターの前後にうまく収めます。
グリップパネルを取り付けます。モーターエンドの形状にグリップパネルの形状を合わせ、配線をより分けるようにして収めます。
一旦バッテリーを繋いで試運転。キャーという異音がしないか確認し、するようならグリップエンドのネジを締めたり緩めたりして調整します。調整しきれない場合はモーターエンドとグリップパネルの間に配線を挟み込んでいる場合があります。
ロワレシーバー後端に出ている部分を切ります。上画像だと無頓着にやっていますが、配線はのこぎりの歯がかすっただけでも困る事になるので前方へ引っ張りよせるなどしておきましょう。
切り足りなかった・・・
出っ張りは2.5cmくらい残っていれば十分なようです。
ストックチューブを取り付けますが、内部に入るD字型のパーツが所定の位置、角度からズレやすくて非常に手こずります。ドライバーは上画像のものより倍くらい長いやつを用意したいところ。
ストックチューブにちゃんと収まる気がしねぇ・・・
まあ無理だよね・・・
こんな事もあろうかと買っておいたストック。
CBIR TROYタイプストック。
バットプレートにあるスイッチを操作すると下ヒンジでバットプレートが開けられ、ストック下半分に収納スペースがあります。が、さすがにバッテリーが入るほど奥行きがなかった・・・
ヒューズボックスを撤去し、配線を切り詰めます。
ちょっとハンダ付けで手こずり、配線の柔軟性が無くなってしまった印象。メカボックスからコネクターまでシームレスにした方が良かったかもしれません。
ストック内の配線を通す穴へコネクターだけを出してみますが、伸縮させられなくなるのであまり実用的な取り回しではありません。
切り詰めても結局ストックチューブからははみ出るので、とりあえずこの状態で良しとし、ストックを縮めきるのを禁止にすれば、ストックを選ばずに使えるでしょうか。伸縮もある程度はできるのでいくらか実用レベルか。
後方が解決したので前周りを。アッパーレシーバーにアウターバレルを差し込みます。
バレルナットを締め込んで固定。幸いグラつきはありません。ただアッパーレシーバーは樹脂製なので締めすぎ危険だしここへ過大な負荷をかける事はそもそもよろしくありません。
ハンドガードを差し込みます。9インチだとアウターバレルはちょっと顔を出します。
レシーバーのアッパーレイルとは段差が出来てしまいますが、この辺は仕方ありません。
ガスブロックとガスチューブを取り付けますが、あれ?長さが足りない・・・
G&Pのガスチューブをジャンクから引っ張ってきました。こっちのが若干長いです。
ただ、ピン穴が合わない・・・
ミッドレングス用のガスチューブ(βプロジェクトの16インチバレルに付属のもの)だと一見うまくいってるように見えます。
アッパーレシーバーのガスチューブが刺さる穴は貫通しており、内側からはチャンバーの一片が刺さる穴なのでこちら側は軽く刺さる程度にとどめなくてはなりません。
G&Pのガスチューブをアルミテープとセロテープで太さ調整し前後に動かないようにして取り付け。
ハンドガードをあらためて取り付け、ネジで固定。レイルの角度をキッチリ合わせつつ緩まないようにするにはバレルナットとアウターバレルの間でシム調整が要ります。(シムはわざわざ専用のものを買わなくても薄いプラ版とかで十分でしょう・・・)
ハイダーを取り付けます。アウターバレルのネジは元と同じM14逆ネジなので、付けていたハイダーをそのまま継承します。CM16のハイダーはゴムのOリングで角度調整されているのでこのOリングをこちらに移してみましたがイマイチいい角度になりません。隙間が開くのも・・・
インナーバレル/チャンバーを差し込みます。
アッパーレシーバーとロワレシーバーを結合。
元の状態からはさほど軽くなったりはしていないのですが、重量バランスは若干後ろに寄った印象。バッテリー・マガジンを外した状態で2kg弱。
マグプルMBUSを取り付けました。無くても光学サイト載せれば良いのですが、やはりトップレイルのこの位置に何か付いてた方がバランスよく見える気がします。
KeyModに対応したパーツは今回一切買わなかったのでハンドガードには上面のレイル以外に何も取り付けられませんが、ハンドガードは丸断面で細身なので握りやすいし何もつけないのもこれはこれで良いかもしれません。
@@@
パーツから銃が生えるともいわれるM4地獄ですが地獄にもいろいろあり今回は正に「そのあまり使ってないM4、何かいじれそうじゃね?アッ」というパターンの地獄。外したマグプルパーツから銃が生えてこないように注意しなくては・・・
取り出されたメカボックス。マルイのVer.2互換タイプです。ただ前回のS&Tのものと較べネジが六角ネジでメカボックスの左側から刺さっています。
右側。こちら側にネジはありません。
まあどっちでもいいので、逆転防止ラッチをリリースしましょう。メカボックス下側のモーターの刺さる穴の奥、後ろ側に見える逆転防止ラッチを引っ掛け棒を使って手前に引き、カシャッと音がすればOK。
メカボックス前方下側に分解防止の封が貼られているので引っぺがします。買った店もう無いし。
メカボックス左側を上にして上側の短いネジ4本、それ以外の長いネジ4本を抜きます。
メカボックスをひっくり返して右側を上にし、メカボックスを開けます。スプリングガイドが射出されてしまいました。
メカボックス内部はマルイ製とよく似ています。前回のS&Tのものはもっとムク部分が多くて重いVer.2の強化タイプで、どちらかといえば89式小銃用のVer.8の中身に近いものでした。
ギヤにはG&Gの刻印が入っています。
シリンダー周り。この辺りはマルイのものと大差ないか。
スプリングは不等ピッチの長いものが入っており、切った跡などはありません。初速は0.2gで91m/sほどなので輸入する際に交換されていたにしてもわざわざ不等ピッチのものを入れるだろうか?ともあれスプリングは買っておいたのですが元々入ってるものの方がモノが良さそうです。
シリンダー下のタペットプレートに掛かっているスプリングを外します。
シリンダー付近のパーツを取り出したところ。ピストンヘッドは特徴的な前面形状をしており、金属歯は掛かり始めの1枚だけ。
ノズル長は21mmとちょっと。
軸受けはメタル軸受けでシムはスパーギヤの左右に1枚ずつ、べベルギヤの右のみ1枚、セクターギヤの左に1枚・右に薄厚計2枚がセットされていました。ギヤ同士が結構スレててシャカシャカとフリクションがあるように感じるのでもう少し煮詰める余地がありそうです。
今回の本題として配線を後方配線に引き直します。まずは配線の上に掛かっているトリガーを外します。
前方に出ている配線の被覆1枚を適宜に剥いで後方へ引き直しますが、グリップ側に出る黒コードがだだ長くて後ろから出る配線が短いので・・・
赤コードを根元から延長し、グリップ側に出る黒赤コードを同じ長さになるようにすると、後方に出る配線が伸びました。
適宜にグリスアップしつつメカボックス内を組み直します。ギヤにはアンチウェアグリス、シリンダー周りにはセラグリスを使いました。潤滑性だけみればギヤ周りもセラグリスでよくね?と思いがちですが、ギヤ周りにセラグリスを使うと回転慣性で全部飛んでメカボックス内がグリスまみれになってしまいます(以前CYMAのAK47の時にそうなりました)ので、ギヤ周りは粘度が高く慣性で飛びにくいアンチウェアグリスを使った方がよいでしょう。逆にシリンダー周りにアンチウェアグリスが付くと抵抗になりパワーダウンしたり過負荷になったりするので、アンチウェアグリスがシリンダーの方へ飛ぶほど大量に盛り付けないように留意する必要はあります。
メカボックスを閉じ、ひっくり返して左側を向けてネジを締めます。不等ピッチの長いスプリングだとメカボックスを閉じるのに苦労するものですが、今回は収まりが良く比較的すんなり閉まります。
ロワレシーバーにトリガー辺りから差し込むようにメカボックスを収めます。
グリップを取り付け、モーターを差し込んで端子をセット。余った配線はモーターの前後にうまく収めます。
グリップパネルを取り付けます。モーターエンドの形状にグリップパネルの形状を合わせ、配線をより分けるようにして収めます。
一旦バッテリーを繋いで試運転。キャーという異音がしないか確認し、するようならグリップエンドのネジを締めたり緩めたりして調整します。調整しきれない場合はモーターエンドとグリップパネルの間に配線を挟み込んでいる場合があります。
ロワレシーバー後端に出ている部分を切ります。上画像だと無頓着にやっていますが、配線はのこぎりの歯がかすっただけでも困る事になるので前方へ引っ張りよせるなどしておきましょう。
切り足りなかった・・・
出っ張りは2.5cmくらい残っていれば十分なようです。
ストックチューブを取り付けますが、内部に入るD字型のパーツが所定の位置、角度からズレやすくて非常に手こずります。ドライバーは上画像のものより倍くらい長いやつを用意したいところ。
ストックチューブにちゃんと収まる気がしねぇ・・・
まあ無理だよね・・・
こんな事もあろうかと買っておいたストック。
CBIR TROYタイプストック。
バットプレートにあるスイッチを操作すると下ヒンジでバットプレートが開けられ、ストック下半分に収納スペースがあります。が、さすがにバッテリーが入るほど奥行きがなかった・・・
ヒューズボックスを撤去し、配線を切り詰めます。
ちょっとハンダ付けで手こずり、配線の柔軟性が無くなってしまった印象。メカボックスからコネクターまでシームレスにした方が良かったかもしれません。
ストック内の配線を通す穴へコネクターだけを出してみますが、伸縮させられなくなるのであまり実用的な取り回しではありません。
切り詰めても結局ストックチューブからははみ出るので、とりあえずこの状態で良しとし、ストックを縮めきるのを禁止にすれば、ストックを選ばずに使えるでしょうか。伸縮もある程度はできるのでいくらか実用レベルか。
後方が解決したので前周りを。アッパーレシーバーにアウターバレルを差し込みます。
バレルナットを締め込んで固定。幸いグラつきはありません。ただアッパーレシーバーは樹脂製なので締めすぎ危険だしここへ過大な負荷をかける事はそもそもよろしくありません。
ハンドガードを差し込みます。9インチだとアウターバレルはちょっと顔を出します。
レシーバーのアッパーレイルとは段差が出来てしまいますが、この辺は仕方ありません。
ガスブロックとガスチューブを取り付けますが、あれ?長さが足りない・・・
G&Pのガスチューブをジャンクから引っ張ってきました。こっちのが若干長いです。
ただ、ピン穴が合わない・・・
ミッドレングス用のガスチューブ(βプロジェクトの16インチバレルに付属のもの)だと一見うまくいってるように見えます。
アッパーレシーバーのガスチューブが刺さる穴は貫通しており、内側からはチャンバーの一片が刺さる穴なのでこちら側は軽く刺さる程度にとどめなくてはなりません。
G&Pのガスチューブをアルミテープとセロテープで太さ調整し前後に動かないようにして取り付け。
ハンドガードをあらためて取り付け、ネジで固定。レイルの角度をキッチリ合わせつつ緩まないようにするにはバレルナットとアウターバレルの間でシム調整が要ります。(シムはわざわざ専用のものを買わなくても薄いプラ版とかで十分でしょう・・・)
ハイダーを取り付けます。アウターバレルのネジは元と同じM14逆ネジなので、付けていたハイダーをそのまま継承します。CM16のハイダーはゴムのOリングで角度調整されているのでこのOリングをこちらに移してみましたがイマイチいい角度になりません。隙間が開くのも・・・
インナーバレル/チャンバーを差し込みます。
アッパーレシーバーとロワレシーバーを結合。
元の状態からはさほど軽くなったりはしていないのですが、重量バランスは若干後ろに寄った印象。バッテリー・マガジンを外した状態で2kg弱。
マグプルMBUSを取り付けました。無くても光学サイト載せれば良いのですが、やはりトップレイルのこの位置に何か付いてた方がバランスよく見える気がします。
KeyModに対応したパーツは今回一切買わなかったのでハンドガードには上面のレイル以外に何も取り付けられませんが、ハンドガードは丸断面で細身なので握りやすいし何もつけないのもこれはこれで良いかもしれません。
@@@
パーツから銃が生えるともいわれるM4地獄ですが地獄にもいろいろあり今回は正に「そのあまり使ってないM4、何かいじれそうじゃね?アッ」というパターンの地獄。外したマグプルパーツから銃が生えてこないように注意しなくては・・・
G&G CM16 Carbine Lightの分解をします。
あてもなく分解しても仕方ないし、今回は目的があります。
まずはお買い物。
予算2万円で色々買い込んでみました。本体が1万4千円くらいの銃に2万円、もう一挺買えますね!
オマケが付いてきました。装備品?
何だろうと思って調べてみると、顔の下半分をガードするフェイスマスクでした。お座敷派には要らないものですが、何かの役に立つかもしれません。
さてこちらはエレメントのM4系用ストックチューブ。
ストックチューブ後端の左下にスリットが入っており、中に入れる固定パーツもD字型になっています。ストックチューブ内にバッテリーや配線を通す仕様のストックチューブです。
ウチのCM16。3年ほど前に今は亡きBBキングで14000円ほどで買ったもの。ホップが強い以外は特に調整を要するものでもなく、お下がりのマグプルパーツを盛り付けて満足してほぼ放置状態だったのですが、今回は後方配線にして一気に今風の姿になっていただきましょう。
ストックを外します。マグプルPTSのCTRストックが付いているのでこれを自作の引っ張り棒を掛けて外します。
ストックチューブ後端下のネジを外し、ストックチューブ後端のキャップを外します。
長いプラスドライバーでストックチューブ内のネジを外し、ストックチューブを外します。
この銃に標準で付くストックチューブは中が途中で塞がっており、ネジが通る穴だけがあります。
長さも一回り長く、大抵の社外品ストックは一番縮めた位置にできませんでした。
今回買ったエレメントのストックチューブは中に入る固定パーツがD字型になっており、下側に配線を通す隙間がつくられています。
それではいざ取り付け、と仮組んでみるとネジの長さが足りません・・・
フレーム後端から伸びているストックチューブの軸が長いため、少し切る必要があります。ここは金属レシーバーだと元々2~3cmほどの長さしか無いので、マルイ製のものが固定ストックの補強のために長かった名残りでしょうか。
後ろ側は一旦置いといて、前側をやってしまいましょう。
後方配線にするのはハンドガード内にバッテリーを収める制約を取り除くためもありますが、今時はフリーフロートRASの時代。ガスブロックとデルタリングでハンドガードを挟むのはもう古い!
というわけで買ったのはZCレオパルドのKeyModスタイルハンドガードの9インチ。
KeyModはアクセサリを別途買う必要があり煩雑に感じる向きもありますが、逆にいえば余計なものが無くシンプルにまとめられるともいえます。十字断面のRASは掴みにくいし、側面のレイルが邪魔。
内容はRAS本体とバレルナット、バレルナットとRASを固定するネジ。
バレルナットがやや重いですがRAS本体は比較的軽く、全部で257g。
次にバレル。BIG DRAGONのデタッチャブルM4アウターバレル。
M4A1の標準サイズである14.5インチアウターバレルですが、ガスブロックの前から先が別パーツになっており、延長部分を外せば10.3インチ?のCQBタイプのアウターバレルとして使用できます。
14.5インチの状態では211g。
10.3インチ?の状態では155g。
せっかくRASにするんだからフロントサイトポストを立てたままにせず、フロントサイトの無いガスブロックに換えてしまいます。
FMAのガスブロック。
内容はガスブロック本体と、アウターバレルへ固定するためのイモネジ2個、ガスチューブを固定するピン1個。NOVESKEのマークが前面にあります。
フロントサイトポストと置き換えだから同じ大きさかと思ったら、前後に半分ほどしかありません。ガスブロック自体は非常に軽量なので軽量化にも貢献します。BB弾発射機として考えるとフリーフロートRASにした場合ガスチューブはただの飾りなので、ガスブロックごと省略しても構わないでしょう。その辺はお好みで。
銃側をバラしてゆきます。まずはデルタリングを操作してハンドガードを上下とも外します。
CM16のアウターバレル周りは少し古い設計で、バレル基部・筒・フロントサイト部分の3ピースになっています。フロントサイトポストの後方すぐの部分の左右にあるイモネジを緩めてフロントサイトを外します。。
マルイのAK47系のフロントサイト周りと構造が似ていますが、マルイのM16/M4系も元々こういう構造でした。
デルタリングはギザギザの付いたパーツをちょっと起こして嵌め合わせ部分に掛け、ハンドガードをはめて回して外します。
デルタリングから前が全て外れました。
前側フレームロックピンを抜きます。例によって抜ききらずに抜ききりで一旦止まるのでそこで止めます。
アッパーレシーバーを前方にスライドさせます。マルイのスタンダード電動は構造が違うので参考にしないように!
インナーバレルとチャンバーを抜き出してこちらは完了。ボルトリリースはこの銃だとこの段階ではまだ外れません。
グリップ底部のネジを抜いてパネルを外します。マグプルPTSのMOEグリップが付いていますが標準のM16A2タイプグリップでも同じ。
端子を外してモーターを抜き出します。モーターはロングタイプ。
このモーターはプラス端子側を赤く塗ってありませんが、プラスの表示はあります。
グリップ内の2個のネジを抜いてグリップを外します。
マガジンキャッチを外します。
後側フレームロックピンを抜きます。この銃では抜ききって構いません。
トリガーピンは右側から押して左側へ抜きます。ピンのギザギザがセレクターのある側に付いていました。この辺各社で刺さる方向などが違う事があるのでよく観察しておくとよいでしょう。
メカボックスを後ろ側から持ち上げるようにして取り外します。
@@@
後編へ続く
@@@
あてもなく分解しても仕方ないし、今回は目的があります。
まずはお買い物。
予算2万円で色々買い込んでみました。本体が1万4千円くらいの銃に2万円、もう一挺買えますね!
オマケが付いてきました。装備品?
何だろうと思って調べてみると、顔の下半分をガードするフェイスマスクでした。お座敷派には要らないものですが、何かの役に立つかもしれません。
さてこちらはエレメントのM4系用ストックチューブ。
ストックチューブ後端の左下にスリットが入っており、中に入れる固定パーツもD字型になっています。ストックチューブ内にバッテリーや配線を通す仕様のストックチューブです。
ウチのCM16。3年ほど前に今は亡きBBキングで14000円ほどで買ったもの。ホップが強い以外は特に調整を要するものでもなく、お下がりのマグプルパーツを盛り付けて満足してほぼ放置状態だったのですが、今回は後方配線にして一気に今風の姿になっていただきましょう。
ストックを外します。マグプルPTSのCTRストックが付いているのでこれを自作の引っ張り棒を掛けて外します。
ストックチューブ後端下のネジを外し、ストックチューブ後端のキャップを外します。
長いプラスドライバーでストックチューブ内のネジを外し、ストックチューブを外します。
この銃に標準で付くストックチューブは中が途中で塞がっており、ネジが通る穴だけがあります。
長さも一回り長く、大抵の社外品ストックは一番縮めた位置にできませんでした。
今回買ったエレメントのストックチューブは中に入る固定パーツがD字型になっており、下側に配線を通す隙間がつくられています。
それではいざ取り付け、と仮組んでみるとネジの長さが足りません・・・
フレーム後端から伸びているストックチューブの軸が長いため、少し切る必要があります。ここは金属レシーバーだと元々2~3cmほどの長さしか無いので、マルイ製のものが固定ストックの補強のために長かった名残りでしょうか。
後ろ側は一旦置いといて、前側をやってしまいましょう。
後方配線にするのはハンドガード内にバッテリーを収める制約を取り除くためもありますが、今時はフリーフロートRASの時代。ガスブロックとデルタリングでハンドガードを挟むのはもう古い!
というわけで買ったのはZCレオパルドのKeyModスタイルハンドガードの9インチ。
KeyModはアクセサリを別途買う必要があり煩雑に感じる向きもありますが、逆にいえば余計なものが無くシンプルにまとめられるともいえます。十字断面のRASは掴みにくいし、側面のレイルが邪魔。
内容はRAS本体とバレルナット、バレルナットとRASを固定するネジ。
バレルナットがやや重いですがRAS本体は比較的軽く、全部で257g。
次にバレル。BIG DRAGONのデタッチャブルM4アウターバレル。
M4A1の標準サイズである14.5インチアウターバレルですが、ガスブロックの前から先が別パーツになっており、延長部分を外せば10.3インチ?のCQBタイプのアウターバレルとして使用できます。
14.5インチの状態では211g。
10.3インチ?の状態では155g。
せっかくRASにするんだからフロントサイトポストを立てたままにせず、フロントサイトの無いガスブロックに換えてしまいます。
FMAのガスブロック。
内容はガスブロック本体と、アウターバレルへ固定するためのイモネジ2個、ガスチューブを固定するピン1個。NOVESKEのマークが前面にあります。
フロントサイトポストと置き換えだから同じ大きさかと思ったら、前後に半分ほどしかありません。ガスブロック自体は非常に軽量なので軽量化にも貢献します。BB弾発射機として考えるとフリーフロートRASにした場合ガスチューブはただの飾りなので、ガスブロックごと省略しても構わないでしょう。その辺はお好みで。
銃側をバラしてゆきます。まずはデルタリングを操作してハンドガードを上下とも外します。
CM16のアウターバレル周りは少し古い設計で、バレル基部・筒・フロントサイト部分の3ピースになっています。フロントサイトポストの後方すぐの部分の左右にあるイモネジを緩めてフロントサイトを外します。。
マルイのAK47系のフロントサイト周りと構造が似ていますが、マルイのM16/M4系も元々こういう構造でした。
デルタリングはギザギザの付いたパーツをちょっと起こして嵌め合わせ部分に掛け、ハンドガードをはめて回して外します。
デルタリングから前が全て外れました。
前側フレームロックピンを抜きます。例によって抜ききらずに抜ききりで一旦止まるのでそこで止めます。
アッパーレシーバーを前方にスライドさせます。マルイのスタンダード電動は構造が違うので参考にしないように!
インナーバレルとチャンバーを抜き出してこちらは完了。ボルトリリースはこの銃だとこの段階ではまだ外れません。
グリップ底部のネジを抜いてパネルを外します。マグプルPTSのMOEグリップが付いていますが標準のM16A2タイプグリップでも同じ。
端子を外してモーターを抜き出します。モーターはロングタイプ。
このモーターはプラス端子側を赤く塗ってありませんが、プラスの表示はあります。
グリップ内の2個のネジを抜いてグリップを外します。
マガジンキャッチを外します。
後側フレームロックピンを抜きます。この銃では抜ききって構いません。
トリガーピンは右側から押して左側へ抜きます。ピンのギザギザがセレクターのある側に付いていました。この辺各社で刺さる方向などが違う事があるのでよく観察しておくとよいでしょう。
メカボックスを後ろ側から持ち上げるようにして取り外します。
@@@
後編へ続く
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S&T BABY M4(M231ストック仕様)を分解します。前に出ている配線を後ろ側へ引き直すため、最低でもメカボックスを開けるまでやらなければなりません。
まず前側のフレームロックピンを左側から押して抜きます。ただし全部抜かず、抜ききる前のところでクリックがあるのでここで止めます。全部抜くとクリックのためのピンとスプリングがフレーム側から抜けてきてしまいます。
と思ったら配線が引っ掛かっててアッパーとロワーに分割出来なかったのでピンを挿し直します。(ごめん・・・)
RASハンドガードの下側にあるイモネジ2本を緩め、ハンドガードを回して外します。コネクターが邪魔をしますが、ねじり込むようにしてコネクターをハンドガードの前側に逃がしてやります。
バレルナットは外すのに専用工具が必要ですが、あまり頑固には締結されていないので何か挟むものがあればなんとかなります。ラジオペンチの柄で挟んで回せました。
バレルナットが外れるとアウターバレルが抜けます。
あらためてもう一度フレームロックピンを抜きます。
今度は分割できました。ボルトストップ(上画像のチャンバーの左にある黒い小パーツ)はロワー側に差し込まれているだけなので失くさないように。アッパー側からはチャンバーとインナーバレル一式が引き出せるようになります。
インナーバレル付け根の下側にある白い樹脂パーツを外し、インナーバレルを引っ張るとチャンバーパッキンがはまった状態で抜けてきます。
チャンバーパッキンはマルイのスタンダード電動標準のものの互換品のようです。内側にハンドガンのリヤサイトのような形状の突起が付いています。
インナーバレルとチャンバーパッキンを抜くとチャンバー内から黒い押しゴム(上画像の左にある小さいパーツ)が転がり出てくる事があるので失くさないように注意。組み込む時はチャンバー内側の上側にある穴に入れますが、こんなものでも無いとホップが掛からなくなる重要なパーツです。
インナーバレル長はおよそ185mm。マルイの限定版であるM4PMCと同じ長さのインナーバレル。アウターバレル先端から突き出る長さは約61mmほどなのでアウターバレルにピッタリの長さだと124mmほどになりますが、こんな半端な長さのものは無いかもしれませんので、MP5K用の110mmか、MP5KPDW用の141mmのもので妥協するしかないでしょうか。
次はロワー側を分解にかかります。まずはバッファチューブを外し、基部内側にある六角ネジを抜きます。
ストックが基部ごと外れます。ワイヤーストックは左側の先の辺りにイモネジが抜け止めとして付いており、これを外すを基部からワイヤーストックが外せるようになります。
レシーバー後端。暗くて見づらいですがメカボックス後端が見え、後部配線用の穴が開いています。
次にグリップ底部の前後のネジを抜きます。
グリップ底部のパーツを外します。
モーターの端子を外し、モーターを引っこ抜きます。モーターはロングタイプなので、マルイのモーターに換える時はEG1000なら末尾に「S」の付かない方を。
モーターのプラス端子の側には赤で塗られていて間違えないようにされています。
グリップ内奥のネジ2つを抜きます。
グリップが外れました。
マガジンキャッチを外します。
後ろ側のフレームロックピンはマルイ製とは違いアッパーとの結合には使われておらず、メカボックスの位置合わせにのみ利用されています。左側から押して右側に抜きますが、ロワーフレーム内側にクリップがありやはり前側同様に全部抜くとこのクリップが脱落して面倒な事になるので、抜ききり直前で止めます。
最後はトリガーの上にある細いピンを抜きます。必ず左側から押して右側に抜くようにしましょう。
ロワーフレームからメカボックスが取り出せます。後ろ側から持ち上げるようにして外します。
メカボックスはVer.2互換タイプ。左面にはセレクタープレートが付いています。
右側。基本的にこちらを上にしてメカボックスを開けて作業する事になります。
さてメカボックスを開ける前にやる事があります。メカボックス内のピストンはたとえセミオートで空撃ちしてもある程度後退している事が多いので、逆転防止ラッチを解放してピストンを一番前まで前進させておきます。
メカボックス下側のモーターの刺さっていた穴をのぞくと後ろ側すぐのところに逆転防止ラッチがあるのでそれを引っ掛け棒を使って引っ張ります。上画像ではマグプルのストックを外すために自作した引っ掛け棒ですが、もう少し細い針金で作った方が操作しやすいでしょう。うまく解放できたらピストンがカシャッと前進します。
メカボックスのネジを外します。上側4つが短いネジ、それ以外が長いネジ。このメカボックスでは全部プラスネジですが、マルイのものや海外製でも一部に特殊ネジが使われているものでは専用のドライバーが必要となります(精密ドライバーのマイナスで代用できなくもないですが、力を加えにくいので非常に作業がしにくいです)。
メカボックスの右パネルを開きます。メカボックスに開いた窓からスプリングとシリンダーを押さえながらカパッと開ければよく、他に飛ぶようなパーツはありません。
グリスは黄色っぽいアンチウェアグリス(回転部の遠心力で飛ばないように粘度の高いグリスが使われています)がそこそこに盛られており、中華電動ガンに多い緑のヤツではありません。
シリンダー周辺。
スプリングはちょん切りデチューンではなく、日本仕様にするため適切なスプリングに交換されています。ただしこのスプリングは結構プリロードがあり、多分110か120くらいに相当するものが入っています。スプリングガイドはシンプルな無可動のもの。ピストン周りはシリンダーとピストンの間以外に油気が無いのでシリコンオイルを吹いておきました。
軸受けはベアリング軸受けが入っています。
シムは3つのギヤの両側に1枚ずつ。特に異音などは出ていませんでした。
シリンダーを外すにはまずシリンダー下のスプリングを外します。
シリンダーとタペットプレート、ピストンが外れます。ピストンは樹脂製の特に凝ったところは無いもの。
ピストンの歯は全金属歯。
ノズル長は21mmほど。ただこのノズルはマルイ純正のものとは径が違うと聞くので、換えるならチャンバーとセットで交換しなければならないかもしれません。
ギヤも外したところ。ベアリング軸受けはメカボックスに接着しろ絶対!と聞いたのですが、まあ問題なく動いてるし・・・
さて今回の目的は配線を後ろへ引き直す事。トリガーの下を通っているのでトリガーを外します。
端子から前方向へはんだ付けされているのでちょっと後ろに向けづらいのですが何とか回し、後ろ出し用の配線ルートに配線を沿わせます。
シリンダーやギヤなどを元通りに配置します。メカボックスを閉める時はトリガー前の下に飛び出してるパーツを押し込み、メカボックス右側を垂直に被せ、ギヤの軸などを合わせてグッと閉めます。ややコツが要りますがすぐ慣れます。
ううんでもモーターの刺さる穴を配線が3本も横断するため半分ほど穴が塞がってしまいます。
何とか配線を寄せてモーターを挿してみると抜けなくなりました。ダメじゃん!
苦肉の策として、配線を一本だけ外側に迂回させます。
右側なら配線が一本くらい外を通っていても大丈夫?ロワーフレームに後ろ側からメカボックスを収め、後ろ側へメカボックスを押すようにしながらフレームロックピンを押し込んでロックします。トリガーピンも同様に。
グリップを取り付け、モーターを差し込んで端子を挿します。黒配線が長くなるので余った分はグリップ内の後ろ側に収めます。配線はモーター尾部の丸い形のところを横断しないようにわきに寄せます。そしたらグリップ底部パネルを取り付けます。
ここで試運転。ちゃんと動いています。キャーとか異音がする時はモーターが押し込まれ過ぎているので配線がモーター尾部に挟まっていないか、いないならグリップ底部中央のネジを締めたり緩めたりして異音が出ない位置まで調整します。
ストックを取り付けます。元々後部配線にできるように作られているのでこの辺りはスムーズ。
バッファチューブに小型のリポバッテリーを収めます。
こっち向きの方がいいかな?どっちでもいけそうだけど。
余裕で収まっています。
次はアッパーまわり。この銃のアッパーは豊富にあるスタンダード電動M4系パーツと互換性があり、当然社外品のアウターバレル等もそのまま装着できます。上画像はG&Pの14.5インチアルミアウターバレルやガスチューブ、ノーブランドのフロントサイトブロックを装着したところ。すんなり取り付きます。
ただしこの銃に付属のバレルナットはガスチューブの刺さる穴の前を少し覆ってしまうのでガスチューブとは排他利用となります。
元のアウターバレルをバレルナットで固定。
RASハンドガードを回して取り付けます。今度は配線が無いので楽勝。
丁度定位置に来る際にコクッと手ごたえがあり、それ以上回りません。定位置で微調整してハンドガード下側のイモネジ2本を締めて固定。
インナーバレル・チャンバーを後ろ側から差し込みます。
アッパーをロワーに被せます。ボルトストップを忘れずに。
前側フレームロックピンを留めて締結完了。
完成。リポバッテリーをバッファチューブ内に収めるため邪魔臭いバッテリーボックス無しでオールインワンされます。
9.6Vのニッケル水素バッテリーを繋いでサイクルと初速を測ってみるとこの通り。サイクルはまだ普通だけど初速はギリッギリ。
・・・
さてtwitterでぼやいてみたところ配線の解決法を提案されたので実行してみます。まずはメカボックスを開けますが、逆転防止ラッチを解放し忘れたのでギヤがはじけ飛びそうになっています。怖い。
さて解決法とは、グリップに出す配線を前後逆にするというもの。何故か赤を後ろ、黒を前からというようにしないといけないと思い込んでいたのですが、実際はどちらをどちらから出しても問題ありませんので・・・
このようにしました。というかググったら普通にすぐ出てくる配線図なのですが・・・何で気づかなかったのだろう。
開けたついでにちょっとギリギリな初速を落ち着かせるべく、余ってたライラクスのMS80スプリングを入れてみます。
このスプリング、というかライラのスプリングはみんなそうなのですが、長いのでメカボックスが締めづらい・・・ちょっと苦戦しました。
グリップに出る配線は赤も黒もどっちから出しても問題無いというのは、モーターの向きがそもそもプラス端子が前向いてても後ろ向いてても同じだからです。
組み直して初速チェック。サイクルはちょっとだけ上がって初速は大幅ダウン。どうもMS80スプリングはどの銃に入れても満足度が低い・・・多分MS90でもまだ80前後だと思うので、90前後にするなら他社から出ている100か110あたりのスプリングにすると良いのでしょう。
最後にもう一つだけ。この銃のストック基部にはQDスイベルを取り付けるパーツが2つ付いているのです。
が、穴が浅くスイベルを挿してみると1mmほど刺さりきらず、固定できないため引っ張ると抜けてしまいます。
本来このパーツは穴が貫通してないといけないのでは・・・
リューターでギャリギャリと掘り抜いてやります。
どー
だー!
よしよし、あとはこいつを銃に取り付けて・・・
もげました・・・
QDスイベルのベアリングが掛かって固定される溝の部分の厚さが薄皮一枚過ぎて、これ普通に使っててももげるレベルじゃないだろうか。
かー!
どーすっかなー!
かー!
おっとこんなところにパラコードが。
結んで・・・
裏から通してできあがり。うん、これで十分すぎる。
前側は余ってたマグプルRSAをつけてみましたが、後ろ1点でも十分かも。
MS2スリングを装着。
@@@
ちょっと無駄の多い分解になりましたが参考になれば幸いです。
いやー中華ガンも手掛からなくなったものです。
まず前側のフレームロックピンを左側から押して抜きます。ただし全部抜かず、抜ききる前のところでクリックがあるのでここで止めます。全部抜くとクリックのためのピンとスプリングがフレーム側から抜けてきてしまいます。
と思ったら配線が引っ掛かっててアッパーとロワーに分割出来なかったのでピンを挿し直します。(ごめん・・・)
RASハンドガードの下側にあるイモネジ2本を緩め、ハンドガードを回して外します。コネクターが邪魔をしますが、ねじり込むようにしてコネクターをハンドガードの前側に逃がしてやります。
バレルナットは外すのに専用工具が必要ですが、あまり頑固には締結されていないので何か挟むものがあればなんとかなります。ラジオペンチの柄で挟んで回せました。
バレルナットが外れるとアウターバレルが抜けます。
あらためてもう一度フレームロックピンを抜きます。
今度は分割できました。ボルトストップ(上画像のチャンバーの左にある黒い小パーツ)はロワー側に差し込まれているだけなので失くさないように。アッパー側からはチャンバーとインナーバレル一式が引き出せるようになります。
インナーバレル付け根の下側にある白い樹脂パーツを外し、インナーバレルを引っ張るとチャンバーパッキンがはまった状態で抜けてきます。
チャンバーパッキンはマルイのスタンダード電動標準のものの互換品のようです。内側にハンドガンのリヤサイトのような形状の突起が付いています。
インナーバレルとチャンバーパッキンを抜くとチャンバー内から黒い押しゴム(上画像の左にある小さいパーツ)が転がり出てくる事があるので失くさないように注意。組み込む時はチャンバー内側の上側にある穴に入れますが、こんなものでも無いとホップが掛からなくなる重要なパーツです。
インナーバレル長はおよそ185mm。マルイの限定版であるM4PMCと同じ長さのインナーバレル。アウターバレル先端から突き出る長さは約61mmほどなのでアウターバレルにピッタリの長さだと124mmほどになりますが、こんな半端な長さのものは無いかもしれませんので、MP5K用の110mmか、MP5KPDW用の141mmのもので妥協するしかないでしょうか。
次はロワー側を分解にかかります。まずはバッファチューブを外し、基部内側にある六角ネジを抜きます。
ストックが基部ごと外れます。ワイヤーストックは左側の先の辺りにイモネジが抜け止めとして付いており、これを外すを基部からワイヤーストックが外せるようになります。
レシーバー後端。暗くて見づらいですがメカボックス後端が見え、後部配線用の穴が開いています。
次にグリップ底部の前後のネジを抜きます。
グリップ底部のパーツを外します。
モーターの端子を外し、モーターを引っこ抜きます。モーターはロングタイプなので、マルイのモーターに換える時はEG1000なら末尾に「S」の付かない方を。
モーターのプラス端子の側には赤で塗られていて間違えないようにされています。
グリップ内奥のネジ2つを抜きます。
グリップが外れました。
マガジンキャッチを外します。
後ろ側のフレームロックピンはマルイ製とは違いアッパーとの結合には使われておらず、メカボックスの位置合わせにのみ利用されています。左側から押して右側に抜きますが、ロワーフレーム内側にクリップがありやはり前側同様に全部抜くとこのクリップが脱落して面倒な事になるので、抜ききり直前で止めます。
最後はトリガーの上にある細いピンを抜きます。必ず左側から押して右側に抜くようにしましょう。
ロワーフレームからメカボックスが取り出せます。後ろ側から持ち上げるようにして外します。
メカボックスはVer.2互換タイプ。左面にはセレクタープレートが付いています。
右側。基本的にこちらを上にしてメカボックスを開けて作業する事になります。
さてメカボックスを開ける前にやる事があります。メカボックス内のピストンはたとえセミオートで空撃ちしてもある程度後退している事が多いので、逆転防止ラッチを解放してピストンを一番前まで前進させておきます。
メカボックス下側のモーターの刺さっていた穴をのぞくと後ろ側すぐのところに逆転防止ラッチがあるのでそれを引っ掛け棒を使って引っ張ります。上画像ではマグプルのストックを外すために自作した引っ掛け棒ですが、もう少し細い針金で作った方が操作しやすいでしょう。うまく解放できたらピストンがカシャッと前進します。
メカボックスのネジを外します。上側4つが短いネジ、それ以外が長いネジ。このメカボックスでは全部プラスネジですが、マルイのものや海外製でも一部に特殊ネジが使われているものでは専用のドライバーが必要となります(精密ドライバーのマイナスで代用できなくもないですが、力を加えにくいので非常に作業がしにくいです)。
メカボックスの右パネルを開きます。メカボックスに開いた窓からスプリングとシリンダーを押さえながらカパッと開ければよく、他に飛ぶようなパーツはありません。
グリスは黄色っぽいアンチウェアグリス(回転部の遠心力で飛ばないように粘度の高いグリスが使われています)がそこそこに盛られており、中華電動ガンに多い緑のヤツではありません。
シリンダー周辺。
スプリングはちょん切りデチューンではなく、日本仕様にするため適切なスプリングに交換されています。ただしこのスプリングは結構プリロードがあり、多分110か120くらいに相当するものが入っています。スプリングガイドはシンプルな無可動のもの。ピストン周りはシリンダーとピストンの間以外に油気が無いのでシリコンオイルを吹いておきました。
軸受けはベアリング軸受けが入っています。
シムは3つのギヤの両側に1枚ずつ。特に異音などは出ていませんでした。
シリンダーを外すにはまずシリンダー下のスプリングを外します。
シリンダーとタペットプレート、ピストンが外れます。ピストンは樹脂製の特に凝ったところは無いもの。
ピストンの歯は全金属歯。
ノズル長は21mmほど。ただこのノズルはマルイ純正のものとは径が違うと聞くので、換えるならチャンバーとセットで交換しなければならないかもしれません。
ギヤも外したところ。ベアリング軸受けはメカボックスに接着しろ絶対!と聞いたのですが、まあ問題なく動いてるし・・・
さて今回の目的は配線を後ろへ引き直す事。トリガーの下を通っているのでトリガーを外します。
端子から前方向へはんだ付けされているのでちょっと後ろに向けづらいのですが何とか回し、後ろ出し用の配線ルートに配線を沿わせます。
シリンダーやギヤなどを元通りに配置します。メカボックスを閉める時はトリガー前の下に飛び出してるパーツを押し込み、メカボックス右側を垂直に被せ、ギヤの軸などを合わせてグッと閉めます。ややコツが要りますがすぐ慣れます。
ううんでもモーターの刺さる穴を配線が3本も横断するため半分ほど穴が塞がってしまいます。
何とか配線を寄せてモーターを挿してみると抜けなくなりました。ダメじゃん!
苦肉の策として、配線を一本だけ外側に迂回させます。
右側なら配線が一本くらい外を通っていても大丈夫?ロワーフレームに後ろ側からメカボックスを収め、後ろ側へメカボックスを押すようにしながらフレームロックピンを押し込んでロックします。トリガーピンも同様に。
グリップを取り付け、モーターを差し込んで端子を挿します。黒配線が長くなるので余った分はグリップ内の後ろ側に収めます。配線はモーター尾部の丸い形のところを横断しないようにわきに寄せます。そしたらグリップ底部パネルを取り付けます。
ここで試運転。ちゃんと動いています。キャーとか異音がする時はモーターが押し込まれ過ぎているので配線がモーター尾部に挟まっていないか、いないならグリップ底部中央のネジを締めたり緩めたりして異音が出ない位置まで調整します。
ストックを取り付けます。元々後部配線にできるように作られているのでこの辺りはスムーズ。
バッファチューブに小型のリポバッテリーを収めます。
こっち向きの方がいいかな?どっちでもいけそうだけど。
余裕で収まっています。
次はアッパーまわり。この銃のアッパーは豊富にあるスタンダード電動M4系パーツと互換性があり、当然社外品のアウターバレル等もそのまま装着できます。上画像はG&Pの14.5インチアルミアウターバレルやガスチューブ、ノーブランドのフロントサイトブロックを装着したところ。すんなり取り付きます。
ただしこの銃に付属のバレルナットはガスチューブの刺さる穴の前を少し覆ってしまうのでガスチューブとは排他利用となります。
元のアウターバレルをバレルナットで固定。
RASハンドガードを回して取り付けます。今度は配線が無いので楽勝。
丁度定位置に来る際にコクッと手ごたえがあり、それ以上回りません。定位置で微調整してハンドガード下側のイモネジ2本を締めて固定。
インナーバレル・チャンバーを後ろ側から差し込みます。
アッパーをロワーに被せます。ボルトストップを忘れずに。
前側フレームロックピンを留めて締結完了。
完成。リポバッテリーをバッファチューブ内に収めるため邪魔臭いバッテリーボックス無しでオールインワンされます。
9.6Vのニッケル水素バッテリーを繋いでサイクルと初速を測ってみるとこの通り。サイクルはまだ普通だけど初速はギリッギリ。
・・・
さてtwitterでぼやいてみたところ配線の解決法を提案されたので実行してみます。まずはメカボックスを開けますが、逆転防止ラッチを解放し忘れたのでギヤがはじけ飛びそうになっています。怖い。
さて解決法とは、グリップに出す配線を前後逆にするというもの。何故か赤を後ろ、黒を前からというようにしないといけないと思い込んでいたのですが、実際はどちらをどちらから出しても問題ありませんので・・・
このようにしました。というかググったら普通にすぐ出てくる配線図なのですが・・・何で気づかなかったのだろう。
開けたついでにちょっとギリギリな初速を落ち着かせるべく、余ってたライラクスのMS80スプリングを入れてみます。
このスプリング、というかライラのスプリングはみんなそうなのですが、長いのでメカボックスが締めづらい・・・ちょっと苦戦しました。
グリップに出る配線は赤も黒もどっちから出しても問題無いというのは、モーターの向きがそもそもプラス端子が前向いてても後ろ向いてても同じだからです。
組み直して初速チェック。サイクルはちょっとだけ上がって初速は大幅ダウン。どうもMS80スプリングはどの銃に入れても満足度が低い・・・多分MS90でもまだ80前後だと思うので、90前後にするなら他社から出ている100か110あたりのスプリングにすると良いのでしょう。
最後にもう一つだけ。この銃のストック基部にはQDスイベルを取り付けるパーツが2つ付いているのです。
が、穴が浅くスイベルを挿してみると1mmほど刺さりきらず、固定できないため引っ張ると抜けてしまいます。
本来このパーツは穴が貫通してないといけないのでは・・・
リューターでギャリギャリと掘り抜いてやります。
どー
だー!
よしよし、あとはこいつを銃に取り付けて・・・
もげました・・・
QDスイベルのベアリングが掛かって固定される溝の部分の厚さが薄皮一枚過ぎて、これ普通に使っててももげるレベルじゃないだろうか。
かー!
どーすっかなー!
かー!
おっとこんなところにパラコードが。
結んで・・・
裏から通してできあがり。うん、これで十分すぎる。
前側は余ってたマグプルRSAをつけてみましたが、後ろ1点でも十分かも。
MS2スリングを装着。
@@@
ちょっと無駄の多い分解になりましたが参考になれば幸いです。
いやー中華ガンも手掛からなくなったものです。