~趣味の世界~
WEのドラグノフSVDです。
えっ
先月A&KのドラグノフSVD-Sを買ったばかりじゃないかって?
だって・・・
仕方ないじゃん・・・
さて衝動的に注文して次の日には到着しました。箱はそれほど重くは無いのですがとにかく長い。
今回買ったのは電動ガンではなくガスブローバックタイプ。製品名は正確にはSVDではなくACEVD(エースブイディー?)。「高級版」のシールが貼られていますがこれは木製ストックが装備された中間グレード的な製品で、更に上位版にはスチール削り出しフレームのもの、廉価版として黒い樹脂製ストックの製品がラインナップされています。
初速証明が貼られています。70~84m/sとかなりバラついていますが、長物ガスブローバックはまあ、こんなもんです。
注意書きシール。
開封。プチプチに包まれてる!
プチプチを取るとさらに袋入り。チャージハンドルも保護されています。
内容は銃本体、チークパッド、マガジン、付属品袋詰め、説明書。
説明書は見慣れない漢字の多い中国語(北京語?)。通常分解の手順なども書かれています。
それではまじまじと観察。ストックは木製ですがパッと見は樹脂に木目がプリントされているかのような錯覚をおぼえます。きれいすぎるんだろうか?ドラグノフの木ストというとテカテカでオレンジ色のイメージですが、こちらは家具調というか何というか、つや消しの仕上げ。ただ手触りはサラリとしていて握り心地も不快感は全くありません。
グリップ右側面にMADE IN TAIWANと書かれた青いシールが貼られています。レシーバーは半光沢の黒い美しい仕上げ。
ハンドガードもストック同様に木製。左右の合わせ目は丸くなっています。実銃では一枚板を曲げてこの形にしているそうですが、これもそうなのでしょうか?
ガスブロック。ハンドガードを留めている金具のプレス感などはA&Kのものに較べかなりハッキリしています。
フロントサイト、ハイダー。フロントサイトは上下左右の調整がちゃんとできそう。ハイダーはM14逆ネジですがハイダー側がオス、フロントサイト側がメスになっているので付け替えには変換が必要。
ハイダーの横穴の直前までインナーバレルが来ています。
レシーバー左側。グリップは短めで小指が下端ギリギリですが握り心地自体は良好です。
バットプレートは金属製で滑り止めなどはありません。
付属のチークパッド。
樹脂製の台の上にゴムのパッドが取り付いており、下にはストックへ取り付ける金具があります。
ゴムのパッドは少し片側に寄っています。
ストックへ取り付けたところ。
どちら側にも取り付きますが、左側へゴムのパッドが寄る取り付けが正しいでしょうか。
リヤサイトはタンジェントサイト。
もちろんフル可動します。
サイトピクチャーはこんな感じ。アイアンサイトを使う時はチークパッドを外さないと覗きこめません。
付属品袋詰め。説明書に記述が無いのでよくわかりませんが、多分BBローダーとパーツ表の72のパーツ、103のスプリングかと思います。
マガジン。ガスブローバック用なので重さはありますが、見た目ほど重くない印象。450gほどです。
上面前端にリップがあり、その直後にガスルート、左後ろに空撃ち用スイッチ、後面上端にバルブがあります。
ガスの注入口はマガジン下面にあります。
銃側のマガジンポートからは銀色のボルトとその前にピストンが見えます。
マガジンは前側を掛けて・・・
次に後ろ側をマガジンキャッチに掛けます。タッチはカチョッという感じ。抜き差し共にスムーズです。
レシーバー右側面にはセレクターレバーがあります。これがSAFE状態。
下に下げてSEMIとなります。フルオートはないのでSAFE⇔SEMIだけです。ボルト後方が開いていて奥にスプリングが見えます。SAFE位置ではここを塞いでダストカバーの役割を持ちます。
ボルトをいっぱいに引いたところ。電動ガンよりも1cmほど後ろまで後退し、弾の入っていないマガジンが刺さっている状態ならボルトストップが掛かります。少し強めに引ききらないとボルトストップが掛かりません。
エジェクションポート内前方のチャンバーにはホップ調整ダイヤルがあり、上方向(銃後ろ側から見て半時計回り)に回すとホップが強まるようになっています。
では早速実射のためにガスを入れましょう。海外製のガスブローバックガンの御多分に漏れず注入時には音がほとんどしませんが、わずかに「チュルチュル・・・」と聞こえるので頑張って入れましょう。
次にBB弾をローダーで・・・固い!
ローダーが付属しているので使ってみましょう。
四角いブロックの方をリップに合うようにあてがい、BB弾を筒へ流し、押し込みパーツ?を被せます。ちょっとこぼしやすく慣れないとうまくやれません。
押し込みパーツを下げてBB弾を送り込みます。結局固いのは変わらない・・・ガ、ギ、ギ、ギ・・・と何とか押し込むと20発入るはずです。少量を撃つなら手で込めた方が楽かもしれません。
BB弾がマガジンに入りました。
マガジンを銃に挿して、ボルトハンドルをちょっと引いてリリースします。
チャッキーン!とはいかず、ブリュンッという、前側にクッションがあるようなタッチ。あまり心地よくない・・・
バシン!バシン!と動作は良好なのですが、弾は左曲がりの小便弾、初速は40m/s前後。オイオイオイ
ホップダイヤルを回して強めてみたら初速が上がりました。それでも大体60m/sほど。弾道は真っ直ぐだし十分といえば十分なのですが、まあまだ箱出し状態だし。これからこれから。
スープアップなど調整は後程やるとして、ドラグノフといったらやはりこれ。PSO-1を取り付けませんと。
SVD-Sと一緒に買ったUFC-SC-19という品番のレプリカです。スルリと取りつきますが固定できずグラグラです。
ここを調整して締め具合を調整します。左手で突き出たネジ頭を人差し指で押さえ、親指でナットと接している金具を押し込み、右手でフリーになったナットを回すような要領で。
SVD-Sに合わせた状態からナットを2ノッチ分締めると丁度良くなりました。
これこれ、この色、この形・・・これが欲しかったんだよ!
@@@
先月買ったSVD-Sと。SVD-Sも調整に手こずって未だに調整しきれておらず、まだ二重給弾癖がとれていませんがやはり手こずった分愛着も沸いているし、調整が決まれば実用面では電動ガンであるSVD-Sの方が上回るでしょう。しかし形の面ではこのSVDでほぼ完成形といえ、撫でくりまわすメインはこちらになりそう。二つ合わせて10万円。今年は先が思いやらされます・・・
えっ
先月A&KのドラグノフSVD-Sを買ったばかりじゃないかって?
だって・・・
仕方ないじゃん・・・
さて衝動的に注文して次の日には到着しました。箱はそれほど重くは無いのですがとにかく長い。
今回買ったのは電動ガンではなくガスブローバックタイプ。製品名は正確にはSVDではなくACEVD(エースブイディー?)。「高級版」のシールが貼られていますがこれは木製ストックが装備された中間グレード的な製品で、更に上位版にはスチール削り出しフレームのもの、廉価版として黒い樹脂製ストックの製品がラインナップされています。
初速証明が貼られています。70~84m/sとかなりバラついていますが、長物ガスブローバックはまあ、こんなもんです。
注意書きシール。
開封。プチプチに包まれてる!
プチプチを取るとさらに袋入り。チャージハンドルも保護されています。
内容は銃本体、チークパッド、マガジン、付属品袋詰め、説明書。
説明書は見慣れない漢字の多い中国語(北京語?)。通常分解の手順なども書かれています。
それではまじまじと観察。ストックは木製ですがパッと見は樹脂に木目がプリントされているかのような錯覚をおぼえます。きれいすぎるんだろうか?ドラグノフの木ストというとテカテカでオレンジ色のイメージですが、こちらは家具調というか何というか、つや消しの仕上げ。ただ手触りはサラリとしていて握り心地も不快感は全くありません。
グリップ右側面にMADE IN TAIWANと書かれた青いシールが貼られています。レシーバーは半光沢の黒い美しい仕上げ。
ハンドガードもストック同様に木製。左右の合わせ目は丸くなっています。実銃では一枚板を曲げてこの形にしているそうですが、これもそうなのでしょうか?
ガスブロック。ハンドガードを留めている金具のプレス感などはA&Kのものに較べかなりハッキリしています。
フロントサイト、ハイダー。フロントサイトは上下左右の調整がちゃんとできそう。ハイダーはM14逆ネジですがハイダー側がオス、フロントサイト側がメスになっているので付け替えには変換が必要。
ハイダーの横穴の直前までインナーバレルが来ています。
レシーバー左側。グリップは短めで小指が下端ギリギリですが握り心地自体は良好です。
バットプレートは金属製で滑り止めなどはありません。
付属のチークパッド。
樹脂製の台の上にゴムのパッドが取り付いており、下にはストックへ取り付ける金具があります。
ゴムのパッドは少し片側に寄っています。
ストックへ取り付けたところ。
どちら側にも取り付きますが、左側へゴムのパッドが寄る取り付けが正しいでしょうか。
リヤサイトはタンジェントサイト。
もちろんフル可動します。
サイトピクチャーはこんな感じ。アイアンサイトを使う時はチークパッドを外さないと覗きこめません。
付属品袋詰め。説明書に記述が無いのでよくわかりませんが、多分BBローダーとパーツ表の72のパーツ、103のスプリングかと思います。
マガジン。ガスブローバック用なので重さはありますが、見た目ほど重くない印象。450gほどです。
上面前端にリップがあり、その直後にガスルート、左後ろに空撃ち用スイッチ、後面上端にバルブがあります。
ガスの注入口はマガジン下面にあります。
銃側のマガジンポートからは銀色のボルトとその前にピストンが見えます。
マガジンは前側を掛けて・・・
次に後ろ側をマガジンキャッチに掛けます。タッチはカチョッという感じ。抜き差し共にスムーズです。
レシーバー右側面にはセレクターレバーがあります。これがSAFE状態。
下に下げてSEMIとなります。フルオートはないのでSAFE⇔SEMIだけです。ボルト後方が開いていて奥にスプリングが見えます。SAFE位置ではここを塞いでダストカバーの役割を持ちます。
ボルトをいっぱいに引いたところ。電動ガンよりも1cmほど後ろまで後退し、弾の入っていないマガジンが刺さっている状態ならボルトストップが掛かります。少し強めに引ききらないとボルトストップが掛かりません。
エジェクションポート内前方のチャンバーにはホップ調整ダイヤルがあり、上方向(銃後ろ側から見て半時計回り)に回すとホップが強まるようになっています。
では早速実射のためにガスを入れましょう。海外製のガスブローバックガンの御多分に漏れず注入時には音がほとんどしませんが、わずかに「チュルチュル・・・」と聞こえるので頑張って入れましょう。
次にBB弾をローダーで・・・固い!
ローダーが付属しているので使ってみましょう。
四角いブロックの方をリップに合うようにあてがい、BB弾を筒へ流し、押し込みパーツ?を被せます。ちょっとこぼしやすく慣れないとうまくやれません。
押し込みパーツを下げてBB弾を送り込みます。結局固いのは変わらない・・・ガ、ギ、ギ、ギ・・・と何とか押し込むと20発入るはずです。少量を撃つなら手で込めた方が楽かもしれません。
BB弾がマガジンに入りました。
マガジンを銃に挿して、ボルトハンドルをちょっと引いてリリースします。
チャッキーン!とはいかず、ブリュンッという、前側にクッションがあるようなタッチ。あまり心地よくない・・・
バシン!バシン!と動作は良好なのですが、弾は左曲がりの小便弾、初速は40m/s前後。オイオイオイ
ホップダイヤルを回して強めてみたら初速が上がりました。それでも大体60m/sほど。弾道は真っ直ぐだし十分といえば十分なのですが、まあまだ箱出し状態だし。これからこれから。
スープアップなど調整は後程やるとして、ドラグノフといったらやはりこれ。PSO-1を取り付けませんと。
SVD-Sと一緒に買ったUFC-SC-19という品番のレプリカです。スルリと取りつきますが固定できずグラグラです。
ここを調整して締め具合を調整します。左手で突き出たネジ頭を人差し指で押さえ、親指でナットと接している金具を押し込み、右手でフリーになったナットを回すような要領で。
SVD-Sに合わせた状態からナットを2ノッチ分締めると丁度良くなりました。
これこれ、この色、この形・・・これが欲しかったんだよ!
@@@
先月買ったSVD-Sと。SVD-Sも調整に手こずって未だに調整しきれておらず、まだ二重給弾癖がとれていませんがやはり手こずった分愛着も沸いているし、調整が決まれば実用面では電動ガンであるSVD-Sの方が上回るでしょう。しかし形の面ではこのSVDでほぼ完成形といえ、撫でくりまわすメインはこちらになりそう。二つ合わせて10万円。今年は先が思いやらされます・・・
ようやく2発給弾が治まったのでスコープを装着して撃つのを楽しむ段階に入ります。
スコープはUFCのUFC-SC-19という型番のもので、実銃SVD用に開発されたPSO-1スコープのレプリカです。PSO-1はマウント部分がネジ留めでローマウント(SVD/VSS用)とハイマウント(AK-74Mなど用)をマウントを交換する事で対応させられますが、この品はローマウント一体型でSVDとVSS以外の銃には使えません。
対物側レンズにはゴム製のキャップが標準で付きますが外した時に左側にブラブラするので上のダイヤルに被せておくと良いそうです。
対物側のサンシェードは前方に伸ばして使用するのですが、普通の使用には特に動かす必要はありません。
覗いたところ。独特なレティクルで、簡易距離計が左下にあります。見てのとおりかなり見づらいです。像が歪んでいますが壁の距離が近すぎるだけで、肉眼ではクッキリ見えます。倍率は4倍固定。
マウントに付いている白いレバースイッチをONにするとレティクルが赤く発光し、かなり見やすくなります。スイッチは上にしてON、下にしてOFFですが表示が無く、また何かの拍子に引っ掛けていつの間にかONになっていたりするのでONにしっぱなしで電池を消耗させないように注意が必要です。
またこのスコープは左に少しオフセットしており、ロシア銃好きには「これが良い」のだとか。
左にオフセットしているので銃口はスコープを覗いた像の右下にあり、そこからスコープの像の中央へ弾が飛ぶように見える事になります。
レティクルの調整は上と右に突き出ているダイヤルを操作して調整します。カキカキとしたクリックで程よい操作感ですが、悲しいかないくら回しても上上画像の赤矢印の飛び方にしかなりませんでした。距離は15mほどだったのでもっと遠ければハッキリ変わるかもしれません。
スコープ装着状態でもアイアンサイトが使える、といわれていますが、アイパッチが邪魔で見えません。これを外しても見える事は見えるもののかなり見づらいでしょう。またチークパッドも邪魔するのでSVD-Sならチークパッドはちょっと後ろに引いて右へ回してしまえばいいのですが、固定ストックのSVDだとチークパッドを外さないとならないでしょう。
正直オモチャとしてなら面白いですが、これに命を預けるのはちょっと嫌かな・・・
調子良くセミオートで撃ちまくっていたら次第にこういう弾道に・・・
もうやだこの銃!
スコープはUFCのUFC-SC-19という型番のもので、実銃SVD用に開発されたPSO-1スコープのレプリカです。PSO-1はマウント部分がネジ留めでローマウント(SVD/VSS用)とハイマウント(AK-74Mなど用)をマウントを交換する事で対応させられますが、この品はローマウント一体型でSVDとVSS以外の銃には使えません。
対物側レンズにはゴム製のキャップが標準で付きますが外した時に左側にブラブラするので上のダイヤルに被せておくと良いそうです。
対物側のサンシェードは前方に伸ばして使用するのですが、普通の使用には特に動かす必要はありません。
覗いたところ。独特なレティクルで、簡易距離計が左下にあります。見てのとおりかなり見づらいです。像が歪んでいますが壁の距離が近すぎるだけで、肉眼ではクッキリ見えます。倍率は4倍固定。
マウントに付いている白いレバースイッチをONにするとレティクルが赤く発光し、かなり見やすくなります。スイッチは上にしてON、下にしてOFFですが表示が無く、また何かの拍子に引っ掛けていつの間にかONになっていたりするのでONにしっぱなしで電池を消耗させないように注意が必要です。
またこのスコープは左に少しオフセットしており、ロシア銃好きには「これが良い」のだとか。
左にオフセットしているので銃口はスコープを覗いた像の右下にあり、そこからスコープの像の中央へ弾が飛ぶように見える事になります。
レティクルの調整は上と右に突き出ているダイヤルを操作して調整します。カキカキとしたクリックで程よい操作感ですが、悲しいかないくら回しても上上画像の赤矢印の飛び方にしかなりませんでした。距離は15mほどだったのでもっと遠ければハッキリ変わるかもしれません。
スコープ装着状態でもアイアンサイトが使える、といわれていますが、アイパッチが邪魔で見えません。これを外しても見える事は見えるもののかなり見づらいでしょう。またチークパッドも邪魔するのでSVD-Sならチークパッドはちょっと後ろに引いて右へ回してしまえばいいのですが、固定ストックのSVDだとチークパッドを外さないとならないでしょう。
正直オモチャとしてなら面白いですが、これに命を預けるのはちょっと嫌かな・・・
調子良くセミオートで撃ちまくっていたら次第にこういう弾道に・・・
もうやだこの銃!
前回までどうしても不発→2発給弾癖が治らず、さじを投げたA&Kの電動ガンドラグノフSVD-S。
諦めたんならサッと切り替えろよ!というところですが、悪い事に一つ物事を諦めるとどうしてもその事ばかりを考えがちになり、悶々とします。これを打破するには私の場合は大抵更なるお買い物なのですが、このSVD-S自体が数か月先までのお買い物禁止との引き換えといってもよろしいので何も買えません。結局引っ張り出してきてシコシコ触る事になります。
何度ググって情報収集してみても、このSVD-Sに限らず2発給弾の原因はチャンバーの内側がガバガバに広い事、解決法はチャンバー天面に窪みを作る事。しかし窪みは元々あるし、掘り足してもいます。じゃあ後なにが足りないか。「掘り足りない」掘りましょう。更に深く。
窪みを更に掘り足したもののまだ心配。あと出来る事はチャンバー内給弾ルートが広すぎるのを是正する事。しかしアルミテープを貼って給弾ルートを狭めるにしても、ここは油気がどうしてもあるので貼りつきません。瞬着をパテ代わりにしてやる事にしますが、瞬着は衝撃に弱く割れやすいのですぐ無駄になってしまわないだろうか?そんな事もあろうかと、「耐衝撃」なる瞬着を見つけてきたのでこれを給弾ルートの口の回りや、窪みとパッキンの間などに盛りつけます。
もう一つ、発射後にノズルが後退位置で止まっており、また後退しすぎているのでここへ2発流れ込みやすくなっているのでは、という点。試しにタペットプレートの羽根の先を少し切り飛ばしてノズル前進時間を早めてみます。
またノズルが下がり過ぎないように羽根の前面も少し削り、元よりノズルの最後退位置を1~2mmほど前進させます。失敗するとノズルの前に弾が入って来ず給弾不良となるリスクがあります。そしてこのタペットプレートは専用で替えが無いため危険な博打でもあります。
セミオート動作させてみると、やはり後退位置で止まってしまいます。これはもうどうしようもないようす。マガジンに弾を入れゼンマイを巻いてセットしてみると弾が途中で引っ掛かったので、マガジンの巻き上げの力で押し込まないと軽く引っ掛かる、という程度に先に盛り付けた瞬着を削って調整。
撃ってみると、どうやらこれでようやく不発→2発給弾は解消できたと判断します。(更に撃っていくうちにまた再発する可能性もあるのでしばらくは様子見)
@@@
撃って楽しむのを本戦とするなら、やっと予選通過といったところでしょう。予選で強豪と当たっちゃう事だってままある事です。苦労を楽しむくらいでないと、この趣味は中々どうして。
諦めたんならサッと切り替えろよ!というところですが、悪い事に一つ物事を諦めるとどうしてもその事ばかりを考えがちになり、悶々とします。これを打破するには私の場合は大抵更なるお買い物なのですが、このSVD-S自体が数か月先までのお買い物禁止との引き換えといってもよろしいので何も買えません。結局引っ張り出してきてシコシコ触る事になります。
何度ググって情報収集してみても、このSVD-Sに限らず2発給弾の原因はチャンバーの内側がガバガバに広い事、解決法はチャンバー天面に窪みを作る事。しかし窪みは元々あるし、掘り足してもいます。じゃあ後なにが足りないか。「掘り足りない」掘りましょう。更に深く。
窪みを更に掘り足したもののまだ心配。あと出来る事はチャンバー内給弾ルートが広すぎるのを是正する事。しかしアルミテープを貼って給弾ルートを狭めるにしても、ここは油気がどうしてもあるので貼りつきません。瞬着をパテ代わりにしてやる事にしますが、瞬着は衝撃に弱く割れやすいのですぐ無駄になってしまわないだろうか?そんな事もあろうかと、「耐衝撃」なる瞬着を見つけてきたのでこれを給弾ルートの口の回りや、窪みとパッキンの間などに盛りつけます。
もう一つ、発射後にノズルが後退位置で止まっており、また後退しすぎているのでここへ2発流れ込みやすくなっているのでは、という点。試しにタペットプレートの羽根の先を少し切り飛ばしてノズル前進時間を早めてみます。
またノズルが下がり過ぎないように羽根の前面も少し削り、元よりノズルの最後退位置を1~2mmほど前進させます。失敗するとノズルの前に弾が入って来ず給弾不良となるリスクがあります。そしてこのタペットプレートは専用で替えが無いため危険な博打でもあります。
セミオート動作させてみると、やはり後退位置で止まってしまいます。これはもうどうしようもないようす。マガジンに弾を入れゼンマイを巻いてセットしてみると弾が途中で引っ掛かったので、マガジンの巻き上げの力で押し込まないと軽く引っ掛かる、という程度に先に盛り付けた瞬着を削って調整。
撃ってみると、どうやらこれでようやく不発→2発給弾は解消できたと判断します。(更に撃っていくうちにまた再発する可能性もあるのでしばらくは様子見)
@@@
撃って楽しむのを本戦とするなら、やっと予選通過といったところでしょう。予選で強豪と当たっちゃう事だってままある事です。苦労を楽しむくらいでないと、この趣味は中々どうして。
チャンバー内でノズルの前に2発入り込んでしまうので少し対策を講じてみます。
ググっても効きの弱いホップ回りの事ばかりで、不発→2発給弾に関してはウチの個体だけ?
アルミテープの細切りを給弾口に貼って云々、というのはどっかで見かけたので確かにそういうトラブルもあるにはあるはず。
あと気になるのが、セミで撃った後は必ずノズルが後退位置で止まっている事。またノズルが少し下がり過ぎな気がする点。
2発給弾の対処法としてはチャンバー天面にドリルで窪みを掘って前方に弾が滑って行かないようにする方法があるのですが、元々窪みはあるし、念のため更に掘り足してもあります。
給弾口は前後に若干楕円になっているので、前後の面にアルミテープを貼ってみます。ここは油気があるのか脱脂して貼ってもうまく貼りにくい・・・
弾が行き来するのにわずかなフリクションを感じる程度に狭めてみました。
チャンバー側も。
うーん全然効果無い印象。1発ずつ出ていればキャッチターゲットにくっつくのですが、2発出ていると先の1発がくっついてもう一発は先の弾に当たって跳ね返るのですぐわかります。マルイの弾は小さめだと聞くので他社BB弾だと問題無かったりするんだろうか?でもウチではマルイの0.2gベアリング研磨で統一しているし、この銃のためだけに他の弾使ったところで面倒だし絶対混ざるし。
理屈ではセクターディレイヤーを付けるとノズルが後退している時間が長くなるのでこの場合には対処にならないと思うのですが、試してみないとわからないところもあり・・・
ドリームアーミーのセクターディレイヤーをセクターギヤにとりつけます。
メカボックスを閉じます。整備性は高いんだけどなぁ。
弾が出ません・・・ナンデ?
多弾マグのゼンマイも巻いたし、最低限ノズルの前後動で給弾だけはされてタイミングが合ってないなら銃口からこぼれるように出てくるハズなのですが・・・なんで全く出ないんだろう。
あそうそう、逆転防止ラッチはここに棒を突っ込んで上側に倒してやるとテコの原理でラッチが押されて解除できます。ホント整備性はめっちゃ良いんだけどなぁ。
ピストンの解放直前はこの位置。
ピストンのギヤにセクターギヤが掛かる前にセクターディレイヤーがタペットプレートを押し始めています。もっともここで検証したところで撃ってみたら嚙み合わなかったりするし、電動ガンのメカボックスはホント・・・何というか・・・
弾が出ないもんは出ないのでセクターディレイヤーを外します。あとできる事はなんだろう。
うん・・・もう諦めようか・・・
そうだ、タペットプレートを少し削ってノズルの下がりきる時間を減らしてみようか。タペットプレートは専用品で替えが無いのであまり加工はしたくなかったのですが、ダメ元で。ただ完全にやっちゃって発射不能になると困るので多少、最初に下がりきった後はすぐにちょっとだけ前進させておくような感じで。
カットオフレバーの前側の動きでこの穴の奥にあるスイッチの動作を切り替えているのですが、どうも動きが悪く感じる・・・
トリガーロックとかするのは大体ここのせい。セクターギヤの軸に付いてるカットオフカムで動かす重量が大きすぎると思うのだけれど・・・ガタも多くてカッチリしてないし、動きも大分ルーズ。
@@@
撃ってみると、結局効果無し。残念ながらもうお手上げです。
私のスキルでは少し荷が重い銃だった!もう弾が出るだけマシという事にしておきます。そのうちいつかきっと解決法が見つかるさ・・・
ググっても効きの弱いホップ回りの事ばかりで、不発→2発給弾に関してはウチの個体だけ?
アルミテープの細切りを給弾口に貼って云々、というのはどっかで見かけたので確かにそういうトラブルもあるにはあるはず。
あと気になるのが、セミで撃った後は必ずノズルが後退位置で止まっている事。またノズルが少し下がり過ぎな気がする点。
2発給弾の対処法としてはチャンバー天面にドリルで窪みを掘って前方に弾が滑って行かないようにする方法があるのですが、元々窪みはあるし、念のため更に掘り足してもあります。
給弾口は前後に若干楕円になっているので、前後の面にアルミテープを貼ってみます。ここは油気があるのか脱脂して貼ってもうまく貼りにくい・・・
弾が行き来するのにわずかなフリクションを感じる程度に狭めてみました。
チャンバー側も。
うーん全然効果無い印象。1発ずつ出ていればキャッチターゲットにくっつくのですが、2発出ていると先の1発がくっついてもう一発は先の弾に当たって跳ね返るのですぐわかります。マルイの弾は小さめだと聞くので他社BB弾だと問題無かったりするんだろうか?でもウチではマルイの0.2gベアリング研磨で統一しているし、この銃のためだけに他の弾使ったところで面倒だし絶対混ざるし。
理屈ではセクターディレイヤーを付けるとノズルが後退している時間が長くなるのでこの場合には対処にならないと思うのですが、試してみないとわからないところもあり・・・
ドリームアーミーのセクターディレイヤーをセクターギヤにとりつけます。
メカボックスを閉じます。整備性は高いんだけどなぁ。
弾が出ません・・・ナンデ?
多弾マグのゼンマイも巻いたし、最低限ノズルの前後動で給弾だけはされてタイミングが合ってないなら銃口からこぼれるように出てくるハズなのですが・・・なんで全く出ないんだろう。
あそうそう、逆転防止ラッチはここに棒を突っ込んで上側に倒してやるとテコの原理でラッチが押されて解除できます。ホント整備性はめっちゃ良いんだけどなぁ。
ピストンの解放直前はこの位置。
ピストンのギヤにセクターギヤが掛かる前にセクターディレイヤーがタペットプレートを押し始めています。もっともここで検証したところで撃ってみたら嚙み合わなかったりするし、電動ガンのメカボックスはホント・・・何というか・・・
弾が出ないもんは出ないのでセクターディレイヤーを外します。あとできる事はなんだろう。
うん・・・もう諦めようか・・・
そうだ、タペットプレートを少し削ってノズルの下がりきる時間を減らしてみようか。タペットプレートは専用品で替えが無いのであまり加工はしたくなかったのですが、ダメ元で。ただ完全にやっちゃって発射不能になると困るので多少、最初に下がりきった後はすぐにちょっとだけ前進させておくような感じで。
カットオフレバーの前側の動きでこの穴の奥にあるスイッチの動作を切り替えているのですが、どうも動きが悪く感じる・・・
トリガーロックとかするのは大体ここのせい。セクターギヤの軸に付いてるカットオフカムで動かす重量が大きすぎると思うのだけれど・・・ガタも多くてカッチリしてないし、動きも大分ルーズ。
@@@
撃ってみると、結局効果無し。残念ながらもうお手上げです。
私のスキルでは少し荷が重い銃だった!もう弾が出るだけマシという事にしておきます。そのうちいつかきっと解決法が見つかるさ・・・
何となくA&Kドラグノフの多弾マグを分解します。
多弾マグは分解したことがなかったので後学のためにでも。何となく。
まず底側のネジを1本抜きます。
マガジン上部前後ののロック部分にあるイモネジを抜きます。
上側から中身を引っこ抜きます。後ろ側のイモネジで止まってた部分は別パーツで、メインの構造物を抜けないように引っ掛けてるだけでした。
ガタを取るために貼ったプラ板が分割の邪魔をしているのでカッターでカチ割ります。
ゼンマイの軸を留めている金具を軸を押し込みつつ取ります。
ゼンマイの歯車?を抜きます。
本体右側にあるネジ4本を抜きます。
モナカを開けます。
ストッパーは銃側の給弾口が傾斜の付け根の平らな部分にぶつかりまくっていたので打痕がついています。
打痕のある部分から先端までを削って傾斜を作り直します。これで銃側の給弾口がちゃんと傾斜に当たってストッパーを解除するようになるハズ。
弾の通るルートを撫でるように粗目の紙やすりでヤスって荒らしてやります。テカテカになってる方がいいのか、荒らしてやった方が滑りがどちらがいいのかは微妙なところですが・・・
全体的にシリコンオイルで拭いてやります。ヤスって荒らしたところはこれでシリコンオイルを保持するので滑りやすくなる・・・ハズ。
パーツを再配置し、閉めにかかります。
モナカを閉じます。(フタを付け忘れています・・・)
とおもったらゼンマイの歯車が刺さりません。
歯車はゼンマイ本体を一旦あけてやる必要があります。といってもフタを一枚あけるだけ。ここでうっかり板バネをほどいてしまうと面倒臭いので慎重に。モナカ片側に歯車の軸を挿し、そこへ板バネの入ったゼンマイのケースをあてがい、歯車の軸に板バネを差し込みます。
軸にうまく板バネが差し込まれたらフタを締めます。
改めてパーツを再配置。フタも忘れずに。底側後端の四角いナットも忘れずに。
モナカを締め、軸に付いていた金具を挿し直し、ネジを締めます。
マガジン外装に底板を先に差し込んでおきます。これをやらずに中身を入れてイモネジを締めてしまうと底板はゼンマイ歯車に当たって入らなくなります。
マガジン外装に中身を差し込み、イモネジの刺さる穴の位置を合わせてイモネジを刺します。
最後に底のネジを締めて完成。歯車を巻いてちゃんと回るか確かめます。
フタを開けてBB弾を流し込みます。このマガジン、販売店の記述だと220連と書いてあったのですがマニュアルだと190連と書かれています。まあたかだか30発くらい対して違わないですけど。
ゼンマイを巻くと弾がせり上がってきます。このマガジンは何回か巻いたところでバシャンと引っ掛かるように一気に上がってくる印象。スムーズに流れるように今回少し加工もしたけど、相変わらずバシャンと少し引っ掛かりがち。撃っている時に2発給弾した時もこのバシャンが聞こえるのですよね・・・多分あまり関係ないとは思うのですが。
マガジンを銃に差し込みます。ゆっくり挿してもちゃんと給弾が開始され、マガジン回りの問題はほぼ解決されたと思います。
@@@
2発ノズルの前に入ってる・・・給弾口が広すぎるのでアルミテープを貼るなどして少し狭めてやると治るとも聞いた気がするのですが・・・もうちょっと色々やらないとダメか。
多弾マグは分解したことがなかったので後学のためにでも。何となく。
まず底側のネジを1本抜きます。
マガジン上部前後ののロック部分にあるイモネジを抜きます。
上側から中身を引っこ抜きます。後ろ側のイモネジで止まってた部分は別パーツで、メインの構造物を抜けないように引っ掛けてるだけでした。
ガタを取るために貼ったプラ板が分割の邪魔をしているのでカッターでカチ割ります。
ゼンマイの軸を留めている金具を軸を押し込みつつ取ります。
ゼンマイの歯車?を抜きます。
本体右側にあるネジ4本を抜きます。
モナカを開けます。
ストッパーは銃側の給弾口が傾斜の付け根の平らな部分にぶつかりまくっていたので打痕がついています。
打痕のある部分から先端までを削って傾斜を作り直します。これで銃側の給弾口がちゃんと傾斜に当たってストッパーを解除するようになるハズ。
弾の通るルートを撫でるように粗目の紙やすりでヤスって荒らしてやります。テカテカになってる方がいいのか、荒らしてやった方が滑りがどちらがいいのかは微妙なところですが・・・
全体的にシリコンオイルで拭いてやります。ヤスって荒らしたところはこれでシリコンオイルを保持するので滑りやすくなる・・・ハズ。
パーツを再配置し、閉めにかかります。
モナカを閉じます。(フタを付け忘れています・・・)
とおもったらゼンマイの歯車が刺さりません。
歯車はゼンマイ本体を一旦あけてやる必要があります。といってもフタを一枚あけるだけ。ここでうっかり板バネをほどいてしまうと面倒臭いので慎重に。モナカ片側に歯車の軸を挿し、そこへ板バネの入ったゼンマイのケースをあてがい、歯車の軸に板バネを差し込みます。
軸にうまく板バネが差し込まれたらフタを締めます。
改めてパーツを再配置。フタも忘れずに。底側後端の四角いナットも忘れずに。
モナカを締め、軸に付いていた金具を挿し直し、ネジを締めます。
マガジン外装に底板を先に差し込んでおきます。これをやらずに中身を入れてイモネジを締めてしまうと底板はゼンマイ歯車に当たって入らなくなります。
マガジン外装に中身を差し込み、イモネジの刺さる穴の位置を合わせてイモネジを刺します。
最後に底のネジを締めて完成。歯車を巻いてちゃんと回るか確かめます。
フタを開けてBB弾を流し込みます。このマガジン、販売店の記述だと220連と書いてあったのですがマニュアルだと190連と書かれています。まあたかだか30発くらい対して違わないですけど。
ゼンマイを巻くと弾がせり上がってきます。このマガジンは何回か巻いたところでバシャンと引っ掛かるように一気に上がってくる印象。スムーズに流れるように今回少し加工もしたけど、相変わらずバシャンと少し引っ掛かりがち。撃っている時に2発給弾した時もこのバシャンが聞こえるのですよね・・・多分あまり関係ないとは思うのですが。
マガジンを銃に差し込みます。ゆっくり挿してもちゃんと給弾が開始され、マガジン回りの問題はほぼ解決されたと思います。
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2発ノズルの前に入ってる・・・給弾口が広すぎるのでアルミテープを貼るなどして少し狭めてやると治るとも聞いた気がするのですが・・・もうちょっと色々やらないとダメか。