~趣味の世界~
今年最初の更新になります皆様明けましておめでとうございます。
さて東京にも雪が降りかの地では交通がマヒしたりしている一方で雪ひとつ残ってなくてニヤニヤしてたらこっちにも降ってきやがったッって感じの北陸の朝に届けられた1本の筒。
PDI製のパーツが4点詰め合わされていました。AKアウターバレルロング、AKクリーニングロッドロング、逆正変換アダプター、AMD65タイプハイダー。
PDIのカタログも同梱されていました。うへへこういうの好き。
では早速組み付けだ!まずはAKアウターバレルロング。
表面はザラッとしたつや消し黒でジュラルミン製。長いですが非常に軽量です。
内径がインナーバレル外径に対し詰められているので厚みがかなりあり、細身なAK47のバレルといえど剛性はしっかり確保されている印象。そりゃもちろんフロントサイトを持ってゴルフスイングして壁にぶつけたりとか、曲げ方向にデブが全体重掛けたりしたら曲がったり折れたりするでしょうが、常識外の話をしたらきりがありません。ただ、立てかけてある銃を手に取ろうと銃身を掴んだ時、重量があるのに銃身に剛性が無い銃などはその時にちょっと不安になるもの。
上画像はフロントサイトが取り付く側で、先端すぐの位置にネジ穴がありここが下側になります。
こちらはチャンバー側。AK47のアウターバレルは途中で段が付いてそこから後ろが太くなっています。後端から少し前へ行った左側面に1つ穴があり、更にそのずっと先の下面にネジ穴がある構成。これがマルイAK47互換アウターバレルの特徴であるハズです。
ウチのAK47はマルイコピーであるCYMAのAK47タクティカル(CM.039C)です。はたしてすんなり取り付くのか?まずは銃前半部と後半部をサッと分離しておきます。分解手順もマルイAK47と同じハズ。
アウターバレルを外すだけならばこのネジが山盛りな部分をバラす必要は無く、左側面にある銀色の留め具を外せばアウターバレルのロックが解除されます。
引っ張ったけど固かったのでどうせ外すフロントサイトを下のネジを緩めて外します。インナーバレルがちょっと突き出ているのでアウターバレルを掴んだ手の親指でここを押すとズルッとアウターバレルが抜けてきます。
摘出したアウターバレルとロングアウターを並べたところ。元々付いていたアウターバレルは内径が広く肉薄ですが重量は1.5倍くらいあるように感じます。磁石につかないので少なくともスチールではなく多分アルミですが、スチールアウターってどんだけ重いんでしょうね。
ロングアウターを差込みます。表面が粗いつや消しなので金属製のバレル付け根への差込みはジョリジョリとしたちょっと嫌な感触ですがどうにか入ってゆきます。インナーバレルとのフリクション感は適度な感じで、インナーバレルをテープ巻きにしたりしなくてもブレたりはしなさそう。そして一杯に差し込みますが、左側の固定穴が1mmほど前側にズレています・・・
チャンバー側はキッチリ付け根の突起に当たるまで行っています。うーむ・・・
銀色の留め具を削るのが簡単そうですが、元に戻した時抜け側にズレてガタガタになってしまうのでロングアウターの穴を後ろ側へ長穴にする方が良いでしょうか。スチールアウターだったら悲惨だった・・・
リューターでジョリジョリ削ります。ジュラルミンはさすがに亜鉛合金よりは削りにくいですがまだ全然どうにかなるレベル。ズレ幅は1mm弱程度ですが肉厚があるので斜めになると止め具とカッチリ合わないので垂直になるように注意して削ります。割と現物合わせ。
止め具が斜めになったりせずきちんとはまるようになるまで削ります。ここがきちんとしてないと長いアウターがグラついてダサいので・・・
止め具がきちんと取り付きました。まだ安心はできません。遠足だって家に帰るまでが遠足です。
ハンドガードとガスパイプ周りのパーツを前側から差し込んで取り付けます。ガスパイプ固定ネジは銃に付属のものがピッタリ使えました。目立ったガタもなし。
フロントサイトも取り付け。こちらもネジ穴径・ネジピッチ共に問題なし。
ここで参上PDI AKダミークリーニングロッドロング。
AKの銃身下に這うクリーニングロッドもアウターバレルに合わせて長いものに換える必要があります。電動ガンの場合ただの飾りであり無くても実用上問題ありませんが、AKの外観的には問題があります。これが無いと姿がしまらないのがAK。
クリーニングロッドは本来はハンドガードを貫通してレシーバー前端まである長さなのですが、マルイ電動AK47とそのコピーの場合ではハンドガード下半分前端の金具までの長さしかありません。おまけに結構アバウトな取り付け方になっています。ガスパイプ付け根の下にある穴へロッドを差込み、ハンドガード前端の金具へ差し込みますがその時フロントサイト下でロッドの前端が引っかかるので下側へ曲げるように引っ張りつつ差込み、フロントサイト下のくぼみへロッド前端の太くなっている部分を落とし込みます。抜く時は下側へロッド前端を引っ張りながら引っこ抜くだけ。
差し込んでみたらあと1mmくらいってところでフロントサイト下のくぼみにはまらず、僅かに差込みきれないので干渉している上写真のハンドガード前端の矢印で示した位置を削ってやります。この前の金具の穴も少しきついですがここを緩くするとロッドが抜けやすくなってしまうので避けた方が良いでしょう。ロッドを少し曲げておけばフロントサイト下のくぼみへ押し付けるようにも出来るし、抜くときはロッドを回せばくぼみから離れるので抜きやすくなります。ただし曲げる量はほんの少しに留めないとアウターバレルに対してロッドが湾曲していてカッコ悪くなります。
最後はフラッシュハイダー。標準でついているAKMタイプもシンプルで小型軽量かつ個性的で実用的ですがロングバレルにはイマイチ似合わない気がするのでちょっと大きめなタイプとしてAMD65(ハンガリー製AK47のバリエーションモデル)タイプのハイダーをチョイス。まあたまたま安い品があったのでなんとなく選んじゃったんですけど・・・
逆ネジタイプのハイダーで下側にイモネジ、上側にマルイAK47のハイダー取り付け部上にある位置固定用のスプリングを利用するためのくぼみがあります。表面仕上げは粗いつや消しで、大きさの割りには軽量です。ただ、ネジ山の噛み合い最初一発目がうまくいかず、ちょっと押し込みながら締める必要がありました。ネジ山にはオイルを吹いてから少し磨いてやった方が良いでしょう。ライラクスのファット&スリムサプレッサーなどと同様、ネジ山にまで粗いつや消し処理がされているからです。
そして装着完了。
長ぇ・・・マジ長ぇ
ストックを縮めた状態で1080mm、伸ばした状態で1150mmに達します。インナーバレルは標準のままなので性能的には普通のままなのですが、この銃はセミオートがロックしやすいのでフルオートでバリバリ撃つ方が似合う感じですからAK47の軽機関銃モデルであるRPK風の姿こそふさわしい・・・というのが今回の趣旨。バイポッドまでは手が回らなかったけど概ね満足。
さて東京にも雪が降りかの地では交通がマヒしたりしている一方で雪ひとつ残ってなくてニヤニヤしてたらこっちにも降ってきやがったッって感じの北陸の朝に届けられた1本の筒。
PDI製のパーツが4点詰め合わされていました。AKアウターバレルロング、AKクリーニングロッドロング、逆正変換アダプター、AMD65タイプハイダー。
PDIのカタログも同梱されていました。うへへこういうの好き。
では早速組み付けだ!まずはAKアウターバレルロング。
表面はザラッとしたつや消し黒でジュラルミン製。長いですが非常に軽量です。
内径がインナーバレル外径に対し詰められているので厚みがかなりあり、細身なAK47のバレルといえど剛性はしっかり確保されている印象。そりゃもちろんフロントサイトを持ってゴルフスイングして壁にぶつけたりとか、曲げ方向にデブが全体重掛けたりしたら曲がったり折れたりするでしょうが、常識外の話をしたらきりがありません。ただ、立てかけてある銃を手に取ろうと銃身を掴んだ時、重量があるのに銃身に剛性が無い銃などはその時にちょっと不安になるもの。
上画像はフロントサイトが取り付く側で、先端すぐの位置にネジ穴がありここが下側になります。
こちらはチャンバー側。AK47のアウターバレルは途中で段が付いてそこから後ろが太くなっています。後端から少し前へ行った左側面に1つ穴があり、更にそのずっと先の下面にネジ穴がある構成。これがマルイAK47互換アウターバレルの特徴であるハズです。
ウチのAK47はマルイコピーであるCYMAのAK47タクティカル(CM.039C)です。はたしてすんなり取り付くのか?まずは銃前半部と後半部をサッと分離しておきます。分解手順もマルイAK47と同じハズ。
アウターバレルを外すだけならばこのネジが山盛りな部分をバラす必要は無く、左側面にある銀色の留め具を外せばアウターバレルのロックが解除されます。
引っ張ったけど固かったのでどうせ外すフロントサイトを下のネジを緩めて外します。インナーバレルがちょっと突き出ているのでアウターバレルを掴んだ手の親指でここを押すとズルッとアウターバレルが抜けてきます。
摘出したアウターバレルとロングアウターを並べたところ。元々付いていたアウターバレルは内径が広く肉薄ですが重量は1.5倍くらいあるように感じます。磁石につかないので少なくともスチールではなく多分アルミですが、スチールアウターってどんだけ重いんでしょうね。
ロングアウターを差込みます。表面が粗いつや消しなので金属製のバレル付け根への差込みはジョリジョリとしたちょっと嫌な感触ですがどうにか入ってゆきます。インナーバレルとのフリクション感は適度な感じで、インナーバレルをテープ巻きにしたりしなくてもブレたりはしなさそう。そして一杯に差し込みますが、左側の固定穴が1mmほど前側にズレています・・・
チャンバー側はキッチリ付け根の突起に当たるまで行っています。うーむ・・・
銀色の留め具を削るのが簡単そうですが、元に戻した時抜け側にズレてガタガタになってしまうのでロングアウターの穴を後ろ側へ長穴にする方が良いでしょうか。スチールアウターだったら悲惨だった・・・
リューターでジョリジョリ削ります。ジュラルミンはさすがに亜鉛合金よりは削りにくいですがまだ全然どうにかなるレベル。ズレ幅は1mm弱程度ですが肉厚があるので斜めになると止め具とカッチリ合わないので垂直になるように注意して削ります。割と現物合わせ。
止め具が斜めになったりせずきちんとはまるようになるまで削ります。ここがきちんとしてないと長いアウターがグラついてダサいので・・・
止め具がきちんと取り付きました。まだ安心はできません。遠足だって家に帰るまでが遠足です。
ハンドガードとガスパイプ周りのパーツを前側から差し込んで取り付けます。ガスパイプ固定ネジは銃に付属のものがピッタリ使えました。目立ったガタもなし。
フロントサイトも取り付け。こちらもネジ穴径・ネジピッチ共に問題なし。
ここで参上PDI AKダミークリーニングロッドロング。
AKの銃身下に這うクリーニングロッドもアウターバレルに合わせて長いものに換える必要があります。電動ガンの場合ただの飾りであり無くても実用上問題ありませんが、AKの外観的には問題があります。これが無いと姿がしまらないのがAK。
クリーニングロッドは本来はハンドガードを貫通してレシーバー前端まである長さなのですが、マルイ電動AK47とそのコピーの場合ではハンドガード下半分前端の金具までの長さしかありません。おまけに結構アバウトな取り付け方になっています。ガスパイプ付け根の下にある穴へロッドを差込み、ハンドガード前端の金具へ差し込みますがその時フロントサイト下でロッドの前端が引っかかるので下側へ曲げるように引っ張りつつ差込み、フロントサイト下のくぼみへロッド前端の太くなっている部分を落とし込みます。抜く時は下側へロッド前端を引っ張りながら引っこ抜くだけ。
差し込んでみたらあと1mmくらいってところでフロントサイト下のくぼみにはまらず、僅かに差込みきれないので干渉している上写真のハンドガード前端の矢印で示した位置を削ってやります。この前の金具の穴も少しきついですがここを緩くするとロッドが抜けやすくなってしまうので避けた方が良いでしょう。ロッドを少し曲げておけばフロントサイト下のくぼみへ押し付けるようにも出来るし、抜くときはロッドを回せばくぼみから離れるので抜きやすくなります。ただし曲げる量はほんの少しに留めないとアウターバレルに対してロッドが湾曲していてカッコ悪くなります。
最後はフラッシュハイダー。標準でついているAKMタイプもシンプルで小型軽量かつ個性的で実用的ですがロングバレルにはイマイチ似合わない気がするのでちょっと大きめなタイプとしてAMD65(ハンガリー製AK47のバリエーションモデル)タイプのハイダーをチョイス。まあたまたま安い品があったのでなんとなく選んじゃったんですけど・・・
逆ネジタイプのハイダーで下側にイモネジ、上側にマルイAK47のハイダー取り付け部上にある位置固定用のスプリングを利用するためのくぼみがあります。表面仕上げは粗いつや消しで、大きさの割りには軽量です。ただ、ネジ山の噛み合い最初一発目がうまくいかず、ちょっと押し込みながら締める必要がありました。ネジ山にはオイルを吹いてから少し磨いてやった方が良いでしょう。ライラクスのファット&スリムサプレッサーなどと同様、ネジ山にまで粗いつや消し処理がされているからです。
そして装着完了。
長ぇ・・・マジ長ぇ
ストックを縮めた状態で1080mm、伸ばした状態で1150mmに達します。インナーバレルは標準のままなので性能的には普通のままなのですが、この銃はセミオートがロックしやすいのでフルオートでバリバリ撃つ方が似合う感じですからAK47の軽機関銃モデルであるRPK風の姿こそふさわしい・・・というのが今回の趣旨。バイポッドまでは手が回らなかったけど概ね満足。
ACROのデザートイーグル357のフレーム側を分解します。
まずスライドとバレルを外しておきます。手順は前回の記事参照。上下に分割したら次はフレーム側です。マガジンポート内から銀色に見える部分を押すとパコッとグリップパネルが浮き上がるので引っぺがします。グリップ裏面には板状のウェイトが両面テープで貼り付いています。ウェイトの増量はグリップ後面の内側にちょっとだけ入りそうですが大した量は入りそうにありません。370gほどと軽い銃なのですが・・・
マガジンキャッチは右側にネジが見えているのでネジを抜けば単純に外れる簡単な構造。ただし組み付けるときはネジ側のパーツの向きを間違えないように。スライドストップは摘んでちょっと持ち上げながら上側へずらすと抜けます。軸はトリガーピンを兼ねているのでトリガーも外れます。テイクダウンピンが刺さっていた穴の下にある突起は摘んで外すと中にネジが隠れていました。
ハンマーの軸のあたりにピンが1本刺さっており、これを抜くとハンマー一式が上へ抜けます。ピンはハンマーの軸の中心の穴を通っているのでピンを抜いてもハンマーがバラけたりはしません。上画像ではネジを3本浮かせた状態にしていますがネジを抜いてもハンマー付近からグリップ後ろ面上半分にかけての部分は接着されていて左右分割する事が出来ませんでした。フレームは接着してしまっても問題無いのですでに接着されている部分以外をこじ開いて接着剤をつけて貼り合せてしまって、合わせ目処理をしてしまっても良いでしょう。その場合フレーム前端の合わせがイマイチ良くないのでヤスリを入れてピッタリさせておくとなお良いかと思います。
右側のトリガーバーが元々入っていなかったので左側を左右対称にして複製します。プラ板積層で比較的簡単に作れました。
厚みが足りなくてちょっと左右方向に遊びがありますがキチンと動作できるように作れました。材質上強度が不安ですが応力が集中するところではないのでまあ大丈夫かな?スライド右側のセーフティレバーを下げるとちゃんとトリガーロックできるようになります。組み付けは組む時の逆なので簡単ですが、ハンマー一式にトリガーバー左右を組んでフレームに軽く差し込み、その状態でトリガーを組み付けないとうまくトリガーが収まりません。難しいところや力の居る部分などは無く、分解組み付けが非常に楽な銃です。
最後に、スライドを引く手でつい押してズレてしまいがちなリヤサイト。とりあえず周辺ににじんだ油分を拭きとって・・・
割り切って瞬着で固定してしまいました。スライドを引いてコッキングし、サッとターゲットへ向けてサイティングしたらサイトがズレてた・・・なんて興醒めもいいところなので。
良い銃は使い込んで愛着を持たせ、イマイチな銃は手を入れて愛着を持たせるが良し。
買ったけどイマイチなんで触ってないそのトイガン、ちょっと手を入れてみませんか?
煮ても焼いても食えないカス銃は仕方無いとして、案外簡単に何とかなる場合もあります。
まずスライドとバレルを外しておきます。手順は前回の記事参照。上下に分割したら次はフレーム側です。マガジンポート内から銀色に見える部分を押すとパコッとグリップパネルが浮き上がるので引っぺがします。グリップ裏面には板状のウェイトが両面テープで貼り付いています。ウェイトの増量はグリップ後面の内側にちょっとだけ入りそうですが大した量は入りそうにありません。370gほどと軽い銃なのですが・・・
マガジンキャッチは右側にネジが見えているのでネジを抜けば単純に外れる簡単な構造。ただし組み付けるときはネジ側のパーツの向きを間違えないように。スライドストップは摘んでちょっと持ち上げながら上側へずらすと抜けます。軸はトリガーピンを兼ねているのでトリガーも外れます。テイクダウンピンが刺さっていた穴の下にある突起は摘んで外すと中にネジが隠れていました。
ハンマーの軸のあたりにピンが1本刺さっており、これを抜くとハンマー一式が上へ抜けます。ピンはハンマーの軸の中心の穴を通っているのでピンを抜いてもハンマーがバラけたりはしません。上画像ではネジを3本浮かせた状態にしていますがネジを抜いてもハンマー付近からグリップ後ろ面上半分にかけての部分は接着されていて左右分割する事が出来ませんでした。フレームは接着してしまっても問題無いのですでに接着されている部分以外をこじ開いて接着剤をつけて貼り合せてしまって、合わせ目処理をしてしまっても良いでしょう。その場合フレーム前端の合わせがイマイチ良くないのでヤスリを入れてピッタリさせておくとなお良いかと思います。
右側のトリガーバーが元々入っていなかったので左側を左右対称にして複製します。プラ板積層で比較的簡単に作れました。
厚みが足りなくてちょっと左右方向に遊びがありますがキチンと動作できるように作れました。材質上強度が不安ですが応力が集中するところではないのでまあ大丈夫かな?スライド右側のセーフティレバーを下げるとちゃんとトリガーロックできるようになります。組み付けは組む時の逆なので簡単ですが、ハンマー一式にトリガーバー左右を組んでフレームに軽く差し込み、その状態でトリガーを組み付けないとうまくトリガーが収まりません。難しいところや力の居る部分などは無く、分解組み付けが非常に楽な銃です。
最後に、スライドを引く手でつい押してズレてしまいがちなリヤサイト。とりあえず周辺ににじんだ油分を拭きとって・・・
割り切って瞬着で固定してしまいました。スライドを引いてコッキングし、サッとターゲットへ向けてサイティングしたらサイトがズレてた・・・なんて興醒めもいいところなので。
良い銃は使い込んで愛着を持たせ、イマイチな銃は手を入れて愛着を持たせるが良し。
買ったけどイマイチなんで触ってないそのトイガン、ちょっと手を入れてみませんか?
煮ても焼いても食えないカス銃は仕方無いとして、案外簡単に何とかなる場合もあります。
ACROのデザートイーグル357です。
韓国製のエアコキハンドガンです。1980円。
箱全面にハングル語で書かれているのでチンプンカンプンです・・・
開封。日本語訳の説明書が入っていました。箱は韓国製エアコキらしく発泡スチロールを使わず箱の厚紙を組んで緩衝されています。
軽量なBB弾とウレタンのターゲットが付属。撃つと吹っ飛ぶタイプのターゲット。
銃本体は正直なところ値段の割にはプラスチッキーで貧相な印象。マルイのエアコキHG基準でこの価格帯のトイガンを語るべきではありませんが、同じ韓国メーカーのものでもトイスターと較べると安っぽいしアカデミーのもう少し安いものよりは多少マシかな・・・という感じ。日本のメーカーだとマルイが似た値段でデザートイーグルを出していますが、昭和の時代からあるような古い品なのでさすがに陳腐化しているのが実情。
マガジンキャッチを押すとマガジンは素直にストンと落ちてきます。マガジンはフルサイズ。マルイのものは割り箸マガジンなのでここは大きい。
金属ウェイトがちゃんと固定されていなくて振るとチリチリ鳴ります・・・形状は良いですが、フォロワーが露出しているのとリップの機構がお節介な印象。リザーブ式じゃないのならもっとシンプルでいいのに。
スライド両側のセーフティスイッチは両側ともライブ可動しますが、左右独立しています。下げてセーフティONでスライドとトリガーをロックしますが何故か右側だけがトリガーロックしません。両側ともスライドはロックします。
ハンマーもライブ可動。ハーフコックもありますが、この辺含めパーツは全てプラ製なので折角の可動もちょっとオモチャ感が強いです。
テイクダウンラッチは回りそうな形ですが単に差し込まれてるだけ。分解する時以外は触る必要ありません。
右側のセーフティスイッチ。こちらも前述の通り可動します。リヤサイトは横から差し込まれているだけなので撃っていると振動でズレやすく、またその周辺はピストン周辺に抜けているので油分がにじんできます。
スライドはあまり後退量が多くありません。スライドの引きは軽くもなく重くもなくといったレベルですが掴み易い形をしているので操作性は悪くありません。ただしスライドを掴んだ左手の人差し指の皮をエジェクションポートに挟みそうになる気がするのでそこは多少気を払う必要があります。
銃口。ポリゴナルライフリングが再現されていますが一段引っ込んだ位置からなのが惜しい。3cmほど奥にアルミ製のインナーバレルの端があります。この銃は357マグナム弾仕様なので銃口は0.357インチ(約9mm)と小さいのであまり迫力が無いのは元の銃のせいです。44マグナムや50AE仕様のデザートイーグルはもっとゴツくて迫力がありますが、357マグナムのモデルはむしろスマートに感じます。
マガジンポートからライトで照らしちょっとスライドを引いて銃口から撮影。奥の方の上面に隔壁状の突起があり固定ホップアップ仕様である事がわかります。
マガジンはフォロワーを引き下げてロック位置に掛け、そしてリップを後ろ側へ押して開いた状態でロックして給弾します。
このリップ機構のおかげで流し込むだけでBB弾を入れられます。ただし装弾数は13発とちょっと少なめ。入れた弾がフォロワーの溝から見えないのもちょっと残念・・・
弾を流し込んだら右側面にあるスイッチを下側へ押し下げるとバネの作用でリップが前進して弾こぼれを止め、フォロワーをロック位置から解除してやる事でマガジンをスタンバイ状態に出来ます。解除し忘れると弾が上がってこず空撃ちになります。解除する前にリップを前進させ忘れるとBB弾13発がマガジンから発射されます・・・
リップを閉じてフォロワーを解除した状態からBBローダーで給弾する事も出来なくは無いですが、あまりスムーズにはいきませんでした。素直に流し込んだ方が良いです。
初速は0.2gBB弾で45mps前後。部屋撃ちだと丁度良いですが、外で撃つには頼り無いかな?
トリガーは遊びがややありストロークもそこそこあるのですがタッチはこき下ろすほどではありません。ただシアーが落ちる前にハンマーが先に倒れる事が多く、トリガーをゆっくり引くとまずハンマーが倒れてペチッ、更に引いてシアーが落ちて発射してパコッと2段階になる事がしばしばあります。興醒めするのでなるべくトリガーはスパッと引く必要があります・・・
0.2gでフラットに飛ぶホップの掛かり具合で、精度はそこそこ出ています。ただリヤサイトがスライドを引いた時にズレやすいので撃つ前に確認するなどして注意しておく必要があります。瞬着で固めてしまってもいいかも。
マルイのエアコキMk23と並べたところ。大きさもかなり近いですがグリップの太さ感も近い印象。
折角なので分解を試みてみましょう。まずはスライドをちょっと引いてスライド前端左側の下に隠れているネジを外します。
テイクダウンラッチを引っこ抜きます。左側から押して浮いたところを摘んで抜くだけでOK。するとバレルとスライドが少し前へ押されてズレます。
スライドとバレルを少し前へずらし上へ持ち上げると上下に分離できます。あら拍子抜けするほど簡単・・・
フレーム側を観察するとトリガーから後方へ伸びるアームが片側しかありません。スライド側面のセーフティは下げるとこのアームの切り欠きに掛かってトリガーをロックする仕組みなので右側のセーフティが効かないのは掛かるべき右側のアームが入っていないからか。単にハズレ品?それともこういう仕様?シアーよりハンマーが先に倒れるのもこれによる剛性不足が原因なような・・・
ピストン一式は下へ抜くと外れます。2本のリコイルスプリングガイド後端のプラ製のストッパーを抜くとリコイルスプリングが外せるようになります。
リコイルスプリングを外すとバレルとスライドに分離できるようになります。リコイルスプリングガイドはプラ製で根元で折れそうで不安な造り。
ピストンは2段式のテレスコピックで凝った造り。いやもっとシンプルでいいんでないの・・・
試しにリコイルスプリングを片側だけ取り付けて組んでみましたがスライドの引きが軽くなった感じは無く、ここは素直に2本とも入れておいた方が良いようす。組み付けは単純にバラす時の逆なので簡単。
今時のエアコキトイガンとしてはちょっと抜けてる印象のACROデザートイーグル357。デザートイーグルのトイガンが軽く欲しいけどマルイのは古臭くて嫌だ、という人に。でもデザートイーグルはガスブローバックじゃなきゃどうやっても迫力不足ですわ・・・
韓国製のエアコキハンドガンです。1980円。
箱全面にハングル語で書かれているのでチンプンカンプンです・・・
開封。日本語訳の説明書が入っていました。箱は韓国製エアコキらしく発泡スチロールを使わず箱の厚紙を組んで緩衝されています。
軽量なBB弾とウレタンのターゲットが付属。撃つと吹っ飛ぶタイプのターゲット。
銃本体は正直なところ値段の割にはプラスチッキーで貧相な印象。マルイのエアコキHG基準でこの価格帯のトイガンを語るべきではありませんが、同じ韓国メーカーのものでもトイスターと較べると安っぽいしアカデミーのもう少し安いものよりは多少マシかな・・・という感じ。日本のメーカーだとマルイが似た値段でデザートイーグルを出していますが、昭和の時代からあるような古い品なのでさすがに陳腐化しているのが実情。
マガジンキャッチを押すとマガジンは素直にストンと落ちてきます。マガジンはフルサイズ。マルイのものは割り箸マガジンなのでここは大きい。
金属ウェイトがちゃんと固定されていなくて振るとチリチリ鳴ります・・・形状は良いですが、フォロワーが露出しているのとリップの機構がお節介な印象。リザーブ式じゃないのならもっとシンプルでいいのに。
スライド両側のセーフティスイッチは両側ともライブ可動しますが、左右独立しています。下げてセーフティONでスライドとトリガーをロックしますが何故か右側だけがトリガーロックしません。両側ともスライドはロックします。
ハンマーもライブ可動。ハーフコックもありますが、この辺含めパーツは全てプラ製なので折角の可動もちょっとオモチャ感が強いです。
テイクダウンラッチは回りそうな形ですが単に差し込まれてるだけ。分解する時以外は触る必要ありません。
右側のセーフティスイッチ。こちらも前述の通り可動します。リヤサイトは横から差し込まれているだけなので撃っていると振動でズレやすく、またその周辺はピストン周辺に抜けているので油分がにじんできます。
スライドはあまり後退量が多くありません。スライドの引きは軽くもなく重くもなくといったレベルですが掴み易い形をしているので操作性は悪くありません。ただしスライドを掴んだ左手の人差し指の皮をエジェクションポートに挟みそうになる気がするのでそこは多少気を払う必要があります。
銃口。ポリゴナルライフリングが再現されていますが一段引っ込んだ位置からなのが惜しい。3cmほど奥にアルミ製のインナーバレルの端があります。この銃は357マグナム弾仕様なので銃口は0.357インチ(約9mm)と小さいのであまり迫力が無いのは元の銃のせいです。44マグナムや50AE仕様のデザートイーグルはもっとゴツくて迫力がありますが、357マグナムのモデルはむしろスマートに感じます。
マガジンポートからライトで照らしちょっとスライドを引いて銃口から撮影。奥の方の上面に隔壁状の突起があり固定ホップアップ仕様である事がわかります。
マガジンはフォロワーを引き下げてロック位置に掛け、そしてリップを後ろ側へ押して開いた状態でロックして給弾します。
このリップ機構のおかげで流し込むだけでBB弾を入れられます。ただし装弾数は13発とちょっと少なめ。入れた弾がフォロワーの溝から見えないのもちょっと残念・・・
弾を流し込んだら右側面にあるスイッチを下側へ押し下げるとバネの作用でリップが前進して弾こぼれを止め、フォロワーをロック位置から解除してやる事でマガジンをスタンバイ状態に出来ます。解除し忘れると弾が上がってこず空撃ちになります。解除する前にリップを前進させ忘れるとBB弾13発がマガジンから発射されます・・・
リップを閉じてフォロワーを解除した状態からBBローダーで給弾する事も出来なくは無いですが、あまりスムーズにはいきませんでした。素直に流し込んだ方が良いです。
初速は0.2gBB弾で45mps前後。部屋撃ちだと丁度良いですが、外で撃つには頼り無いかな?
トリガーは遊びがややありストロークもそこそこあるのですがタッチはこき下ろすほどではありません。ただシアーが落ちる前にハンマーが先に倒れる事が多く、トリガーをゆっくり引くとまずハンマーが倒れてペチッ、更に引いてシアーが落ちて発射してパコッと2段階になる事がしばしばあります。興醒めするのでなるべくトリガーはスパッと引く必要があります・・・
0.2gでフラットに飛ぶホップの掛かり具合で、精度はそこそこ出ています。ただリヤサイトがスライドを引いた時にズレやすいので撃つ前に確認するなどして注意しておく必要があります。瞬着で固めてしまってもいいかも。
マルイのエアコキMk23と並べたところ。大きさもかなり近いですがグリップの太さ感も近い印象。
折角なので分解を試みてみましょう。まずはスライドをちょっと引いてスライド前端左側の下に隠れているネジを外します。
テイクダウンラッチを引っこ抜きます。左側から押して浮いたところを摘んで抜くだけでOK。するとバレルとスライドが少し前へ押されてズレます。
スライドとバレルを少し前へずらし上へ持ち上げると上下に分離できます。あら拍子抜けするほど簡単・・・
フレーム側を観察するとトリガーから後方へ伸びるアームが片側しかありません。スライド側面のセーフティは下げるとこのアームの切り欠きに掛かってトリガーをロックする仕組みなので右側のセーフティが効かないのは掛かるべき右側のアームが入っていないからか。単にハズレ品?それともこういう仕様?シアーよりハンマーが先に倒れるのもこれによる剛性不足が原因なような・・・
ピストン一式は下へ抜くと外れます。2本のリコイルスプリングガイド後端のプラ製のストッパーを抜くとリコイルスプリングが外せるようになります。
リコイルスプリングを外すとバレルとスライドに分離できるようになります。リコイルスプリングガイドはプラ製で根元で折れそうで不安な造り。
ピストンは2段式のテレスコピックで凝った造り。いやもっとシンプルでいいんでないの・・・
試しにリコイルスプリングを片側だけ取り付けて組んでみましたがスライドの引きが軽くなった感じは無く、ここは素直に2本とも入れておいた方が良いようす。組み付けは単純にバラす時の逆なので簡単。
今時のエアコキトイガンとしてはちょっと抜けてる印象のACROデザートイーグル357。デザートイーグルのトイガンが軽く欲しいけどマルイのは古臭くて嫌だ、という人に。でもデザートイーグルはガスブローバックじゃなきゃどうやっても迫力不足ですわ・・・
マルゼンイングラムM11CQBマウントです。
マルゼンのイングラムM11の4面に20mmレイルを装備させる外装パーツです。マルゼンのこういうパーツは安くて買いやすい反面、どうにも品薄なのがつらいところ。このCQBマウントは最近再生産されたものでまだそこかしこに在庫がありますがいつまであるやら。
当たり前ですが日本語の説明書が付属。
マウント本体は左右モナカ構造で銃本体の前半分を左右から挟んで覆う形になります。材質は混ぜ物がされた強化樹脂で、CA870のレシーバー外装と多分同じ素材。僅かにグレー味のあるつや消し黒で非常に軽量で強度も十分。ネジ受けとなるナットはすでに取り付いており、失くす心配もなし。
本体の他、左右に取り付ける樹脂製のレイル長短各1個づつ計2個、コッキングピースに被せるパーツ、そして銃本体前端のピンと交換する専用のピン、取り付けネジ。短いレイルは左用ですがちょっと短すぎてつけても役に立たないかも・・・
それでは早速組み付けにかかります。まず銃本体の前端にあるピンを六角レンチで外します。結構でっかいレンチ(5mm六角)が必要。
ピンは左右から中間を挟んでねじ込まれているので左側を抜いてから右側も抜いてやる必要があります。上側にある細いピンも抜きます。
コッキングピースに被せるパーツをイモネジが付いている側を前にして横に突き出ている部分が真横になるように上から差し込み、イモネジを六角レンチ(1.5mm)で締めます。これをつけ忘れるととコッキングできなくなります。
モナカ外装を被せ、元々刺さっていたピンの位置へマウント付属のピンを差し込みます。左右から挟む大きいピンはマイナスネジに変わりますが、反対側からもマイナスドライバーを差していないと空回りするので注意。説明書通りでは外装を被せてからピンを挿していますがピンは銃付属のものより若干長くて外装の位置決めをしているだけなので先に差してから外装をはめた方がやりやすいかもしれません。そして上下のレイルの付け根にある穴へ右側から付属の六角ネジを上側3箇所・下側2箇所へ差しこんで六角レンチ(2.5mm)で締めます。左右のレイルは使わないし幅も増すのでオミット。ここは好みで。
マウントの取り付け完了。一見ゴチャッとしていますが軽量さは損なわれずサイズもほとんど変わりません。ただコッキングは若干やりにくくなったかも・・・
アイアンサイトは一応使えますがあまり実用的ではないかな?隙間から僅かに見えるといった感じ。
セレクターが上側へしか回せなくなりました。M4に慣れてる場合むしろ下側へだけの方が使いやすいのに・・・
重量はショートマガジン込みで700gほど。ウチのイングラムはベーシックなのでストックやサプレッサーが無いためフル装備ではどれくらいになるかわかりませんが軽便さは全く損なわれません。
HYUGAのオープンタイプドットサイトとマルイのショートフォアグリップを装着。
どちらも非常に軽量なパーツなので見た目の割に全然重くなりません。これでも800g強と何も付けていないガスブローバックのM92FやM1911A1と同程度。オープンドットもハンドガン的な構えだと結構見やすいです。トイガンのくせに銃口が跳ね回るのもフォアグリップで抑える事ができます。
マルゼンのイングラムM11の4面に20mmレイルを装備させる外装パーツです。マルゼンのこういうパーツは安くて買いやすい反面、どうにも品薄なのがつらいところ。このCQBマウントは最近再生産されたものでまだそこかしこに在庫がありますがいつまであるやら。
当たり前ですが日本語の説明書が付属。
マウント本体は左右モナカ構造で銃本体の前半分を左右から挟んで覆う形になります。材質は混ぜ物がされた強化樹脂で、CA870のレシーバー外装と多分同じ素材。僅かにグレー味のあるつや消し黒で非常に軽量で強度も十分。ネジ受けとなるナットはすでに取り付いており、失くす心配もなし。
本体の他、左右に取り付ける樹脂製のレイル長短各1個づつ計2個、コッキングピースに被せるパーツ、そして銃本体前端のピンと交換する専用のピン、取り付けネジ。短いレイルは左用ですがちょっと短すぎてつけても役に立たないかも・・・
それでは早速組み付けにかかります。まず銃本体の前端にあるピンを六角レンチで外します。結構でっかいレンチ(5mm六角)が必要。
ピンは左右から中間を挟んでねじ込まれているので左側を抜いてから右側も抜いてやる必要があります。上側にある細いピンも抜きます。
コッキングピースに被せるパーツをイモネジが付いている側を前にして横に突き出ている部分が真横になるように上から差し込み、イモネジを六角レンチ(1.5mm)で締めます。これをつけ忘れるととコッキングできなくなります。
モナカ外装を被せ、元々刺さっていたピンの位置へマウント付属のピンを差し込みます。左右から挟む大きいピンはマイナスネジに変わりますが、反対側からもマイナスドライバーを差していないと空回りするので注意。説明書通りでは外装を被せてからピンを挿していますがピンは銃付属のものより若干長くて外装の位置決めをしているだけなので先に差してから外装をはめた方がやりやすいかもしれません。そして上下のレイルの付け根にある穴へ右側から付属の六角ネジを上側3箇所・下側2箇所へ差しこんで六角レンチ(2.5mm)で締めます。左右のレイルは使わないし幅も増すのでオミット。ここは好みで。
マウントの取り付け完了。一見ゴチャッとしていますが軽量さは損なわれずサイズもほとんど変わりません。ただコッキングは若干やりにくくなったかも・・・
アイアンサイトは一応使えますがあまり実用的ではないかな?隙間から僅かに見えるといった感じ。
セレクターが上側へしか回せなくなりました。M4に慣れてる場合むしろ下側へだけの方が使いやすいのに・・・
重量はショートマガジン込みで700gほど。ウチのイングラムはベーシックなのでストックやサプレッサーが無いためフル装備ではどれくらいになるかわかりませんが軽便さは全く損なわれません。
HYUGAのオープンタイプドットサイトとマルイのショートフォアグリップを装着。
どちらも非常に軽量なパーツなので見た目の割に全然重くなりません。これでも800g強と何も付けていないガスブローバックのM92FやM1911A1と同程度。オープンドットもハンドガン的な構えだと結構見やすいです。トイガンのくせに銃口が跳ね回るのもフォアグリップで抑える事ができます。
HYUGAのドットサイトTRDです。
6980円。ドットサイトの値段としては中の下~下の上といったあたり?
日本語の説明書が付属。HYUGA製品は中華パチモノっぽさが漂いますがこういったあたりでまだいくらか安心感があります。
いわゆるACOGレプリカですが肝心の外形はちょっとコレジャナイ感じ・・・ACOGの特徴はマウントベースに対しチューブが後ろ側に寄って取り付いているのですが、これはあまり後ろへ寄っておらず格好があまり良くありません。2つに束ねられたLR44電池と、形の違うレイルへの取り付けネジが付属。
もっとも、銃に取り付けてしまえばまあACOGっぽく見えるハズ。大体ACOGっぽい形してりゃOKという人向き。
本来のACOGはドットサイトではなく4倍固定のライフルスコープで、十字のレティクルに目盛りなどがふってあり中央が十字型に発光するもの。軍用のM16やM4のために開発されたものでタイプも色々あり、ポピュラーなものはTA31というタイプでチューブ後半の上面の小さなドットサイトやチューブ前半上面に這うピンク色の集光チューブから光を取り入れてレティクルを発光させる機能などが盛り込まれてるほか、発光物質であるトリチウムを使い暗闇でもレティクルが発光するなど機能性の高い光学機器です。ACOGは一般に「エイコッグ」と読みますが、明確に決まっているわけではなく別にエーコグでもアコグでもエーシーオージーでも好きに呼べって感じらしいです。
視界は標準的な30mm径チューブタイプドットサイトとあまり変わりません。安物らしく見晴らしが青いのも好み次第。
対物側のレンズは真っ赤なコーティング。安いドットサイトは大体こうですが、これも好み次第。
下側。大半の部分が金属製(多分アルミ合金)なので剛性は十分。レイルへの取り付けネジは標準では手回ししやすい蝶ネジのような形のものが付いていますが、六角のものも付属しています。標準で付いているものの方が使いやすいですが銃によっては干渉する場合もあるのでその場合は六角のものに付け替えましょう。
電池はチューブ下のベース部分の後端にあるダイヤルを回して外した中に入ります。本来ACOGのこの部分は前後に抜けていて幅が細くなっておりM16のキャリハンの上に取り付けられるのですが、これは幅が大きく後端にダイヤルがあるためキャリハン上に取り付ける事はできません。
チューブ中央の上と右にあるダイヤルはドットの上下調整ネジのフタ。Oリングはあり防水性が持たされています。
ドットは輝度が0~7の8段階切り替えのレッドドットで、形状は+型。上写真は輝度1。
輝度7。3か4あたりが丁度良い明るさ。写真だと割りときれいに+型をしていますが、肉眼だと3つか4つくらいにブレたでかいドットに見え、かなり大雑把なサイティングになります・・・(12/24追記・ブレてたのは俺の目の方でした・・・メガネかけたらちゃんとブレずに見えました)
マルイスタンダード電動M4に載せたところ。MBUS2があるので前寄りですが、単体ならもっと後ろ寄りの方が良いでしょう。倍率のあるACOGのレプリカはアイレリーフ(接眼レンズと目の最適距離)がかなり近いものが多く、かなり後ろ寄りに載せた上でゴーグルがぶつかるくらいでないと覗けなくて正直普通のスコープより使いにくい・・・という声をよく聞きます。
もっともこの製品はドットサイトなので目から遠くても良いのですが、逆に近いと視界が狭くてよろしくないかも。上写真は距離1.5mほどでキャッチターゲットに狙いをつけているところ。
MBUS2を立てたところ。MBUS2はレイルの最後端に取り付けていますが、接眼レンズのフチゴムに当たってしまいます。当たるといってもギリギリなので強くフチゴムを叩いたりするわけではありません。
MBUS2越しにフロントサイトを見たところ。ちょうどチューブの中央を視線が通るので高さはバッチリです。
下面にある2本のマイナスネジを外すとサイト本体とマウントベースに分離できます。前述の通り、本来はこの状態でM16のキャリハン上に載せられるのですが、この製品は幅が違うので取り付けられません。
ただ、前後を入れ替える事でレイルへの取り付けネジを右側に移す事ができます。こっち側の方が右手でネジを回しやすいので操作性が良く感じます。慣れにもよるのでここはお好みで。
タボールに載せていたオープンタイプのドットサイトがイマイチ使いにくかったので載せかえました。このオープンドットもHYUGAのもの。KONIEだっけか。オープンドットもタボール標準の前後サイトも高さが低くて覗きにくかったのですが、このTRDだと覗きやすい高さになります。ベースに対し前寄りにチューブが付いててイマイチACOGらしくないこのTRDが今度はL85に載せたSUSATみたいになる瞬間。
バトラーキャップが付かないので銃を立てて保管する人はレンズにホコリが積もらないように注意しましょう。ウチでは幸いこのタボールはこのようにスリングで吊って横に向いてるのでOK。バトラーキャップが無いサイトを載せたまま立てて保管している銃はサイトに袋を被せているのですが、そうすると気の向いた時に手に取る気にならずおのずと触らなくなってしまうのです・・・
HYUGAのドットサイトTRD、ACOGレプリカとしてもドットサイトとしてもちょっと物足りない一品ではありますが、どこ製か判るACOGレプリカとしては最廉価クラスですのでこんなもんだと思うべきでしょう。ACOGレプリカは最低でも1万円以上は出さないと満足のいく品は無いかもしれません。
6980円。ドットサイトの値段としては中の下~下の上といったあたり?
日本語の説明書が付属。HYUGA製品は中華パチモノっぽさが漂いますがこういったあたりでまだいくらか安心感があります。
いわゆるACOGレプリカですが肝心の外形はちょっとコレジャナイ感じ・・・ACOGの特徴はマウントベースに対しチューブが後ろ側に寄って取り付いているのですが、これはあまり後ろへ寄っておらず格好があまり良くありません。2つに束ねられたLR44電池と、形の違うレイルへの取り付けネジが付属。
もっとも、銃に取り付けてしまえばまあACOGっぽく見えるハズ。大体ACOGっぽい形してりゃOKという人向き。
本来のACOGはドットサイトではなく4倍固定のライフルスコープで、十字のレティクルに目盛りなどがふってあり中央が十字型に発光するもの。軍用のM16やM4のために開発されたものでタイプも色々あり、ポピュラーなものはTA31というタイプでチューブ後半の上面の小さなドットサイトやチューブ前半上面に這うピンク色の集光チューブから光を取り入れてレティクルを発光させる機能などが盛り込まれてるほか、発光物質であるトリチウムを使い暗闇でもレティクルが発光するなど機能性の高い光学機器です。ACOGは一般に「エイコッグ」と読みますが、明確に決まっているわけではなく別にエーコグでもアコグでもエーシーオージーでも好きに呼べって感じらしいです。
視界は標準的な30mm径チューブタイプドットサイトとあまり変わりません。安物らしく見晴らしが青いのも好み次第。
対物側のレンズは真っ赤なコーティング。安いドットサイトは大体こうですが、これも好み次第。
下側。大半の部分が金属製(多分アルミ合金)なので剛性は十分。レイルへの取り付けネジは標準では手回ししやすい蝶ネジのような形のものが付いていますが、六角のものも付属しています。標準で付いているものの方が使いやすいですが銃によっては干渉する場合もあるのでその場合は六角のものに付け替えましょう。
電池はチューブ下のベース部分の後端にあるダイヤルを回して外した中に入ります。本来ACOGのこの部分は前後に抜けていて幅が細くなっておりM16のキャリハンの上に取り付けられるのですが、これは幅が大きく後端にダイヤルがあるためキャリハン上に取り付ける事はできません。
チューブ中央の上と右にあるダイヤルはドットの上下調整ネジのフタ。Oリングはあり防水性が持たされています。
ドットは輝度が0~7の8段階切り替えのレッドドットで、形状は+型。上写真は輝度1。
輝度7。3か4あたりが丁度良い明るさ。写真だと割りときれいに+型をしていますが、肉眼だと3つか4つくらいにブレたでかいドットに見え、かなり大雑把なサイティングになります・・・(12/24追記・ブレてたのは俺の目の方でした・・・メガネかけたらちゃんとブレずに見えました)
マルイスタンダード電動M4に載せたところ。MBUS2があるので前寄りですが、単体ならもっと後ろ寄りの方が良いでしょう。倍率のあるACOGのレプリカはアイレリーフ(接眼レンズと目の最適距離)がかなり近いものが多く、かなり後ろ寄りに載せた上でゴーグルがぶつかるくらいでないと覗けなくて正直普通のスコープより使いにくい・・・という声をよく聞きます。
もっともこの製品はドットサイトなので目から遠くても良いのですが、逆に近いと視界が狭くてよろしくないかも。上写真は距離1.5mほどでキャッチターゲットに狙いをつけているところ。
MBUS2を立てたところ。MBUS2はレイルの最後端に取り付けていますが、接眼レンズのフチゴムに当たってしまいます。当たるといってもギリギリなので強くフチゴムを叩いたりするわけではありません。
MBUS2越しにフロントサイトを見たところ。ちょうどチューブの中央を視線が通るので高さはバッチリです。
下面にある2本のマイナスネジを外すとサイト本体とマウントベースに分離できます。前述の通り、本来はこの状態でM16のキャリハン上に載せられるのですが、この製品は幅が違うので取り付けられません。
ただ、前後を入れ替える事でレイルへの取り付けネジを右側に移す事ができます。こっち側の方が右手でネジを回しやすいので操作性が良く感じます。慣れにもよるのでここはお好みで。
タボールに載せていたオープンタイプのドットサイトがイマイチ使いにくかったので載せかえました。このオープンドットもHYUGAのもの。KONIEだっけか。オープンドットもタボール標準の前後サイトも高さが低くて覗きにくかったのですが、このTRDだと覗きやすい高さになります。ベースに対し前寄りにチューブが付いててイマイチACOGらしくないこのTRDが今度はL85に載せたSUSATみたいになる瞬間。
バトラーキャップが付かないので銃を立てて保管する人はレンズにホコリが積もらないように注意しましょう。ウチでは幸いこのタボールはこのようにスリングで吊って横に向いてるのでOK。バトラーキャップが無いサイトを載せたまま立てて保管している銃はサイトに袋を被せているのですが、そうすると気の向いた時に手に取る気にならずおのずと触らなくなってしまうのです・・・
HYUGAのドットサイトTRD、ACOGレプリカとしてもドットサイトとしてもちょっと物足りない一品ではありますが、どこ製か判るACOGレプリカとしては最廉価クラスですのでこんなもんだと思うべきでしょう。ACOGレプリカは最低でも1万円以上は出さないと満足のいく品は無いかもしれません。