~趣味の世界~
UFCの3倍ブースターQD Twistマウント付(UFCJA5339)です。
いつかは欲しいの思ってたブースター。ブースターとはドットサイトの後方に設置して等倍のドットサイトにスコープのような倍率を与える光学機器です。「マグニファイア」と呼ばれてるやつが有名。ミリタリー写真でもよくホロサイトの直後に取り付けられて使用されている姿がみられます。
ただ、一見ただの望遠鏡のようなやつが8千円くらいと微妙に手を出しにくい値段なのと、ネットで調べた限りではやたらに評判が悪く、こんなもの使うくらいならショートスコープの方がマシという声がチラホラと。
でも自分で実際に使ってみない事には「自分にとっての評価」はわかりません。そもそもネットの匿名掲示板などで口汚く特定商品をゴミだ何だと云う奴は金は十分に出さないくせに製品に対する要求値が異常な奴も多いので。
ちょうどフワフワした「何となく適当な光学機器買いたい」というタイミングだったし、4千円ちょっとと失敗であっても痛くないお値段だったので買ってみました。
開封。光学機器としては標準的な梱包。
マウント装着済みの本体とLレンチ1本、レンズ拭き。説明書はありません。
本体左右。本体前端を30mm径のマウントで締めてあり、その後方にゴム製のカバーが巻かれています。上と右にイモネジがあり調整も可能、といってもブースターを調整するとしたらマウントが曲がってる場合くらいでは?
対物側。スコープのレンズと雰囲気が似ていて緑っぽい感じ。
接眼側。バトラーキャップが標準装備されています。
下側。本体したにはネジ穴が4つある四角い台座のようなものがあり、なにがしかのマウントにここで装着する事もできるようです。
マウント部分。銃のレイルには手で回せるネジで付けたり外したりがしやすくなっています。
その後方にはレバーがあり、ここでブースターを操作できるのでしょうか、早速操作してみますが、何か思ったように動かそうとしても動きません。
(カクッ)
そっちかァ~~~~
マグニファイアみたいに左にローリングして倒れるものと思ったら、右にヨーイングして外れました。ブースターを使わずドットサイト単体で使う方へスイッチする場合、これは台座を残してブースター本体をとっぱずしてしまうタイプのようです。
写真を撮り忘れましたが、マウント込みの重量は265g。ドットサイトの重量次第でショートスコープよりも軽くできるかも?
早速覗いてみましょう。相対距離はこれくらい。
ピントが手前になっちゃった。上写真だとピントが合っていなくてボケていますが、もっとはっきり見えます。倍率は確かに3倍くらいかな。アイレリーフは2~6cmといったところか。
マウントを銃に取り付けます。ドットサイトの後方ですが、ドットサイトの直後か離すかはお好みで。
マウント上の円柱状の突起に本体の窪みをこのくらいの角度で差し込み、
真っ直ぐになるように接眼側を左へ操作するとカシッとロックされます。付けたり外したりは操作しやすいですが、ロックが緩くて固定状態から接眼側を左から軽く押しただけで簡単に外れてしまうのでロック機構はもうちょっとしっかりしてほしい感じ。
ドットサイトを点灯させ、ブースター越しに覗いたところ。ドットサイトが小さくて低いのでブースターの視野の下半分くらいがドットサイトのレンズの色になり、ドットは中央よりやや下めにみえます。
見る角度によっては視界全部がドットサイトのレンズ内にもなりますが、ドットが尾を引く彗星のような感じになりやすいです。試しにこの状態で撃ってみましたがちょっとイマイチなショートスコープでの射撃という感じで、何とか使えなくも無いという印象。ドットサイトは後方に寄せて視界を犠牲にしてドットを視野内で見つけやすいセッティングにするのがベターでしょうか。そのためドットサイトをフロントサイトを見る感覚で銃の前の方に付ける人には使いにくいと感じるかもしれません。
ちょっと銃を切り替えてレイルが広いG36で色々試してみましょう。
QDハイマウントに載せたT-1タイプドットサイトと。
ドットサイトの方が高いのでブースターの視野の下側何割かが隠れますが、使えなくはありません。
35mm径のドットサイト。一見高さは合ってるように見えますがドットサイト側が若干低い。
これはドットサイトが大きめなので十分な視野が得られます。ドットサイトの径が大きければ大きいほどちょっとくらい高さが合っていなくてもちゃんと見る事はできます。
ミリタリー写真などでブースターとセットでよく写っているホロサイト。レプリカですが電池が無いので今回はドットは点灯できません。
めっちゃ暗い…高さ的にはドットサイト側が少し高く視野の下側が少し隠れます。
半オープン?タイプのドットサイト。
ドットが大きいので見やすいです。ただ赤/緑ドットのものはレンズが紫で全般的に「暗い」印象。ブースター越しだと特にレンズの色が際立ちます。
オープンタイプ。レンズにあまり近づけられないのがネック。
横から見ると高さはピッタリに見えるのですが、ドットは下寄りで可視ラインギリギリらしく、ドットを中央に寄せようとブースターのレンズを覗く視点を下げるとドットが消えてしまい少々使いにくい。赤のみ点灯のタイプのドットサイトはレンズが青というか緑っぽいですが、紫よりは明るく感じます。
@@@
ショートスコープとどうしても比較になってしまいますが、あちらに較べるとドットサイト+ブースターの場合はドットサイトのレンズのせいで視界に色が付いてしまうのがマイナス点でしょう。特に高いスコープと較べてしまうと視野も狭いのでなおさらマイナス部分ばかり目立つことになります。しかしサバゲーでシビアに使うならともかく、お座敷レベルなら「オモチャ」としての性能は十分なので、まあこれくらいの値段だったら試しやすいのでは。私はお座敷レベルなので割と満足しました。
いつかは欲しいの思ってたブースター。ブースターとはドットサイトの後方に設置して等倍のドットサイトにスコープのような倍率を与える光学機器です。「マグニファイア」と呼ばれてるやつが有名。ミリタリー写真でもよくホロサイトの直後に取り付けられて使用されている姿がみられます。
ただ、一見ただの望遠鏡のようなやつが8千円くらいと微妙に手を出しにくい値段なのと、ネットで調べた限りではやたらに評判が悪く、こんなもの使うくらいならショートスコープの方がマシという声がチラホラと。
でも自分で実際に使ってみない事には「自分にとっての評価」はわかりません。そもそもネットの匿名掲示板などで口汚く特定商品をゴミだ何だと云う奴は金は十分に出さないくせに製品に対する要求値が異常な奴も多いので。
ちょうどフワフワした「何となく適当な光学機器買いたい」というタイミングだったし、4千円ちょっとと失敗であっても痛くないお値段だったので買ってみました。
開封。光学機器としては標準的な梱包。
マウント装着済みの本体とLレンチ1本、レンズ拭き。説明書はありません。
本体左右。本体前端を30mm径のマウントで締めてあり、その後方にゴム製のカバーが巻かれています。上と右にイモネジがあり調整も可能、といってもブースターを調整するとしたらマウントが曲がってる場合くらいでは?
対物側。スコープのレンズと雰囲気が似ていて緑っぽい感じ。
接眼側。バトラーキャップが標準装備されています。
下側。本体したにはネジ穴が4つある四角い台座のようなものがあり、なにがしかのマウントにここで装着する事もできるようです。
マウント部分。銃のレイルには手で回せるネジで付けたり外したりがしやすくなっています。
その後方にはレバーがあり、ここでブースターを操作できるのでしょうか、早速操作してみますが、何か思ったように動かそうとしても動きません。
(カクッ)
そっちかァ~~~~
マグニファイアみたいに左にローリングして倒れるものと思ったら、右にヨーイングして外れました。ブースターを使わずドットサイト単体で使う方へスイッチする場合、これは台座を残してブースター本体をとっぱずしてしまうタイプのようです。
写真を撮り忘れましたが、マウント込みの重量は265g。ドットサイトの重量次第でショートスコープよりも軽くできるかも?
早速覗いてみましょう。相対距離はこれくらい。
ピントが手前になっちゃった。上写真だとピントが合っていなくてボケていますが、もっとはっきり見えます。倍率は確かに3倍くらいかな。アイレリーフは2~6cmといったところか。
マウントを銃に取り付けます。ドットサイトの後方ですが、ドットサイトの直後か離すかはお好みで。
マウント上の円柱状の突起に本体の窪みをこのくらいの角度で差し込み、
真っ直ぐになるように接眼側を左へ操作するとカシッとロックされます。付けたり外したりは操作しやすいですが、ロックが緩くて固定状態から接眼側を左から軽く押しただけで簡単に外れてしまうのでロック機構はもうちょっとしっかりしてほしい感じ。
ドットサイトを点灯させ、ブースター越しに覗いたところ。ドットサイトが小さくて低いのでブースターの視野の下半分くらいがドットサイトのレンズの色になり、ドットは中央よりやや下めにみえます。
見る角度によっては視界全部がドットサイトのレンズ内にもなりますが、ドットが尾を引く彗星のような感じになりやすいです。試しにこの状態で撃ってみましたがちょっとイマイチなショートスコープでの射撃という感じで、何とか使えなくも無いという印象。ドットサイトは後方に寄せて視界を犠牲にしてドットを視野内で見つけやすいセッティングにするのがベターでしょうか。そのためドットサイトをフロントサイトを見る感覚で銃の前の方に付ける人には使いにくいと感じるかもしれません。
ちょっと銃を切り替えてレイルが広いG36で色々試してみましょう。
QDハイマウントに載せたT-1タイプドットサイトと。
ドットサイトの方が高いのでブースターの視野の下側何割かが隠れますが、使えなくはありません。
35mm径のドットサイト。一見高さは合ってるように見えますがドットサイト側が若干低い。
これはドットサイトが大きめなので十分な視野が得られます。ドットサイトの径が大きければ大きいほどちょっとくらい高さが合っていなくてもちゃんと見る事はできます。
ミリタリー写真などでブースターとセットでよく写っているホロサイト。レプリカですが電池が無いので今回はドットは点灯できません。
めっちゃ暗い…高さ的にはドットサイト側が少し高く視野の下側が少し隠れます。
半オープン?タイプのドットサイト。
ドットが大きいので見やすいです。ただ赤/緑ドットのものはレンズが紫で全般的に「暗い」印象。ブースター越しだと特にレンズの色が際立ちます。
オープンタイプ。レンズにあまり近づけられないのがネック。
横から見ると高さはピッタリに見えるのですが、ドットは下寄りで可視ラインギリギリらしく、ドットを中央に寄せようとブースターのレンズを覗く視点を下げるとドットが消えてしまい少々使いにくい。赤のみ点灯のタイプのドットサイトはレンズが青というか緑っぽいですが、紫よりは明るく感じます。
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ショートスコープとどうしても比較になってしまいますが、あちらに較べるとドットサイト+ブースターの場合はドットサイトのレンズのせいで視界に色が付いてしまうのがマイナス点でしょう。特に高いスコープと較べてしまうと視野も狭いのでなおさらマイナス部分ばかり目立つことになります。しかしサバゲーでシビアに使うならともかく、お座敷レベルなら「オモチャ」としての性能は十分なので、まあこれくらいの値段だったら試しやすいのでは。私はお座敷レベルなので割と満足しました。