~趣味の世界~
引き続きCYMAのAK47タクティカル(CM.039C)の作業を進めます。


初速が出ない原因はSHSのピストンの幅が大きかった事が分かり、削ってスムーズに動くようになったところ初速が大幅に向上したので・・・


次はこのピストンヘッド。どうも径が小さくてシリンダー内でスカスカになっているようなのですが、確証がまだ持てません。


ところでこのピストンヘッドはピストン後方から六角ネジで締めるものなのでピストン後方からレンチを突っ込んで締めようにも届かなくなるので作業性が非常に悪いです。ネジをプラスネジに換えてしまえれば作業性の点は解決するのですが・・・


ああ、何かそっくりなネジが転がってますね・・・ってこれはメカボックスのネジなので使うわけにはいきません。


何か無いかな~と部屋を探ってみると出てきました、色は違いますが全く同じ形状と長さのプラスネジ。タミヤのRCカーの余りネジかと思います。


しっかりと締め込みます。


メカボックスを組みつけます。


はいダメー!


また配線がちぎれました・・・これ切れるとフルオートで撃てなくなるのですね。そもそも何でセミオートでは撃てるのか謎ですが。


なんだったんだろうなこのピストンヘッド・・・色はすごく良いのになぁ・・・


初速が95m/sとちょっと元気すぎるのでノーマルピストンヘッドに戻すついでにスプリングをM100からM90に戻します。この後組み直した後でスイッチのスプリングが外れててカットオフレバーが動かなくなってたのでもう一度開けたら部屋の隅のちょっとゴチャってるところへスプリングガイドが「もっと強い奴に会いに行く」とばかりに飛び出していって探すのに難儀しました。


四苦八苦してたら両方外れちまったよ!


はんだ付けをやり直してガッチリとつけ直しました。ただFETはスイッチ配線が細くて端子への取りつきも脆弱な傾向にあるので、スイッチ保護にはわざわざ高価なFETよりも安くてお手軽なSBD(ショットキーバリアダイオード)で十分とするのが最近の流行りのように感じます。


初速とサイクルのチェック。7.4Vリポバッテリーでサイクルは18弱から18強に微増、初速は80台に落ち着きました。


9.6Vだと20ほどにサイクルアップ。ただこの9.6Vは少し消耗気味なので満充電だともう少し高まるかもしれません。

これであとはせいぜいモーターを換えるくらいしかできる事はないので、今のところはこれで完成とします。


少なからずエアーソフトガンに手を入れる時の必需品となっている弾速器。その定番商品であるXCORTECH X3200。それが最近、いや結構前からなんですが振るとカラカラ言うので今回は思い切って開けてみようと思います。


でもどうやってバラすんだろう?


ググってみるとゴム足の中にネジがあるらしい。ゴム足ははめこまれているだけでした。


もう一か所、電池ボックスの中央にある封印シールの下にも1本。思い切ってドライバーをブスッと。


四隅と中央の計5本のネジを抜くと筐体上半分が外れました。中にはBB弾やその破片でコナコナになっています。


計測を行う筒状のトンネルパーツは金属製で、その左右にセンサーがあります。配線ははんだ付けで直付けされておらず、丁寧にコネクターを使用しているので3枚の基板はそれぞれ分離できるようになっています。


BB弾やカスを除去して元通りにします。基盤がレールから外れていないかをチェック。


筐体を閉じ、ネジ5本を締めます。


トンネル内。案外ここに真っ直ぐ銃口が向かず、トンネル内に弾が当たった形跡が大量に見られます。計測中「TOUT」をしつこいくらい見るので、ここがもう少し広かったらな・・・


単四電池4本を入れます。電池が減っていると「TOUT」が出やすいとも聞くので、できれば画像のようにニッケル水素充電池(1.2Vのため「減った電池」と機械側に認識されやすい)ではなくアルカリ乾電池(1.5V)を使用した方が良いのでしょう。


電源ON。登録した情報は電池を抜いても記憶しています。


@@@



偽物まで出回っているX3200ですが、これだけ便利で微妙に安くないものであれば仕方ないのか。これの何が良いって、やっぱり画面が高機能で見やすい事でしょう。道具と認識されているかもしれませんが、これもトイガンの「トイ」の一つなのですから。

先日残念な結果になったCYMA AK47タクティカル(CM.039C)のハイサイクル化ですが、放っておいても調子の悪いままなので休日を利用して原因究明をしましょう。9月は忙しくていけません・・・


まず、真っ先に疑ったライラクスのシリンダーなのですが、結局はシリンダーヘッドも換えてようやくマシな初速になったのでむしろダメだったのはピストンヘッドではないか、ではどうダメだったのか?


参考に箱出しで初速が95m/sくらい出ていたS&T BABY M4に入っていたピストンヘッドを通してみると、ピストンヘッドの周囲に隙間が全く見られず、ピストンヘッドのOリングがちゃんとシリンダー内に接しているのが確認できます。


一方で初速がグダグダだった方のピストンヘッドを通してみると新月のような隙間が確認できます。前進するピストンヘッドは前面の穴からOリングの前に空気が通り、その空気圧でOリングをピストンヘッド後方とシリンダー内へ押し付けるようになっているので、静止状態で隙間が見えるからといって必ずしも圧縮抜けをしているとは限らないのですが、しかしこの組み合わせで初速がたった10m/sしか出なかったのは相性が明らかに悪かったといえます。またノーマルのフルシリンダーとでも40m/sしか出ていないので、やはりこのシリンダーヘッドは使用をやめておいた方がよろしいようで・・・


メカボックスを開きました。


セクターギヤがピストンを引き始めるところ。


セクターギヤがピストンを引ききったところ。ピストンヘッドは終始シリンダー内にあり、フルシリンダーはシリンダー容積をフルに利用できるためエア吐出量が最も多く、長いバレルから弾が出るまでに十分な空気を吐き出せるのですが、ピストンを引いている間はピストンヘッドとシリンダーの隙間か、チャンバー側からノズルを通って吸気するため高サイクル時にはバレル内で押し出されている弾に引き戻す力が加わってしまい、初速が低下します。


横穴の開いた加速シリンダーの場合。セクターギヤがピストンを引き始めたところ。サイクル開始からここまではフルシリンダーと変わりません。


セクターギヤがピストンを途中まで引いたところ。シリンダーの横穴越しにピストンヘッドが見えます。加速シリンダーでは横穴より前がシリンダー容積になり、フルシリンダーに較べ容積が減ってしまいますが横穴より後ろはシリンダーの有効長の外であり、圧縮が行われていないので抵抗無く前後に動く事ができます。


セクターギヤがピストンを引ききったところ。セクターカット(セクターギヤの引き始めと解放時のギヤを何枚か削り落とす事)をしているのでピストンが前後する範囲が少なくなっているので、当然加速シリンダーの横穴が引ききったピストンヘッドより後ろにあっても意味がありません。加速シリンダーではピストンはこの後横穴から排気しつつ穴より前まで高速で前進し、穴より前の部分から圧縮を開始します。シリンダー容積が小さいのでインナーバレルが長いと弾が銃口から出る前に吐出量を使い切ってしまい、ピストンが再び引き始めるとフルシリンダーと同様に弾を引き戻す力が掛かってしまうのでやはり初速が低下します。そのため、シリンダー容積が小さくなった場合はインナーバレルを短いものに換えます。しかしそれではシリンダーの小容量化と短銃身化で初速にとってはダブルパンチとなって大幅に減速してしまうので、スプリングを強いものに換えてピストンの前進速度を速めて初速を高めます。スプリングを強くするとピストンを引くのに大きな力を要求するのでサイクルは下がりますが、上げる場合はモーターを高速型のものに換えるか、バッテリーの電圧を高める事になります。


と、理屈ではそうなのですがこの銃では組み合わせ的に初速もサイクルも低く、まだおかしい部分があります。というか気づいたのですが、ピストンがスムーズに動いていません。


空のメカボックスにピストン(ヘッドの有無は問わず)を収めてメカボックスのネジを締め、外側からピストンを前後に動かした時にスムーズに動かなければいけないのですが、メカボックス内のピストンを挟んでいるレールとピストン本体のレール間の寸法が合っておらず、動きが悪くなっていたようです。これはSHSのこのピストンではよくある事のようです・・・(左右レール間の寸法は海外製電動ガンの場合少し余裕をもって広めにされているものがあるらしく、SHSのピストンはそちら向けになっているようです。マルイ製メカボックスでは狭いため今回と同様の問題が出ます。)


メカボックスのレールの谷側には盛ったグリスがそのままになっていて触れてすらいないので、山側が高い事になりますが、金属なので削るのは面倒です。それに寸法がおかしいのはピストンの方なのでピストンのレールの谷側を削る事になります。やや削りにくいですがリューターやヤスリでピストンの谷側をメカボックス内でスムーズに動くようになるまでシコシコと削ります。大体片側で0.5mmほど削る必要がありました。定番ピストンなのになぁ・・・


削るのにピストンヘッドを一旦外したので付け直します。ちょっと組み付けにコツが要りますが、慣れるとピストンの後方からドライバーを突っ込むのよりやりやすいかもしれません。


取り付きました。この銃ではスプリングガイドにベアリングが元々入っているのでスプリングの回転方向への動きは後方で相殺してくれます。


メカボックスを閉めます。スプリングを圧縮しながらスプリングガイドをメカボックスに収めてから逆転防止ラッチを収めた方が、スプリングを圧縮しそこなってガチャンとなった時に逆転防止ラッチが外れる2度手間を防げます。


メカボックス外側のパーツを付け直します。


メカボックスをレシーバーに収め、銃を組み直します。


初速とサイクルをチェック。ピストンの前後動が渋くなってたのが一番の原因だったのか、サイクルは大体据え置きで初速は大幅に向上。ピストンヘッドは原因としてどうだったのかはちょっと判断材料が足りないところ。初速がこれならスプリングは100なのを90に戻しても良さそうですね。



@@@



組んだりバラしたりの邪魔なのでトップレイルを外してみましたがこの方がAKらしいシルエットになりますね。アイレリーフの近いスコープを使わない限りはハンドガード上のレイルで足りるという事なのでしょう。

結局一番ダメだったのが定番パーツで、とっくに知れ渡ってるトラブルを私が見落としていただけでした。

S&TのBABY M4は短くて良い(重いので軽便とか取り回しが良い、とは言えないのですが)ものの、十字断面のRASハンドガードが握りづらくてどうにも勘弁ならず、試しにマグウェルグリップを付けてみたものの違和感が増えただけでした。


もちろん人によって合う合わないがあるのですが、レイルカバーだとハンドガードが太くなりすぎるし、フォアグリップは何を付けてもマグウェルをつかむのに比べて違和感が拭えませんでした。特に左右のレイルはどの銃でも標準装備されていたら速攻で外しちゃうタイプなので、固定で握る部分にもガッチリ付いていると非常に邪魔・・・


そこでトップレイル以外はオプションとなっているKeyModハンドガードの登場です。少し前にG&GのCM16に9インチのKeyModハンドガードを取り付けましたが今回は7インチ。5KUのNSR Keymodハンドガード7”です。


KeyModのハンドガードはどれも似ていて見分けがつかね・・・他社のものと比べると微妙に穴の数やら形に違いがあります。


ノベスケのマークや刻印が入っています。


ネジを外すとバレルナットが出てきます。


ハンドガード単体では115g。


バレルナットとネジも込むと207gです。


それでは早速取り付けにかかりましょう。銃からサプレッサーとフォアグリップを外します。


ハンドガードの下後方に2本あるイモネジを緩めます。


ハンドガードをグルグル回して緩めてゆきます。


ハンドガードが外れました。


バレルナットを外します。おっとアウターバレルは抜かなくてもいいんだった。


こちらのハンドガードとバレルナットは155g。サプレッサーの重さもあるのですが、ハイダーを取り付けるのでイーブンくらい?


Keymodハンドガードのバレルナットをねじ込みます。


Keymodハンドガードを取り付け、ってあれー?盛大な隙間が。


バレルナットの向きが逆でした。何で前後どっちにもネジ切ってあるんだろう?外側に一本溝がある方が後ろになります。


でもちょっとだけ隙間が開く・・・これは仕方ないかな。アッパーレシーバーの方のネジ切りによって変わるので、このハンドガードは隙間が開くからダメだ、というわけではありません。隙間は開くもののレイルの高さは大体丁度良いです。ただしこれもアッパーレシーバーとの相性次第。


ハンドガードを差し込みます。


元のハンドガード+サプレッサーの長さと近い長さになっています。さてハイダーは何をつけようか・・・


ライラクスのファットサプレッサー100を取り付けてみたところ。中々丁度良いのですが、このサプレッサーはL96に使ってるので・・・


余り物でいってみましょうか。左のハイダーは基部が太くて長い銃にしか似合わないので長らくマルイM4に使っていましたがカッチョイイMB556ハイダーに換えてしまったので浮いていました。ハイダーのネジが正ネジなので真ん中のKMの変換アダプター、右が同じKMの延長アウターの短い方。


ハイダー部分だけハンドガードの先に顔を出す形になりました。


元のハンドガードに付いていたナイツタイプのフロントサイトを移設。


と、ハンドガードのネジ留め穴が丁度いい位置に来ないのでバレルナットがやや緩めに締まっており、持ってひねると簡単に回ってしまいます。


レシーバー側のレイルと一緒に何か挟むレイルアクセサリがあれば・・・と取り付けたマグプルRSAレプリカ。


持ってみるとRSAが親指をかけるのに丁度いいような、もうちょっと前にあってほしいような、単に邪魔なだけなような・・・


レイルアクセサリを付けたくなった時のために、5KUの9スロットレイルセクションを1個買っておきました。


金属製(アルミ?亜鉛合金?)でネジが3つ付いています。このネジは一見ネジ頭になにも掘って無いようにみえます。


重さはネジ込みで37g。ポリマーレイルに較べると重さを感じますが、十分軽量な方でしょう。


ネジ頭には何も掘ってありませんが、ネジの先端の方に六角穴があり、レイルの裏側からネジを挿して表側から六角レンチで回す事が出来ます。


ハンドガードへ取り付ける時はレイル裏側にネジ3個を緩く挿しておいて「Keymod穴」にあてがいます。


差し込んで前方にずらし、レイルの裏にある丸い突起を隣りのKeymod穴の大きい側にはめるようにしたら六角レンチでネジを締めて固定します。


Keymodハンドガードは細いためバレルナットのある位置にはアクセサリを付けられないのでレイルを付けてもハンドガード後端から遠のいてしまいます。レイルのネジ後ろ側1個を外すとKeymod穴1個分だけ後ろに寄せる事ができます。


1個分ずらす事でギリギリマグウェルグリップがつけられるようになりますが、グリップのネジがレイル後端より後ろなので固定が緩い事、レイルのネジ後端側が無いのでグリップをゆするとグニャグニャしているのがネック。無理して取り付けなくてもよいかもしれません。


MP5A3というか、KG9というか・・・そんなシルエット。


ハンドガードの回転止めに付けたRSAが邪魔で勘弁ならなくなったので別の方法で固定する事を考えると、バレルナットの上側の穴にネジピッチの同じネジをねじ込んでアウターバレルに固定するのが丁度良さそうです。このネジは多少飛び出ていてもガスチューブの通る部分に逃げるのでハンドガード内側に干渉する事はありませんが、このためにガスチューブは取り付けられなくなります。ガスチューブを取り付ける場合はイモネジを使うのが良いでしょう。もしくはハンドガード外側からバレルナットに固定するネジを1本だけ長い物に換える手もあります。


@@@



長中短の中短の差が少なくなってしまったものの、握りにくさは大幅に改善されました。ウチのM4ズも段々いじるところがなくなってきましたよ。

引き続きCYMAのAK47タクティカル(CM.039C)の作業を進めてゆきます。
前編でパーツを色々置き換えつつメカボックスのトリガーまで組みあがりました。


元のフルシリンダーではハイサイクルには吸気が追いつかないので加速シリンダーに換えます。ライラクスのステンレスハードシリンダーF、対応するインナーバレル長は200~110mmとなっています。


シリンダーヘッドは元のものを流用。シリンダーの横に開いている穴は吸排気を行う穴で、そこからシリンダーヘッドまでがシリンダー容量の有効範囲となります。


シム調整が終わったギヤにグリスを盛って配置してゆきます。グリスは回転の中心付近にはセラグリス、外側に近い部分には粘度の高いアンチウェアグリスを使いました。全部セラグリスだと外側に近い歯車に盛られたグリスが回転慣性でメカボックス内に飛んでしまいます。


シリンダーとシリンダーヘッドも交換。


SHSの14枚フルスチールピストンと、どこのかわからないアルミピストンヘッド。青い。


ピストンは定番パーツなのですがピストンヘッドはネジが六角レンチを要するやつでちょっと面倒臭そうです。


六角レンチが届きません・・・


ピストンの横穴からレンチを斜めに挿して強引に回しました。横穴開いてないピストンだったらお手上げだったろう・・・


シリンダーに通してみるとスッカスカでちょっと不安。シリンダーの内径が大きいのか、ピストンヘッドのOリングの径が小さいのか・・・

組みつけます。スプリングとスプリングガイドをメカボックス内に収める時が面倒臭いです。


メカボックスを閉じてネジを締め、天面のプレートを差し込みます。


モーターに端子を接続。FET付けなかったらEG1000Sにハンダ付けしなきゃならなかったのか・・・


バッテリーを繋いで試射。


キュ!ク・・・ク・・・とピストンが後退した状態で止まってしまいました。


1発も撃ててないのでピストンにダメージはなく、ヘッドも外れたりしていません。


スプリングを縮めきった時の長さが長すぎるのかなぁ・・というわけで等ピッチのスプリングに交換してみます。ZCレオパルドのM90スプリング。


スプリングとスプリングガイドをメカボックス内に収めるのが面倒臭い・・・


キュ!ク・・・ク


解放のタイミングを早めたらいいのかなぁ・・というわけでセクターギヤを取り出してギヤの歯を削り取る「セクターカット」を行ってみましょう。削るのは定番な引き側1枚・解放側2枚。


簡単に申しますがマルイ純正の亜鉛合金のギヤみたいにニッパーでちょん切れるようなものではなく、こちらは鉄製の強化ギヤです。プラモ用の安いリューターでは全く話にならなかったのでヤスリでガシガシ削り落とします。ヤスリは折れて長さが2/3ほどになった四半世紀前から愛用している普通の平/丸ヤスリ。つらい。


2枚目、手が痛い、つらい。


3枚目。や、ヤッター!


セクターカットは1枚落とすと初速が5m/s下がるという話ですのでスプリングを強化。ZCレオパルドのM100スプリング。


スプリングとスプリングガイドをメカボックス内に収めるのが・・・ああ本当に・・


組み上げます。さあどうだ。


何で・・・


バッテリーを9.6Vに変えてやってみるとキュパン!キュパン!と動作しました。何だよ!バッテリー上がってただけかよ!


解決したのでセレクターパーツやトリガー後ろのカバーパーツを取り付けます。


メカボックスをレシーバーに収め、セレクターレバーを取り付けてグリップを取り付けます。AKのメカボックスってM4みたいにピンで3か所固定とかじゃなくてセレクターレバーの軸で右側1か所とあとはグリップ下のネジでしか固定されていないのですよね。


後ろが解決したので次は前側。チャンバー左右のネジを外してインナーバレルをフロントセクションから引き抜きます。


この銃のインナーバレルは普通のAK47と同じ455mmもありハイサイクルには向かないので短いものに換えます。


台湾のWE(ガスブローバックの長物が有名ですね。電動ガンもあります)製の真鍮インナーバレルで長さは257mm。シリンダーの対応長に対してやや長いですがこれ以上短いのが無かったんだもの・・・


チャンバーパッキンもマルイ純正のに換えておきましょう。左がマルイ純正、右が元々付いていたものです。形は右のがPDIのWホールドチャンバーパッキンに似ていますが、ここは形も大事ですが素材が一番大事。じゃなきゃマルイ純正のこの平凡な形が定番になってないって。左にある小さなパーツはマルイ純正パッキンに付いてくるホップの押しゴムですが、銃の方には以前ここを触った時に脱落させてしまったのか入っておらず、ホップが効いていない状態だったようです。(何か、イマイチ飛びが悪いとは思ってたけれど・・・)


257mmだとハンドガードの前端くらいまでしかインナーバレルが来ていない事になります。アウターが無駄に長いので外に出るまでにアウターバレル内に当たりそう。


銃を組みたてます。FETユニットは何も考えずに出すとバッテリースペースを占有するので前方のガスパイプ内へ収めてコネクターだけリヤサイト下から出した方が良いでしょう。


初速チェック。銃口から弾がジャラジャラこぼれてきます。たまに飛ぶと初速は驚きの10m/s前後。ダメだこりゃ!


絶対シリンダーとピストンヘッドがスカスカだったからだって!シリンダーを元のフルシリンダーに戻します。


40m/s程度には上がりましたが、まだ10歳以上用レベル。


元のピストンは15枚ギヤで引き側2枚目がカットされていない普通のタイプなので少々不安があります。幸いピストンヘッドは分解できるものだったのでSHSのピストンにこのピストンヘッドを取り付けました。ピストンヘッドの前側からネジが刺さり、ピストン内側の四角形のナットで留められていました。規格にそった形状のようでピッタリ取りつきます。


試射・・・と思ったらスイッチの配線が1本もげていました。もげた状態でも普通にセミオートで撃てるんだけど、何ででしょう??とりあえずもう一度バラしてハンダ付けし直しました。


@@@



劣化していなければいじる前に最後に計測した時は8.4Vで初速90m/s・サイクルは秒13発程度でした。結果初速は80ちょっとに下がり、サイクルは7.4V1200mAhのリポバッテリーで秒18弱。まだまだいじる余地がありこれで終わる気はありませんが、無駄なお買い物は無かった事にできません。センス無いのかなぁ俺・・・

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